マイ仙台が市瀬の決勝弾で新潟Lを下し開幕3連勝! 千葉L、大宮Vが今季初白星を飾る《WEリーグ》
2022.11.05 17:20 Sat
5日、Yogibo WEリーグ 第3節の4試合が各地で行われた。
開幕連勝スタートを切ったマイナビ仙台レディースはアルビレックス新潟レディースと敵地で対戦。今季初勝利を目指すホームチームの前に苦しみながらも、勝利を収めた。
試合終盤に挙げた市瀬菜々のゴールが決勝点となり、3連勝を飾っている。
試合の主導権は新潟が握り、石淵萌実、道上彩花の前線2人が前半から多くの決定機を迎えた。後半も多数のシュートシーンを作った新潟だったが、仙台はGK松本真未子の好守などで無失点でしのぐと、終了間際に市瀬菜々が値千金の決勝点を挙げる。
89分、仙台は右からのCKを獲得すると、中島依美はストレート性のクロスをニアサイドへ。走り込んだ背番号「3」がストーンの前で合わせ、ヘディングでネットを揺らした。
前節、三菱重工浦和レッズレディースとの打ち合いに敗れた日テレ・東京ヴェルディベレーザは、アウェイでノジマステラ神奈川相模原と対戦し、バウンスバックとなる逆転勝ちを収めた。
キックオフ直後から攻勢に出たN相模原の前に、開始1分も経たずと杉田亜未にゴールを許した東京NBだったが、前半の終了間際になでしこジャパン期待の新生の突破から同点弾を奪取。右サイドの敵陣中央で受けた藤野あおばがえぐりにえぐって右ポケット最深部から折り返し、ゴール前の土方麻椰が押し込んだ。
同点で迎えた60分には先発復帰した植木理子のシュートのこぼれ球を北村菜々美がプッシュして逆転に成功。その6分後には北村のドリブルが大賀理紗子のファウルを誘い、PKを獲得。これを植木がきっちり決め、3-1と快勝を収めている。
NACK5スタジアム大宮では大宮アルディージャVENTUSとちふれASエルフェン埼玉による"さいたまダービー"が行われた。
ボールを握ったのは埼玉だったが、試合を動かしたのは大宮だった。31分、オーバーラップを仕掛けた有吉佐織のクロスに大熊良奈が右足ボレーで合わせると、ジャストミートはしなかったが、結果的にGKのタイミングをずらす絶妙なループとなり、ゴールに吸い込まれた。
昨季は前十字靭帯断裂というケガに泣き、2試合の出場にとどまった大熊。復活を告げるWE初ゴールが決勝点となり、大宮に今季初白星をもたらした。
ともに開幕2連敗を喫しているジェフユナイテッド市原・千葉レディースとAC長野パルセイロ・レディースの一戦は、千葉に軍配が上がった。
36分、右サイドでスローインを入れた鴨川実歩が、大滝麻未のリターンを受けてボックス右まで侵入してグラウンダーで折り返すと、スライディングで対応した長野DF池田玲奈がクリアし切れずゴールイン。追加点こそ奪えなかったものの、鴨川の2試合連続弾が決勝点なり、千葉が逃げ切り勝ちを収めている。
◆第3節
▽11月5日
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-0 AC長野パルセイロ・レディース
大宮アルディージャVENTUS 1-0 ちふれASエルフェン埼玉
アルビレックス新潟レディース 0-1 マイナビ仙台レディース
ノジマステラ神奈川相模原 1-3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
▽11月6日
三菱重工浦和レッズレディース vs サンフレッチェ広島レジーナ
WE ACTION DAY(今節試合なし)
INAC神戸レオネッサ
開幕連勝スタートを切ったマイナビ仙台レディースはアルビレックス新潟レディースと敵地で対戦。今季初勝利を目指すホームチームの前に苦しみながらも、勝利を収めた。
試合終盤に挙げた市瀬菜々のゴールが決勝点となり、3連勝を飾っている。
89分、仙台は右からのCKを獲得すると、中島依美はストレート性のクロスをニアサイドへ。走り込んだ背番号「3」がストーンの前で合わせ、ヘディングでネットを揺らした。
市瀬のWEリーグ初ゴールで辛勝した仙台が開幕3連勝を達成。対照的に敗れた新潟は3連敗となり、前半に右ヒザを痛めて担架でピッチを後にした武田あすみの容態も心配される。
前節、三菱重工浦和レッズレディースとの打ち合いに敗れた日テレ・東京ヴェルディベレーザは、アウェイでノジマステラ神奈川相模原と対戦し、バウンスバックとなる逆転勝ちを収めた。
キックオフ直後から攻勢に出たN相模原の前に、開始1分も経たずと杉田亜未にゴールを許した東京NBだったが、前半の終了間際になでしこジャパン期待の新生の突破から同点弾を奪取。右サイドの敵陣中央で受けた藤野あおばがえぐりにえぐって右ポケット最深部から折り返し、ゴール前の土方麻椰が押し込んだ。
同点で迎えた60分には先発復帰した植木理子のシュートのこぼれ球を北村菜々美がプッシュして逆転に成功。その6分後には北村のドリブルが大賀理紗子のファウルを誘い、PKを獲得。これを植木がきっちり決め、3-1と快勝を収めている。
NACK5スタジアム大宮では大宮アルディージャVENTUSとちふれASエルフェン埼玉による"さいたまダービー"が行われた。
ボールを握ったのは埼玉だったが、試合を動かしたのは大宮だった。31分、オーバーラップを仕掛けた有吉佐織のクロスに大熊良奈が右足ボレーで合わせると、ジャストミートはしなかったが、結果的にGKのタイミングをずらす絶妙なループとなり、ゴールに吸い込まれた。
昨季は前十字靭帯断裂というケガに泣き、2試合の出場にとどまった大熊。復活を告げるWE初ゴールが決勝点となり、大宮に今季初白星をもたらした。
ともに開幕2連敗を喫しているジェフユナイテッド市原・千葉レディースとAC長野パルセイロ・レディースの一戦は、千葉に軍配が上がった。
36分、右サイドでスローインを入れた鴨川実歩が、大滝麻未のリターンを受けてボックス右まで侵入してグラウンダーで折り返すと、スライディングで対応した長野DF池田玲奈がクリアし切れずゴールイン。追加点こそ奪えなかったものの、鴨川の2試合連続弾が決勝点なり、千葉が逃げ切り勝ちを収めている。
◆第3節
▽11月5日
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-0 AC長野パルセイロ・レディース
大宮アルディージャVENTUS 1-0 ちふれASエルフェン埼玉
アルビレックス新潟レディース 0-1 マイナビ仙台レディース
ノジマステラ神奈川相模原 1-3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
▽11月6日
三菱重工浦和レッズレディース vs サンフレッチェ広島レジーナ
WE ACTION DAY(今節試合なし)
INAC神戸レオネッサ
市瀬菜々
道上彩花
中島依美
杉田亜未
藤野あおば
土方麻椰
植木理子
北村菜々美
有吉佐織
鴨川実歩
大滝麻未
アルビレックス新潟レディース
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
マイナビ仙台レディース
AC長野パルセイロ・レディース
大宮アルディージャVENTUS
ノジマステラ神奈川相模原
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
ちふれASエルフェン埼玉
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異例の平日デーゲーム、WEリーグ浦和vs新潟Lは入場者数1754人!両指揮官も感謝「本当にありがたい」「素晴らしい雰囲気」
2023-24 WEリーグ第20節、浦和駒場スタジアムで行われた三菱重工浦和レッズレディースvsアルビレックス新潟レディースは、27日の平日水曜日14:00キックオフという中で、入場者数は1754人を記録した。 今試合は、浦和のAFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)決勝参加予定のため、前倒しで組まれていた。 AWCC決勝自体は、アジアサッカー連盟(AFC)から突如の報で22日に中止が決定していたが、浦和vs新潟Lは日程変更が難しいことから予定通り27日に開催された。 平日のデーゲームという、集客面では難しい条件となったが、2位・3位の直接対決には先述の通り、1754人がスタジアムに足を運んだ。 浦和は今季、WEリーグカップを含めてここまで9回ホームゲームを開催しており、入場者数最多は3050人(1月7日第7節大宮アルディージャVENTUS戦/晴のち曇、11.7℃)、最少は1397人(2023年11月26日第4節ジェフユナイテッド市原・千葉レディース/雨、8.6℃)だった。平均値は2056人、今節は7番目の多さだった。 参考までに、今季WEリーグ全体の平均来場者数は1585人で、中央値は1386人となっている。平均入場者数が1000人を割るクラブもあることを考えれば、今試合はかなり健闘したといえるだろう。 来場したファン・サポーターへは、浦和の楠瀬直木監督が「本当にありがたい話で、情報で新潟さん(のサポーター)も100人くらい来るぞと聞いていて、いつもバスが入ってくると(浦和のサポーターが)みんな出迎えてくれるんですけども、(今日は)誰もいなくて、新潟さんのサポーターが手振ってくれたので、ちょっと心細かったんですけど、蓋を開けてみたらこんなに来ていただけていました。その力が選手たちのサポートになるので、本当にありがたいと思います」と、感謝の言葉を残せば、新潟の橋川和晃監督も「平日にもかかわらず、レッズのファン・サポーターのみなさん、そして何よりもアルビのファンが駆けつけてくれて、素晴らしい雰囲気の中で(試合を)させていただいたことに感謝したいと思います」と、両指揮官が感謝の言葉を述べている。 中盤で攻守に奮闘、先制点をアシストした浦和の栗島朱里も「多くのサポーターの姿が見られて本当に嬉しかった」と来場したファン・サポーターへ感謝を伝え、「もう一度来たいと思ってもらえる試合を続けていくことが私たちの使命」との責任感も口にした。 「本当に平日なので、来てくれるかなという少し不安な気持ちもあったんですけど、(スタジアムに)来てみたらこんなに多くのサポーターの姿が見られて、子どもたちも多くて、本当に嬉しかったです」 「『仕事休んで来たよ』って言ってくれた方もいたので、勝ててよかったですし、今日来てくれた方々がもう一度ここに来たいと思ってもらえるような試合を続けていくことが私たちの使命だと思うので、今日はありがとうございましたと伝えたいです」 なお、試合は清家貴子が先制点を挙げ、菅澤優衣香が追加点を奪った浦和が2-0で勝利を収めている。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】連戦下でも好ゲーム展開、浦和vs新潟Lの上位対決</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hxyMn4vvpt8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.28 21:05 Thu4
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