石巻初のプロサッカー試合は新潟レディースが仙台レディースを下し今季初勝利、常盤木出身の2選手が得点《WEリーグ杯》

2022.09.03 20:10 Sat
3日、2022-23 WEリーグカップ・グループステージ第3節の3試合が各地で行われた。

Aグループは6チーム、Bグループは5チームに分かれての総当たり1回戦で行われるグループステージ。セイホクパーク石巻(石巻総合運動公園)石巻フットボール場では、マイナビ仙台レディースvsアルビレックス新潟レディースが行われた。

石巻で開催される初のプロサッカー試合となった一戦は、アウェイの新潟が開始4分に先手を取る。敵陣中央の左へ道上彩花が下りて受け、空いたスペースへ使った園田悠奈、山本結菜と徐々にサイドを変えていく。相手のマークが1つずつずれ、フリーとなった山本はボックス右から右足で流し込んだ。
さらにボール保持率を高めた新潟は、左のポケットを取った滝川結女市瀬菜々をナツメグしてフィニッシュまで持ち込む。対する仙台は初出場となった注目のモンテネグロ女子代表FW、スラジャナ・ブラトヴィッチが可能性を感じるヘディング。少ないチャンスの中で高平美憂のアーリークロス、CKからと高い打点を生かした。

新潟のリードで迎えた後半も、次の1点を奪ったのはアウェイチーム。69分、相手スローインでのリスタートから左サイドの高い位置で奪い切ると、テンポよく横へつなぎ、園田のパスから滝川がペナルティアーク内で右足を一閃。パンチの効いたミドルを突き刺した。
仙台も終了間際に市瀬のクロスからついにブラトヴィッチがネットを揺らすも、オフサイドを取られてタイムアップ。常盤木学園高校出身2人のゴールで、新潟が今季初勝利を挙げている。

互いに1勝1分けと負けなし。三菱重工浦和レッズレディースAC長野パルセイロ・レディースは浦和駒場スタジアムで顔を合わせた。

先制したのは浦和。7分、CKのクリアボールに反応した佐々木繭のダイレクトミドルをゴール前の安藤梢がコースを変えてネットを揺らし、2戦連続ゴールを記録した。対する長野は32分、河合野乃子のコントロールミスを逃がさずに菊池まりあが奪って即座にスルーパス。ボックス手前左から瀧澤莉央が左足でダイレクト蹴り込み、試合を振り出しに戻した。

サイド攻撃とカウンターが冴える長野は63分、中盤で回収した大久保舞が奥津礼菜のクロスに対してDFを引き付けてニアへ入り、ゴール前へ流れたボールを瀧澤が冷静に流し込んで逆転に成功。だが、浦和もその6分後、菅澤優衣香の落としから高橋はなが足の長いループシュートを沈めて同点とする。

以降は互いにゴールを奪えず試合終了。勝ち点1を分け合っている。

NACK5スタジアム大宮では大宮アルディージャVENTUS vs ちふれASエルフェン埼玉のダービーが行われた。

エルフェンは10分、山片瞳のシュートをGKが弾いたところへ西川明花が詰めて先制に成功。1点リードで折り返した。

五嶋京香が前節の負傷で右鎖骨骨折と診断された大宮は、中盤を務めた上辻佑実の左CKから途中出場の村上真帆がヘディングを決めて同点とするも、大熊良奈が股関節を痛めてピッチを去るという、2試合続けてのアクシデントに見舞われた。

同点のまま最終盤を迎えたゲームを決めたのは、先日特別指定選手に登録されたばかりのエルフェンの16歳だった。右サイド深い位置からの松山沙来がライナー性のクロスを上げると、ファーポストを叩いてそのままゴールイン。これが決勝点となり、エルフェンが今季初勝利を収めている。

◆WEリーグカップ グループステージ 第3節
▽9月3日
グループA
マイナビ仙台レディース 0-2 アルビレックス新潟レディース
三菱重工浦和レッズレディース 2-2 AC長野パルセイロ・レディース
大宮アルディージャVENTUS 1-2 ちふれASエルフェン埼玉

▽9月4日
グループB
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース vs ノジマステラ神奈川相模原
サンフレッチェ広島レジーナ vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

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アイドルが西が丘のゴール裏で太鼓を叩く!マイ仙台“公式応援アイドル”「Tan.San.Sui.」が盛り上げ、ベガルタ戦観戦のメンバーも

マイナビ仙台レディースの「公式応援アイドル」がチームへ力強い声援を送った。 東京と仙台をW拠点とするアイドルグループの「Tan.San.Sui.」は、昨年11月にマイ仙台の「公式応援アイドル」に就任。14日に味の素フィールド西が丘で行われた2023-24 WEリーグ第14節、年に1度の東京開催ホームゲームにも来場し、試合前にはユニフォーム姿で「炸裂!スパークリングしゅわしゅわガール」を披露するなどし、スタジアムを盛り上げた。 試合中には全員がゴール裏から声援を送り、太鼓を担当するメンバーも。試合は1-2で敗れたものの、最後まで選手を後押しした。 またメンバーの1人、彗夢にこさんは宮城県出身で、プライベートでももサッカーライフを満喫。13日にはベガルタ仙台の試合もユアテックスタジアム仙台で観戦し、自身のSNSにてユニフォーム姿とともに勝利の喜びの声を綴っている。 ----- 「きょうも菅田選手がかっこよかったです」 「プレーはもちろん プレー意外もやっぱり惹かれるね あんな存在になりたいだ〜」 「相良竜之介選手と菅田真啓選手、推し選手たちの得点で勝ち試合 さいこうう」 「約18000人のユアスタはしびれたあ」 ----- なお、彗夢さんのマイ仙台戦での"推し"は廣澤真穂とのこと。味フィ西でもグッズを身に付け、声援を送っていた。 <span class="paragraph-title">【動画】マイ仙台のゴール裏で声援を送るアイドル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%93%E4%BB%99%E5%8F%B0%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マイナビ仙台レディース</a> 試合始まってます<br><br>仙台のみなさんも味の素フィールド西が丘までパワー送ってください<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%9F%E3%82%93%E3%81%95%E3%82%93?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#たんさん</a> も勝利目指して応援中 <a href="https://t.co/3TshDSOiSe">pic.twitter.com/3TshDSOiSe</a></p>&mdash; Tan.San.Sui. official (@TanSanSui_tss_) <a href="https://twitter.com/TanSanSui_tss_/status/1779379229047828677?ref_src=twsrc%5Etfw">April 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】ベガルタ戦を観戦する「Tan.San.Sui.」の彗夢にこさん</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">きょうも菅田選手がかっこよかったです ♡゛<br>プレーはもちろん プレー意外もやっぱり惹かれるね あんな存在になりたいだ〜<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%9B%B8%E8%89%AF%E7%AB%9C%E4%B9%8B%E4%BB%8B?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#相良竜之介</a> 選手と <a href="https://twitter.com/hashtag/%E8%8F%85%E7%94%B0%E7%9C%9F%E5%95%93?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#菅田真啓</a> 選手<br>推し選手たちの得点で勝ち試合 さいこうう<br><br>約18000人のユアスタはしびれたあ<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%99%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%82%BF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ベガルタ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/vegalta?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#vegalta</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E8%A6%B3%E6%88%A6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー観戦</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%A5%B3%E5%AD%90?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー女子</a> <a href="https://t.co/7Cq3ghbP2g">pic.twitter.com/7Cq3ghbP2g</a></p>&mdash; 彗夢にこ 【Tan.San.Sui.】マイナビ仙台レディース公式応援アイドル (@nico_tss_) <a href="https://twitter.com/nico_tss_/status/1779064428471955941?ref_src=twsrc%5Etfw">April 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.15 18:30 Mon
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「強みは出せた」S広島R・笠原綺乃が加入後初先発で確かな存在感、手応えと課題を口に「次は点を決めて勝つところを」

2023-24WEリーグ第14節のマイナビ仙台レディース戦で、新加入選手が躍動したサンフレッチェ広島レジーナ。今冬に早稲田大学から加入したMF笠原綺乃もその1人だ。 14日に味の素フィールド西が丘でマイ仙台と対戦したS広島Rは、立花葉、李誠雅のゴールで2-1と勝利。3試合ぶりの白星を手にした。 これまでの出場2試合は途中出場だった笠原にとって、この日がプロ入り後初の先発出場となった。19分には自らの縦パスをスイッチに、流れるようなパスワークで中央を割って決定機も迎えるなど、タレントが揃うS広島Rの中盤で確かな存在感を示した。 ミックスゾーンでの取材に応じた22歳は、「(初先発に関して)少しは緊張したんですけど、今までやってきたことを全部出しきろうと思っていました。自分の強みであるゴール前のワンタッチツータッチでうまく周りと連携して関わっていくプレーは出せましたが、最後決め切ることが今日はできなかったので、そこの質に練習からこだわっていきたいなと思いました」と、ゲームを振り返る。 入団会見時の雨野裕介強化本部長の言葉を借りれば、「常に相手とスペースをコントロールしながらゲームメイクできる大変気の利くバランサーで、レジーナにいないタイプの中盤」。 ワンタッチで相手の逆を取るプレーは「自分の強みでもあるし、チームで今やってきていることでもある」と、笠原自身も手応えを口にする。守備のセットアップ時は終始首を振り、大学の先輩FW廣澤真穂への縦パスコースを切るなど、ボールのないところでも輝きを見せた。 一方で、自身のシーンも含めて「自分たちのペースの時にしっかり決め切るところが今の課題」と捉えている。また、前半の中盤以降、マイ仙台に主導権を渡してしまった要因に関しては「取った後にマイボールにし切れなかった、すぐ相手にボールを(渡して)ロストしてしまったのと、前線の守備からのはめ方があまりうまくできていなくて、チームで意図して奪えなかったところ」と要因を分析している。 今節の会場となった西が丘は、関東の学生サッカー選手にとってはメッカの1つだ。笠原も早稲田大学の一員として、3カ月前に味フィ西でインカレ準決勝・決勝を戦ったばかり。2年前には大雪下での優勝も経験している。 縁のある地で、プロ選手としてプレーしたことについては「レジーナの選手として戻って来られたのはすごく嬉しい」と顔を綻ばせ、「次は点を決めて勝つところを」と、さらなる意気込みも語った。 「インカレとか決勝戦とかでプレーした思い出の地なので、またこのレジーナの選手として戻って来られたのはすごく嬉しいですし、やっぱり関東で地元(神奈川県)にも近いので、今日も家族とかが応援してくれましたし、またこのピッチに立って、次は点を決めて勝つところを頑張りたいなと思います」 2024.04.15 16:20 Mon

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