レアル指揮官、ウクライナ人GKルニンを心配「キエフに母親や友人が…」
2022.02.26 18:45 Sat
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ウクライナ代表GKアンドリー・ルニンの精神状態を憂慮した。クラブ公式サイトが伝えている。
こうした状況を受け、各国クラブに所属するウクライナ人選手も動きを見せている。マンチェスター・シティのDFオレクサンドル・ジンチェンコはマンチェスター市内で行われている反戦デモに参加した一方で、ウェストハムのFWアンドリー・ヤルモレンコには精神的なケアを目的とした数日間の休暇が与えられたという。
マドリーの第2GKであるルニンも、ラ・リーガで活躍するウクライナ人選手の一人だ。26日に行われる第26節のラージョ戦に向けた前日会見に出席したアンチェロッティ監督は、ルニンの精神状態を明かし、寄り添う姿勢を示した。
「ルニンとは話をした。会長も我々が持つ愛情を示すため、彼と話している。彼にとって特に難しい時期であることはわかっている」
「彼には以前のような気迫がない。キエフに母親や、友人がいるのだという。親しい人間を心配するのは当たり前だ。それは当然、彼の精神に影響を与えている」
「彼はなるべくそのことを考えないように、トレーニングをしている。彼は真面目でプロフェッショナルだが、このような事態が彼に影響を与えることは明らかだ」
PR
ヨーロッパ東部に位置するウクライナ。隣国のロシアによる軍事侵攻が首都のキエフにも迫っており、 多くの国民が命を落としている。マドリーの第2GKであるルニンも、ラ・リーガで活躍するウクライナ人選手の一人だ。26日に行われる第26節のラージョ戦に向けた前日会見に出席したアンチェロッティ監督は、ルニンの精神状態を明かし、寄り添う姿勢を示した。
「ルニンとは話をした。会長も我々が持つ愛情を示すため、彼と話している。彼にとって特に難しい時期であることはわかっている」
「戦争は恐ろしい。クラブと我々ができることは、彼の近くにいて、愛情を示すことだ」
「彼には以前のような気迫がない。キエフに母親や、友人がいるのだという。親しい人間を心配するのは当たり前だ。それは当然、彼の精神に影響を与えている」
「彼はなるべくそのことを考えないように、トレーニングをしている。彼は真面目でプロフェッショナルだが、このような事態が彼に影響を与えることは明らかだ」
PR
|
関連ニュース