ベンフィカがアルゼンチンの新たな逸材確保! バルサ&マドリーも関心示した小兵アタッカー

2023.11.18 06:00 Sat
ベンフィカ行き決定的なプレスティアーニ
Getty Images
ベンフィカ行き決定的なプレスティアーニ
ベンフィカがアルゼンチンの新たな逸材の確保に成功したようだ。スペイン『スポルト』が報じている。
PR
名門ベレス・サルスフィエルドでプレーするアルゼンチン人FWジャンルカ・プレスティアーニ(17)は、アルゼンチン国内で将来を嘱望される小兵のアタッカーだ。
現時点で166cmと体格には恵まれていないものの、卓越したアジリティとフットサルで培った圧倒的なボールスキルを駆使したドリブルを最大の特長とする右利きのアタッカーは、10代前半から将来を嘱望される若手として認知されてきた。

そして、昨年5月に行われたコパ・リベルタドーレスのエストゥディアンテス戦で16歳でのファーストチームデビューを果たすと、左右のウイングを主戦場にベレスではここまで公式戦39試合に出場し、3ゴール1アシストを記録。また、U-17アルゼンチン代表としても6試合に出場していた。

戦術理解度やメンタル面のコントロール、当たり負けしないフィジカル作りと、同年代の多くの逸材と同様の改善点を残すが、密集地帯、オープンスペースに関わらず、キレだけでなく駆け引きでも優位に立てるドリブル、パンチ力のあるシュートはすぐにでも通用するはずだ。
その逸材に対してはバルセロナとレアル・マドリーなど錚々たるヨーロッパのビッグクラブが関心を示していたが、同じく早い段階から獲得への動きを見せていたベンフィカ行きがほぼ確実となっているようだ。

ベレスのファビアン・ベルランガ会長は、「ベンフィカからオファーがあり、もちろん我々はそれを分析している。我々はプレーヤーの売却をやめるつもりはない。なぜなら資金が必要だからだ」と、同選手のベンフィカ行きの可能性を認めた。

さらに、プレスティアーニが1月31日生まれということもあり、加入時期は今冬になるとの見通しを語っている。

「現時点で未成年であるため、彼はその日まで移籍できないが、(ベンフィカと)事前の合意がある。得た資金でチームのニーズを満たさなければならない」

なお、ベンフィカは800万ユーロ(約13億円)でプレスティアーニの85%の権利を買い取るオファーによって合意を取り付けた模様だ。

PR
関連ニュース

48試合無敗のレバークーゼンがベンフィカの保持する欧州無敗記録に並ぶ

レバークーゼンが公式戦無敗記録を「48」試合に伸ばし、ベンフィカの保持する欧州公式戦無敗記録に並んだ。 レバークーゼンは5日にブンデスリーガ第32節でフランクフルトと対戦し、5-1で圧勝していた。 レバークーゼンはこの勝利で公式戦無敗記録を「48」に更新。これまでブンデスリーガで26勝6分け、ヨーロッパリーグ(EL)で9勝2分け、DFBポカールで5勝を挙げており、勝率は驚異の83.33%(40勝8分け)を誇っている。 なお、欧州公式戦無敗記録の48試合無敗は、クラブの黄金期を迎えていたベンフィカが1963年12月~1965年2月にかけて樹立していた(48戦38勝10分け)。 9日にEL準決勝2ndレグのローマ戦を控えるレバークーゼン。1987-88シーズン以来の決勝進出に加え、欧州新記録を樹立することになるかにも注目だ。 2024.05.06 06:30 Mon

「あまり自信はなかった…」殊勲のPKストップを見せた小久保玲央ブライアン、チームメイトの声掛けが後押しに「凄く嬉しい」

見事なPKセーブでU-23日本代表を優勝に導いたGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)が、AFC U23アジアカップ決勝を振り返った。 3日、AFC U23アジアカップ決勝が行われ、U-23日本代表はU-23ウズベキスタン代表が行われた。 2016年以来2度目の優勝を目指す日本と、2018年以来2度目の優勝を目指すウズベキスタン。2年前の前回大会は準決勝で対戦し、ウズベキスタンが2-0で勝利していた。 アジア王者を懸けた戦い。今大会無失点のウズベキスタンを相手に日本は前半はシュート1本という苦しい展開に。後半立ち上がりに攻め込むも、その後は押し込まれていくこととなった。 ゴールレスで90分が終了。長いアディショナルタイムに入った中で、日本は相手陣内でのボール奪取から最後は山田楓喜が左足ミドルを決めて先制。このまま勝利かと思われたがその後にウズベキスタンにPKを与えるも、GK小久保がビッグセーブ。1-0で日本が勝利し、見事に優勝を掴んだ。 試合後、フラッシュインタビューに応じた小久保。試合を振り返り「チーム一丸となって優勝できたことを凄く嬉しく思います」とコメント。自身のPKストップについても言及した。 「自分的にはあまり自信はなかったんですけど、みんなが駆け寄ってくれて、“お前なら止められる”という声をかけてくれて、信じて止められたのですごく嬉しいです」 殊勲のPKストップを見せた小久保。今大会を通じてのパフォーマンスの高さは驚きを与えていた。 決勝という難しい戦い。得点力のあるウズベキスタン相手に戦う意識については「難しい試合になることはわかっていたので、宿敵のウズベキスタンにリベンジを果たそうとみんなで話していて、それができたので勝てて嬉しいです」とコメント。2年前の同大会の準決勝で敗れた悔しさを果たせたと語った。 アジア王者としてパリ・オリンピックへ向かう小久保。ただ、今は優勝を喜び、ファン・サポーターに感謝したいと語った。 「まずはパリのことは考えずに、今いるチームメイトと喜んで、サポーターの皆さんには夜遅い中応援してもらって感謝しかないです」 <span class="paragraph-title">【動画】絶体絶命のPKのピンチを小久保玲央ブライアンが完璧セーブ!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tBhQOgt4Ukk";var video_start = 409;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.04 10:55 Sat

ユナイテッドの若き左SBアルバロ・フェルナンデスが修行先ベンフィカに完全移籍へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-21スペイン代表DFアルバロ・フェルナンデス(21)がベンフィカに完全移籍するようだ。 レアル・マドリー育成出身の左サイドバックは2020年夏にユナイテッドのアカデミーに移り、昨季はプレストン・ノースエンドFCにローン移籍。今季を迎えるにあたり、アメリカツアーに帯同したが、シーズン開幕後はタイレル・マラシアに続き、ルーク・ショーも負傷離脱したにもかかわらず、出番なく、昨年9月からグラナダにローン移籍した。 そのグラナダでは公式戦14試合に出場したが、先発機会が少なく、今年1月からベンフィカにローン先を変更。ポルトガルでも完全にレギュラーの座を掴むまでに至っていないが、ここまで公式戦13試合でプレーしている。 イギリス『The Athletic』によると、このローン移籍は600万ユーロ(約10億円)+アドオン300万ユーロ(約5億円)の買取りオプションも付いてのもので、ベンフィカは完全移籍でとどめるべく、この夏に行使する模様だ。 アルバロ・フェルナンデスは2021-22シーズンのユナイテッド内でU-23年間最優秀選手に。将来が楽しみな若きタレントの1人だったが、トップチームではデビューを果たすことなく、去る運びとなるようだ。 2024.05.02 13:25 Thu

「MVPは関根」日本を支えた守護神・小久保玲央ブライアンが高く評価、当然目指すはアジア制覇「チームで喜び合いたい」

パリ・オリンピック出場を決めたU-23日本代表のGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)が、U-23イラク代表戦を振り返った。 29日、AFC U23アジアカップ準決勝で日本はイラクと対戦。この試合に勝てばパリ・オリンピックの切符を掴む大事な一戦となった。 8大会連続12度目のオリンピック出場を懸けて戦った日本。28分に細谷真大が2試合連続ゴールを決めると、42分には荒木遼太郎が追加点。後半は攻め込みながらも、しっかりとイラクに対応して2-0で勝利。見事にオリンピック出場を決めた。 この試合も守護神としてゴールを守り、今大会3度目のクリーンシートを達成。小久保はフラッシュインタビューでパリ五輪行き決定について「本当に23人+スタッフでこの試合を乗り切れたので、最高の気持ちです」とコメントした。 正守護神としてチームを支えている小久保。自身から見たMVPは「関根を選びます」と右サイドバックの関根大輝(柏レイソル)をチョイス。「攻守ともに、ゴールを守って攻撃に絡んだのは彼なので、MVPをあげたいです」と高く評価した。 これでチームとしての最低限の目標は達成。残すはアジアの頂点のみだ。 「中国戦が始まる前から自分たちは優勝を掲げてきたので、最後1つ勝って、チームで喜び合いたいと思います」 決勝の相手は2大会連続ファイナリストのU-23ウズベキスタン代表。5月3日(金・祝)の24時30分キックオフ。NHKとDAZNで生中継される。 <span class="paragraph-title">【動画】細谷真大が巧みなトラップ&反転で流し込み先制!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="12BxyH07K4s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】藤田譲瑠チマのダイレクトパスを荒木遼太郎が落ち着いて沈める!!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="sLN6xLyicEA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.30 07:15 Tue

1年間で71試合フル出場!? 世界No.1の鉄人センターバックとは…36歳の現役アルゼンチン代表も上位ランクイン

スイスのスポーツ国際センター・サッカー観測所(CIES)が22日、「過去365日間で最も長くピッチに立った世界のセンターバック上位5選手」を発表した。ブラジル『グローボ』が伝えている。 サッカー関連のあらゆる統計をとるCIES。彼らによると、2023年4月23日〜2024年4月22日までの365日間、世界で最も長く公式戦のピッチに立ったセンターバック(CB)は、コスタリカ1部のデポルティーボ・サプリサに所属するパナマ代表DFフィデル・エスコバル(29)だという。 エスコバルはパナマ代表通算80キャップのCBで、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)は全3試合フルタイム出場。コスタリカ1部の名門サプリサには2022年7月から所属する。 彼は23年4月23日以降、パナマ代表で15試合、サプリサで56試合、計71試合の公式戦に出場し、累計プレータイムは「6452分間」。基本フル出場で途中交代・投入がほぼない男は、90分換算でもほぼ71試合出場の計算となる鉄人であり、1年間ほぼ5日に1回、休みなく90分間をこなしているのに等しい。 また、2位〜4位はいずれもブラジル1部・2部でプレーする選手。ブラジルは毎年春の全国リーグ(カンピオナート・ブラジレイロ)開幕に先立ち、それぞれのクラブが地元で州選手権15〜20試合を戦うため、必然的に年間スケジュールがパンパン。それでも2位のジル(サントス)は「5677分間」と、1位エスコバルに”8試合ぶん”及ばない。 そんななか、特筆すべき人物が5位にランクイン。上位5人で唯一の欧州組、36歳の現役アルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディだ。 オタメンディは所属するポルトガル1部・ベンフィカで主将を担うなか、今季公式戦47試合出場。その全てが先発出場であり、47試合中45試合はフル出場。欠場は全て累積警告と、ケガによるお休みが一切ないのも特徴的な鉄人だ。 ◆過去365日間の鉄人CBたち(CIES発表) ▽1位 フィデル・エスコバル(29) 所属:デポルティーボ・サプリサ 累計プレータイム:6452分間 →90分換算:365日間で(約)71試合フル出場 ▽2位 ジル(36) 所属:コリンチャンス→サントス 累計プレータイム:5677分間 →90分換算:365日間で(約)63試合フル出場 ▽3位 ファブリシオ・ブルーノ(28) 所属:フラメンゴ 累計プレータイム:5622分間 →90分換算:365日間で(約)62試合フル出場 ▽4位 グスタボ・ゴメス(30) 所属:パウメイラス 累計プレータイム:5452分間 →90分換算:365日間で(約)60試合フル出場 ▽5位 ニコラス・オタメンディ(36) 所属:ベンフィカ 累計プレータイム:5266分間 →90分換算:365日間で(約)58試合フル出場 2024.04.23 16:20 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly