下平体制の大分がHCに5月まで大宮を率いた岩瀬健氏、コーチに岡山一成氏を招へい

2021.12.25 21:55 Sat
©超ワールドサッカー
大分トリニータは25日、ヘッドコーチに岩瀬健氏(46)、コーチに岡山一成氏(43)が就任することを発表した。

岩瀬氏は、現役時代は浦和レッズ、大宮アルディージャと埼玉の2クラブに所属。大宮ではJ2で60試合に出場し7得点を記録していた。

引退後は、浦和や柏レイソルの下部組織で指導者を務めると、2018年11月から加藤望監督の解任を受けて柏で監督に就任。2020シーズンからは片野坂知宏監督の下、大分トリニータでヘッドコーチを務めると、今シーズンから大宮の監督に就任していた。
しかし成績不振により5月に解任。その後はフリーとなり、再び大分のHCを務めることとなった。

岡山氏は、現役時代に横浜マリノス(現:横浜F・マリノス)や大宮アルディージャ、セレッソ大阪、川崎フロンターレ、アビスパ福岡、柏レイソル、ベガルタ仙台、コンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)とJリーグクラブを渡り歩き、Kリーグ1の浦項スティーラースや奈良クラブでもプレーし、2017年に現役を引退した。
引退後は、関東学院大学サッカー部のアドバイザーを務め、2019年は鈴鹿アンリミテッドFCのコーチを務めており、2020シーズンから関東1部のVONDS市原で監督を務めていた。

今シーズンは3位でシーズンをフィニッシュ。シーズン終了後に契約満了で退任していた。

大分は新シーズンから下平隆宏監督が指揮を執ることが決定しており、柏を知る3名がチームを率いることとなった。

両氏はクラブを通じてコメントしている。

◆岩瀬ヘッドコーチ
「2022シーズンよりヘッドコーチを務めさせていただきます、岩瀬健です。ファン・サポーターの皆様から愛されている大分トリニータに、再びヘッドコーチとして戻ることが出来て、心から感謝しております。本当にありがとうございます」

「片野坂前監督をはじめ、今まで大分トリニータが築き上げてきた歴史と経験を活かし、みなさまと一致団結してJ1復帰を目指したいと思います」

「下平監督を支え、選手に寄り添い、全てのスタッフと協力して、大分トリニータの勝利と成長のために全力を尽くしますので、どうぞよろしくお願いいたします」

◆岡山一成コーチ
「大分トリニータに関わる全ての皆様、初めまして。コーチに就任します岡山 一成です。2012年、北海道コンサドーレ札幌以来のJリーグです。地域リーグ、JFLで10年間、もう一度Jリーグに戻ることを励みにしてきました」

「どんな状況でも、どのような環境でも諦めることはありませんでしたが、なくなりそうな誇りと遠ざかっていく夢に葛藤を抱えていました。12月19日、国立競技場に行きました。同点ゴールの時、スタジアムが揺れ、心の底から震えました」

「帰り道、最強の最高で最愛の大分トリニータの一員になれる喜びで胸が熱くなりました。感謝の気持ちを常に持ち続け、大分トリニータのJ1昇格に全てを掛けてやっていきます。一緒に闘いましょう」

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大分MF野村直輝が右腓腹筋筋挫傷で離脱…今シーズン36試合に出場

大分トリニータは3日、MF野村直輝の負傷を報告した。 野村は大分市内の病院で検査を受けた結果、右腓腹筋筋挫傷と診断されたとのこと。離脱期間については明らかにされていない。 山口県出身の野村は、横浜FC、徳島ヴォルティスを経て2020シーズンから大分に加入。チームの10番として、今シーズンは公式戦36試合に出場して6ゴール7アシストを記録していた。 2023.10.03 13:25 Tue
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大分がMFペレイラ、FWサムエル、DFデルランのブラジル人3選手と契約更新

大分トリニータは3日、MFペレイラ(26)、FWサムエル(23)、DFデルラン(27)のブラジル人3選手との契約更新を発表した。 ペレイラは2021年にアトレチコ・ゴイアニエンセから期限付き移籍で大分に加入。2023年に完全移籍へと切り替わると、明治安田生命J2リーグで32試合で2得点を記録していた。 サムエルは2022年にヴィトーリアから完全移籍で加入。1年目はJ2で22試合6得点、2年目となった2023シーズンはJ2で22試合1得点、天皇杯で1試合に出場していた。 デルランはグアラニから2023シーズン完全移籍で加入。J 2で31試合、天皇杯で1試合に出場していた。 ◆MFペレイラ 「2024年もまた大分でみんなと一緒に戦えるのは幸せです。チームに貢献して、最後にみんなと一緒に喜べるように精一杯頑張りたいと思います。たくさん勝利して、みんなで目標達成しましょう」 ◆FWサムエル 「2024年も大分トリニータでプレーする事ができて、とても嬉しく思っています。こんどこそ、幸せな一年になるよう、自分だけの力ではなく、チームみんなで、目標達成できるように全力で頑張ります。これからも応援よろしくお願いします」 ◆DFデルラン 「契約更新できた事、とても嬉しく思っています。みんなで目標達成出来るような2024年にしましょう。応援よろしくお願いします」 2024.01.03 14:45 Wed
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鹿島ポポヴィッチ監督が海外紙でJリーグのあれこれ語る「大分時代…」「日本人選手が進化」「優勝争いの予測など不可能」

鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が、スペイン『Relevo』のインタビューであれこれ語った。 今季からJ1鹿島を率いるポポヴィッチ監督。 ここまでは、リーグ戦第24節を消化して13勝5分け6敗の3位、YBCルヴァンカップは3回戦敗退、天皇杯は8月開催のラウンド16へ進出…という成績となっている。 Jリーグ5クラブ目の指揮として鹿島を率いるポポヴィッチ監督は、来日当初のサンフレッチェ広島時代(2006〜07年)、Jでの初監督となった大分トリニータ時代(09年)を振り返る。 「私は06年以降、何度か期間を空けながらも日本にいるんだ。最初はミハイロ・ペトロヴィッチのアシスタントコーチとして広島で1年半。ミシャは広島、浦和、札幌で700試合以上指揮を執っているんだよ。彼も私も、オーストリアのシュトゥルム・グラーツでプレーしたという共通点がある」 「その後、UEFAプロコーチ・ライセンスを取得するために欧州へ戻り、09年途中に大分へ監督として向かった。私の就任後だけなら、J1の順位は5位あたりだったんだが…来た時点で14連敗の最下位だったチームを救うことはできなかった。大分が非常に困難な時代だ」 大分での約半年(06年7月〜12月)が、Jリーグでの監督キャリア継続に繋がったとも話す。 「結局、大分はJ2へ降格した。だが、当時大分には日本代表にも呼ばれるような選手が5人いてね。うち4人はまだ若く、私はそこでの仕事が今振り返っても好きだった。『日本人フットボーラーと共に仕事をする』ことのイメージを築けたのは大分時代だ」 「この国の精神性に適応することは不可欠だろう。『ボールは丸い、サッカーはサッカー』と言われるが、ボールに触れるヒトをどう扱うかは別問題だ。監督は心を開かねばならない」 また、2024年現在のJリーグ、日本サッカーについても諸々言及する。 「日本のフットボーラーは進化したね。今やヨーロッパの中枢に日本人選手がたくさんいて、国内に残る選手もヨーロッパでのプレーを目標にしている。今いるチームと個人の目標…バランスをとってもらわねばならないが、正しい方向に進んだとは感じているよ」 「彼らにはそもそもの才能があるからね。それも信じられないほどに。技術的には、世界で最も基礎が伴った国のひとつだろう。自発性に欠けるが、物事がうまくいくと、積極性だって増していく。私は選手たちに『最大の間違いは努力しないこと』と毎日言い聞かせているよ」 「ヨーロッパとJリーグを比較? スポンサーシップの点においてラ・リーガなどと比較することはできないが、それでも強力なリーグだ」 「予算はだいたい3000万〜1億ユーロ(約50億〜167億円)か。国家としてのバックアップが充実していて、もし明日から五輪のような主要大会を開催しろと言われても、釘一本打たずして、それを実現できる国だと思うね」 今季のJ1リーグの優勝争いについては、明言を避けつつ、「なんでも起こりうる」とした。 「地球上のどこを見渡しても起こり得ないことが、日本では起きてしまう。詰まるところ、Jリーグに絶対的な優位性を持つチームはないということだ。誰もが誰にでも勝つことができるのだ。だから、勝者を予測するなど不可能だ」 2024.07.26 17:20 Fri

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