「目標のための重要な一戦」J1昇格PO準決勝に臨む長崎、下平隆宏監督は新本拠地ピースタでの開催に「幸せや喜びがある」
2024.11.28 16:45 Thu
V・ファーレン長崎の下平隆宏監督とMF秋野央樹が、2024 J1昇格プレーオフへ向けて意気込みを語った。
「プレーオフ準決勝1戦目ということで、我々にとってJ1昇格の目標のための重要な一戦と認識しています。リーグ戦から期間は空きましたけど、森山(佳郎)さん率いる仙台を迎え入れる準備はできています」
秋野もまた、「長崎悲願の昇格が目の前にあります。選手もすごくモチベーションは高いですし、良いコンディションで練習ができています。そして、ピーススタジアムという素晴らしいスタジアムで試合ができるのを幸せに感じていますし、早く試合がしたいです」と語り、高いモチベーションを示している。
これについては秋野も「ピッチ内外で規律がしっかりしてやるべきことがはっきりしました。その中でJ1昇格と言う目標に向かって一人ひとりが努力してきたと思います。パス練習一つとっても、シーズン前と今では別チームに見えるくらい質が上がりました。そういう日々の積み重ねが、今の結果につながったんじゃないかなと思います」と語り、下平監督に同調している。
対戦相手の仙台について「リーグ戦はホームでやられましたし、ゴリさん(森山監督)らしいチームだなと思います。一人ひとりがファイトして粘り強く戦う、ゴリさんのカラーが出ている印象です。我々はリーグ戦勝てていないので、その借りは新スタジアムで返したいですね」と下平監督。森山監督とは「現役時代に対戦したことがありますし、その頃からの仲です」と語り、「ゴリさんのキャラもあって会うと笑顔になります(笑)」と親しい間柄であると明かした。
今回試合会場となるのは、新たなホームスタジアムであるPEACE STADIUM Connected by SoftBank。下平監督はホーム開催について「ピースタでできる幸せや喜びがあり、長崎県民もピースタで行われるゲームを楽しみにしていると思います。最高の舞台ですし、その舞台で最高の結果を出せると思うので、あとは思う存分戦うだけです」と述べ、大一番への自信をのぞかせている。
最後に秋野はサポーターへのコメントを求められ、「僕が長崎に来て6シーズンですが、長崎はずっとあと一歩のところで昇格を逃しています。今年こそ、長崎県民の皆さんを笑顔にできるように、最高の結果で喜びを分かち合いたいです。そのためには、皆さんの力が必要なので、ピースタで後押ししていただいて、素晴らしい雰囲気で仙台さんを飲み込み勝ちたいです」と熱い応援を呼びかけた。
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12月1日、2024J1昇格プレーオフ準決勝が2会場で開催。準決勝のカードは、V・ファーレン長崎(3位)vsベガルタ仙台(6位)、モンテディオ山形(4位)vsファジアーノ岡山(5位)となる。28日にはオンラインにて合同記者会見が開催。会見に出席した下平監督は、大一番に向けた意気込みを語った。秋野もまた、「長崎悲願の昇格が目の前にあります。選手もすごくモチベーションは高いですし、良いコンディションで練習ができています。そして、ピーススタジアムという素晴らしいスタジアムで試合ができるのを幸せに感じていますし、早く試合がしたいです」と語り、高いモチベーションを示している。
今季からチームに就任した下平監督は、「去年大分トリニータを率いて対戦した際、長崎は選手個々の能力が高いと感じていました。実際、チームに入ってもそれは感じましたが、規律やプレーモデルがはっきりしていなかったので、そこを整えることは意識しました」と当時を振り返り。「選手の反応が良く、団結力も高まり、自動昇格には届きませんでしたが成長を感じられた1年でした」と手応えを口にした。
これについては秋野も「ピッチ内外で規律がしっかりしてやるべきことがはっきりしました。その中でJ1昇格と言う目標に向かって一人ひとりが努力してきたと思います。パス練習一つとっても、シーズン前と今では別チームに見えるくらい質が上がりました。そういう日々の積み重ねが、今の結果につながったんじゃないかなと思います」と語り、下平監督に同調している。
対戦相手の仙台について「リーグ戦はホームでやられましたし、ゴリさん(森山監督)らしいチームだなと思います。一人ひとりがファイトして粘り強く戦う、ゴリさんのカラーが出ている印象です。我々はリーグ戦勝てていないので、その借りは新スタジアムで返したいですね」と下平監督。森山監督とは「現役時代に対戦したことがありますし、その頃からの仲です」と語り、「ゴリさんのキャラもあって会うと笑顔になります(笑)」と親しい間柄であると明かした。
今回試合会場となるのは、新たなホームスタジアムであるPEACE STADIUM Connected by SoftBank。下平監督はホーム開催について「ピースタでできる幸せや喜びがあり、長崎県民もピースタで行われるゲームを楽しみにしていると思います。最高の舞台ですし、その舞台で最高の結果を出せると思うので、あとは思う存分戦うだけです」と述べ、大一番への自信をのぞかせている。
最後に秋野はサポーターへのコメントを求められ、「僕が長崎に来て6シーズンですが、長崎はずっとあと一歩のところで昇格を逃しています。今年こそ、長崎県民の皆さんを笑顔にできるように、最高の結果で喜びを分かち合いたいです。そのためには、皆さんの力が必要なので、ピースタで後押ししていただいて、素晴らしい雰囲気で仙台さんを飲み込み勝ちたいです」と熱い応援を呼びかけた。
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ベガルタ仙台の森山佳郎監督とMF郷家友太が、2024 J1昇格プレーオフへ向けて意気込みを語った。 12月1日、2024 J1昇格プレーオフ準決勝が2会場で開催。準決勝のカードは、V・ファーレン長崎(3位)vsベガルタ仙台(6位)、モンテディオ山形(4位)vsファジアーノ岡山(5位)となる。 28日にはオンラインにて合同記者会見が開催。会見に出席した森山監督は、大一番に向けた意気込みを語った。 「最終節にプレーオフの権利を勝ち得たので、本当ギリギリ滑り込みでしたが、戦えることを本当に嬉しく思います。準備期間は練習試合になかなか恵まれなかったんですが、トレーニングは集中も意欲も高く、良い状態で決戦を迎えられるかなと思います」 郷家もまた、「この3週間しっかり準備できたと思いますし、コンディションのところとかチームのやるべきことも整理できたので、敵地に乗り込んで思う存分チームで暴れたいと思います」と自信を示している。 リーグ戦最終節から3週間後の開催となったことについて森山監督は、「サポーターのみなさんとの交流会とかはありましたが、4日間はトレーニングなしで頭も体もリフレッシュしてからのトレーニングスタートということで、メンバーは固めず競争しながら個々のレベルアップを図り、コンディションを整えました」とコメントしており、調整のため良い時期を過ごしたとしている。 「昨シーズン16位で、後半戦だけなら21位。かなり運動量と強度が落ちていました」と振り返った森山監督。そこから自身が就任した今シーズンは「『これじゃあ駄目だよね』というところで、強度、運動量、ハードワークにコミットし、みんなが練習からそれを追及してくれました。若い選手が力を伸ばして競争しながら、全員がチャンスがあると感じてモチベーション高くやってくれていたと思います」とし、チームの成長を誇った。 郷家自身も、成長については実感している模様。「去年の僕たちは走る、戦うと言ったところが見えない戦いばかりでした。今年、森山監督になってからキャンプで土台作りをしっかりしてもらって、1年間通して去年の課題を克服してきたつもりです。最後の2試合、まずは長崎戦で必ず勝つことにフォーカスして、やってきたことを出したいと思います」と自信をのぞかせている。 対戦相手は、今年J2リーグ3位の長崎。森山監督は「「前線の選手が全員強力で、単独では止められないですね。ビルドアップもスムーズで、後ろにも質の高い選手がいます。警戒しないといけないところが多過ぎて(笑)。だからこそあんまり考え過ぎず、ハードワークして戦って、我慢するところは我慢するという感じで戦いたいです」と警戒。下平隆宏監督については「質の高いチームを作ってきますし、素晴らしい監督さんだなとユースの時から思っていました。こういう大舞台で対戦できるのが楽しみだなと思っています」と敬意を示している。 今回試合会場となるのは、長崎の新たなホームスタジアムとして今年完成したPEACE STADIUM Connected by SoftBank。森山監督は「仙台のユアスタではサポーターのみなさんが相手を飲み込むような応援をしてくれます。そういったパワーが長崎さんの背中を押してくれるでしょう」としつつ、「僕らにも2000席ほど準備されていますし、その2000人の方が後押ししてくれると思います。仙台でもパブリックビューイングでたくさんの方に応援していただけるので、そのエネルギーをいただきながら戦いたい」と語り、サポーターの応援が力になると語った。 郷家もまた、サポーターへのコメントを求められ「長崎にたくさんのサポーターが来てくださるので、その人たちと必ず勝ちを仙台に持ち帰りたいです。本当に応援してくださる方も本気なので、その気持ちに何としても応えたいですし、勝つだけです」と意気込みを示している。 2024.11.28 17:10 Thu4
長野MF碓井鉄平が現役引退…プロ生活11年で長崎、群馬、富山でもプレー「本当に幸せな時間を過ごすことができました」
AC長野パルセイロは29日、MF碓井鉄平(33)の現役引退を発表した。 碓井は東京ヴェルディジュニアから、FC東京U-15むさしへ加入し、山梨学院大付属高校へ進学。駒澤大学から、2014年にV・ファーレン長崎に加入。2016年に期限付き移籍で長野に加入。その後、ザスパクサツ群馬(現:ザスパ群馬)、カターレ富山を経て、2024年に長野に完全移籍した。 長野では、合計2シーズン過ごし、J3で22試合、リーグカップ1試合、天皇杯で3試合に出場。キャリア通算では、J1通算5試合、J2通算15試合、J3通算143試合3得点。リーグカップで3試合1得点、天皇杯で14試合に出場していた。 碓井はクラブを通じてコメントしている。 「この度、今シーズンをもちまして現役を引退する決断をいたしました。大学卒業後からの11年間のプロ生活を思い返すと苦しい時期もありましたが、その中で数え切れないほどの素晴らしい出会いと経験をさせてもらい、本当に幸せな時間を過ごすことができました」 「これまでプレーさせていただいた、V・ファーレン長崎、ザスパクサツ群馬、カターレ富山、AC長野パルセイロの皆様には心から感謝申し上げます」 「各チームで出会った、素晴らしい監督やスタッフ、共に戦った選手たち、どんな時も応援してくださるファン・サポーターの皆様のお陰でここまでサッカーを続けることができました」 「そして、幼い頃から支えてくれた両親、いつも一番近くで応援してくれた妻と可愛い2人の娘にも感謝しています。小さい頃からしていたサッカーをしない日常になるということに少し寂しさを感じますが、これからの人生、サッカーで得た経験や人との繋がりを大切に、新たな日標に向かって自分らしく進んでいきたいと思います」 「皆様とまたどこかで会えるのを楽しみにしています。11年間、本当にありがとうございました」 2024.11.29 15:55 Fri5