J2残留争った大分が片野坂知宏監督の続投を発表、吉岡宗重新SDと再起へ 「このままでは終われないという強い思い」
2024.11.22 13:35 Fri
大分トリニータは22日、片野坂知宏監督(53)との2025シーズンの契約更新を発表した。
2022シーズンはガンバ大阪の指揮官に就任。しかし、戦術の浸透に苦戦し、17位に低迷していた2022年8月にチームを去った。
その後はフリーの状態が続いていたなか、2024シーズンから再び大分を指揮。J1復帰を目指して戦ったが、残留を争い、10勝13分け15敗の16位でシーズンを終えた。
「大分トリニータに関わる全ての皆様へ。日頃より大分トリニータへのご支援ご声援ありがとうございます。この度、正式に来期も大分トリニータの監督を務めさせていただく事になりました。大分トリニータに関わる全ての皆様に感謝し、新たな使命感を持って務めさせていただきます」
「今シーズンの成績を考えますと指揮を取って良いのか自問自答しました。ただ私自身悔しさとこのままでは終われないという強い思いが湧き上がり、リベンジの年としてチャレンジしたいという決断に至りました」
「来期は強化体制が一新され新しく吉岡SDが就任されました。吉岡SDとは以前も一緒に仕事をした経験があり旧知の仲です。もう一度一緒に大分トリニータを魅力のある素晴らしいクラブへと発展・成長させて行けたらと思います」
「2025シーズンは皆様が興奮し躍動するフットボールを展開し、結果に拘りたいと決意しております。引き続き大分トリニータへのご支援ご声援をどうかよろしくお願い致します」
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片野坂監督は選手時代にもプレーした大分トリニータで2016年から監督キャリアをスタート。就任初年度からJ3リーグ優勝とJ2リーグ昇格を成し遂げ、そこから2シーズンでJ1昇格も果たした。2019シーズンを9位、2020シーズンを11位で終えるも、2021シーズンは主力流出の影響もありJ2へ降格。大分を退任した。その後はフリーの状態が続いていたなか、2024シーズンから再び大分を指揮。J1復帰を目指して戦ったが、残留を争い、10勝13分け15敗の16位でシーズンを終えた。
続投が決まった片野坂監督はクラブを通じてコメント。4日にフットボール事業本部スポーツダイレクター就任が発表された吉岡宗重氏にも触れた。
「大分トリニータに関わる全ての皆様へ。日頃より大分トリニータへのご支援ご声援ありがとうございます。この度、正式に来期も大分トリニータの監督を務めさせていただく事になりました。大分トリニータに関わる全ての皆様に感謝し、新たな使命感を持って務めさせていただきます」
「今シーズンの成績を考えますと指揮を取って良いのか自問自答しました。ただ私自身悔しさとこのままでは終われないという強い思いが湧き上がり、リベンジの年としてチャレンジしたいという決断に至りました」
「来期は強化体制が一新され新しく吉岡SDが就任されました。吉岡SDとは以前も一緒に仕事をした経験があり旧知の仲です。もう一度一緒に大分トリニータを魅力のある素晴らしいクラブへと発展・成長させて行けたらと思います」
「2025シーズンは皆様が興奮し躍動するフットボールを展開し、結果に拘りたいと決意しております。引き続き大分トリニータへのご支援ご声援をどうかよろしくお願い致します」
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大分が在籍11年目を迎えるFW伊佐耕平と契約更新「みなさんぜひ13番のユニフォームを11着ずつ買って」
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大分指揮官が見事なカウンター! 片野坂監督のモノマネをしたワッキーさんに“芝刈り機”で応える「イメージ崩壊した」
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川崎Fに勝利目前でミスに「責任を感じていた」GK石川慧、G大阪・片野坂知宏監督も反省「まだ隙があることを教えられた」
ガンバ大阪の片野坂知宏監督が、川崎フロンターレ戦を振り返った。 6日、明治安田生命J1リーグ第3節のG大阪vs川崎Fがパナソニック スタジアム 吹田で行われ、2-2のドローに終わった。 前節の浦和レッズ戦からの連勝を目指すG大阪と、3連勝を目指す川崎Fの一戦。試合はホームのG大阪が主導権を握ると、34分に山本悠樹のゴールで先制する。 G大阪が主導権を握り続ける中、後半に入り川崎Fも盛り返すことに成功。75分に宮城天がネットを揺らし同点とする。 しかし、ここで落ちないG大阪は77分に小野瀬康介のシュートが決まり勝ち越しに成功。そのまま逃げ切ると思われたが、終了間際にGK石川慧がボールを置くと、背後にいた小林悠が掻っ攫いパス。レアンドロ・ダミアンが無人のゴールへと蹴り込み、2-2のドローに終わった。 目前まで迫っていた勝ち点3、王者・川崎Fに土をつけるチャンスだったが、衝撃のラストとなった試合。片野坂監督は「連覇している絶対王者の川崎さん相手になんとか選手と共に頑張って勝ち点3を目指して戦いましたが、ご覧のように最後の最後に失点してしまい、勝ち点1に終わりました」と総括した。 最後の失点シーンについても自ら言及。「選手にも伝えましたが、最後まで切らさずにどれだけ戦えるか。サッカーというのは、こういうことも起こり得る、何があるか分からない、しっかり勝ち切るかが大事だということを学ばさせていただきました」と、試合終了のホイッスルが鳴るまでが大事だと語った。 またミスを犯した石川についても「石川のミスというのも、本人も非常に悔しがっていましたし、責任を感じていました」とし、「あの失点がなければとか、石川のミスだとか、色々な意見もあるかと思います」とそれぞれが思うことはあるだろうとコメント。ただ、選手たちには「一緒に伝えたのは、こういうこともサッカーで起こり得ることと、こういう経験をしながらどれだけまた挽回できるか」と、1つの経験として受け止めようと語ったようだ。 さらに「リーグ戦は残り31試合あります。そこに向けても石川が開幕戦、2戦目もセーブしてチームを助けたこともあります。ここから立ち直って、ガンバ大阪の勝利に繋げられるかが大事だと思います」と、今後の挽回に期待を寄せ、「選手、スタッフは誰も石川を責めることはありませんでした。それは良かったと思います」とチーム内での反応には満足感を示した。 試合内容については「川崎相手に腰を引かずに思い切りチャレンジして、どういうサッカーができるか、どう90分戦えるかを表現しようと準備をしてきました」とし、「選手たちも集中力高く、狙いの中で表現してくれました。内容はこういう試合になりましたが、選手に感謝したいと思っています」と、見せたパフォーマンスは良かったとした。 次戦に向けては「連戦はここで一度止まりますが、アウェイでジュビロさん相手に戦わなければいけないので、回復した中で、良いゲームをして勝ち点を積み上げられればと思います」と意気込みを語っている。 最後のシーンは周りの声も必要だったのではという質問には「そうですね。おっしゃる通りだと思います」と認めたが、「タラレバで言うことは簡単ですし、選手にも伝えました。石川だけの責任じゃなかったかもしれない。ただかもしれないです」と、起きたことを受け止めることが大事だとコメント。「我々にまだ隙があることを教えられました。修正して、改善して、こういうことが起こらないように、集中力高く日々のトレーニングから習慣づけていきたいと思います」と、今回の経験を糧にしたいとした。 この試合は3バックではなく4バックで臨んだが、「詳しくは言えない」としながらも、「自分たちの良さが4バックの方が出るんじゃないかということでのチャレンジです」と、良さを出そうと考えての決断だったとした。 それは2トップも同様で、「守備が下がってしまうと上手い選手が多いので、2トップでできるだけ前から制限かけてと思ってやりました。カウンターも2人いれば脅威になると思ってやりました」と、攻守両面で有効だと考えたと明かした。 この試合ではG大阪加入後、初のリーグ戦出場となったMF齊藤未月が高いパフォーマンスを披露。齊藤については「ルヴァンカップで45分出て、良いプレーをしてくれていて、彼の良さが生きていました」とコメント。「川崎はボールの扱いが上手いので、未月のようなハードワークしてボールを奪える選手が必要だと思いました」とコメント。「90分はまだまだコンディションもあるので、徐々に時間を増やしながら、彼の良さが生きるように3枚でも4枚でもトライしたいです」とし、「守備でも前半から中盤で存在感を出してくれたので、コンディションを上げればさらに良いパフォーマンスを出せるのかなと思います」と今後に期待を寄せた。 またチーム全体の攻守の切り替えについても「トレーニングの中から、攻守の切り替えは意識づけできるように、現代サッカーでスピードはトランジションが速くなり、サッカーの強度も増しています」と語り、「我々もそういうところはチャレンジしながら、相手に粘り強く戦えるか。そこは大事になってきます。そういう習慣をつけられるように取り組んでいますし、トライしていきたいと思います」とチームに意識付けしていると語った。 その点では「意識は選手も非常に高くなっていると思います」と、選手たちにも変化があると片野坂監督は語り、「だから勝ち点に繋がり、今シーズンのG大阪が躍動しているのを見ていただきたいです。勝ち点1に終わりましたが、選手が臆せず川崎相手にチャレンジしていました。持たれる時間はありましたが、試合後にファンからの拍手をいただいたことえ私も勇気をもらいました。今度こそホームで勝てるゲームにチャレンジして、喜びあえるようにしていきたいと思います」と、この先の試合に繋げたい試合内容だったと語った。 2022.03.06 19:01 Sun大分トリニータの人気記事ランキング
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