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ニューカッスル、元PSGのポルトガル人SDを招へいか? 今後の超大型補強に向けた布石に

2021.10.12 07:30 Tue
Getty Images
サウジアラビアの政府系ファンドに買収されたニューカッスルが、今後の大型補強に向け、経験豊富なスポーツ・ディレクター(SD)の招へいに動いているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。

サウジアラビアの政府系ファンドであるPIF率いるコンソーシアムに買収されたニューカッスルは、総資産額3200億ポンド(約48兆7500億円)と言われるフットボール界最高の資金力を武器に、今冬の移籍市場から超大型補強に踏み切る見込みだ。

ただ、新体制移行から間もないこともあり、リクルート部門は脆弱で、スティーブ・ブルース監督に替わる新指揮官の選定を含め、大物選手の獲得に向けては経験豊富なリクルーター、あるいはジョルジュ・メンデス氏やミーノ・ライオラ氏といった大物代理人のサポートが必要となってくる。
そういった中、ニューカッスルは補強部門の新たな責任者として前パリ・サンジェルマン(PSG)のSDである、ポルトガル人のアンテロ・エンリケ氏(53)を招へいすべく交渉を開始したようだ。

エンリケ氏は2005年にポルトのフットボール・ディレクターに就任し、2017年には元オランダ代表のパトリック・クライファート氏の後任として2017年からPSGでSD職を務めた。
就任初年度にはブラジル代表FWネイマールや同DFダニエウ・アウベス、フランス代表FWキリアン・ムバッペら大物選手を獲得。2019年には元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンを獲得するなど、幾つもの大型補強を手掛けた。

その一方で、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングやMFルーカス・パケタらの獲得失敗に加え、フランス代表MFアドリアン・ラビオの契約延長交渉にも失敗。さらに、当時の指揮官トーマス・トゥヘルとの確執などの影響によって2019年6月に解任されていた。

ただ、ポルト、PSG時代に培った豊富な人脈や中東の王族と共に仕事をしてきた経験を考慮するならば、現在のニューカッスルにとってベターな人材と言えそうだ。
スティーブ・ブルース エンリケ パトリック・クライファート ネイマール ダニエウ・アウベス キリアン・ムバッペ ジャンルイジ・ブッフォン ルーカス アドリアン・ラビオ トーマス・トゥヘル ニューカッスル プレミアリーグ

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