古巣バルセロナと対戦のPSG・エンリケ監督、先手必勝狙う「積極的にプレッシャーをかけたいと思っている」

2024.04.10 14:26 Wed
先勝目指すルイス・エンリケ監督
Getty Images
先勝目指すルイス・エンリケ監督
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督がバルセロナ戦への意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。

リーグ・アンで首位をひた走る一方、チャンピオンズリーグ(CL)ではラウンド16でレアル・ソシエダを破り、準々決勝に進んでいるPSG。10日には1stレグのバルセロナ戦をホームで迎える。

直近のリーグ・アン第28節クレルモン戦では、CLを見据えて大幅なターンオーバーを敢行し、なんとか1-1のドローに持ち込んだエンリケ監督。それでも公式戦無敗記録を27試合に伸ばしており、試合前の会見ではバルセロナ相手にも自信をうかがわせる。
「今シーズン、我々は良い状況にあると思うし、非常に良いチームスピリットもある。そしてこの一戦は我々が調子を上げている時にやってきた」

「アウェイゴールのルールはないから、ホームでこの試合(1stレグ)を戦うのを本当に楽しみにしている。特別な雰囲気になることはわかっている。それに、試合の順番は我々にとってそれほど問題ではない。勝つことだけが目標だ」
また、エンリケ監督にとって古巣でもあるバルセロナを率いるのは、現役時代に共にピッチで戦い、引退後は指揮官と選手という関係も築いたチャビ・エルナンデス監督。しかし、チャビ監督の志向するサッカーを熟知しているわけではないようだ。

「チャビとはチームメイトだったし、選手として指導したこともあるが、監督としての彼のことは知らない。クラブのことはよく知っているが、それがどれだけアドバンテージになるかはわからない」

「私にとっては素晴らしい経験となるはずだが、PSGが勝利し、勝ち上がるために必要な全てを捧げる準備はできている」

今回の一戦では、ケガ人以外にモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが出場停止。エンリケ監督は「使えるリソースを使うしかない」「解決策はある」と語った一方、前掛かりに仕掛けていくつもりとも明かしている。

「我々はボールを保持するため、積極的にプレッシャーをかけたいと思っている。しかし、試合では非常に多くのことが起こり得る。試合へのアプローチという点でこの2チームは似ている。非常に似たタイプのサッカーをする2つのチームが見られるだろう」

「我々を優勝候補と考えている人もいるし、そうでない人もいる。しかし、それは重要なことではない。我々は何よりも自分たちの試合について考えなければならない。勝つために何をするかだ」

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21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン

IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu
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「君は私が嫌いな選手の原型」、L・エンリケは追放したヴェッラッティのライフスタイルを問題視

パリ・サンジェルマン(PSG)からカタールのアル・アラビへと完全移籍したイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(30)だが、パリを追われた背景にはライフスタイルの問題があったようだ。フランス『Le Parisien』が報じている。 2012年夏にペスカーラからPSGへと完全移籍したヴェッラッティ。以降は11年間在籍し、クラブ史上2位となる公式戦416試合に出場。在籍期間にビッグイヤー獲得はならずも、30個もの国内タイトル獲得に貢献してきた。 ただ、今シーズンから就任したルイス・エンリケ監督の下では完全に構想外となり、開幕からベンチ外が続いて先月13日にカタールへ新天地を求めることになった。 その構想外の経緯に関しては、近年稼働率の低さや高年俸、クラブとして世代交代が必要だったなどいくつかの原因が語られてきたが、一番の問題は同選手のライフスタイルの問題にあったようだ。 『Le Parisien』によると、ルイス・エンリケ監督は当初、ヴェッラッティのプレースタイルやピッチ上でのパフォーマンスを気に入っていたようだが、リクルート部門を取り仕切るルイス・カンポス氏や既存のスタッフからの評判、プレシーズンの短期間での仕事を通じて、同選手のプロフェッショナリズムやライフスタイルの問題を把握したという。 そして、イタリア代表MFに構想外を言い渡した際には、「君は私が嫌いなプレーヤーの原型だ」との過激な言葉を伝えていたとのことだ。 ヴェッラッティは以前から体重管理の問題、過度な喫煙や飲酒といった素行面が不興を買っており、それがスペイン人指揮官の下での構想外に繋がったようだ。 2023.10.04 23:08 Wed

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