どうやって乗ってるの!? 身長2mを超えるニューカッスルのCB、愛車は車高154cmのマイクロカー
2023.01.03 23:10 Tue
プレミアリーグで最も高身長と言われるダン・バーン
この光景は思わず笑ってしまうしかないはずだ。ニューカッスルに所属するイングランド人DFダン・バーンの愛車がとんでもないと話題になっている。
フルアムやバーミンガム・シティ、ウィガン、ブライトン&ホーヴ・アルビオンでもプレーしたバーン。30歳のCBは、2m1cmとプレミアリーグで最も背の高い選手として知られている。
長身を生かしたプレー、フィジカルを生かしたパフォーマンスが特徴だが、本拠地であるセント・ジェームズ・パークに到着したバーンが乗っていた愛車は、まさかの「スマート」の車だった。
マイクロカーとして有名な、メルセデス・ベンツグループの自動車メーカー「スマート」。高性能ではあるものの、その車体はかなり小さく、排気量は900ccで2人乗りだ。
しかし、問題はそのサイズ。プレミアリーグで最も大きい2mを超えるバーンがイギリスでは2番目に小さいと言われる車に乗っているのだから、注目せざるを得ない。同じモデルでは、車高が154.5cmと紹介されている。
スタジアムに乗り入れる姿のほか、子供たちのサインに応じる姿も目撃されているが、その車高は子供の背より低いもの。2mのバーンがどう乗り込んでいるのか気になるところだ。
「スマート」には、ラヒーム・スターリングやグラニト・ジャカなども乗っているが、2mの選手が乗るとは普通には想像し難い。残念ながら、つい笑ってしまうのも仕方ないと言えるだろう。
フルアムやバーミンガム・シティ、ウィガン、ブライトン&ホーヴ・アルビオンでもプレーしたバーン。30歳のCBは、2m1cmとプレミアリーグで最も背の高い選手として知られている。
マイクロカーとして有名な、メルセデス・ベンツグループの自動車メーカー「スマート」。高性能ではあるものの、その車体はかなり小さく、排気量は900ccで2人乗りだ。
価格は1万1000ポンド(約170万円)とリーズナブル。かつては「アウディ」のSUVに乗っていたバーンだったが、乗り換えたようだ。
しかし、問題はそのサイズ。プレミアリーグで最も大きい2mを超えるバーンがイギリスでは2番目に小さいと言われる車に乗っているのだから、注目せざるを得ない。同じモデルでは、車高が154.5cmと紹介されている。
スタジアムに乗り入れる姿のほか、子供たちのサインに応じる姿も目撃されているが、その車高は子供の背より低いもの。2mのバーンがどう乗り込んでいるのか気になるところだ。
「スマート」には、ラヒーム・スターリングやグラニト・ジャカなども乗っているが、2mの選手が乗るとは普通には想像し難い。残念ながら、つい笑ってしまうのも仕方ないと言えるだろう。
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「新たなファンを獲得したい」来日したニューカッスル、ダン・バーンがファンに期待するチャントは?
ニューカッスルのDFダン・バーンが、来日会見に登場。ジャパンツアーに期待することを語った。 29日、「Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo」を戦うため、ニューカッスルが28年ぶりに来日。主力の一部を除いた本気のメンバーで来日し、GKは6人も連れてくるという状況だ。 30日に東京都内でトレーニングを実施。冒頭15分間がメディアに公開された中、その後の記者会見にバーンが登場した。 バーンはニューカッスルのユース育ちで、フルアムやバーミンガム・シティ、ウィガン、ブライトン&ホーヴ・アルビオンと渡り歩き、2022年1月にユース時代以来となるニューカッスルに復帰した。 201cmの長身左サイドバックは、ニューカッスルで103試合に出場し6ゴール3アシスト。センターバックでもプレーし、チームのリーダーでもある。 初の来日となったバーンは、今回のジャパンツアーについて「世界の色々なところに行っても、日本に来るチャンスはあまりないのでワクワクしている。できれば新しいファンを獲得したい」とコメント。「今はプレシーズンだが、あと少しでプレミアリーグが始まるので、プレシーズンの間に少しでもプレー機会を得ることは大事だ」と、プレミアリーグの開幕に向けてしっかりと準備したいとした。 日本にも「Newcastle United Japan」というサポーターズクラブがあり、今回の2試合でも大きな声援が送られるはずだ。 バーンは「ブラウンエール(ニューカッスルの世界的に有名なビール)を飲んでくれていることに感銘を受けた。とても嬉しい。ファンベースを世界に拡大したいので、とても嬉しく思っている」と日本のサポーターの活動について言及。「チャントに関してだが、ジョエリントン、アレクサンダー・イサクのチャントが気に入ってもらえると思う」と、スタジアムで歌ってもらいたいチャントについても言及した。 クラブに加入して2年半、エディ・ハウ監督の下でプレーするバーンだが、監督がもたらしている影響についても言及した。 「自分に大きな影響を与えてくれている。日々のトレーニングでも、しっかりとしたことができている。パフォーマンスも向上していると思うので、今後も監督の下でプレーできることを楽しみにしている」 今回の移籍市場では、MFマット・リッチーらベテランが退団。リーダーシップという点では期待がかかるところも大きい。 バーンは「自分だけになって寂しいが、スタッフも協力してくれるし、これから新しいリーダーが出てくると思う。(今のチームメイトや自分がリーダーになることが大事?)それが大事だと思う。新しい選手も入ってくるので、リーダーについては特に問題ないと思う」とコメント。若手からもリーダーが生まれるはずだとした。 2024.07.30 16:55 Tue3
浮き沈みあるキャリアが「僕を強くした」、32歳でイングランド代表初招集のDFバーンが活躍に自信「多くの疑問を持たれてきたが…」
イングランド代表に初選出されたニューカッスルのDFダン・バーンが、これまでのキャリアを振り返りつつ代表への意気込みを述べた。イギリス『BBC』が伝えている。 ニューカッスルで主力の一人としてプレーするバーン。先週末にはEFLカップ(カラバオカップ)決勝でリバプールを破り、自身にとってもクラブにとっても悲願だったタイトル獲得を成し遂げた。 また、今季公式戦36試合に出場する安定感も評価され、3月に行われるインターナショナルマッチウィークではイングランド代表に初招集。まさに今、乗りに乗っている選手の一人と言えるだろう。 そんなバーンだが、必ずしも順調なキャリアを歩んできたわけではない。11歳でニューカッスルのアカデミーから退団を余儀なくされると、その後はスーパーマーケットで働きながらプレーする日々に。ノンリーグやEFLリーグ2(イングランド4部)のダーリントン・ユースでプレーしていた時は、自分で用具を洗い、弁当を持参し、車に乗せたチームメイトに対してはガソリン代を請求していたという。 18歳でプレミアリーグのフルアムに加入後も安定感はなく、ヨーヴィル・タウンやバーミンガム・シティへのレンタルを経験し、その後にチャンピオンシップクラブ(イングランド2部)のウィガン・アスレティックへ加入。そこからブライトン&ホーヴ・アルビオンに完全移籍すると徐々に頭角を現し、2022年に少年時代を過ごしたニューカッスル復帰を果たした。 バーンは記者会見にてこうした自身のキャリアを振り返り、必ずしも順風満帆でなかったことが成長につながったと語っている。 「こうした経験が僕を強くした。僕のキャリアは、決して一直線なものではなかったんだ。21歳でプレミアリーグデビューを果たし、3年後にフルアムをクビになるまででも、浮き沈みはあったよ。だから、人の意見はあまり気にならない。自分の得意なことはわかっているからだ」 「キャリアを通じて、僕は多くの疑問を持たれてきた。ダーリントンにいた当時、僕がここでイングランド代表の記者会見をしているとは思わない人が多かったと思う。でも僕は、ここにいるのが当然だと感じている」 「当時から、達成したい小さな目標はあった。僕はリーグ2でプレーしたかったんだ。そしてそれを実現した。リーグ1でプレーしたかった。そしてそれは実現した。国際レベルでプレーする能力はずっと自分にはあると感じていた。そして今、実際にやってみなければ経験は得られない」 「僕は見落とされてきた選手だと思ってきたけど、理由については理解もしていた。僕の意見として、ガレス(・サウスゲイト)は代表をクラブチームのように扱っていた。それがうまく機能していたとも思う」 「団結こそが重要なチームになっていたけど、それが少し僕にとっては不利に働いていた。そして新しい監督が来たとき、一種の新しい計画も始まった」 「幸運にも、新しい監督は僕にチャンスを与えてくれた。そのチャンスをつかみたい。32歳になったとき、自分はもうそのチャンスを逃したと思っていた」 「(代表招集を知ったタイミングについて)木曜の夜6時になっても何も連絡がなかった。でも、午後10時にテキストが届いたんだ。その後にFacetime通話がかかってきて、なかなか眠れなかった」 「監督はまず、『午後10時なのにベッドに入っていないのはプロらしくない』と言ってきたよ。だから、そのことは謝った。それから彼は、代表に選ばれなかった全員にも電話をかけていると言っていた。良い気分で一日を終える必要があるともね」 「僕の電話は鳴りっぱなしさ。16歳のときから同じ番号を使っているから、信じられないほどたくさんのメッセージが届いたよ。ようやく今になって質問に答えられるようになった」 「イングランド北東部は、フットボール界では少し見過ごされがちだ。選手が集まるチームもそれほど多くない。でも、ニューカッスル出身であることはとても誇りに思っている。僕の出身地をみんなに話すのは大好きだ」 2025.03.19 16:45 Wedニューカッスルの人気記事ランキング
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アーセナルが今夏シンガポールでプレシーズンツアーを実施、ミラン&ニューカッスルと対戦
アーセナルは11日、2025-26シーズンに向けたプレシーズンに関して、シンガポールを訪れることを発表した。 すでに、7月31日(木)の19時30分から香港でトッテナム・ホットスパーとのノース・ロンドン・ダービーを戦うことを発表していたアーセナル。その前にシンガポールを訪れ、2試合を戦うこととなる。 7月23日(水)にはミランと対戦。同27日(日)には、ニューカッスル・ユナイテッドと対戦することを発表した。どちらの試合も、5万5000人を収容するナショナルスタジアムで開催される。 アーセナルがシンガポールを訪れるのは2018年以来7年ぶり。2015年にも訪れており、3度目となる。 クラブのマネージング・ディレクターを務めるリチャード・ガーリック氏は今回のプレシーズンツアーについてコメントしている。 「7月にシンガポールに戻り、2つの優れた相手と対戦し、多くの素晴らしいサポーターと会えることを嬉しく思う」 「男子ファーストチームの選手たちは2015年と2018年にシンガポール遠征を行い、印象的なナショナルスタジアムでプレーして素晴らしい思い出を作った。今年も再びこの競技場に戻ってくる」 「この遠征は、この美しい地域のサポーターとつながる機会を与えてくれる。ミランとニューカッスル・ユナイテッドとの2試合は、エキサイティングな試合になることが確実で、新シーズンに向けて選手たちに質の高い準備をもたらすだろう」 なお、トッテナムとのダービーを含め3試合でプレシーズンのツアーは終了。その後ロンドンに戻り、8月16日(土)に開幕するプレミアリーグへ準備を進めるという。 2025.04.11 14:25 Fri2
バーミンガムDF岩田智輝が「時速73マイル」の衝撃ゴラッソ! 指揮官も絶賛「数多くのトップゴールを生で見てきたが…」
バーミンガム・シティのDF岩田智輝が強豪相手に圧巻のシュートを決めている。 8日、バーミンガムはFAカップ4回戦でニューカッスルと対戦。惜しくも2-3で敗れた。 開始早々に先制するも、26分に逆転を許す展開。しかし40分、岩田が試合を振り出しに戻す貴重なゴールを決める。 左クロスが上がるとニューカッスルDFのクリアボールがボックス右手前へ。すかさず走り込んだ岩田が右足を振り抜き、強烈なダイレクトシュートがゴール右上に決まった。 終盤の失点で5回戦進出は逃したものの、EFLリーグ1(イングランド3部相当)のクラブがプレミアリーグの格上クラブ相手に大健闘。クリス・デイビス監督は試合後、「とても誇りに思っているし、選手たちにも大いに誇るべきだと言った」と述べ、岩田の同点ゴールにも言及した。地元メディアの『Birmingham Live』が伝えている。 「2点目のゴールは、どこから見たとしても素晴らしいゴールだ。数多くのトップゴールを生で見てきたが、あれは私にとって最高のゴールだ。信じられないシュートだった」 「時速73マイル(約117km/h)だったと誰かが言っていた。ボールが彼のもとにこぼれた時、シュートを打つと思ったはずだが、キーパーはノーチャンスだった。素晴らしいゴールだった」 夏の移籍市場でセルティックから加わり、ボランチの定位置を掴んでいる岩田。今シーズンはここまで公式戦26試合に出場しており、ゴール数は「7」に伸ばしている。 <span class="paragraph-title">【動画】指揮官も絶賛した岩田智輝のゴラッソ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="qkzwjnVfzpk";var video_start = 97;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.09 10:41 Sun3
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