浮き沈みあるキャリアが「僕を強くした」、32歳でイングランド代表初招集のDFバーンが活躍に自信「多くの疑問を持たれてきたが…」
2025.03.19 16:45 Wed
イングランド代表に初招集されたダン・バーン
イングランド代表に初選出されたニューカッスルのDFダン・バーンが、これまでのキャリアを振り返りつつ代表への意気込みを述べた。イギリス『BBC』が伝えている。
そんなバーンだが、必ずしも順調なキャリアを歩んできたわけではない。11歳でニューカッスルのアカデミーから退団を余儀なくされると、その後はスーパーマーケットで働きながらプレーする日々に。ノンリーグやEFLリーグ2(イングランド4部)のダーリントン・ユースでプレーしていた時は、自分で用具を洗い、弁当を持参し、車に乗せたチームメイトに対してはガソリン代を請求していたという。
18歳でプレミアリーグのフルアムに加入後も安定感はなく、ヨーヴィル・タウンやバーミンガム・シティへのレンタルを経験し、その後にチャンピオンシップクラブ(イングランド2部)のウィガン・アスレティックへ加入。そこからブライトン&ホーヴ・アルビオンに完全移籍すると徐々に頭角を現し、2022年に少年時代を過ごしたニューカッスル復帰を果たした。
「こうした経験が僕を強くした。僕のキャリアは、決して一直線なものではなかったんだ。21歳でプレミアリーグデビューを果たし、3年後にフルアムをクビになるまででも、浮き沈みはあったよ。だから、人の意見はあまり気にならない。自分の得意なことはわかっているからだ」
「キャリアを通じて、僕は多くの疑問を持たれてきた。ダーリントンにいた当時、僕がここでイングランド代表の記者会見をしているとは思わない人が多かったと思う。でも僕は、ここにいるのが当然だと感じている」
「当時から、達成したい小さな目標はあった。僕はリーグ2でプレーしたかったんだ。そしてそれを実現した。リーグ1でプレーしたかった。そしてそれは実現した。国際レベルでプレーする能力はずっと自分にはあると感じていた。そして今、実際にやってみなければ経験は得られない」
「僕は見落とされてきた選手だと思ってきたけど、理由については理解もしていた。僕の意見として、ガレス(・サウスゲイト)は代表をクラブチームのように扱っていた。それがうまく機能していたとも思う」
「団結こそが重要なチームになっていたけど、それが少し僕にとっては不利に働いていた。そして新しい監督が来たとき、一種の新しい計画も始まった」
「幸運にも、新しい監督は僕にチャンスを与えてくれた。そのチャンスをつかみたい。32歳になったとき、自分はもうそのチャンスを逃したと思っていた」
「(代表招集を知ったタイミングについて)木曜の夜6時になっても何も連絡がなかった。でも、午後10時にテキストが届いたんだ。その後にFacetime通話がかかってきて、なかなか眠れなかった」
「監督はまず、『午後10時なのにベッドに入っていないのはプロらしくない』と言ってきたよ。だから、そのことは謝った。それから彼は、代表に選ばれなかった全員にも電話をかけていると言っていた。良い気分で一日を終える必要があるともね」
「僕の電話は鳴りっぱなしさ。16歳のときから同じ番号を使っているから、信じられないほどたくさんのメッセージが届いたよ。ようやく今になって質問に答えられるようになった」
「イングランド北東部は、フットボール界では少し見過ごされがちだ。選手が集まるチームもそれほど多くない。でも、ニューカッスル出身であることはとても誇りに思っている。僕の出身地をみんなに話すのは大好きだ」
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ニューカッスルで主力の一人としてプレーするバーン。先週末にはEFLカップ(カラバオカップ)決勝でリバプールを破り、自身にとってもクラブにとっても悲願だったタイトル獲得を成し遂げた。また、今季公式戦36試合に出場する安定感も評価され、3月に行われるインターナショナルマッチウィークではイングランド代表に初招集。まさに今、乗りに乗っている選手の一人と言えるだろう。18歳でプレミアリーグのフルアムに加入後も安定感はなく、ヨーヴィル・タウンやバーミンガム・シティへのレンタルを経験し、その後にチャンピオンシップクラブ(イングランド2部)のウィガン・アスレティックへ加入。そこからブライトン&ホーヴ・アルビオンに完全移籍すると徐々に頭角を現し、2022年に少年時代を過ごしたニューカッスル復帰を果たした。
バーンは記者会見にてこうした自身のキャリアを振り返り、必ずしも順風満帆でなかったことが成長につながったと語っている。
「こうした経験が僕を強くした。僕のキャリアは、決して一直線なものではなかったんだ。21歳でプレミアリーグデビューを果たし、3年後にフルアムをクビになるまででも、浮き沈みはあったよ。だから、人の意見はあまり気にならない。自分の得意なことはわかっているからだ」
「キャリアを通じて、僕は多くの疑問を持たれてきた。ダーリントンにいた当時、僕がここでイングランド代表の記者会見をしているとは思わない人が多かったと思う。でも僕は、ここにいるのが当然だと感じている」
「当時から、達成したい小さな目標はあった。僕はリーグ2でプレーしたかったんだ。そしてそれを実現した。リーグ1でプレーしたかった。そしてそれは実現した。国際レベルでプレーする能力はずっと自分にはあると感じていた。そして今、実際にやってみなければ経験は得られない」
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「幸運にも、新しい監督は僕にチャンスを与えてくれた。そのチャンスをつかみたい。32歳になったとき、自分はもうそのチャンスを逃したと思っていた」
「(代表招集を知ったタイミングについて)木曜の夜6時になっても何も連絡がなかった。でも、午後10時にテキストが届いたんだ。その後にFacetime通話がかかってきて、なかなか眠れなかった」
「監督はまず、『午後10時なのにベッドに入っていないのはプロらしくない』と言ってきたよ。だから、そのことは謝った。それから彼は、代表に選ばれなかった全員にも電話をかけていると言っていた。良い気分で一日を終える必要があるともね」
「僕の電話は鳴りっぱなしさ。16歳のときから同じ番号を使っているから、信じられないほどたくさんのメッセージが届いたよ。ようやく今になって質問に答えられるようになった」
「イングランド北東部は、フットボール界では少し見過ごされがちだ。選手が集まるチームもそれほど多くない。でも、ニューカッスル出身であることはとても誇りに思っている。僕の出身地をみんなに話すのは大好きだ」
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