かつてビラやニューカッスルで指揮を執ったスティーブ・ブルース氏が久々現場復帰、英3部ブラックプールの指揮官に就任

2024.09.04 15:30 Wed
ブラックプール就任が発表されたスティーブ・ブルース氏
Getty Images
ブラックプール就任が発表されたスティーブ・ブルース氏
EFLリーグ1(イングランド3部)のブラックプールは3日、スティーブ・ブルース氏(63)が指揮官に就任すると発表した。

2010-11シーズンにはプレミアリーグに所属していたブラックプール。近年は低迷が続いており、今シーズンもEFLリーグ1開幕から連敗と低調なスタートを切ると、クラブは8月21日にニール・クリッチリー監督を解任して後任探しに着手していた。

そんなブラックプールが指揮官に据えたのがブルース氏。現役時代はマンチェスター・ユナイテッドで300試合以上に出場する名センターバックとして名を馳せ、現役引退後は指導者の道を選んだ。
ブルース氏はこれまでクリスタル・パレス、バーミンガム・シティ、ウィガン・アスレティック、サンダーランド、ハル・シティ、アストン・ビラ、ニューカッスルなどの指揮官を歴任。しかし、徐々に監督としての評価は下り坂となり、特にニューカッスル時代には当時のクラブオーナーだったマイク・アシュリー氏と並びファンから批判の的となっていた。

そのニューカッスルを2021年に解任されると、翌年からウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)の指揮官に就任したが、こちらも1年持たず2022年10月に解任。その後は現在までフリーの状態が続いていた。

スティーブ・ブルースの関連記事

新監督探しを続ける大韓サッカー協会(KFA)が、ジェシー・マーシュ氏(50)と交渉中のようだ。韓国『スポーツ朝鮮』が報じている。 韓国はアジアカップ2023で準決勝敗退となったことや、チームでの求心力低下を受け、2023年2月に就任したユルゲン・クリンスマン監督(59)の解任を発表。 すぐに新監督探しを始め 2024.04.29 23:45 Mon
かつてアストン・ビラやニューカッスルを指揮した元イングランド代表DFのスティーブ・ブルース氏(63)が、韓国代表監督就任に関心を示しているようだ。 韓国はアジアカップ2023で準決勝敗退となったことや、チームでの求心力低下を受け、2023年2月に就任したユルゲン・クリンスマン監督(59)の解任を発表。チームはFW 2024.02.20 12:10 Tue
混乱深まるマンチェスター・ユナイテッドについて、元イングランド代表FWのクリス・サットン氏は選手に問題があるとの考えを示した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 開幕から状態が上がらず、プレミアリーグでは14試合を消化して8勝6敗の7位に沈むユナイテッド。チャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージ5 2023.12.06 17:50 Wed
チャンピオンシップ(イングランド2部)で戦うウェストブロムウィッチ・アルビオン(WBA)は10日、スティーブ・ブルース監督(61)の解任を発表した。 また、ブルース監督のコーチングスタッフであるスティーブ・アグニュー、スティーブン・クレメンス、アレックス・ブルースもチームを去ることとなった。 ブルース監督は 2022.10.10 23:35 Mon
ニューカッスルは5日、エディ・ハウ監督(44)との新契約締結を発表した。契約期間に関しては“長期”とのみ伝えられているが、2024年までの現行契約をさらに数年延長した模様だ。 ニューカッスルとの長期契約にサインしたイングランド人指揮官は、クラブ公式サイトを通じて喜びのコメントを残している。 「この素晴らしい 2022.08.05 22:54 Fri

EFLリーグ1の関連記事

バーミンガム・シティDF岩田智輝が今季のEFLリーグ1(イングランド3部相当)で3ゴール目を決めた。 今夏にセルティックからバーミンガム入りの岩田。ボランチでポジションを掴み、ここまで公式戦3ゴールの活躍を披露するが、22日に行われたEFLリーグ1第13節のボルトン戦でも好調をアピールした。 0-0の3分に 2024.10.23 09:35 Wed
EFLリーグ1(イングランド3部)のバーミンガム・シティに所属するDF岩田智輝が、またも大仕事をやってのけた。 今夏セルティックからバーミンガムへ移籍した岩田。リーグデビューを果たした第6節のレクサム戦でいきなりゴールを奪うと、第7節のロザラム戦では2試合連続得点を記録した。 28日に行われた第8節のピータ 2024.09.29 17:41 Sun
バーミンガムDF岩田智輝がEFLリーグ1(イングランド3部相当)で連発だ。 バーミンガムは21日の第7節でロザラムとアウェイで対戦。2-0の勝利で5連勝とし、1試合未消化ながら首位レクサムと引き続き勝ち点16で並んでいる。 岩田は先のレクサム戦でEFLリーグ1デビューを果たし、即ゴールの活躍を披露。今節も中 2024.09.22 08:55 Sun
EFLリーグ1(イングランド3部)のバーミンガム・シティに所属するDF岩田智輝が、加入後初ゴールを記録した。 今夏の移籍市場で、セルティックからバーミンガムへ加入した岩田。 2022シーズンの明治安田生命J1リーグでは横浜F・マリノスでの活躍が評価されMVPを獲得する実力者ながら、セルティックでは不遇だったことも 2024.09.17 11:10 Tue
EFLリーグ1(イングランド3部)のバーミンガム・シティは30日、セルティックからDF岩田智輝(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「24」に決定。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 セルティックで不遇をかこったなか、移籍市場最終日にイングランド行きが決まった27歳DFは、クラブ公式チ 2024.08.31 07:57 Sat

記事をさがす

スティーブ・ブルースの人気記事ランキング

1

覚醒のリンガードがプレミア月間最優秀選手賞を初受賞! 監督賞ではスティーブ・ブルースが初栄冠

プレミアリーグは14日、4月の月間最優秀選手と最優秀監督を発表した。 最優秀選手には、ウェストハムのイングランド代表MFジェシー・リンガードが選ばれた。1月にマンチェスター・ユナイテッドからローン加入した同選手は、加入直後から印象的なパフォーマンスを披露。リーグ戦においてユナイテッドでは今季一度も出番がなかったが、ウェストハムでは水を得た魚のように躍動中だ。 移籍後初戦のアストン・ビラ戦で2ゴールの鮮烈デビューを果たすと、その後もブレーキをかけることなくゴールに関与。4月の成績は4試合4ゴール1アシストで、ウォルバーハンプトン戦、レスター・シティ戦、ニューカッスル戦で3試合連続ゴールを記録した。レスター戦では2ゴールの活躍だった。 今回が初受賞となるリンガードは、FWメイソン・グリーンウッドやFWケレチ・イヘアナチョ、FWアラン・サン=マクシマンら8名の候補から選出。3カ月連続のノミネートからようやくの受賞に「ノミネートされるだけでも最高に嬉しかったんだけどね」と控えな姿勢を見せながらも、「僕は自分ができる最高のこと、そして世界で最高のことをしたいと思っている」と力強いコメントを残した。 一方、最優秀監督はニューカッスルのスティーブ・ブルース監督が初受賞。シーズンを通して厳しい戦いを強いられているものの、4月はトッテナム(2-2)やリバプール(1-1)から勝ち点を奪うなど、2勝2分け無敗でポイントを積み上げた。 とりわけ、リバプール戦では92分にサン=マクシマンのゴールがVARで取り消されながらも、ラストプレーとなった96分にMFジョー・ウィロックのゴールで劇的ドローに持ち込んでおり、スティーブ・ブルース監督も「あの最後の5分間は、我々を要約したものだった」とハイライトに挙げている。 この結果、降格圏スレスレだったクラブは残留が確定。プレミアリーグで通算19年、総試合数では465試合にして初受賞となったイングランド人指揮官は、「ずっと前から欲しかった物だ! 私の後ろで精力的に働いてくれたスタッフ、そしてもちろんそれ以上に、挑戦に応えて私に賞を与えてくれた選手たちに感謝しているよ」と喜びを語った。 2021.05.14 21:48 Fri
2

「責任を負うのはテン・ハグだが…」サットン氏はユナイテッド混迷の原因指摘「ロッカールームに蛇のような選手がいる」

混乱深まるマンチェスター・ユナイテッドについて、元イングランド代表FWのクリス・サットン氏は選手に問題があるとの考えを示した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 開幕から状態が上がらず、プレミアリーグでは14試合を消化して8勝6敗の7位に沈むユナイテッド。チャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージ5試合でわずか1勝と振るわず、このままだと最下位で敗退する可能性がある。 加えて、MFジェイドン・サンチョは規律違反によって完全なる構想外に。また、FWマーカス・ラッシュフォードは10月のダービー惨敗後に誕生日パーティーを開催したことが物議を醸すなど、ピッチ外でもゴタゴタ続きの状態だ。 こうした状況もあり、エリク・テン・ハグ監督はチームでの求心力を失いつつある現状だが、サットン氏はポッドキャスト『It's All Kicking Off』にて問題は指揮官ではなく選手にあると主張。試合に対する真摯な姿勢が欠けていると苦言を呈している。 「私の知る限り、あのチームのロッカールームには蛇のような選手がいる。そして走らない選手たちだ。ブルーノ・フェルナンデスは走っていない、マーカス・ラッシュフォードは走っていない、アントニー・マルシャルも走っていない。彼らは才能ある選手なのに、なぜそれをしない?」 「ブルーノ・フェルナンデスが今どのポジションでプレーしているかはともかく、彼はキャプテンだろう。もしロイ・キーンやスティーブ・ブルース、ブライアン・ロブソンがキャプテンだったら、彼らはそんな選手たちがピッチに出ることを許すだろうか」 「責任を負うのは監督だが、選手が走らず、戻らず、自重もしないことは許されるのだろうか? たとえば試合前、ニューカッスルの選手たちがロッカールームでどのように振る舞っているかは想像できる。エネルギーを保持し、それをピッチで爆発させる準備ができているだろう。エディ・ハウのロッカールームではね」 「翻って、マンチェスター・ユナイテッドのロッカールームだ。そこにはたくさんのプリマドンナたちがいる」 2023.12.06 17:50 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly