今季のFA杯再試合で貴重な1勝もたらす! リバプールU-23監督が英3部のトップチーム監督に
2020.03.02 19:58 Mon
リバプールは2日、U-23チームを率いるニール・クリッチリー監督(41)がブラックプールの新監督就任のため退団することを発表した。
現役時代にクルー・アレクサンドラでプレーしたクリッチリー監督は、2013年に指導者としてリバプールに加入。同年から2017年までリバプールのU-18チームを指導し、2017-18シーズンからU-23チームの指揮官を務めてきた。
その中でクリッチリー監督を一躍有名にしたのが、トップチームのFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)参戦によって超過密日程を強いられた、昨年12月のEFLカップ準々決勝のアストン・ビラ戦。
日程の都合上、2チーム分を作らざるを得なかった中、リバプールは主力をCWC開催地のカタールに送り、クリッチリー監督をユルゲン・クロップ監督の代役に立ててU-23チーム中心のスカッドでアストン・ビラ戦に臨むことに。
それでも、“持っている男”のクリッチリー監督はFAカップ4回戦でトップチームがシュルーズベリー・タウンと初戦を2-2のドローで終えたことで、再びトップチームを率いるチャンスを得ることに。
超過密日程によって主力の休養を最優先としたクロップ監督が、ウィンターブレーク期間に差し込まれたシュルーズベリーとの再試合を再びU-23チーム中心のスカッドで戦うことを決断。
そして、2度目の暫定指揮官を務めたクリッチリー監督は相手のオウンゴールによる1-0の辛勝となったものの、リバプールのトップチームの指揮官として初勝利を手にしていた。
クラブとして敗退覚悟の一戦を見事に制してクロップ監督へのバトンを繫いだクリッチリー監督は、奇しくもそのFAカップ5回戦のチェルシー戦が翌日に控えるこのタイミングでブラックプール行きを発表することになった。
なお、ブラックプールは現在、フットボー1(イングランド3部)で中位の13位に位置している。
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なお、クリッチリー監督の後任人事に関しては現時点で新たな人材の登用を考えておらず、残るコーチングスタッフの下で今シーズン終了まで戦う予定だ。その中でクリッチリー監督を一躍有名にしたのが、トップチームのFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)参戦によって超過密日程を強いられた、昨年12月のEFLカップ準々決勝のアストン・ビラ戦。
日程の都合上、2チーム分を作らざるを得なかった中、リバプールは主力をCWC開催地のカタールに送り、クリッチリー監督をユルゲン・クロップ監督の代役に立ててU-23チーム中心のスカッドでアストン・ビラ戦に臨むことに。
しかし、1.5軍を起用したアストン・ビラに対して、平均年齢19歳と182日というクラブ史上最年少スカッドで臨んだチームは0-5の大敗。試合後にはMFハーヴェイ・エリオットが悔し涙を見せるなど、クリッチリー監督のトップチーム初陣はほろ苦いものとなった。
それでも、“持っている男”のクリッチリー監督はFAカップ4回戦でトップチームがシュルーズベリー・タウンと初戦を2-2のドローで終えたことで、再びトップチームを率いるチャンスを得ることに。
超過密日程によって主力の休養を最優先としたクロップ監督が、ウィンターブレーク期間に差し込まれたシュルーズベリーとの再試合を再びU-23チーム中心のスカッドで戦うことを決断。
そして、2度目の暫定指揮官を務めたクリッチリー監督は相手のオウンゴールによる1-0の辛勝となったものの、リバプールのトップチームの指揮官として初勝利を手にしていた。
クラブとして敗退覚悟の一戦を見事に制してクロップ監督へのバトンを繫いだクリッチリー監督は、奇しくもそのFAカップ5回戦のチェルシー戦が翌日に控えるこのタイミングでブラックプール行きを発表することになった。
なお、ブラックプールは現在、フットボー1(イングランド3部)で中位の13位に位置している。
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