エリクセン失神の悲劇も2位でGS通過のデンマーク、指揮官は選手たちを称賛「信じられない」

2021.06.22 10:05 Tue
Getty Images
デンマーク代表のカスパー・ヒュルマンド監督が、ロシア代表戦を振り返った。デンマーク『BT』が伝えた。

デンマークは21日、ユーロ2020 グループB第3節でロシアと対戦。デンマークはMFミッケル・ダムスゴーアのゴールで前半に先制すると、59分にユスフ・ポウルセンが追加点。70分にPKで1点を返されるも、79分にDFアンドレアス・クリステンセン、82分にDFヨアキム・メーレがネットを揺らし、1-4でデンマークが勝利した。

この結果、デンマークはグループ2位となり決勝トーナメント進出が決定。初戦でエースのMFクリスティアン・エリクセンが試合中に倒れるという悲劇がありながらも、勝ち上がりを決めた。
ヒュルマンド監督は、試合後に決勝トーナメント進出を喜ぶとともに、選手たちのパフォーマンスを称えた。

「選手たちほど、値する人はいない。選手たちの勇気、結束力、友情、一体感、そして団結して重要な試合をプレーする能力には脱帽する。高いレベルで3試合を終えた」
「それに値する人たちがいるならば、それは選手たちだ。彼らがこれまでやってきたことの後で、これ(2位通過)を拾えるなんて信じられない。我々は約4週間を一緒に過ごしてきたが、その間に選手たちが経験したことは不思議なことだった」

また、デンマークのサポーターにも感謝の気持ちを語った。

「我々を後押しし、無条件にサポートし、愛情を常に送ってくれたデンマークのみんなにも感謝したい」

「そのサポートがなければ、これは達成できなかったと思う。応援が選手を支え、全てを支え、それが我々に大きな意味をもたらす」

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バルセロナに所属するデンマーク代表FWマルティン・ブラースヴァイトがユーロ2020の試合中にMFクリスティアン・エリクセンが倒れたシーンについて振り返った。 6月12日に行われたユーロ2020グループB第1節のデンマーク代表vsフィンランド代表の一戦。先発したエリクセンだったが、前半途中に卒倒。意識を失ったエリクセンに対して、ピッチ上で心肺蘇生法(CPR)などの救命措置が取られた。 エリクセンはすぐに試合会場の近くにあるコペンハーゲンの病院に搬送され、一命を取り留め、日常生活を送れるレベルに回復している。 そのシーンをピッチから間近で見たブラースヴァイトは当時について、『433』とジェエリーメーカー『ラッキーメタル』が制作したドキュメンタリーの中で正直に語った。 「僕は人生で最も悪い状況の1つを経験した。デンマーク史上最大のスポーツイベントになるはずだったが、それは悪夢だった」 「あの夜に起こったことは多くの人に衝撃を与えた。僕が彼を見た瞬間、彼は逝ってしまったと思った。その瞬間にできることは神へ祈ることだけだと思った」 「人が死体を見たら、それは分かるものだ。すぐに理解する。僕はそれを見た。目に入った時、一生懸命に祈り始め、その瞬間にできることはそれだけだと感じた」 「私たちはすべての医師に彼の治療を頼んだ。その時の写真は誰にも見られたくないものだ」 「すべては良い結末で終わった。クリスティアンは元気で症状も安定している。それが僕たちが望むことができる唯一のことだ」 その後、心臓発作の再発を防ぐべく植え込み型除細動器(ICD)を装着する手術を受けたエリクセンだが、3日にメディカルチェックを受けるためミラノに到着。原因究明のため詳しい心臓検査を受け、今後ICDを取り外してプレーができるかの判断が行われるようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】退院後初めて確認されたエリクセンの元気そうな姿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CQ0tzmkjBhs/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="13" style=" background:#FFF; 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