1部残留のヘタフェ、新シーズンに向けてミチェル監督が10年ぶりに復任

2021.05.27 20:30 Thu
Getty Images
ヘタフェは27日、ミチェルことホセ・ミゲル・ゴンサレス氏(58)を来シーズンからの新監督に迎えたことを発表した。契約は2シーズンとなる。

同クラブでは先日、2016年9月から指揮していたホセ・ボルダラス監督(57)が退任。通算成績は212試合を指揮し83勝60分け69敗で、今季は日本代表MF久保建英の活躍もあり、最終節を前に1部残留を決めていた。

そして、新シーズンからの舵取りを任されたのは、2009年から2011年にもヘタフェを率いた経験のあるミチェル監督だ。現役時代はレアル・マドリーで公式戦531試合に出場した元スペイン代表MFで、1997年の引退後、2005年から監督キャリアをスタートさせた。
ヘタフェでは歴代3番目となるラ・リーガ101試合を指揮し、09-10シーズンには6位に導きヨーロッパリーグ出場権を獲得。コパ・デル・レイでも準決勝進出を果たすなど、上々の成績を残した。

その後はセビージャやオリンピアコス、マルセイユ、マラガを渡り歩き、2019年夏からはメキシコのUNAMの監督に就任したが、2020年7月に個人的事情で辞任していた。

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