コパに波乱はなかったけど…/原ゆみこのマドリッド

2024.11.03 01:00 Sun
©Atlético de Madrid
「いきなりヒマになったのね」そんな風に私が戸惑っていたのは金曜日、コパ・デル・レイ1回戦免除のレアル・マドリーは土曜のリーガ12節、メスタジャでのバレンシア戦も順延が決定。来週火曜のCLミラン戦まで試合がないとわかった時のことでした。いやあ、このミッドウィークはスペイン南部、とりわけバレンシア州が集中ゲリラ豪雨に襲われ、そこかしこで洪水が発生。ここ数日、200人以上もの犠牲者を出すことになった、街中の道が完全に水路と化し、自動車がガンガン流れされていたり、溢れかえった河川の水で橋が完全破壊する光景ばかり、TVで見せられているんですけどね。

もちろん、被害にあった地方で試合の開催ができる訳なく、ええ、木曜に予定されていたヘタフェのマニセス(地方リーグ/実質6部)戦は前日に延期が決まり、ボルダラス監督のチームはバレンシアに移動すらせず。それとは逆に試合開催地に移動する手段が断たれ、延期になったバレンシアやレバンテの例なども。まあ、ヘタフェはヨーロッパの大会に参加しておらず、フリーのミッドウィークが多いため、マニセス戦は来週木曜にやることが早々に決まったんですけどね。リーガ12節のセルタ戦が月曜試合のせいもあり、その後の土曜開催だった13節ジローナ戦が日曜に変更。入れ替えでレガネスが日曜予定だったセビージャ戦を前倒しで土曜にプレーという、トバッチリを喰うなんてことも。

それとは対照的なのはマドリーで、やはり日曜のリーガ12節ビジャレアル戦の延期が決まったラージョなどは相手共々、ドメスティック組のため、それこそ来週中でも、11月の各国代表戦週間明けのミッドウィークになってもいいのとは大違い。ええ、来週もCL週ですし、元からして、空いているミッドウィークを探すのは至難の技ですからね。実際、延期されたバレンシア戦をプレーする日付を見つけるのも大変で、候補はクリスマス休暇を早めに切り上げて年明けの1月2日、両チームがコパ早期敗退してくれたら、1月中のミッドウィーク、マドリーがプレーオフなしでCL16強対決に進んだら、2月中のミッドウィーク、それでもダメなら、リーガ最終節直前のミッドウィークという、訳のわからないことに。
どちらにしろ、バレンシア戦の日付が決まるのはかなり先のことになるため、今は気にせずほっておくことにしても、いやあ、マドリー最後の試合は先週土曜、クラシコ(伝統の一戦)でバルサに0-4の大敗という最悪のものでしたからね。その上、月曜には当日午前中に受賞者がビニシウスでないとわかったせいでの、バロンドール表彰式集団ドタキャン事件も発生。ロドリ(マンチェスター・シティ)が史上2人目のスペイン人受賞者となったのに歓喜する国内マスコミはもとより、国外からもかなり批判を浴びていたなんてこともあったんですが、その辺も空前絶後の自然災害のせいでうやむやに。CLミラン戦が近づけば、それこそ世間もコロッと忘れているんじゃないかと思いますが、何はともあれ、ビニシウスが落ち込んでいないことを祈るばかりかと。

そんなことはともかく、無事にコパ1回戦を済ませたマドリッドの3チームの話もしておくことにすると、火曜にはまず、ラージョがビジャムリエル(地方リーグ)戦に0-5と大勝。まあ、カテゴリー差を考えれば当然なんですが、収穫だったのは、今季まだ出場がなかったRdT(ラウール・デ・トマス)が初先発、しかも前半終わり近くにはPKで、今年2月以来となるゴールを決めたことだったでしょうか。それにトレホが続いた後、後半頭にもRdTが自身2点目を入れると、セルジ・グァルディオラもラージョ出戻り初ゴール、最後は今季、カンテラ(Bチーム)に加入したサムエル・エトーの息子、22才のエティエンヌ・エトーの5点目で締めるという、イニゴ・ペレス監督のチームにしては珍しいgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)で勢いをつけられたのは良かったかと。
それだけにビジャレアル戦が延期になってしまったのは残念なんですが、続いて水曜にコパに挑んだのはレガネス。いやあ、こちらの相手はルセナ(RFEF3部/実質5部)と1つカテゴリーが上だったせいなんでしょうかね。前半はなかなか得点できず、ようやくPKをゲットしたかと思えば、オスカル・ロドリゲスは弾かれてしまう始末。更には42分、再びもらったPKをムニルも弾かれたんですが、幸いこちらは自分で押し込んで、先制点を挙げたところ…ロスタイムに同点ゴールを奪われるとはちょっと情けない。

でも大丈夫、後半7分には更生したオスカルがファン・クルスにラストパスを送り、そのゴールでレガネスは1-2と勝ち越し。そのまま最後までリードを保ち、2回戦進出を決めたんですが、この週末土曜にはアウェイのジローナ戦を控える彼らには悪いニュースもあってねえ。その日、ハラーが遠征に参加していなかったのは単なるローテーションだと思っていたところ、実はケガをしていたからだそうで、ええ、先週末のセルタ戦ではディエゴ・ガルシアも負傷交代していましたからね。

モンテリビで当てにできるCFがミゲール・デ・ラ・フエンテだけとなるのは少々、心もとない気もしますが、総勢12名以上の負傷禍に陥っているミチェル監督のチーム程ではない?それでも同じ水曜にエクストレマドゥラ(RFEF3部)に0-4と勝利しているとはいえ、ジローナには来週、CLのPSV戦もありますしね。せっかく先週末の勝利で14位と降格圏から離れたレガネスにとっては、もっと安全な順位まで上昇する好機なんですが、さて、どうなることやら。

一方、先週はCLリール戦、ベティス戦と2連敗して、ドツボに嵌っているアトレティコは木曜にビック(地方リーグ)戦に挑んだんですが、たとえ、ピッチが人工芝だったとはいえ、アウェイ弱者なのは相手構わずだったよう。だってえ、スタメンに入ったカンテラーノはコスティスとハビ・セラーノの2人だけ、あとはトップチームのメンバーだったにも関わらず、コレアもセルロートもゴールからは程遠い状態なんですよ。それどころか、格下のビックの方が何度もGKムッサを煩わせていたとなれば、一体、どうしたらいい?

幸い、この日はオウンゴールで相手のシュート精度のなさを助けてあげるヒメネスのようなお人よしはいなかったため、前半は0-0で終わったんですけどね。後半頭から、シメオネ監督は得意の3人一斉交代を発動。コスティス、セラーノ、セルロートを下げ、ガラン、コケ、レマルが入ったんですが、それでも大勢は変わりません。そこで13分にはとうとうリケルメに代えて、フリアン・アルバレスの出動となったものの、うーん、22分にはレマルがケガして、グリーズマンまで動員って、いや、もうこれ、ガチのリーガ用メンバーですって。

それでも一向にアトレティコのゴールは決まらないまま、いよいよ後半30分も過ぎたため、コパ1回戦から延長戦なんて完全に体力のムダ。というか、あまりに恥ずかしいから、何とかしてよと祈るような気持ちに私もなっていたんですが、34分、根性を見せた選手が約1名。それはシメオネ監督の三男ジュリアーノで、ええ、この日は先発に抜擢され、右サイドを担当していたんですけどね。ドリブルで鬼のように上がると、エリアに入ったところで、ベルトラナに吹っ飛ばされ、主審がペナルティを宣告してくれたから、有難かったの何のって。

うーん、リプレーを見るとこちら、敵の足が当たるのをジュリアーノはジャンプしてよけてから、転がったみたいなんですけどね。コパのこのフェーズではVAR(ビデオ審判)もないため、あっさりPKをもらったアトレティコはフリアン・アルバレスがしっかり決めて先制。それでもこの1点だけとなると、1回戦で一番、ショボい勝ち方をした1部チームになりそうと心配していたところ、45分には敵のFKをクリアしてからのカウンターがはまり、最後はコレアのアシストで再び、フリアン・アルバレスが2点目を決めてくれたとなれば、それこそマンチェスター・シティに7500万ユーロ(約125億円)の高額移籍金を払った甲斐があるというもの?

いや、違います。絶対、違います!本来なら、CLやコパの準々決勝や準決勝、リーガの天王山などで勝利のゴールを挙げてもらうために彼は来たはずで、基本的にこのレベルの試合なら、控えのFWたちのアピールで楽勝しているのが常道。ただ、アキレス腱断裂で昨季をほぼ丸々棒に振り、ようやく最近復帰しながら、また負傷してしまったレマルにもアトレティコは7000万ユーロ(約117億円)をモナコに払っていて、移籍金1憶2700万ユーロ(約211億円)のジョアン・フェリックス(現チェルシー)など言わずもがなですからね。どうにもお隣さんのように彼らが奮発すると、ロクな結果が出ていないのがこれまでの例となれば…。

せめて3度目の正直で、フリアン・アルバレスでは当たりが出てほしいものですが、まったく。ちなみに試合後のシメオネ監督は、「Me encantó como jugó. Con pasión, compromiso, con intensidad cada pelota/メ・エンカントー・コモ・フゴ。コン・パシオン、コンプロミソ、コン・インテンシダッド・カーダ・ペロータ(彼らのプレーに感激した。情熱、献身、1つ1つのボールへの激しさにね)」とビックを持ち上げていたんですが、これって全て、アトレティコのアウェイ戦に足りないところばかり。もしや、選手たちへの皮肉だったかもと思ってしまうのは私だけではなかった?

まあ、そんな感じで何とか、コパをクリアしたアトレティコは今週末、日曜午後2時(日本時間午後10時)から、リーガ12節でラス・パルマスと対戦。この試合はメトロポリターノ開催なため、まだ気が楽なんですが、何せ相手はカリオン監督から、ディエゴ・マルティネス監督に代わって以来、バレンシア、ジローナに2連勝、更にはコパのオンティニェラ(地方リーグ)戦でも昨季までヘタフェにいたマタがpoker(ポケル/1試合4得点のこと)を達成し、0-7で大勝していますからね。

加えて懸念なのはメトロポリターノの雰囲気で、マドリーダービーでのGKクルトワへの物投げ込み騒動によるフレンテ・アトレティコ(ウルトラのグループ)の犯人メンバーのスタジアム追放もとうとう、9人までになったとあって、先週のCLリール戦で応援ストをしていた彼らが心を改めてくれるとも思えず。またしてもスタンド分断状態になりそうなのは困りもんですが、金曜にはチーム練習にバリオスとレングレが合流したという朗報も。何せ前節ベティス戦での黒星で、首位のバルサと勝ち点10差がついてしまっただけでなく、4位の座も勝ち点2差でアスレティックとベティスに脅かされているアトレティコですからね。来週水曜のCL4節PSG戦に関してはアウェイでもありますし、もう考えるだけで空しくなるため、せめてリーガでは最低限マスト、来季CL出場圏を維持できるといいのですが…。

エティエンヌ・エトーの関連記事

サミュエル・エトー氏の息子がトップチームデビュー戦で即ゴールの活躍だ。 元カメルーン代表で、バルセロナなどのクラブレベルでも活躍したエトー氏の息子、U-23カメルーン代表FWエティエンヌ・エトー。マジョルカ生まれの22歳で、191cmの体格を持つストライカーだ。 マジョルカの下部組織からキャリアを築き始め、 2024.10.30 18:45 Wed

アトレティコ・マドリーの関連記事

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が15日に行われ、0-2で敗戦したラ・リーガ第36節オサスナ戦を振り返った。 直近に行われたソシエダ戦をセルロートの4ゴールで圧勝したアトレティコが、来季の欧州カップ戦出場権獲得を狙うオサスナのホームに乗り込んだ一戦。 アトレティコは25分にセットプレーからカテ 2025.05.16 08:45 Fri
アトレティコ・マドリーは15日、ラ・リーガ第36節でオサスナとエル・サダールで対戦し0-2で敗戦した。 直近に行われたソシエダ戦を古巣対戦となったセルロートの4ゴールで圧勝した3位アトレティコ(勝ち点70)は、その試合のスタメンからリーノをアルバレスに変更した以外は同じスタメンを採用。2トップにセルロートとアルバ 2025.05.16 07:10 Fri
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWアンヘル・コレア(30)が在籍10年のコルチョネロスを離れる見込みだ。スペイン『レレボ』のマッテオ・モレット記者が報じている。 2015年にサン・ロレンソから加入したコレアは、ここまで公式戦463試合に出場し、87ゴール65アシストを記録。2トップやシャドー、右サイドハ 2025.05.14 17:08 Wed
先週末に行われた第35節ではリーグタイトルレースを決定づける大一番となったエル・クラシコを逆転で制したバルセロナが優勝に王手をかけた。また、アトレティコ・マドリーのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が決定している。 ミッドウィーク開催となる今節の最注目カードは2シーズンぶりのプリメーラ制覇に王手をかけた首位の 2025.05.13 19:30 Tue
アトレティコ・マドリーのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートが10日に行われ、自身が4ゴールを決めたラ・リーガ第35節レアル・ソシエダ戦を振り返った。 FWフリアン・アルバレスの出場停止を受けて先発で起用されたセルロートは古巣ソシエダ相手に爆発。 7分にMFパブロ・バリオスの右クロスに合わせて先制点 2025.05.11 13:00 Sun

ラ・リーガの関連記事

「どんどん昨季と似てきたわ」そんな風に私がモヤモヤしていたのは金曜日。お昼にあったコパ・デル・レイ準決勝の抽選で、アトレティコが今年もバルサと対戦することが決まったのを見た時のことでした。すでにコパ準々決勝の前から、昨季の3月の悲劇の前倒しを恐れていたんですけどね。今年はその時期がもうやって来たのは、昨季は2月下旬だっ 2026.02.07 17:26 Sat
「何かイケてない週末だったわね」そんな風に私が嘆いていたのは月曜日。リーガ22節でマドリッドの4チームにまったくいいところがなかったことを思い出していた時のことでした。といっても負けたのは兄弟分ダービーに挑んだラージョだけで、アトレティコとヘタフェは引分けだったんですけどね。唯一、勝ったレアル・マドリーにしても決して強 2026.02.03 10:18 Tue
「そりゃ敗退はしてないけどさ」そんな風に私が呟いていたのは木曜日。前夜のショックから立ち直ろうと努めていた時のことでした。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ最終節はまたしてもメトロポリターノのスタンドに座り、オンダ・マドリッド(ローカルラジオ局)の2元中継でベンフィカvsレアル・マドリーを追いながら、 2026.01.31 11:46 Sat
「補強のアテもないのに4人も出すなんて一体、何考えているんだろう」そんな風に私が憤りを感じていたのは月曜日。冬の移籍市場が閉まるまで1週間しかないにも関わらず、アトレティコは選手を獲らないかもしれないという噂が聞こえてきた時のことでした。日曜日のマジョルカ戦後、シメオネ監督が「Seguramente buscaremo 2026.01.27 17:33 Tue
「もしかしたら、とてもオメデタイ人たちだったのかも」そんな風に私が呆れていたのは木曜日、アリ・サミ・イェン・スポル・コンプレクシから引き揚げるアトレティコの選手たちが、CLリーグフェーズのトップ8に「Nos vamos a meter/ノス・バモス・ア・メテール(ウチは入れる)」と確信していたという、マルカ(スポーツ紙 2026.01.24 20:00 Sat

記事をさがす

アトレティコ・マドリーの人気記事ランキング

1

セビージャ、アトレティコで構想外のサウールをレンタル移籍で獲得!今夏4人目の補強に

セビージャは15日、アトレティコ・マドリーから元スペイン代表MFサウール・ニゲス(29)を1年間のレンタル移籍で獲得した。なお、2024-25シーズン終了後にレンタル期間を1年延長することにも合意している。 アトレティコのカンテラからファーストチームデビューを飾り、ラージョ・バジェカーノ、チェルシーへのレンタル移籍を除き、コルチョネロス一筋のキャリアを歩んできたサウール。 クラブ通算427試合出場を誇る実力者だが、近年は不安定なパフォーマンスによってディエゴ・シメオネ監督の信頼を完全に失っており、そのユーティリティ性によって各ポジションのバックアップを担う“便利屋”の印象は拭えない。 現行契約は2026年まで残っているが、世代交代を見据えるクラブはすでに構想外を言い渡した模様で、今夏のアトレティコ退団が報じられていた。 なお、サウールはベルギー代表MFアルベール・サンビ・ロコンガ(24)、ナイジェリア代表FWチデラ・エジュケ(26)、スペイン人FWペケ・フェルナンデス(21)に次ぐ今夏の補強となる。 2024.07.16 06:30 Tue
2

【ラ・リーガ注目プレビュー】三つ巴の覇権争い左右するアトレティコとバルセロナの直接対決

ラ・リーガ第28節、アトレティコvsバルセロナが、日本時間16日29:00にリヤド・エア・メトロポリターノでキックオフされる。三つ巴の覇権争い左右する3位と首位の直接対決だ。 3位のアトレティコ(勝ち点56)は前節、ヘタフェとのアウェイゲームで1-2の逆転負け。前半から攻撃が停滞したものの、途中出場のセルロートのPKによるゴールで後半半ば過ぎに先制に成功。このままウノセロでの逃げ切り態勢に入ったが、アンヘル・コレアの一発退場で流れが変わると、後半終了間際の連続失点によってお得意様相手に痛恨の敗戦となった。 続くチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグのマドリード・ダービーではギャラガーの試合開始28秒のゴールによって2戦合計2-2のタイに戻した。以降は相手のPK失敗にも救われたなか、優勢に試合を進めたものの90分、延長戦で決着を付けられず。PK戦ではアルバレスの不運な“2度蹴り”、ジョレンテの失敗によって2-4で敗戦。無念のベスト16敗退に。ショッキングな2試合の結果とともに満身創痍のなかでの首位攻防戦では、逆転でのリーグ制覇へ底力を示せるか。 対する首位のバルセロナ(勝ち点57)は前節、ホーム開催のオサスナ戦の直前にメディカルスタッフのカルレス・ミニャロ・ガルシア医師が急逝。選手たちの精神状態が考慮され、試合開始20分前に開催延期が決定した。それでも、訃報から3日後の開催となったCLのベンフィカ戦ではラミン・ヤマル、ハフィーニャのレフティーコンビの躍動によって3-1の完勝。ミニャロ医師に捧ぐ会心の勝利によって2戦合計4-1でベスト8進出を決めた。 未だ喪失感は完全には拭えずも、重要な勝利によってクラブとして前に進んだブラウグラナは、今季公式戦2度の対戦で1分け1敗と未勝利のコルチョネロスを相手に勝利を収め、ラ・リーガ首位キープを目指す。 ◆アトレティコ◆ 【4-4-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©超ワールドサッカー<hr></div> GK:オブラク DF:ジョレンテ、ヒメネス、ラングレ、ガラン MF:ジュリアーノ・シメオネ、デ・パウル、バリオス、リーノ FW:アルバレス、グリーズマン 負傷者:MFコケ 出場停止者:FWアンヘル・コレア(1/5) ヘタフェ戦での一発退場に主審への侮辱発言でコレアが5試合停止の1試合目で欠場となる。負傷者に関しては回復途上のコケが招集メンバー外となった。 激闘のダービーから中3日の過密日程を受け、軽傷を抱えるデ・パウルを筆頭にギリギリまでコンディションの見極めが必要となるが、現状のベストメンバーの起用を予想。ディフェンスラインではモリーナ、ル・ノルマン、ヘイニウド。中盤と前線ではギャラガー、セルロートの起用も十分に考えられる。 ◆バルセロナ◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©超ワールドサッカー<hr></div> GK:シュチェスニー DF:クンデ、クバルシ、イニゴ・マルティネス、バルデ MF:デ・ヨング、ペドリ MF:ヤマル、ダニ・オルモ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ 負傷者:GKテア・シュテーゲン、DFクリステンセン、MFベルナル 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しても長期離脱組を除いて新たな離脱者はいない。 ベンフィカ戦をサスペンションで欠場したクバルシが先発に復帰し、前述のメンバーで臨む可能性が高い。主力のコンディション次第でアラウホにカサド、ガビ辺りにチャンスがありそうだ。 ★注目選手 ◆アトレティコ:FWアレクサンダー・セルロート <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・リーガ対バルサ4戦連発中のキラー。ホームと言えども守備から入るなか、ハフィーニャとヤマルの両翼と対峙するラテラルのパフォーマンスが勝敗のカギを握る一方、逆転優勝へ勝ち点3が必須な一戦において、攻撃陣の出来も重要となる。 敵将フリックが最も警戒するアルバレスに、古巣対戦に燃えるグリーズマンの主力2トップが当然のことながらキーマンとなるが、リーグ前回対戦で劇的な決勝点、直近のコパでも土壇場の同点ゴールを挙げている長身FWの働きがより重要となるはずだ。 とりわけ、ノルウェー代表FWは2022-23シーズンのレアル・ソシエダ、2023-24シーズンのビジャレアルでもバルセロナ相手にゴールを挙げており、直近のラ・リーガ4度の対戦では4ゴール3アシストと圧倒的な数字を残す“バルサキラー”。今回の一戦では5試合連続ゴールを記録し、チームにシーズンダブルをもたらしたい。 ◆バルセロナ:MFペドリ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> トップ・オブ・トップに到達の天才MF。今季ここまでは復活の主砲レヴァンドフスキに加え、ハフィーニャとヤマルの強力トリデンテに大きな注目が集まるが、指揮官フリックが会見のたびに手放しで称賛の言葉を送り続けているのが、異次元のパフォーマンスを披露する背番号8。 10代後半の鮮烈な台頭後は度重なるケガに悩まされたが、今季は試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結んで開幕からフル稼働。守備面や球際の勝負でも力強さを示すなか、ゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、リーグ戦4ゴール3アシストと目に見える数字も残す。 ここにきてチャビやイニエスタというクラブOBに加え、ジダンといった名手とも比較されるなど充実のシーズンを過ごす万能型MFは今回の大一番でも勝敗のカギを握る重要な存在となるはずだ。 2025.03.16 18:35 Sun
3

誉れ高き背番号14、名手グティがマドリー時代を回想「…へ移籍する可能性もあった」

元レアル・マドリーのグティ氏が現役時代を振り返った。スペイン『Relevo』が伝えている。 エル・ブランコのレジェンド、グティ氏。ほぼ左足一本での優雅なプレー、決定的なスルーパスの数々がファンを魅了し、そのルックスも女性人気を博した、比類なきスター選手だった。 引退から12年、現役フットボーラーにも多くのファンを持つ氏は、スペイン『El Chiringuito』へのゲスト出演で現役時代を振り返り、2006年に宿敵へ移籍する可能性もあったと明かす。 「アトレティコ・マドリーに行くことができた時期もあった。そうだよ、これは真実だ。ヒル・マリン(アトレティコCEO)が僕のファンでね。彼と何度も協議した」 「マドリーもアトレティコからパブロ・イバニェス(※1)を欲しがっていてね。ケガをしていた私には手術を受けさせようとしていて、だが結局パブロはマドリーに来ず、私も手術しなかった」 (※1)元スペイン代表DF。2006年ドイツW杯に出場したセンターバック パブロ・イバニェス氏と自身の実質的なトレード案がクラブ間で存在したと明かしたグティ氏。「実現しなくてよかった」と当時を振り返る。 「私はマドリーの一員として、ビセンテ・カルデロン(アトレティコの旧本拠地)での試合でタイトルを獲ったこともあるしね。あの素晴らしい夜を今でもよく覚えている。パブロがマドリーへ、私がアトレティコへ。そんなことがあれば、どちらのファンも嫌な思いをしたはずだ」 マドリーからアトレティコへ移籍した近年の代表格は、スペイン代表MFマルコス・ジョレンテ。ジョレンテはマドリーの下部組織出身だが、トップチームで成功を掴む前の移籍であり、少年時代はアトレティコ所属。 2006年当時、すでにマドリーを象徴する1人だったグティ氏がアトレティコへ移籍すれば、世紀の大事件だっただろう。 2024.05.02 19:30 Thu
4

アトレティが大激怒!! あのレジェンドの記念プレートをめちゃくちゃにする

▽盛大なイベントが行われたワンダ・メトロポリターノのこけら落としだったが、アトレティ(アトレティコ・マドリーのサポーター)たちにとっては絶対に許せない“事件”が起きていたようだ。スペイン『アス』が報じた。 ▽アトレティコ・マドリーは昨シーズン限りで、約50年以上にわたりホームスタジアムとして使用してきたビセンテ・カルデロンに別れを告げ、今シーズンからワンダ・メトロポリターノに拠点を移した。 ▽今月16日、ついに新スタジアムのこけら落としが行われ、およそ12時間にも及ぶイベントを開催。迎えたリーガエスパニョーラ第4節のマラガ戦では1-0で勝利して、新たな船出を飾っている。 ▽しかしこの盛大なイベントの裏側で、アトレティたちが激怒する事件が発生したという。それは、スタジアムの西側に設置された、“ウォーク・オブ・レジェンド”で起きたようだ。 ▽アトレティコは、クラブで100試合以上に出場した159名にのぼる過去の選手たちを紹介した記念プレートをスタジアムの道に埋め込んでいる。その中の一枚に1981年から1985年までアトレティコで活躍したウーゴ・サンチェス氏のプレートもあったようだ。 ▽しかしウーゴ・サンチェス氏と言えば、アトレティコからレアル・マドリーへ移籍し、4度のピチーチ(得点王)を獲得するなどライバルチームで活躍した、いわば“敵”のような存在。アトレティコで100試合以上に出場したとはいえ、新スタジアムの道にウーゴ・サンチェス氏のプレートが刻まれていることが気に食わなかったようで、アトレティたちはこのプレートにごみを投げつけ、踏みつけ、クラブのステッカーを張り付けるなどやりたい放題。そのため、ウーゴ・サンチェス氏のプレートだけが、かなり年季の入った姿に変わり果てたようだ。 2017.09.19 09:52 Tue
5

レーティング: ユベントス 3-0(AGG:3-2) アトレティコ・マドリー《CL》

チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグ、ユベントスvsアトレティコ・マドリーが12日に行われ、3-0でユベントスが勝利した。この結果、ユベントスが2戦合計スコアを3-2とし、逆転でベスト8へ進出している。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽ユベントス採点<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190313_2_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK 1 シュチェスニー 5.5 枠内シュートは0。クロスボールの処理でミスはなかった DF 23 ジャン 6.5 本職でないセンターバックながら3バックの右に入りモラタを封殺 19 ボヌッチ 6.5 高精度のロングフィードで攻撃の起点に。守備面でもモラタに仕事をさせず 3 キエッリーニ 6.5 公式戦500試合出場。前に出ての積極的な潰しが効いていた MF 20 カンセロ 6.5 右サイドで高い位置を取って2点目をアシスト。左サイドも無難にこなす 33 ベルナルデスキ 7.0 C・ロナウドのゴールをアシストしPK獲得と殊勲の活躍 5 ピャニッチ 6.5 正確な配球でゲームをコントロール 14 マテュイディ 6.5 幅広く動いて攻守に活躍 37 スピナッツォーラ 6.0 CLデビュー。初の大舞台も臆せず高い位置を取って攻撃の起点に (→ディバラ 5.5) キープ力を駆使して終盤の時間稼ぎに貢献 FW 17 マンジュキッチ 5.5 空中戦のターゲットとなるも潰された (→ケアン -) 7 C・ロナウド 8.0 有言実行のハットトリック。CL男の真骨頂を発揮 監督 アッレグリ 7.0 主力を数名欠く中、3バックを採用し見事に逆転突破 ▽アトレティコ・マドリー採点<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190313_2_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK 13 オブラク 5.5 2失点目はあと一歩で防げそうだった DF 4 S・アリアス 6.0 スピナッツォーラをケアしオーバーラップも見せた (→ビトロ -) 24 ホセ・ヒメネス 5.5 ゴディンと共に壁となっていたが、2失点目はC・ロナウドを離してしまった 2 ゴディン 6.0 ゴール前で文字通り壁になっていた 20 フアンフラン 5.0 フィリペ・ルイスの代役。不慣れな左サイドバックでの起用となったが、1失点目はC・ロナウドに競り負ける MF 6 コケ 6.0 献身的な守備でサイド攻撃を封じる 14 ロドリゴ・エルナンデス 6.0 冷静な展開力で時間を作った 8 サウール 5.5 守備に追われる展開だった 11 レマル 5.0 守備に追われたまま後半序盤に交代 (→コレア 5.0) 仕掛けのプレーで攻撃にアクセントを付けたが、痛恨のPK献上 FW 7 グリーズマン 5.0 アクセントを付けるようなプレーはほぼなかった 22 モラタ 5.0 ジャンとボヌッチに潰された。前半終了間際のヘディングシュートを決めたかった 監督 シメオネ 5.0 こちらも主力を数名欠いたが、トーマス、ジエゴ・コスタ、フィリペ・ルイスらの不在は大きかった ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! C・ロナウド(ユベントス) 文句なしでのMOM選出。打点の高いヘディングシュートで2ゴールを叩き込み、プレッシャーのかかるPKを決めてチームをベスト8に導く。 ユベントス 3-0 アトレティコ・マドリー 【ユベントス】 C・ロナウド(前27) C・ロナウド(後3) C・ロナウド(後41[PK]) ※2戦合計スコア3-2でユベントスがベスト8進出 2019.03.13 07:09 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly