リールに10年ぶりのリーグ制覇もたらしたガルティエ監督が勇退…「ここでの自分の時間は終わった…」
2021.05.26 06:45 Wed
リールを率いるクリストフ・ガルティエ監督(54)が、今シーズン限りでの退任を明かした。同監督がフランス『レキップ』のインタビューで語った。
2017年12月に成績不振で解任されたマルセロ・ビエルサ前監督に代わって、現役時代の古巣でもあるリールの指揮官に就任したガルティエ監督。当初18位だったチームを引き継ぎ、最終的に降格圏から1ポイント差で残留に導くと、翌シーズンには2位、昨季は4位の好成績を収め、数シーズン前の強さを取り戻した。
そして4シーズン目の今季、首位で迎えた23日の最終節でアンジェを下し、10年ぶり4度目のリーグ・アン制覇を達成した。
しかし、ガルティエ監督はその歓喜の瞬間からわずか2日後に自身の意思でクラブを去る決断を下したことを明らかにした。
「私は決断を下した。今朝、リールを辞めることを会長のオリヴィエ・ルタンに知らせた。個人的にここでの自分の時間が終わったことを確信している」
「サンテチェンヌのある時点で理解したように、私はルーティーンなどの部分でマンネリ化に陥りたくなかった」
なお、今季リーグ・アンの優勝指揮官の新天地に関しては魅力的なプロジェクトを掲示したと言われるニース、ルディ・ガルシア監督が退団したリヨン、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の後任を探すナポリが有力な候補に挙がっている。
2017年12月に成績不振で解任されたマルセロ・ビエルサ前監督に代わって、現役時代の古巣でもあるリールの指揮官に就任したガルティエ監督。当初18位だったチームを引き継ぎ、最終的に降格圏から1ポイント差で残留に導くと、翌シーズンには2位、昨季は4位の好成績を収め、数シーズン前の強さを取り戻した。
そして4シーズン目の今季、首位で迎えた23日の最終節でアンジェを下し、10年ぶり4度目のリーグ・アン制覇を達成した。
「私は決断を下した。今朝、リールを辞めることを会長のオリヴィエ・ルタンに知らせた。個人的にここでの自分の時間が終わったことを確信している」
また、今回の勇退を決断した背景には8年間を過ごしたサンテチェンヌ時代の反省があるという。同クラブでの終盤には長期体制にありがちなマンネリ化によって徐々に成績を落としていた。
「サンテチェンヌのある時点で理解したように、私はルーティーンなどの部分でマンネリ化に陥りたくなかった」
なお、今季リーグ・アンの優勝指揮官の新天地に関しては魅力的なプロジェクトを掲示したと言われるニース、ルディ・ガルシア監督が退団したリヨン、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の後任を探すナポリが有力な候補に挙がっている。
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Images<hr></div>昨季、降格圏ギリギリの17位でフィニッシュしたリールを今季2位に躍進させた。昨年12月に途中就任し、壊れかけのチームを立て直して残留に導いた国内屈指の名将は今季、昨季の戦力をベースにサンテチェンヌ時代を思い起こさせる堅実なカウンター型のチームを作り上げると、攻守両面で安定感を獲得。リーグ3位の68得点にリーグ最少の33失点という数字に加え、王者PSGを除く上位陣に一度も敗戦していないなど、結果内容伴っての2位フィニッシュは見事の一言だ。また、守護神メニャンやDFソマオロ、FWイコネ、FWバンバと若手を一人前に育て上げた育成力も素晴らしかった。 【期待以上】 ★チーム ◆リール<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190529_5_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>前述のガルティエ監督の下で充実した戦いぶりを見せたリールは望外の結果を手にする最高のシーズンを過ごした。ただ、今季の飛躍的な成功の礎はルイス・カンポスSD主導の下、前指揮官ビエルサ監督の求めに応じた若手主体のリクルートの影響が大きかった。今季リーグ最高のアタッカーの1人に成長したペペを始め、FWアラウージョやMFチアゴ・メンデスは昨夏獲得した新戦力だ。また、昨季守護神に抜擢したメニャンの活躍も昨季の経験があってこそだ。今夏の移籍市場ではそのスカッドをベースにDFフォンテ、FWレミのベテラン2選手に前年に国内で活躍したイコネ、バンバの若手2選手の補強がハマり、2年間の積み重ねが今季の躍進に繋がったと言えるだろう。 ★選手 ◆MFテジ・サヴァニエ(ニーム)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190529_5_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>今季最大のサプライズ。2015年からプレーするニームで昨季25年ぶりのリーグ・アン昇格に貢献した27歳のフランス人セントラルMFは、自身初挑戦のリーグ・アンで13アシストを記録し、アシスト王に輝く鮮烈なデビューを飾った。171cmと体格に恵まれていないものの、背筋がピンと伸びた美しい持ち上がりから視野の広さと戦術眼を生かした絶妙なパスでチャンスを演出すれば、高精度の右足のプレースキックでも多くの見せ場を作った。今夏のステップアップが見込まれるが、いきなりのビッグクラブ行きよりも中堅クラブ行きを勧めたい。 【期待外れ】 ★チーム ◆モナコ<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190529_5_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>昨季の2位から一転、降格圏ギリギリの17位に低迷する大不振に。ここ数年、毎年のように複数主力を引き抜かれてきた中、優れたスカウト網と育成力に長けたジャルディム監督の下、その度に新戦力や下部組織の若手を台頭させ、育成クラブの理想的なサイクルを継続してきたモナコ。しかし、今季は若手の伸び悩み、新戦力のMFゴロビン、FWシャドリらの不振の影響でMFレマル、MFファビーニョ、MFモウティーニョらの抜けた穴を埋められず開幕戦の勝利以降、公式戦16戦未勝利という泥沼を味わった。その後、クラブのレジェンド、アンリ新監督の下で巻き返しを狙い、MFセスク、DFナウドと経験豊富なベテランを獲得したものの、監督初挑戦のアンリ監督は就任からリーグ戦12試合でわずか2勝と全く立て直しをできず。そこで慌ててジャルディム監督を復帰させたものの、最終節で残留を決めるのが精いっぱいの苦しい1年となった。 ★選手 FWナセル・シャドリ(モナコ)<div style="text-align:center;"><img 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