リールに10年ぶりのリーグ制覇もたらしたガルティエ監督が勇退…「ここでの自分の時間は終わった…」
2021.05.26 06:45 Wed
リールを率いるクリストフ・ガルティエ監督(54)が、今シーズン限りでの退任を明かした。同監督がフランス『レキップ』のインタビューで語った。
2017年12月に成績不振で解任されたマルセロ・ビエルサ前監督に代わって、現役時代の古巣でもあるリールの指揮官に就任したガルティエ監督。当初18位だったチームを引き継ぎ、最終的に降格圏から1ポイント差で残留に導くと、翌シーズンには2位、昨季は4位の好成績を収め、数シーズン前の強さを取り戻した。
そして4シーズン目の今季、首位で迎えた23日の最終節でアンジェを下し、10年ぶり4度目のリーグ・アン制覇を達成した。
しかし、ガルティエ監督はその歓喜の瞬間からわずか2日後に自身の意思でクラブを去る決断を下したことを明らかにした。
「私は決断を下した。今朝、リールを辞めることを会長のオリヴィエ・ルタンに知らせた。個人的にここでの自分の時間が終わったことを確信している」
「サンテチェンヌのある時点で理解したように、私はルーティーンなどの部分でマンネリ化に陥りたくなかった」
なお、今季リーグ・アンの優勝指揮官の新天地に関しては魅力的なプロジェクトを掲示したと言われるニース、ルディ・ガルシア監督が退団したリヨン、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の後任を探すナポリが有力な候補に挙がっている。
2017年12月に成績不振で解任されたマルセロ・ビエルサ前監督に代わって、現役時代の古巣でもあるリールの指揮官に就任したガルティエ監督。当初18位だったチームを引き継ぎ、最終的に降格圏から1ポイント差で残留に導くと、翌シーズンには2位、昨季は4位の好成績を収め、数シーズン前の強さを取り戻した。
そして4シーズン目の今季、首位で迎えた23日の最終節でアンジェを下し、10年ぶり4度目のリーグ・アン制覇を達成した。
「私は決断を下した。今朝、リールを辞めることを会長のオリヴィエ・ルタンに知らせた。個人的にここでの自分の時間が終わったことを確信している」
また、今回の勇退を決断した背景には8年間を過ごしたサンテチェンヌ時代の反省があるという。同クラブでの終盤には長期体制にありがちなマンネリ化によって徐々に成績を落としていた。
「サンテチェンヌのある時点で理解したように、私はルーティーンなどの部分でマンネリ化に陥りたくなかった」
なお、今季リーグ・アンの優勝指揮官の新天地に関しては魅力的なプロジェクトを掲示したと言われるニース、ルディ・ガルシア監督が退団したリヨン、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の後任を探すナポリが有力な候補に挙がっている。
クリストフ・ガルティエの関連記事
リールの関連記事
リーグ・アンの関連記事
記事をさがす
|
|
クリストフ・ガルティエの人気記事ランキング
1
ヴェッラッティがカタール国内で移籍か? 元柏のオルンガも在籍の首位チーム
元イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(32)がカタール国内での移籍を検討しているようだ。フランス『フットメルカート』が報じている。 2023年9月にパリ・サンジェルマン(PSG)を離れてカタールのアル・アラビに完全移籍したヴェッラッティ。 その新天地では是移籍1年半で公式戦38試合4ゴール12アシストを記録。リーグレベルはあるものの、加入直後からテクニック、戦術眼の部分で別格の存在感を示し、リーグ屈指のMFとの評価を確立。その一方で、チームのパフォーマンスはいまひとつで、契約が終了する今シーズン限りでの退団が既定路線とみられる。 今回の報道によれば、カタール・スターズリーグで首位に位置する強豪アル・ドゥハイルが、来シーズンに向けた目玉補強の1人として元イタリア代表MFをリストアップ。すでに獲得に向けた動きを見せているという。 現在、チームを率いるクリストフ・ガルティエ監督はPSG時代にヴェッラッティを指導した経験があるが、来季に向けて去就は不透明となっており、元アルジェリア代表指揮官のジャメル・ベルマディ氏が後任に据えられる可能性もあるが、いずれにせよクラブが同選手の獲得を目指すことに変わりはないようだ。 なお、現在のアル・ドゥハイルは元ラツィオMFルイス・アルベルトに加え、元ブラジル代表DFルーカス・ヴェリッシモ、元柏レイソルのFWマイケル・オルンガが在籍。今冬にはガラタサライからMFハキム・ツィエクも加わっており、ここにヴェッラッティが加入となれば、中東屈指の強豪クラブとなるはずだ。 2025.03.26 18:00 Wed2
PSGが来日! メッシ、ムバッペ、ネイマールがジャパンツアーに意気込み「サッカー熱が素晴らしい」
来日したパリ・サンジェルマン(PSG)は17日、都内で「Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022」に向けた記者会見を行った。 PSGとして初のプレシーズンツアーを日本で行う今回は、川崎フロンターレ(7/20)、浦和レッズ(7/23)、ガンバ大阪(7/25)の3チームと対戦する。 今回の記者会見には、新たに指揮官に就任したクリストフ・ガルティエ監督の他、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、フランス代表FWキリアン・ムバッペ、ブラジル代表FWネイマールが参加。また、今回のジャパンツアーのアンバサダーである元日本代表FWの三浦知良(鈴鹿ポイントゲッターズ)もゲストとして登壇した。 ジャパンツアーでは、前述の3試合のほかに、公開トレーニングを実施する他、様々な企画が用意。ワールドクラスの選手たちと触れ合う機会も用意されている。 ガルティエ監督は「こんなに熱い思いで待っていただいてありがとう。こうやって来られてとてもハッピーだ。今回は3試合をやらせてもらう。素晴らしいレベルのチームが対戦相手となる」とコメント。「選手たちの技術の資質もわかっており、スピードが組み合わさってくることも知っている」と語り、日本での3試合を楽しみにしていると語った。 またムバッペは「日本に来られて嬉しい。空港から凄い出迎えがあった。ホテルまでもすごかった。これからの10日間を素晴らしい日々にしていき、日本という素晴らしい国を楽しみたいと思う」と歓迎に感謝。メッシは「日本に来られて嬉しい。僕としては時間が空いてしまった」とバルセロナの選手として来日した2015年以来(2019年の来日時は招集外)であるとコメント。「サッカー熱は素晴らしいと感じている」とした。 6月にはブラジル代表として日本代表と対戦したネイマール。1カ月ぶりの来日となったが、「先月日本に来たばかりだ。サッカーファンが多く、人も温かくて優しく、サッカーへの愛もある。PSGとして来られたことにワクワクしている」とコメント。再びの来日を喜んだ。 2022.07.17 18:20 Sun3
お団子ヘアからオシャレ坊主に大変貌!ラモスの断髪式決行にネイマールは「こっちのほうがずっと良いよ」
パリ・サンジェルマン(PSG)のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが大幅なイメージチェンジを敢行した。 昨夏にレアル・マドリーからフリーでPSGに加入したセルヒオ・ラモスは、昨季こそ度重なる負傷に苦しめられたものの、今季は日本で行われたプレシーズンツアーでも元気な姿を見せると、シーズンイン後もクリストフ・ガルティエ新監督から重用されている。 PSGでは、マンバンと呼ばれるサイドを刈り上げ頭の上で髪をまとめるお団子のヘアースタイルを一貫してきたセルヒオ・ラモスだが、この度思いきり短髪に。自身のインスタグラムで、自慢の長髪をバリカンで一気に刈り上げる様子を披露している。 過去にも坊主スタイルにしていたことのあるセルヒオ・ラモスだが、久々の姿にはチームメイトのブラジル代表FWネイマールも「こっちのほうがずっと良いよ」と反応している。 <span class="paragraph-title">【動画&写真】セルヒオ・ラモスがお団子ヘアからオシャレ坊主に大変貌!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">New HairtcuT Sergio Ramos <a href="https://twitter.com/hashtag/psg?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#psg</a> <br> <a href="https://t.co/xMlAT4SFhY">pic.twitter.com/xMlAT4SFhY</a></p>— ©️ (@MarocPsg) <a href="https://twitter.com/MarocPsg/status/1572614303928180737?ref_src=twsrc%5Etfw">September 21, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cixuyu1LcWA/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cixuyu1LcWA/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cixuyu1LcWA/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Paris Saint-Germain(@psg)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.09.22 10:30 Thu4
「誤解を招く不要な発言をした」ジダン氏への敬意を欠く発言が炎上のサッカー連盟会長が謝罪…PSG指揮官もコメント「ジダンは誰からも尊敬されている」
フランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ル・グラエ会長が、自身の不適切な発言を謝罪した。 カタール・ワールドカップ(W杯)では60年ぶり3カ国目となる連覇を目指して戦ったフランス代表。決勝まで駒を進めたが、アルゼンチン代表の前にPK戦の末に敗れて準優勝に終わっていた。 2018年のロシアW杯でチームを優勝させ、3大会目のW杯で指揮を執ったディディエ・デシャン監督。去就について色々と騒がれた中、7日にFFFと契約を延長。2026年のW杯まで指揮を執ることが決定した。 デシャン監督の後任には、元フランス代表MFのジネディーヌ・ジダン氏が浮上していたが、ル・グラエ会長は「彼の電話に出ることすらしなかっただろう。彼に何を伝えるんだ?。こんにちは。心配しないで。他のクラブを探してほしい。ディディエと契約をしました」と発言。しかし、これが大きく炎上していた。 フランス代表FWキリアン・ムバッペはこの発言を「無礼」と批判。スポーツ大臣のアメリ・ウデア=カステラ氏も「恥ずべき敬意の欠如」と謝罪を要求していた。 これを受け、ル・グラエ会長は謝罪した。 「このような発言は、私の見解や、彼がかつて選手であったこと、そして現在監督であることに対する配慮を全く反映していないものだった、お詫びしたい」 「私はRMCのインタビューに応じたが、彼らはフランスサッカーの2人の偉大な選手であった、ディディエとジネディーヌ・ジダンを対立させることで、論争を起こしていた。私が答えるべきではなかった」 「誤解を招く不要な発言をしたことを認める」 会長としてあるまじき発言。デシャン監督の続投を決めていたとしても、敬意を書く発言はやはり不適切だったようだ。 パリ・サンジェルマン(PSG)のクリストフ・ガルティエ監督もコメントを求められると、慎重に「発言についてコメントするつもりはない。ただ、ジダンは大きな尊敬に値し、誰からも尊敬されている」とコメント。会長批判はしなかったが、尊敬に値する人物であるとジダン氏への敬意を示した。 2023.01.10 22:55 Tue5
PSGのMNMトリオは今季限りで解散か? クラブが頭を抱える3つの問題とは?
パリ・サンジェルマン(PSG)が誇るMNMトリオは、今季限りでの解散が濃厚のようだ。フランス『フットメルカート』が伝えている。 2023年に入って不振が続くPSG。昨年まで公式戦無敗だったが、今年1月からの国内公式戦10試合で4敗を喫し、先日14日にはチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグでバイエルンに0-1で敗れている。 また、11日のモナコ戦後にはブラジル代表FWネイマール(31)が同僚2人のプレーを叱責し、クリストフ・ガルティエ監督とも口論。今シーズンは度々険悪なムードが伝えられてくる。 ネイマールのみならず、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(24)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)もストレスを溜め込んでいるようで、今季終了後にこのトリオが解散となる可能性は非常に高いという。 メッシについては今季が2年契約の最終年であることが広く知られ、契約延長、バルセロナ復帰、アメリカ行きなど、あらゆる可能性が噂に。ネイマールは、首脳陣からの信頼が乏しく、チェルシーに売却するのではと囁かれている。 首脳陣が最優先する選手がムバッペであることは想像に難くないが、フランス『ル・パリジャン』によると、この3人は商業的価値で寄せ集められたトリオであり、クラブ内では戦術面のデメリットに頭を悩ませているという。 真っ先に挙げられるのは、やはり守備時の対応。相手がボールを持つとき、PSGはムバッペら3人と守備の8人に分断され、ガルティエ監督が試合中にポジショニングを指摘すると、3人ともひどく反応するという。周囲の選手も萎縮する傾向があるようで、マイボール時も3人の怒りを恐れてリスクを冒せないとのことだ。 クラブ内では、このトリオへの否定的な意見をタブー視せず、MNMトリオに終止符を打とうという考えも出ているとのこと。また、FFP(ファイナンシャル・フェア・プレー)の問題もあり、財政面の影響からもトリオが解散すればチームにとってはプラスと考えられている。果たして今季限りの共演となるのか、残り数カ月で答えが分かることとなる。 2023.02.23 19:08 Thuリールの人気記事ランキング
1
ベストイレブンに9名、PSGがリーグ・アン席巻! デンベレがMVPを初受賞、最優秀監督&最優秀新人賞も受賞
リーグ・アンで無敗優勝を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)ではファイナリストになったパリ・サンジェルマン(PSG)がフランスプロサッカー選手組合(UNFP)の授賞式で賞を総なめにした。 UNFPアワードが11日に行われ、リーグ・アンの最優秀選手にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが選出されることとなった。 デンベレは今シーズンのリーグ・アンで28試合21ゴール6アシストを記録し優勝に大きく貢献。最終説を残して得点ランキングでもトップに立っており、キャリア初のMVP受賞となることに。これまで5年連続受賞していたフランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)を継ぐ形となった。 また、最優秀監督賞はルイス・エンリケ監督が受賞。チームを成功に導く手腕を見せ、2018年のウナイ・エメリ監督(アストン・ビラ)以来となるPSGからの受賞となった。 その他、最優秀新人賞はフランス代表MFデジレ・ドゥエが受賞。今季加入した19歳は、リーグ・アンで30試合に出場し6ゴール8アシストを記録。3月にはフランス代表デビューを果たすなど、将来が期待されるウインガーだ。 さらに驚きはベストイレブン。11名中9名がPSGの選手となり、アクラフ・ハキミ、マルキーニョス、ヌーノ・メンデス、ウィリアン・パチョ、ジョアン・ネヴェス、ヴィティーニャ、ブラッドリー・バルコラ、そしてデンベレとドゥエとなった。 これはPSGにとって史上最多記録であり、2016年の8人を超えることに。また、UNFPトロフィー史上最多の記録となった。 <h3>◆リーグ・アン ベストイレブン</h3> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン) マルキーニョス(パリ・サンジェルマン) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン) ウィリアン・パチョ(パリ・サンジェルマン) MF デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) ラヤン・シェルキ(リヨン) 2025.05.12 13:55 Mon2
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.43“フランス版「バルサ」”若き日のアザール/リール[2010-11]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.43</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2010-2011シーズン/リール 〜フランス版“バルサ”〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2010-11liile.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ルディ・ガルシア(47) 獲得タイトル:リーグ・アン 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係7:★★★★★★★☆☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">57年ぶりの栄冠</div> 2000年代のリーグ・アンは、7連覇を達成したリヨンが絶対王者として君臨していた。しかし、その強さが終焉を迎えると、2008-09シーズンにボルドー、2009-10シーズンにマルセイユと、シーズン毎に王者が入れ替わる本命なしの状況となった。そして迎えた2010-11シーズン、覇権を奪ったのは古豪・リールだった。 2008年夏にルディ・ガルシア監督(現マルセイユ監督)を招へいしたリールは、アザールやジェルビーニョといった才能溢れるアタッカーを擁して攻撃的なサッカーを展開。ガルシア監督2年目のシーズンにリーグ最多の72得点を挙げて4位でフィニッシュすると、翌シーズンは守備の安定を図って優勝にまい進した。 第14節に首位の座に躍り出たリールは、そのまま優勝戦線を引っ張る存在となる。第32節で首位の座をマルセイユに奪われたが、1週間で奪い返すと、第35節のサンテチェンヌ戦を2-1で勝利して優勝決定。古豪・リールが57年ぶりのリーグ・アン制覇を成し遂げた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">フランス版“バルサ”</div> 2シーズン連続(2009-10シーズンと2010-2011シーズン)でリーグ最多の得点数を記録したチームは、“フランス版バルサ”と称されるほど、攻撃において魅力を有した。その中で個性的な選手をうまくまとめたガルシア監督の手腕は、称賛されるべきものだった。 守備の中心は、元フランス代表の守護神・ランドローとラミ。特に、ディフェンスリーダーを担ったラミはフィジカルを生かした守備でレ・ブルーに名を連ねる存在となる。また、右サイドバックのドビュッシーは果敢な攻撃参加を披露して得点にも絡むプレーも披露した。 中盤はフィルター能力に優れるマブバをアンカーに置き、インサイドハーフにバルモンとキャバイエを起用。パスセンスに溢れる前者と、飛び出しやミドルシュートが持ち味の後者が攻守に存在感を放った。 そして、攻撃のキーマンは20歳のアザールと23歳のジェルビーニョという両翼。スピード溢れるドリブルで相手の守備を切り裂いた彼らは、アザールが7ゴール11アシスト、ジェルビーニョが15ゴール11アシストという素晴らしい数字を残した。そして、最前線のムサ・ソウはナントでの不遇を乗り越え、25得点をマークして得点王に輝いた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWエデン・アザール(20)</span> 2007年にリールの下部組織からトップチームデビューを果たしたアザールは、すぐさまその才能を遺憾なく発揮した。2008-09シーズンと2009-10シーズンにリーグ・アンの年間最優秀若手選手賞を受賞すると、リーグ制覇を成し遂げた2010-2011シーズンはリーグMVPに選出。抜群のスピードとキレのあるドリブルで攻撃を牽引し、リールに57年ぶりの優勝をもたらした。 2019.04.24 22:00 Wed3
PSGのハキミが一人ブーイング標的に…イスラエル開催のトロフェ・デ・シャンピオン
パリ・サンジェルマン(PSG)のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが、1日に行われたリールとのトロフェ・デ・シャンピオン2021で、開催地イスラエルの地元観客からブーイングを浴び続けることになった。フランス『レキップ』が伝えている。 昨季リーグ・アンを10年ぶりに制したリールとクープ・ドゥ・フランス優勝のPSGによる、新シーズンのフランスフットボール開幕を告げる一戦は、前半終了間際にリールMFゼカが決めた鮮烈なミドルシュートによるゴールによってリーグ王者に軍配が上がった。 同試合では代表チームでの戦いの影響でPSGの多くの主力選手が欠場したことにより、やや見どころを欠く展開となったが、PSGの新戦力ハキミがプレー以外の部分で話題を集めることになった。 イスラエルのブルームフィールド・スタジアムで行われた一戦においてハキミは、試合開始直後からプレーに関与するごとに地元サポーターから執拗にブーイングを浴びた。 その背景には、“パレスチナ問題”という政治的な問題があった。 敬虔なイスラム教徒であるハキミは“パレスチナ問題”に関してパレスチナ側の立場を取っており、今年5月に11日間に渡ってイスラエルとパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスによる大規模な軍事衝突が発生した際に、自身の公式SNSを通じて『#FreePalestine』というハッシュタグと共にパレスチナへの支持を公にしていた。 そのため、今回の試合を観戦に訪れた多くのイスラエル人の観客は敵対するパレスチナを支持するハキミを、ブーイングの標的に定めて試合を通してプレッシャーをかけ続けた。 完全アウェイとなったスタジアムでは孤立無援の状況を強いられたハキミだったが、同試合をテレビ観戦していた多くのフットボールファンからはサポートの声も多く挙がっていた。 <span class="paragraph-title">【動画】ハキミがボールを触る度に激しいブーイング</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="cy" dir="ltr">Achraf Hakimi booed in Tel Aviv. <a href="https://t.co/Jg0kdU4Lou">pic.twitter.com/Jg0kdU4Lou</a></p>— BNR (@brnrftbl) <a href="https://twitter.com/brnrftbl/status/1421908654199087113?ref_src=twsrc%5Etfw">August 1, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.08.02 13:39 Mon4
日本戦で代表初ゴールを決めたチュニジア代表MFに欧州複数クラブが興味…ポルトやリヨン、アンデルレヒトなど
キリンカップサッカー2022の日本代表戦でも活躍した、チュニジア代表MFにヨーロッパの複数クラブが興味を示しているようだ。フランス『Footmercato』が伝えた。 注目を集めているとされるのはMFモハメド・アリ・ベン・ロムダーネ(22)。現在は母国のエスペランスに所属している。 これまで公式戦では102試合に出場し20ゴール4アシスト、チュニジア代表としても22試合に出場し1ゴールを記録。代表初ゴールは先日の日本戦で、先制ゴールとなったPKを決めたのがベン・ロムダーネだった。 そのベン・ロムダーネに興味を示しているとされるクラブは、ポルトガルチャンピオンのポルトの他、リヨン、リール、ストラスブール、ロリアン、レンヌ、モンペリエといったフランスのクラブの他、アンデルレヒト、ロイヤル・アントワープのベルギー勢、エジプトのアル・アハリも興味を持っているという。 チュニジア代表でも中心選手となりつつあるベン・ロムダーネ。エスペランス生え抜きではあるが、W杯を前にステップアップを図るだろうか。 2022.06.16 13:35 Thu5
