ミラン監督退任のピオリ氏、アル・イテハド行きはなし? ベンゼマが拒否と報道も実態は別のところに

2024.07.08 09:30 Mon
ミランを5シーズン指揮したピオリ氏
Getty Images
ミランを5シーズン指揮したピオリ氏
サウジアラビアへ行く可能性があった元ミラン指揮官のステファノ・ピオリ氏(58)だが、どうやら破談に終わったようだ。

ピオリ氏は、イタリアのクラブで監督を歴任。ラツィオやインテル、フィオレンティーナを指揮し、2019年10月からミランを指揮した。

2021-22シーズンはセリエAでスクデットを獲得するなど結果を残したが、2023-24シーズン限りで退任となった。
そのピオリ氏には、サウジアラビア行きが浮上。アル・イテハドが監督就任を目論んでいるとされてきた。

しかし、『YS Scores』によると、ピオリ監督招へいに動いていたルアイ・ナゼル会長が突如辞任したとのこと。クラブの意思決定プロセスにおいて、スポーツしょうが干渉したことを理由にチームを去ったという。
一部の報道では、元フランス代表FWカリム・ベンゼマが拒否したという報道も出ていたが、実態はどうやら異なるという。

また、ピオリ氏ではなく、元パリ・サンジェルマン監督のクリストフ・ガルティエ氏や、元フランス代表のローラン・ブラン氏なども候補に上がっているとのこと。決定まではしばらく時間がかかりそうだ。

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「次の代表監督を待たなければ」オランダ代表のクーマン監督、確執生まれ招集しなくなったFWに言及「まずは私に電話すべき」

オランダ代表のロナルド・クーマン監督が、FWステーフェン・ベルフワインのオランダ代表招集について言及した。 オランダは、UEFAネーションズリーグ2024-25準々決勝でスペイン代表と対戦。メンバー24名を招集していた。 強敵との戦いに臨む中、クーマン監督の下ではストライカー陣の招集が注目をされたが、ベルフワインの名前はなかった。 PSVでキャリアをスタートさせたベルフワインは、トッテナムやアヤックスでプレー。2024年9月にサウジ・プロ・リーグのアル・イテハドへと完全移籍していた。 サウジ・プロ・リーグでは21試合に出場し10ゴール6アシストを記録。所属チームで結果を残しているが、移籍して以降はオランダ代表に招集されていない。 クーマン監督は、ヨーロッパから離れたベルフワインに対して代表の扉を閉めることを決断。今回招集しなかったが「彼は次の代表監督を待たなければならない」とコメント。自身が監督である間は招集しないという意思を改めて示した。 そんな中で、ベルフワインの代理人から電話があったとのこと。「彼のエージェントが私に電話してきた」と明かし、招集について問われたとのこと。ただ、サウジアラビアに移籍した際のベルフワインの発言が原因であり、招集されたいのであれば、本人が電話をかけてくるべきだと語った。 「私はいつも彼と仲が良かった。でもあるキッカケで、何かを言った。そうしなければならなかったのだろうか…と思うこともできる」 「でも、彼も何かを言った。それは私が言った以上のことだ。だから、私には彼が写真に写るとは思えない。もし、彼が違うと思っているならば、まずは私に電話すべきだ。そうすれば、話し合うことができる」 ベルフワインはサウジアラビアへの移籍を快く思っていなかったが、ベルフワインは「まずはここに来て見てから話すべきだ」と批判。これが招集されない引き金になったと見られている。 2025.03.18 18:20 Tue

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