華麗なワンタッチパスの応酬からアイルランドが決めた、ストーク“らしからぬ”連携ゴール【チーム・ゴールズ】
2020.12.09 14:00 Wed
サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回は元アイルランド代表MFスティーブン・アイルランドがストーク・シティ時代に決めたゴールだ。
マンチェスター・シティでプロデビューしたアイルランドは、アストン・ビラやニューカッスルでのプレーを経て、2013年夏にストークに加入。主力MFとして活躍した。
ボックス・トゥ・ボックスタイプのMFとして攻守に存在感を発揮したアイルランドだが、2013年11月10日に行われたプレミアリーグ第11節のスウォンジー戦では、華麗なチームゴールを記録した。
1-0とストークリードの25分、ハーフウェイラインでボールを持ったアイルランドが、中盤まで降りてきたFWピーター・クラウチにパスを出す。クラウチがこのボールをワンタッチでMFスティーブン・エンゾンジに落とすと、エンゾンジもダイレクトで右サイドのMFジョナサン・ウォルターズに展開する。
前線へのロングボールを多用する戦術がトレードマークだったストーク“らしくない”チームゴールを見せたストークだったが、試合は3-3のドローに終わっている。
◆アイルランドが決めた“ストークらしくない”美しいゴール
マンチェスター・シティでプロデビューしたアイルランドは、アストン・ビラやニューカッスルでのプレーを経て、2013年夏にストークに加入。主力MFとして活躍した。
1-0とストークリードの25分、ハーフウェイラインでボールを持ったアイルランドが、中盤まで降りてきたFWピーター・クラウチにパスを出す。クラウチがこのボールをワンタッチでMFスティーブン・エンゾンジに落とすと、エンゾンジもダイレクトで右サイドのMFジョナサン・ウォルターズに展開する。
ドリブルでボールを運んだウォルターズが、ボックスの手前で中央のクラウチに横パスを出す。クラウチがこれをダイレクトでフリックすると、最後はボックス内にアイルランドが走り込んで、華麗なゴールを流し込んだ。
前線へのロングボールを多用する戦術がトレードマークだったストーク“らしくない”チームゴールを見せたストークだったが、試合は3-3のドローに終わっている。
スティーブン・アイルランドの関連記事
ストーク・シティの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
スティーブン・アイルランドの人気記事ランキング
1
ストークの“カルトヒーロー”、ジョナサン・ウォルタースが頭、左足、右足とすべてを使ってハットトリック【ハットトリック・ヒーローズ】
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い) サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。 今回は、元アイルランド代表FWジョナサン・ウォルタース氏がストーク・シティ時代に決めたハットトリックだ。 <div id="cws_ad">◆ストークの“カルトヒーロー”、ジョナサン・ウォルタースが頭、左足、右足とすべてを使ってハットトリック<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJlQ284ZDhydCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ウォルタースは、ブラックバーン・ローバーズの下部組織からファーストチームデビュー。その後はイングランドの下部カテゴリーのクラブを渡り歩き、2010年にストークに完全移籍で加入。屈強なフィジカルを武器にセカンドボールの回収、相手最終ラインの裏を突く動き出しで7シーズンに渡って活躍した。 そんなウォルタースは、2015年1月31日に行われたプレミアリーグ第23節のQPR戦では、右足、左足、頭すべてを使ってのハットトリックも決めている。 まずは21分、相手ボックス手前でボールを奪ったMFスティーブン・アイルランドのヒールパスを受けると、そのままボックス内に侵入し、右足で流し込んだ。 34分には、カウンターのチャンスから、再びアイルランドのパスを受けたウォルタースが相手DFのプレッシャーを受けながらも左足で沈め、追加点を奪う。 その後ストークは1点を返されるも、後半アディショナルタイムには相手DFのクリアミスをウォルタースが頭で押し込み、ハットトリックを達成するとともに、3-1で勝利した。 その後、ウォルタースは2017年にバーンリーへ完全移籍するもケガの影響もあり出場機会を得られず、2018-19シーズンは古巣のイプスウィッチにレンタル移籍。そこでもアキレス腱のケガで長期離脱を強いられ、2019年3月に現役を引退している。 2020.09.11 09:00 Friストーク・シティの人気記事ランキング
1
クラウチ、妻とのやり取りがほっこり「彼女はフットボールが好きじゃなくて…」
▽ストーク・シティに所属する元イングランド代表FWピーター・クラウチが、妻との日常のやり取りを明かした。イギリス『ガーディアン』が伝えている。 ▽その明るい人柄からイングランドのTV番組などに出演している姿も度々みられるクラウチ。この度、『How To Be A Footballer』と題された著書を出版することとなった37歳は、『ガーディアン』のインタビューの中で日常生活について語った。 「僕は長男を学校に迎えに行くために家に帰ってるよ。イングランド代表やリバプールと頻繁に出かけていた頃よりも多く関わりを持っている」 「(妻の)アッベイはフットボールが好きじゃなくて、そのおかげで簡単にオフに切り替えられるよ」 「彼女は僕が獲得してきたものを誇りに思っているけど、キックオフの10分前に“あなた今どこ? ”なんて電話で尋ねてきたりするんだ」 ▽2メートル越えの長身を誇るクラウチはこれまでトッテナムやポーツマス、リバプールで活躍。イングランド代表としても42試合22ゴールを記録している。 2018.09.30 18:30 Sun2
これぞ古き良きストーク!デラップ砲&長身DFショークロスのフリックでストークがアーセナルを蹂躙【ベスト・アシスト】
サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。 今回はストーク・シティの元イングランド代表DFライアン・ショークロスが決めたアシストだ。 <div id="cws_ad">◆デラップ砲&ショークロスのフリックがゴール前で混沌を生み出す<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI5ZzdVQXFlZyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> マンチェスター・ユナイテッドユース出身のショークロスは、2007年夏にストークにレンタルで加入。後に完全移籍し、ストークの守備の要として長年に渡り活躍している。 191cmの長身を活かした強固な守備力に加え、空中戦の強さを活かした攻撃参加も持ち味の1つだが、2008年11月1日に行われたプレミアリーグ第11節のアーセナル戦では、持ち味を活かしたアシストを記録している。 1-0とストークリードの73分、左サイドでストークがスローインを得ると、MFロリー・デラップが得意のロングスローをボックス内に投げ入れる。ゴール前にいたショークロスが高さを活かしたフリックで、ファーポストにボールを送ると、走り込んだMFセイ・オロフィンジャナが体ごとボールをゴールに押し込み、追加点を奪った。 長身選手を多く擁し、強固な守備とセットプレーの強さを強みとするチームの“らしさ”が全開にでたゴールを決めたストーク。終了間際に1点を返されるも2-1で勝利している。 2020.11.27 17:00 Fri3
クラウチがユーモア溢れるツイート! 「僕の夏は“家族”との時間」
▽現在、サマーブレーク中のストーク・シティの元イングランド代表FWピーター・クラウチが、持ち味であるユーモアのセンスを発揮した。 ▽以前から『ツイッター』で英国人らしい抜群のユーモアを発揮したきたクラウチは、19日に休暇中の様子を写したツイートを敢行。「僕の夏は家族との時間」というコメントと共に投稿された画像には、美人モデルとして知られる妻のアビー・クランシーさんや2人の子供との仲睦まじい様子ではなく、動物園で2頭のキリンにエサをあげているクラウチの姿が写っていた。 ▽サッカー界屈指の201cmという高身長に加え、長い手足に細身な容姿のクラウチは、首の長さはともかく、動物に例えるならば、やはりキリンをおいてほかにはない。 ▽それを自覚したうえでのクラウチの気の利いたツイートは、投稿数時間で10万人の“いいね”が付くなど、多くのファンを楽しませた。 ◆仲睦まじい“家族”です https://twitter.com/petercrouch/status/876846713163718656 2017.06.20 04:40 Tue4
元イングランド代表FWクラウチが38歳で現役引退! 2メートル超えの長身にロボットダンスやSNSで多くのファンの記憶に
元イングランド代表FWピーター・クラウチ(38)が12日、自身の公式『ツイッター(@petercrouch)』で現役引退を発表した。 昨季途中にバーンリーに加入したクラウチは、今夏の契約満了後にクラブからの契約延長の申し出や中国方面からのオファーという報道も出ていたが、今夏のタイミングでスパイクを脱ぐ決断をした。 クラウチは12日、自身の公式ツイッターで自身の決断に関して説明している。 「この夏、たくさんの話し合いを経てフットボールから引退することを決めた。僕たちの素晴らしいゲームはすべてのものを与えてくれたんだ」 「僕がこの場所に到達するために助けになってくれた人たち、これだけ長い間トップレベルに居続ける助けとなったすべての人たちに感謝を伝えたい」 「もし、僕が17歳のときに自分がワールドカップでプレーし、チャンピオンズリーグ決勝に進出し、FAカップを制し、プレミアリーグで100ゴール以上を挙げると言われたら、その人のことを絶対に避けていたと思うよ。それは全く夢のような出来事だったからね」 トッテナムのアカデミーからトップチームに昇格したクラウチだが、トップチームデビューを果たすことなく2000年にユース時代にも在籍経験のあったチャンピオンシップ(イングランド2部)のQPRに完全移籍。QPR、ポーツマスとチャンピオンシップで研鑽を積んだ後、2001年に加入したアストン・ビラでプレミアリーグデビューを飾った。 その後、サウサンプトンでのプレーを経て2005年に加入したリバプールでは、2メートル超えの長身を武器にターゲットマンとしての地位を確立し、2005-06シーズンのFAカップ優勝、2006-07シーズンのCL準優勝などに貢献した。 リバプール退団後は古巣ポーツマス、トッテナムと渡り歩き、2011年にはキャリア最長の8年間を過ごしたストーク・シティで要塞ブリタニアで繰り広げられるキック&ラッシュの主役の1人として君臨。その後、今年1月に加入したバーンリーが自身最後のクラブとなった。 プレミアリーグでは7クラブを渡り歩き通算468試合に出場し、108ゴール58アシストを記録した。 また、2005年にデビューを飾ったイングランド代表では通算42試合で22ゴールを記録。2006年ドイツ大会、2010年南アフリカ大会と2度のワールドカップを経験した。 また、自身の代名詞であるロボットダンスを用いたゴールセレブレーション、ラジオDJとしての活動、近年はイギリス人らしいユーモア満載のSNSの投稿によって多くのフットボールファンを楽しませる、その規格外の見た目を含め記憶に残る名選手だった。 2019.07.12 20:11 Fri5