1位に元アーセナル戦士の名も!MLSのユニフォーム売上ランキングが発表

2020.11.18 19:30 Wed
Getty Images
近年、急成長を遂げているアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)。欧州で活躍したスター選手が海を渡ることもあり、その人気は上り調子だ。その中でも最もアメリカンに人気なのはどの選手なのか。MLSの公式サイトが、2020年の現時点でのユニフォーム売上上位を紹介している。

カルロス・ベラ、MLSでのプレー

堂々の1位に輝いたのは、元アーセナルのメキシコ代表FWカルロス・ベラ(現ロサンゼルスFC)だ。今シーズンはケガでシーズンの半分を棒に振ったものの、昨シーズンはリーグ戦34試合で34ゴール15アシストという圧巻のスタッツを残し、2019シーズンのMLS最優秀選手賞を受賞するなど、第二の青春を謳歌している。
ベラに続いたのは、今年1月にセビージャからロサンゼルス・ギャラクシー入りした“チチャリート”ことメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスだ。MSL史上最高額の年俸700万ポンド(約10億円)の契約を結んだエルナンデスは、MLSで11試合1ゴールと苦しんだものの、人気は本物だ。

また、ベラやエルナンデスのように、プレミアリーグでも活躍した元ポルトガル代表MFナニや、元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインもランキングに入っている他、デイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務め、今シーズンからMLSに参加しているインテル・マイアミの元フランス代表MFブレーズ・マテュイディらも上位に名を連ねている。
ちなみに、2018年からロサンゼルス・ギャラクシーに在籍した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(現ミラン)がいた間は、2年連続で同選手が1位だった。


◆2020年のユニフォーム売上上位
1.カルロス・ベラ(ロサンゼルスFC)
2.ハビエル・エルナンデス(ロサンゼルス・ギャラクシー)
3.ホセフ・マルティネス(アトランタ・ユナイテッド)
4.ジョーダン・モリス(シアトル・サウンダーズ)
5.ロドルフォ・ピサーロ(インテル・マイアミ)
6.ゴンサロ・イグアイン(インテル・マイアミ)
7.ナニ(オーランド・シティ)
8.ラウール・ルイディアス(シアトル・サウンダーズ)
9.ブレーズ・マテュイディ(インテル・マイアミ)
10.ブレンデン・アーロンソン(フィラデルフィア・ユニオン)

◆2019年のユニフォーム売上上位
1.ズラタン・イブラヒモビッチ(ロサンゼルス・ギャラクシー)
2.ホセフ・マルティネス(アトランタ・ユナイテッド)
3.カルロス・ベラ(ロサンゼルスFC)
4.ウェイン・ルーニー(DCユナイテッド)
5.バスティアン・シュバインシュタイガー(シカゴ・ファイアー)
6.エクトル・ビジャルバ(アトランタ・ユナイテッド)
7.ジョーダン・モリス(シアトル・サウンダーズ)
8.ディエゴ・ヴァレリ(ポートランド・ティンバーズ)
9.ナニ(オーランド・シティ)
10.ニコラス・ロデイロ(シアトル・サウンダーズ)

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