圧巻ドッピエッタのジェコがローマ歴代5位タイの104ゴールに到達!

2020.06.25 14:35 Thu
Getty Images
サンプドリア戦で圧巻のドッピエッタを達成したボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコが、ローマでの得点記録において歴代5位タイに浮上した。クラブ公式サイトが伝えている。
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ローマは24日、リーグ再開初戦となったセリエA第27節のサンプドリア戦を2-1で競り勝った。

昨季終了までクラブを率いたレジェンド指揮官、クラウディオ・ラニエリ監督を無観客のオリンピコで迎えることになったローマは、立ち上がりから優位に試合を運ぶ。だが、11分に自陣深くでのミスからFWマノロ・ガッビアディーニに先制点を奪われ、前半を1点ビハインドで終えることに。

後半も攻勢は変わらずも相手GKエミル・アウデーロが再三の好守で立ちはだかり、ゴールが遠い。それでも、64分にMFロレンツォ・ペッレグリーニ、85分にMFブライアン・クリスタンテという途中出場の2選手からのループパスに反応したジェコが、いずれも見事なダイレクトボレーで合わせ、チームを逆転勝利に導いて見せた。
そして、このドッピエッタによってローマでの通算得点数を104ゴールに伸ばした頼れるカピターノは、1959年から1965年まで在籍していた元アルゼンチン代表FWペドロ・マンフレディーニ(故人)と並び歴代5位に浮上した。

同試合後、チームを勝利に導く見事な働きを見せたジェコは、「ようやくピッチに戻れて気分が良いよ」と、リーグ再開と共に初戦での勝利に満足感を示している。

「前半に多くの決定機を作ったが、自分たちのミスから先に失点してしまった。だけど、3カ月も試合から遠ざかっていれば、そういったミスも起こり得ることなんだ」

「重要なことはミスを犯しても頭を下げることなくプレーし続けることだった。後半に関しては勝つためにすべてを変える必要があったよ」

ペッレグリーニのループパスをゴール左角度のないところから左足ボレーで叩き込んだ1ゴール目はレジェンドFWガブリエル・バティストゥータが過去のパルマ戦で決めた伝説のゴールを彷彿とさせるものだった。

しかし、バティストゥータのゴールと比較する質問に対しては、「あれはジェコのゴールだよ。僕のゴールはいつでも自分のものさ」と、返答している。

なお、ローマを率いるパウロ・フォンセカ監督は試合後の会見で、「ジェコは私が共に仕事をしてきた中で最高のストライカーだ。今夜の素晴らしい2つのゴールは偉大なストライカーでなければ、決められない類のものだ」と、絶賛している。

在籍5年間でジャッロロッソでの通算得点ランキング5位に浮上したジェコは、今シーズン中に4位のFWロドルフォ・ヴォルク(106点)、3位のFWアメデオ・アマデイ(111点)と2人のレジェンド超えを目指す。

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順当ならローマと契約延長も…それでも去就不透明? イタリア在住10年を超えるディバラ

アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(31)はいつまでローマ、ひいてはカルチョの舞台でプレーするか。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 振り返れば、パレルモ、ユベントスで長く輝き、カルチョの象徴たる存在となったディバラ。セリエB優勝1回、セリエA優勝5回、コッパ・イタリア優勝1回、セリエA最優秀選手賞1回…イタリア在住歴は10年を超える。 気づけば31歳だが、現所属ローマでも存在感は健在。このたび再登板したクラウディオ・ラニエリ新監督は、ディバラの起用法について、特段クラブから何も言われておらず、初陣でもスタートから使うという見通しだ。 また、今季は3年契約の最終年も、順当なら出場時間次第の契約延長オプションも発動すると考えられている。 ただ、1年延長なら、年俸も大幅アップ。クラブに愛着のないフリードキングループが本格的に「ローマ売却」を検討するカギとして、ディバラの延長云々がここで挙げられているのだ。 詰まるところ、ディバラが25-26シーズンも100%ローマでプレーするとは断言できず。本人の手元には、アメリカ、サウジアラビア、アルゼンチン復帰という選択肢があるとされる。 2024.11.19 21:50 Tue

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