イニエスタ&ブスケッツも登場!神戸、バルサの両選手・監督が想いを語る《RAKUTEN CUP》
2019.07.27 10:30 Sat
26日、ヴィッセル神戸とバルセロナがノエビアスタジアム神戸で記者会見を実施した。
◆トルステン・フィンク監督(ヴィッセル神戸)
「バルセロナの皆さんに感謝を示したい。彼らがここに来てくれることは光栄なので、神戸やスタジアムに来てくれる方も喜ぶと思う。バルセロナの監督にも“ようこそ”と言いたい」
「私の選手たちはこの試合を本当に楽しみにしている。バルセロナという強豪のチームが来たからには、彼らが本命だとは思うが、我々の勝つために試合をするので、全力を尽くして勝ちに行こうと思う」
◆エルネスト・バルベルデ(バルセロナ)
「最初にこの記者会見を開かせてくれたことに感謝しています。このような日本に来るチャンスを与えてくれたことに感謝したい」
「観に来てくれる方にはバルセロナとヴィッセルの試合を楽しんでもらいたいし、そのような試合をしたいと思う」
──安部裕葵のケガの状態、明日の試合には出場するか
バルベルデ監督
「試合に出るのは難しいと思う。昨日少し練習はしたが、やはりケガの痛みを感じている状態なので、明日出場するのは難しいと思う」
──明日に向けてグリーズマン、デ・ヨングへの期待は?
バルベルデ監督
「我々のチームに慣れてもらいたいと思う。チームメイトと試合をする機会だ。この間の試合(チェルシー戦)を観てもらったと思うが、あの時よりは良い形で他のチームメイトとプレーしてもらいたいと思う」
「また、ピケは出ない。彼らにも少し問題がある。予防的な措置で出ないということなので、大きな問題ではない」
──今シーズンは昨シーズンと比べてどうチームを変えていきたいか
バルベルデ監督
「常に我々は良くしないといけないと思う。昨シーズンはあまり輝けない場面がたくさんあった。実際、シーズンの終盤があまり良くなかった。それ以外は良いシーズンだったと思う」
「今シーズンの目標は、常に対戦するときに、一番効率的なプレーをしたいと思う。昨シーズンは常に効率的なプレーをできない場面がシーズン後半にあった」
──古巣であるバルセロナとの対戦に向けた気持ちは
イニエスタ
「僕にとって、ヴィッセルにとって、チーム全体が考えていることは、バルセロナと試合ができるということはとても光栄だということだ。バルセロナというチームは特別なチームなので、僕たちはできる限りの努力をする」
「個人としての感情というのは、昔一緒にプレーした仲間がたくさんいるわけで、僕にとっても重要な試合になる。最大限のことをできるように、準備したいと思う。特にファンの方には喜んでもらいたい」
「僕たちにとってバルセロナとの試合は、ヴィッセルにとっても日本中のサッカーファンにとっても大きな期待が寄せられるものだと思う」
──バルセロナにとってこのような遠征はどういった意義があるか
バルベルデ監督
「もちろん我々にとってのプレシーズンの試合だが、他のプレシーズンとは違う状況だと思う。特にこういった海外での試合が続くとき、クラブとして色々な遠征をするときは、常にバルセロナというブランドを背負って試合をしないといけない。それがクラブの収入にも繋がってくる」
「そのために数週間前からトレーニングを積んできた。ただ、トレーニングのレベルは違う。来週はもっとインテンシティの高い、強度の強いトレーニングになるだろう」
「こういった遠征は普通の遠征とは違うが、バルセロナのチームとして移動に適応しながら、ブランドを披露したい」
──イニエスタはどういった存在だったか、また試合への意気込み
ブスケッツ
「アンドレス(・イニエスタ)の存在は非常に大きな意味を持っている。僕たちのようなカンテラから上がってきて、ピッチでアンドレスの姿を見ることは大きな意味があった。ピッチの中でのアンドレスは、非常に大きな存在だった」
「僕はアンドレスと一緒にピッチに立てることは非常に光栄だし、スペイン代表に一緒に選ばれるようになってからはより仲良くなった。ピッチの中でも外でも一緒に過ごす時間が増えた」
「アンドレスは日本に来てプロとしての新しいステップ、経験をしているが、僕にとって大親友であることは変わらない。今はこんな優しいことを言っているが、明日の試合でピッチに立てば、彼をリスペクトして気遣うということはできないだろうね(笑)。全力で戦うよ」
──フレンキー・デ・ヨングはスペイン語は流暢に話せるようになったか
ブスケッツ
「今はいい感じになっていると思う。まだ入って間もないので、これから長いシーズンを戦わなくてはいけないが、プラスに進んでいると思う」
「誰でも新しく入ってくるときは、最初の数カ月は大変だと思う。言葉も違うし、チームの考え方も違う。それに適応することは本当に大変だと思う。時間が経つにつれて順応すると思うし、彼には大きな期待をしている」
──神戸はバルセロナのサッカーを目指しているがこの先には何が必要か
イニエスタ
「僕たちがいつも考えているのは、魅力的なサッカーをいつもしたいということだ。魅力的ということは、僕たちのアイデンティティでもある。僕たちは楽しんでプレーをしたい」
「それを行うためには非常に長いプロセスが必要となる。試合を楽しむというためには、1人1人の選手が自分で準備をして、自分のレベルの中でできる限りのことをして試合の中で輝くということだ。結果というものを求めてやる。スタイルを守りながらも、結果が出るようにトレーニングに励んでいる」
──神戸の取り組みについてどう感じているか
ブスケッツ
「アンドレスと同じ意見だ。プロジェクトを実現するには忍耐が必要だ。特にバルセロナから、ダビド(・ビジャ)、セルジ(・サンペール)がいるが、我慢が必要で時間も必要だと思う。一朝一夕にサッカーは変わるものではないので、辛抱強く待ってもらいたいと思う。そうすれば結果が出るようになると思う」
──監督が考えている左サイドの選手だが、補強することは考えているか
バルベルデ監督
「左サイドというポジションは、我々だけでなく難しいものであると思う。誰かが入ってくる可能性はある。ただ、我々だけの話ではない。移籍市場がまだ開いているからといって、左サイドの選手を補強しようと考えているのは、我々だけではないと思う」
──デ・ヨングが同じポジションで出たが、中盤か、他のポジションが良いと思うか
ブスケッツ
「最初の数分間というのは特に体力的に難しい部分があると思う。日本に来てすぐに試合をしたわけだから、体力的には大変だったと思う。徐々にそういったポジション、体力もついてくるだろう。どっちのポジションが良いかは監督が決めることだ」
「それがインテリオールか、他の中盤のポジションなのかは僕が言うことはできない。でも素晴らしい選手が移籍して来たことは素晴らしいことで、チームにとっても良いことだと思う」
──グリーズマンが加入した影響は
ブスケッツ
「中盤にとってはフレンキーについて話したように、良い選手が移籍してくるのは非常に力が上がることだ。競争力も上がると思うし、試合のレベルも上がると思う。良い選手があまりにも居るので、監督がどの選手を使うかを考えるのが非常に難しくなると思う」
「チームのメンバーとしては、グリーズマンもアトレティコ・マドリーで素晴らしいプレーをして来たし、彼が加入したことでより強固なチームになったと思う。タイトルも狙いたい」
「そして、チームのやり方、バルセロナのやり方に慣れて来ていると思う。ネトもそう。チームの中に溶け込んで来ている。そういった意味で、なるべく早くチームに溶け込み、慣れることを望んでいる」
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RAKUTEN CUPで27日に対戦する両チームから選手と監督が出席。ヴィッセル神戸はトルステン・フィンク監督とアンドレス・イニエスタ、バルセロナはエルネスト・バルベルデ監督とセルヒオ・ブスケッツが登壇した。©️CWS Brains,LTD.
「バルセロナの皆さんに感謝を示したい。彼らがここに来てくれることは光栄なので、神戸やスタジアムに来てくれる方も喜ぶと思う。バルセロナの監督にも“ようこそ”と言いたい」
「私の選手たちはこの試合を本当に楽しみにしている。バルセロナという強豪のチームが来たからには、彼らが本命だとは思うが、我々の勝つために試合をするので、全力を尽くして勝ちに行こうと思う」
◆エルネスト・バルベルデ(バルセロナ)
©️CWS Brains,LTD.
「最初にこの記者会見を開かせてくれたことに感謝しています。このような日本に来るチャンスを与えてくれたことに感謝したい」
「今回の試合は非常にヴィッセル神戸との対戦ということで、我々のスポンサー企業が運営するチームと対戦する。そしてまた、ヴィッセル神戸には我々の元々の仲間が3人いる。この3人はとてもレベルの高いプレーヤーだ。イニエスタ、サンペール、ビジャがヴィッセルで活躍しているということで、我々が良い試合をして、ますますヴィッセルとの関係を深めていきたいと思う」
「観に来てくれる方にはバルセロナとヴィッセルの試合を楽しんでもらいたいし、そのような試合をしたいと思う」
──安部裕葵のケガの状態、明日の試合には出場するか
バルベルデ監督
「試合に出るのは難しいと思う。昨日少し練習はしたが、やはりケガの痛みを感じている状態なので、明日出場するのは難しいと思う」
──明日に向けてグリーズマン、デ・ヨングへの期待は?
バルベルデ監督
「我々のチームに慣れてもらいたいと思う。チームメイトと試合をする機会だ。この間の試合(チェルシー戦)を観てもらったと思うが、あの時よりは良い形で他のチームメイトとプレーしてもらいたいと思う」
「また、ピケは出ない。彼らにも少し問題がある。予防的な措置で出ないということなので、大きな問題ではない」
──今シーズンは昨シーズンと比べてどうチームを変えていきたいか
バルベルデ監督
「常に我々は良くしないといけないと思う。昨シーズンはあまり輝けない場面がたくさんあった。実際、シーズンの終盤があまり良くなかった。それ以外は良いシーズンだったと思う」
「今シーズンの目標は、常に対戦するときに、一番効率的なプレーをしたいと思う。昨シーズンは常に効率的なプレーをできない場面がシーズン後半にあった」
──古巣であるバルセロナとの対戦に向けた気持ちは
©️CWS Brains,LTD.
イニエスタ
「僕にとって、ヴィッセルにとって、チーム全体が考えていることは、バルセロナと試合ができるということはとても光栄だということだ。バルセロナというチームは特別なチームなので、僕たちはできる限りの努力をする」
「個人としての感情というのは、昔一緒にプレーした仲間がたくさんいるわけで、僕にとっても重要な試合になる。最大限のことをできるように、準備したいと思う。特にファンの方には喜んでもらいたい」
「僕たちにとってバルセロナとの試合は、ヴィッセルにとっても日本中のサッカーファンにとっても大きな期待が寄せられるものだと思う」
──バルセロナにとってこのような遠征はどういった意義があるか
バルベルデ監督
「もちろん我々にとってのプレシーズンの試合だが、他のプレシーズンとは違う状況だと思う。特にこういった海外での試合が続くとき、クラブとして色々な遠征をするときは、常にバルセロナというブランドを背負って試合をしないといけない。それがクラブの収入にも繋がってくる」
「そのために数週間前からトレーニングを積んできた。ただ、トレーニングのレベルは違う。来週はもっとインテンシティの高い、強度の強いトレーニングになるだろう」
「こういった遠征は普通の遠征とは違うが、バルセロナのチームとして移動に適応しながら、ブランドを披露したい」
──イニエスタはどういった存在だったか、また試合への意気込み
©️CWS Brains,LTD.
ブスケッツ
「アンドレス(・イニエスタ)の存在は非常に大きな意味を持っている。僕たちのようなカンテラから上がってきて、ピッチでアンドレスの姿を見ることは大きな意味があった。ピッチの中でのアンドレスは、非常に大きな存在だった」
「僕はアンドレスと一緒にピッチに立てることは非常に光栄だし、スペイン代表に一緒に選ばれるようになってからはより仲良くなった。ピッチの中でも外でも一緒に過ごす時間が増えた」
「アンドレスは日本に来てプロとしての新しいステップ、経験をしているが、僕にとって大親友であることは変わらない。今はこんな優しいことを言っているが、明日の試合でピッチに立てば、彼をリスペクトして気遣うということはできないだろうね(笑)。全力で戦うよ」
──フレンキー・デ・ヨングはスペイン語は流暢に話せるようになったか
ブスケッツ
「今はいい感じになっていると思う。まだ入って間もないので、これから長いシーズンを戦わなくてはいけないが、プラスに進んでいると思う」
「誰でも新しく入ってくるときは、最初の数カ月は大変だと思う。言葉も違うし、チームの考え方も違う。それに適応することは本当に大変だと思う。時間が経つにつれて順応すると思うし、彼には大きな期待をしている」
──神戸はバルセロナのサッカーを目指しているがこの先には何が必要か
イニエスタ
「僕たちがいつも考えているのは、魅力的なサッカーをいつもしたいということだ。魅力的ということは、僕たちのアイデンティティでもある。僕たちは楽しんでプレーをしたい」
「それを行うためには非常に長いプロセスが必要となる。試合を楽しむというためには、1人1人の選手が自分で準備をして、自分のレベルの中でできる限りのことをして試合の中で輝くということだ。結果というものを求めてやる。スタイルを守りながらも、結果が出るようにトレーニングに励んでいる」
──神戸の取り組みについてどう感じているか
©️CWS Brains,LTD.
ブスケッツ
「アンドレスと同じ意見だ。プロジェクトを実現するには忍耐が必要だ。特にバルセロナから、ダビド(・ビジャ)、セルジ(・サンペール)がいるが、我慢が必要で時間も必要だと思う。一朝一夕にサッカーは変わるものではないので、辛抱強く待ってもらいたいと思う。そうすれば結果が出るようになると思う」
──監督が考えている左サイドの選手だが、補強することは考えているか
バルベルデ監督
「左サイドというポジションは、我々だけでなく難しいものであると思う。誰かが入ってくる可能性はある。ただ、我々だけの話ではない。移籍市場がまだ開いているからといって、左サイドの選手を補強しようと考えているのは、我々だけではないと思う」
──デ・ヨングが同じポジションで出たが、中盤か、他のポジションが良いと思うか
ブスケッツ
「最初の数分間というのは特に体力的に難しい部分があると思う。日本に来てすぐに試合をしたわけだから、体力的には大変だったと思う。徐々にそういったポジション、体力もついてくるだろう。どっちのポジションが良いかは監督が決めることだ」
「それがインテリオールか、他の中盤のポジションなのかは僕が言うことはできない。でも素晴らしい選手が移籍して来たことは素晴らしいことで、チームにとっても良いことだと思う」
──グリーズマンが加入した影響は
ブスケッツ
「中盤にとってはフレンキーについて話したように、良い選手が移籍してくるのは非常に力が上がることだ。競争力も上がると思うし、試合のレベルも上がると思う。良い選手があまりにも居るので、監督がどの選手を使うかを考えるのが非常に難しくなると思う」
「チームのメンバーとしては、グリーズマンもアトレティコ・マドリーで素晴らしいプレーをして来たし、彼が加入したことでより強固なチームになったと思う。タイトルも狙いたい」
「そして、チームのやり方、バルセロナのやり方に慣れて来ていると思う。ネトもそう。チームの中に溶け込んで来ている。そういった意味で、なるべく早くチームに溶け込み、慣れることを望んでいる」
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