「容赦してくれない」ユナイテッド相手にホームで3失点惨敗…アスレティック指揮官は諦めず「何も譲るつもりはない」

2025.05.02 13:50 Fri
バルベルデ監督は2ndレグへ諦めず
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バルベルデ監督は2ndレグへ諦めず
アスレティック・ビルバオエルネスト・バルベルデ監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。
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1日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグでアスレティックはホームにユナイテッドを迎えた。決勝進出を目指す中でのホームゲーム。しかし、30分にカゼミロにゴールを許すと、35分にはダニ・ビビアンが一発退場で数的不利に。すると前半のうちにブルーノ・フェルナンデスに2ゴールを許し、0-3で敗戦となった。
ホームで手痛い敗戦となったアスレティック。バルベルデ監督は、難しい試合になったとし、こういった結果から学ぶことがあるとした。

「最初のゴールを緊張感によって上手くマネジメントできなかった。0-3で負けるということは、相手が決定力のあるプレーをしていたのに、我々がチャンスをモノにできなかったということだ」
「ユナイテッドのようなチームは容赦してくれない。彼らは最終ラインが非常に堅固だった。こういったことから学ぶ必要がある」

また、2ndレグはオールド・トラッフォードでの一戦に。難しい場所でありながらも、諦めることはないとした。

「非常に悪い結果になったのは明らかだが、我々は戦わなければならない。とても不利な結果だと分かっていても、何も譲るつもりはない」




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ヨーロッパリーグ(EL)の準決勝1stレグが1日に開催される。ファイナル進出を懸けた初戦の展望を紹介していく。 ◆準決勝 1stレグ ▽5/1(木) 《28:00》 アスレティック・ビルバオ vs マンチェスター・ユナイテッド トッテナム vs ボデ/グリムト <h3>◆実績ユナイテッドも休養十分のアスレティック優勢か</h3> 【予想スタメン】 ◆アスレティック・ビルバオ◆ [4-2-3-1] GK:アギレサバラ DF:デ・マルコス、ビビアン、ジェライ、ユーリ MF:ジャウレギサル、ガラレタ MF:イニャキ・ウィリアムズ、ベレンゲル、ニコ・ウィリアムズ FW:サンナディ 負傷者:MFサンセト 出場停止者:なし ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ [3-4-2-1] GK:オナナ DF:ヨロ、マグワイア、ショー MF:マズラウィ、カゼミロ、ウガルテ、ドルグ FW:ブルーノ・フェルナンデス、ホイルンド、ガルナチョ 負傷者:DFマルティネス、デ・リフト、ダロト、ヘヴン、MFコリアー、FWアマド、ザークツィー 出場停止者:なし 2011-12シーズンのELラウンド16以来の再戦となる両チーム。その前回対戦では鬼才ビエルサ率いたアスレティックが、サー・アレックス・ファーガソン率いる赤い悪魔に2連勝しベスト8進出を決めている。 アスレティックは前ラウンドでスコットランドの強豪レンジャーズ相手に2戦合計2-0で勝利。サン・マメス開催のファイナル進出へまた一歩近づく4強入りとなった。1stレグではPK失敗も響いて数的優位を活かせずに敵地で0-0のドローに終わったが、ホーム開催の2ndレグはMFサンセトのPKとFWニコ・ウィリアムズのヘディングによるゴールで2-0の勝利。持ち味の堅守を武器にしっかりと勝ち切った。 以降のリーグ戦ではレアル・マドリーに競り負けたが、直近のラス・パルマス戦をFWイニャキ・ウィリアムズの前半序盤のゴールをウノセロで守り切って勝利。来シーズンは5位までチャンピオンズリーグ(CL)出場権が与えられるなか、しっかりと4位をキープしている。先週末はコパ・デル・レイ決勝開催に伴い試合が組まれておらず、休養十分でホームでの初戦に臨める。負傷者に関してもサンセトが唯一の欠場者となり、ウィリアムズ兄弟やビビアン、サンナディと好調を維持する選手たちを中心に赤い悪魔撃破へ万全の状態を整えてきた。 対するユナイテッドは準々決勝でリヨンと対戦。180分で決着を付けられず、もつれ込んだ延長戦を2戦合計7-6で制し、ベスト4進出を果たした。敵地での1stレグを2-2のドローで終えたなか、ホーム開催の2ndレグは前半に2点を先行も後半の連続失点で追いつかれて逃げ切り失敗。さらに、退場者を出した相手に延長戦で連続失点し敗退危機に。それでも、ここからMFブルーノ・フェルナンデスのPK、メイヌー、マグワイアの延長後半最終盤の連続ゴールによって奇跡の逆転突破を果たした。 ただ、以降のリーグ戦2試合ではウォルバーハンプトンにホームで0-1の敗戦、直近のボーンマス戦は後半退場者を出した相手にFWホイルンドの土壇場ゴールで追いつくのが精いっぱい。すでに残留は確定しているが14位に低迷している。また、負傷者に関しては一時の最悪の事態は脱したが、ダロトの離脱に加えて練習復帰のアマド、デ・リフトも間に合わず、引き続き一部ポジションの選手層に問題を抱えるなかでのアウェイゲームとなる。 <h3>◆飛車角抜きのボデ/グリムトに対してスパーズ優位か</h3> 【予想スタメン】 ◆トッテナム◆ [4-3-3] GK:ヴィカーリオ DF:ペドロ・ポロ、ロメロ、ファン・デ・フェン、ウドジェ MF:ベリヴァル、ベンタンクール、マディソン FW:クルゼフスキ、ソランケ、テル 負傷者:DFドラグシン、FWソン・フンミン 出場停止者:なし ◆ボデ/グリムト◆ [4-3-3] GK:ハイキン DF:シェボルド、ビョルトゥフト、グンデルセン、ビョルカン MF:ソンドレ・フェト、モー、サルトネス FW:ブロンベルグ、ホグ、ハウゲ 負傷者:DFビョルトゥフト、FWバッシ、ブロンベルグ 出場停止者:MFエヴイェン、ベルグ、FWヘルメルセン マンチェスター・ユナイテッドとともに戦前から優勝候補に挙げられていたスパーズとノルウェー史上初のベスト4進出を果たしたボデ/グリムトによる初対決。 スパーズは前ラウンドでフランクフルトと対戦し、2戦合計2-1で4強入りを決めた。ホームでの1stレグは試合を通して優勢に運びながらも、相手の堅守に手を焼いて1-1のドロー。それでも、苦手とするアウェイでの2ndレグではソランケが決めたPKによるゴールをチーム一丸となった守備で守り抜き1-0の勝利。ブンデスリーガで3位につける難敵との接戦をモノにした。 しかし、残留は決定しているものの16位に低迷するプレミアリーグではノッティンガム・フォレスト、リバプールというリーグ上位相手にターンオーバーを敢行した直近2試合はいずれも敗戦。とりわけ、直近のリバプール戦ではソランケのゴールで先制したものの、そこからの5失点によって惨敗。目の前でリーグ優勝を決められる屈辱も味わうリーグ3連敗となった。あくまでチームのプライオリティはEL制覇にあり、各自のコンディションは整えられている状況だが、負け癖がついた状況で臨むホームゲームは苦戦必至。敵地での2ndレグが慣れない人工芝での戦いとなるため、単なる勝ちではなく複数得点差でのアドバンテージが求められるところだ。 一方、ボデ/グリムトは準々決勝でリーグフェーズ首位で優勝候補のラツィオを相手に番狂わせを演じた。ホーム開催の1stレグをサルトネスの2ゴールなどで2-0のスコア以上の内容の差で完勝。アウェイ開催の2ndレグは後半最終盤の土壇場被弾で延長戦に持ち込まれ、逆転ゴールまで奪われたが、ヘルメルセンのゴールによって追いついてPK戦へ。そのPK戦ではラツィオの宿敵ローマのファンである守護神ハイキンの活躍によって勝利し、偉業達成となった。 以降の公式戦は2勝1分けと好調を維持しているが、今回の一戦に向けてはエヴイェン、ベルグ、ヘルメルセンの主力3選手がいずれも累積警告によるサスペンションで不在に。加えてビョルトゥフトも直近の試合で負傷交代しており、ディフェンスラインの主力が間に合わなければ、格上相手に厳しい戦いを強いられる。そんななか、中盤の要を担うサルトネス、得点ランキングトップタイの7ゴールを挙げるホグ、個で局面を変えられるハウゲらの奮闘が勝負のカギを握る。 2025.05.01 18:00 Thu
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「本当に重要だと理解」ELに最後の望みを託すユナイテッド、アモリム監督は優勝目指すのみ「トロフィーは大きな意味を持つ」

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、ヨーロッパリーグ(EL)のアスレティック・ビルバオ戦へ意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。 1日、EL準決勝1stレグでユナイテッドはアスレティックと対戦する。 今シーズンはプレミアリーグで全く良いところがなく、残留争いこそないものの14位と低迷している。 アモリム監督就任後も改善は見られない一方で、ELではベスト4入り。今シーズンを良い形で締めくくるためにも、ここでのタイトルは重要となる。 アモリム監督はアウェイでの1stレグに向けてコメント。非常に重要な戦いになるとした。 「チームだけでなく、ファンやみんなもそうだ。誰もが、これがシーズンにとって本当に重要なことだと分かっている。シーズンを救うものは何もないと分かっているが、トロフィーを獲得することはとても大きな意味を持つ」 「そして、チャンピオンズリーグに出場し、来年ヨーロッパの舞台に立てることは、夏にクラブにとって多くのことを変える可能性がある」 ELで優勝すれば、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)の出場権が与えられることに。財政問題もある一方で、夏の選手補強にとってはヨーロッパの大会に出場できるかどうかは非常に大きな要素となる。 今大会では準々決勝のリヨン戦で劇的な勝利。延長戦までもつれた壮絶な打ち合いは、敗戦が目前に迫った中で、コビー・メイヌー、ハリー・マグワイアのゴールで大逆転勝利を収めた。 ホームで戦うことの重要性を語るアモリム監督は、あの戦いをしっかりと普段から出せるようにしたいと語った。 「これはクラブ全体の問題だと思う。オールド・トラッフォードでプレーすれば、何か特別なことが起こり得ることは誰もが知っている。ただ、次のウルブズ戦では多くのチャンスを作り出しながらも得点できず、自信が少し失われてしまった」 「今シーズンも少しそういった状況だ。我々は常に、多くの状況を変えられるような決定的な瞬間を探している。とにかく一貫性を保つことが重要だ」 「でも、あの夜は素晴らしい夜だった。こういうシーズンには、時に特別な瞬間が訪れる。こういう試合では、それを糧に選手たちがさらに特別なことを成し遂げられるよう、その力を発揮できることがある」 2025.05.01 17:20 Thu
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ムバッペ不在のマドリー、バルベルデの後半ATゴラッソで堅守アスレティック撃破【ラ・リーガ】

レアル・マドリーは20日、ラ・リーガ第32節でアスレティック・ビルバオをホームに迎え、1-0で競り勝った。 前節はムバッペが退場した中、アラベスにウノセロ辛勝とした2位マドリー(勝ち点69)は首位バルセロナを暫定7ポイント差で追う中、4日前に行われたチャンピオンズリーグではアーセナルに敗れてベスト8敗退となった。そのアーセナル戦のスタメンから3選手を変更。出場停止のムバッペが欠場となり、セバージョスが先発となった。 ヨーロッパリーグでベスト4に勝ち上がった4位アスレティック(勝ち点57)に対し、ヴィニシウスとロドリゴがワイドに開き、ベリンガムが中央で構える[4-3-1-2]で臨んだマドリーがボールを持つ入りとなる。 しかし重心を下げて対応するアスレティックを打開しきれず時間が経過。28分にようやくヴィニシウスがドリブルからの強烈なミドルシュートで牽制したマドリーは、36分にCKからバルベルデのヘディングシュートで初のオンターゲットを記録した。 ハーフタイムにかけても押し込んだマドリーだったが、決定機を生み出すには至らずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、開始2分にボックス左からロドリゴがコントロールシュートでゴールに迫ったマドリーが良い入りとすると、2分後にもカマヴィンガがボックス左まで持ち上がってGK強襲のシュートとギアを上げていく。 攻勢のマドリーはセバージョス、バルベルデとミドルシュートで牽制すると、61分に決定機。左サイドのヴィニシウスの右足アウトでの絶妙クロスにベリンガムがヘッド。枠を捉えたシュートだったが、GKウナイ・シモンのファインセーブに阻まれた。 さらに直後のCKからまたもベリンガムがヘッドで合わせる好機もわずかに枠を外れたマドリーは67分、バルベルデのカットインシュートで牽制。 そして79分には均衡を破りかける。ヴィニシウスが左サイドからのカットインシュートでネットを揺らしたが、その前にエンドリッキにオフサイドがあったとしてノーゴールに。 不運な判定に見舞われ、このまま引き分けやむなしかと思われたが、追加タイム3分に劇的弾。ボックス右からバルベルデの放った強烈なボレーでネットを揺らした。 バルベルデのゴラッソで競り勝ったマドリーがバルセロナとの4ポイント差を維持している。 レアル・マドリー 1-0 アスレティック 【レアル・マドリー】 フェデリコ・バルベルデ(後48) 2025.04.21 07:26 Mon

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