アスレティックのレジェンドであるベニャ&スサエタが現役引退…豪クラブで共演後に決断

2021.06.30 05:30 Wed
Getty Images
アスレティック・ビルバオのレジェンドである元スペイン代表MFベニャ・エチェバリア(34)と、同MFマルケル・スサエタ(33)が現役を引退することになった。両選手が所属するオーストラリアのマッカーサーFCが29日に発表した。

アスレティックのカンテラで育ったベニャは、アスレティック、ベティスでプリメーラ251試合に出場。プロキャリアを通じては公式戦459試合に出場した。

また、卓越した戦術眼とキック精度を併せ持つゲームメイカーは、スペイン代表でも通算3キャップを刻んでいた。
一方、ベニャと同じくアスレティック育ちのスサエタは、2019年のアスレティック退団後にガンバ大阪、メルボルン・シティを渡り歩いてきた。

プリメーラ通算379試合に加え、ヨーロッパリーグとチャンピオンズリーグで60試合に出場したいぶし銀のサイドプレーヤーは、プロキャリアを通じても551試合に出場してきた。また、2012年のパナマ代表戦でスペイン代表デビューも飾っていた。
今シーズンからAリーグに新規参入したマッカーサーFCではベニャがチーム2位の4アシスト、スサエタが同じくチーム2位の5ゴールと主力として活躍を見せたが、仲良く同じタイミングでの現役引退を決断した。

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