ヘンクが元神戸のフィンク監督をシント=トロイデンから引き抜き!同じ州のライバルの監督就任、リザーブチームには熊田直紀&吉永夢希も所属
2024.06.05 22:50 Wed
かつては神戸も指揮したフィンク監督
ヘンクは5日、新監督にシント=トロイデンを指揮していたトルステン・フィンク監督(56)の招へいを発表した。契約期間は無期限とのことだ。
フィンク監督はドルトムント生まれ。現役時代はドルトムントの下部組織やカールスルーエ、バイエルンなどでプレーした。引退後は指導者の道を歩み、ザルツブルクの下部組織で監督業をスタート。その後、インゴルシュタットやバーゼル、ハンブルガーSV、APOEL、オーストリア・ウィーン、グラスホッパーなど、様々な国で監督を務めると、2019年6月から2020年9月まではヴィッセル神戸を指揮していた。
神戸では天皇杯優勝などタイトルを獲得した一方で、リーグ戦では苦戦。家庭の事情で急遽退任したが、その後ラトビア1部のリガFCで指揮を執っていた。
2022年5月に他国リーグからのオファーがあるとして退任すると、UAEのアル・ナスル(クリスティアーノ・ロナウドが所属しているクラブとは別)で指揮を執っていたが、2022年11月に解任。2023年5月にシント=トロイデンの監督に就任した。
今シーズンはシント=トロイデンで1年目だったが、ジュピラー・プロ・リーグでは9位でフィニッシュ。契約が残っていた中、シント=トロイデンも契約解除を発表し、同じリンブルフ州にあるライバルチームへと移ることとなった。
なお、リザーブチームのヨング・ヘンクには、FW熊田直紀、DF吉永夢希の日本人も所属しており、日本人のこともよく知るフィンク監督が彼らを来シーズンどう扱うかも注目だ。
フィンク監督はドルトムント生まれ。現役時代はドルトムントの下部組織やカールスルーエ、バイエルンなどでプレーした。引退後は指導者の道を歩み、ザルツブルクの下部組織で監督業をスタート。その後、インゴルシュタットやバーゼル、ハンブルガーSV、APOEL、オーストリア・ウィーン、グラスホッパーなど、様々な国で監督を務めると、2019年6月から2020年9月まではヴィッセル神戸を指揮していた。
神戸では天皇杯優勝などタイトルを獲得した一方で、リーグ戦では苦戦。家庭の事情で急遽退任したが、その後ラトビア1部のリガFCで指揮を執っていた。
今シーズンはシント=トロイデンで1年目だったが、ジュピラー・プロ・リーグでは9位でフィニッシュ。契約が残っていた中、シント=トロイデンも契約解除を発表し、同じリンブルフ州にあるライバルチームへと移ることとなった。
両クラブの対戦は“リンブルフ・ダービー”として知られており、来シーズンは激しい争いになりそうだ。
なお、リザーブチームのヨング・ヘンクには、FW熊田直紀、DF吉永夢希の日本人も所属しており、日本人のこともよく知るフィンク監督が彼らを来シーズンどう扱うかも注目だ。
トルステン・フィンクの関連記事
ヘンクの関連記事
ジュピラー・プロ・リーグの関連記事
記事をさがす
|
|
トルステン・フィンクの人気記事ランキング
1
ヘンクが元神戸のフィンク監督をシント=トロイデンから引き抜き!同じ州のライバルの監督就任、リザーブチームには熊田直紀&吉永夢希も所属
ヘンクは5日、新監督にシント=トロイデンを指揮していたトルステン・フィンク監督(56)の招へいを発表した。契約期間は無期限とのことだ。 フィンク監督はドルトムント生まれ。現役時代はドルトムントの下部組織やカールスルーエ、バイエルンなどでプレーした。引退後は指導者の道を歩み、ザルツブルクの下部組織で監督業をスタート。その後、インゴルシュタットやバーゼル、ハンブルガーSV、APOEL、オーストリア・ウィーン、グラスホッパーなど、様々な国で監督を務めると、2019年6月から2020年9月まではヴィッセル神戸を指揮していた。 神戸では天皇杯優勝などタイトルを獲得した一方で、リーグ戦では苦戦。家庭の事情で急遽退任したが、その後ラトビア1部のリガFCで指揮を執っていた。 2022年5月に他国リーグからのオファーがあるとして退任すると、UAEのアル・ナスル(クリスティアーノ・ロナウドが所属しているクラブとは別)で指揮を執っていたが、2022年11月に解任。2023年5月にシント=トロイデンの監督に就任した。 今シーズンはシント=トロイデンで1年目だったが、ジュピラー・プロ・リーグでは9位でフィニッシュ。契約が残っていた中、シント=トロイデンも契約解除を発表し、同じリンブルフ州にあるライバルチームへと移ることとなった。 両クラブの対戦は“リンブルフ・ダービー”として知られており、来シーズンは激しい争いになりそうだ。 なお、リザーブチームのヨング・ヘンクには、FW熊田直紀、DF吉永夢希の日本人も所属しており、日本人のこともよく知るフィンク監督が彼らを来シーズンどう扱うかも注目だ。 2024.06.05 22:50 Wed2
【J1クラブ通信簿/ヴィッセル神戸】ACLで躍進も不安定な守備で期待を大きく裏切るリーグ戦下位低迷
未曾有のシーズンとなった2020年のJリーグ。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、中断による異例の超過密日程、観戦や応援の制限など、多くの困難を乗り越え、すべての日程を終了した。 その中でも、熱戦が続いた2020シーズンのJリーグ。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブの通信簿(チームMVP、補強成功度、総合評価)をお届けする。 第5弾は14位のヴィッセル神戸を総括!(評価は「S」が最高、「E」が最低) ◆総合評価【E】 9勝9分け16敗 (勝率26.4%) 50得点59失点 2019シーズンの天皇杯を制し、クラブ史上初となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得していた神戸。2020シーズンはゼロックス・スーパーカップで横浜F・マリノスを下すスタートを切り、リーグ戦での飛躍も大いに期待されていた。 トルステン・フィンク監督の2年目を迎えたシーズン。しかし、勝ち切れない試合が続くスタートとなり、シーズン序盤は出遅れる展開となる。 過密日程となる中で大きな課題となったのは守備陣の不安定さと言えるだろう。リーグ戦34試合でクリーンシートはたったの4試合。1失点の試合も10試合であり、20試合が複数失点となっていた。 特に3バックと4バックが定まらない時期が長く、特に3バックで臨んだ試合の勝ち星はたったの「1」。チームとしてのバランスを見失ってしまう試合が増えていた。 一方で、攻撃陣はMFアンドレス・イニエスタを中心に破壊力を見せると思いきや、こちらも不発の試合が多かった印象だ。 また、複数得点を奪っても守備陣が耐え切れず、勝ちに繋がらない試合も多く見られた。 その結果、フィンク監督をシーズン途中で解任。三浦淳寛新監督のもと再出発。4バックのシステムをベースにすると、いきなり3連勝と改善を見せた。 しかし、それも束の間、10月以降はたった2勝。11月以降は6連敗でシーズンを終えるなどし、期待を大きく裏切る結果となった。 なおACLは日本勢で最高のベスト4まで勝ち上がったが、最後はあと一歩で決勝のところまで行ったが蔚山現代に敗れてしまっていた。肝心なところで露呈した勝負弱さ。新シーズンは期待に応える戦いを見せてもらいたい。 ◆チーム内MVP <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/vissel2020_1_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎J.LEAGUE<hr></div> FW古橋亨梧(25) 明治安田生命J1リーグ30試合出場(先発25試合)/10得点 大きく期待から外れたチームにおいてMVPを選ぶのは難しいが、ここはFW古橋亨梧を選びたい。 難しいシーズン、そして苦しいチーム状況において古橋はチーム最多の12得点を記録。自身にとってキャリアハイとなる結果を残した。 スピードを生かしたカウンターを始め、イニエスタとのホットラインは健在。チャンスメイクも含めて、チームの攻撃を牽引したと言って良いだろう。 ゴールが勝利になかなか結びつかないという苦しいシーズンを経験したが、ACLでの戦いでも結果を残し、本人として一定の自身も掴んだはず。2021シーズンは更なる飛躍、チームの結果を変えられる活躍を期待したい。 ◆補強成功度 【C】 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/vissel2020_1_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎J.LEAGUE<hr></div> 大型補強のイメージが強い神戸だが、2020シーズンを迎えるにあたっては実は4名しか補強していなかった。 そのうち1名は筑波大学からの新入団となったDF山川哲史、そして神戸ユースから昇格したFW小田裕太郎とルーキーが2人。さらに初のJ1挑戦となるDF菊池流帆をレノファ山口FCから獲得した。 一番の目玉は清水エスパルスから補強したFWドウグラス。2019シーズンはJ1で14得点を記録していただけに、得点源としての期待が高かった。 しかし、ドウグラスはケガなどもありJ1で23試合の出場しで7得点と不発。FWダビド・ビジャが抜けた穴を埋めるには至らなかった。 一方で、小田は途中出場がメインながら19試合に出場し1得点を記録するなど、将来性を感じさせるプレーを見せると、山川もリーグ戦では5試合の出場に終わったが、ACLで5試合に出場するなど新シーズンに繋がるプレーを披露。菊池も最終的にリーグ戦14試合に出場しており、更なる飛躍が期待される。 2021.01.07 21:15 Thu3
ユナイテッドのオファーを固辞して出場機会にこだわる!日本屈指の若手GKはどう飛躍する?/鈴木彩艶(シント=トロイデン)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.19】
「マンチェスター・ユナイテッド(ユナイテッド)からオファーを受けた日本人GK」として今夏、世界に名を馳せたパリ五輪世代の守護神・鈴木彩艶。結局、彼はイングランドの名門クラブ行きを選ばず、ベルギー1部・シント=トロイデンへ赴く決断をした。 「ユナイテッドからオファーがあったのは事実です。本当にこの決断は非常に迷いました。サッカー選手として、1人の人間として何も考えなかったかと言えば、もちろん違います」 「でも今の自分は日本で試合に出られていない。そういう中で、ユナイテッドは(アンドレ・)オナナ選手を(インテルから)獲得した。そこで自分が出れるレベルにあるかどうかを考えた時、なかなか難しいなと自己評価しました」 「ユナイテッドもシント=トロイデンも素晴らしいクラブというのは間違いないので、今、(夢の)プレミアリーグに行けなくても、必ず数年後には行きたいと思っている。着実にステップアップするために、今回の移籍を決めました」と離日直前の6日、メディアの取材に応じた本人は覚悟を強い口にした。 確かに鈴木彩艶は2021年の浦和のトップ昇格後、西川周作という偉大なGKの壁に阻まれ続けた。1年目はJ1・6試合、2年目の2022年は2試合、そして今季はリーグ戦出場ゼロという苦境にあえいでいた。もちろんYBCルヴァンカップ5試合・天皇杯1試合には出ているものの、U-15代表の頃から飛び級で日の丸を背負い、U-17・U-20両W杯と東京五輪を総なめしてきた20歳の守護神にしてみれば、現状は決して満足できないはずだ。 今、ここでユナイテッドに行ったとしても、試合に出られない状況がさらに続けば成長が頭打ちになるリスクが高い。より現実的になって考えた時、試合に出られる可能性の高いシント=トロイデンへ行った方がベターだ。その判断は決して間違ってはいないだろう。 目下、同クラブにはシュミット・ダニエルが在籍しているが、8月中には他クラブへ移籍する見通しで、そうなれば鈴木彩艶の障害はなくなる。間もなく21歳になる日本人守護神がベルギー1部で圧倒的な能力を見せつければ、ユナイテッドのみならず、欧州トップクラブも関心を寄せるに違いない。そういった成功ロードを歩めれば、鈴木彩艶にとっては理想的なのである。 「一部報道で『パリ五輪のために移籍する』というの目を気にしたんですけど、それはちょっと違った話で、パリ五輪があるから移籍するわけではないんです。僕自身はA代表を目指してますし、ワールドカップ(W杯)を目指してますし、その先の世界一というところを目指している。パリ五輪のために決断したっていうのは間違いだと伝えておきたい。もちろんその通過点としてパリ五輪は大事な大会。目指していく気持ちは変わりません」 「いずれにしても、そういう目標を果たすために、自分はとにかく試合に出ることが大事。世界の舞台でプレーすることが大事だと思う。これから本当に厳しい戦いが待っていますけど、早くコンディションを整えて、新チームのサッカーに馴染むことが大事だと思ってます」と鈴木彩艶はまだ20歳とは思えないほどしっかりと進むべき方向を見定めている。 シント=トロイデンの立石敬之CEOも「彩艶のポテンシャルはこれまでの日本人GKと比較しても突出している。ああいう逸材が試合に出ないのは本当にもったいない」と以前から話していた。立石CEOのみならず、元ヴィッセル神戸のトルステン・フィンク監督は日本人選手の特性やストロングをよく理解しているし、岡崎慎司ら百戦錬磨のベテランも後押ししてくれるだろう。さらに同じパリ世代の山本理仁、藤田譲瑠チマもほぼ同じタイミングで加入した。お互いの特徴やキャラクターをよく知る面々と共闘できる環境ということもあり、適応はスムーズに進みそうだ。 シント=トロイデンは今季が創設100周年。過去3シーズン遠ざかっているプレーオフ出場はクラブとしてもマストだ。そのためには鋭い反応と広い守備範囲、攻撃の起点になれる万能型GKが必要不可欠だ。鈴木彩艶はそれだけの能力を備えた人材。ここで一気に頭角を現せば、近い将来のA代表入りも見えてくるに違いない。 U-22日本代表の大岩剛監督も「A代表経由パリ行き」を選手たちに求めているが、それを果たしているのは現時点で久保建英(レアル・ソシエダ)くらい。あと1年間で這い上がっていく若手がどんどん増えなければ、日本代表の底上げにもつながらない。 GKは特に混とんとした状況で、飛び抜けた人材がいないだけに、鈴木彩艶にとってはチャンス。新天地でどこまで彼が突き抜けていくのか…。まずはベルギーデビューがいつになるのかを待ちたいところだ。 2023.08.10 18:30 Thuヘンクの人気記事ランキング
1
ヘンクが元神戸のフィンク監督をシント=トロイデンから引き抜き!同じ州のライバルの監督就任、リザーブチームには熊田直紀&吉永夢希も所属
ヘンクは5日、新監督にシント=トロイデンを指揮していたトルステン・フィンク監督(56)の招へいを発表した。契約期間は無期限とのことだ。 フィンク監督はドルトムント生まれ。現役時代はドルトムントの下部組織やカールスルーエ、バイエルンなどでプレーした。引退後は指導者の道を歩み、ザルツブルクの下部組織で監督業をスタート。その後、インゴルシュタットやバーゼル、ハンブルガーSV、APOEL、オーストリア・ウィーン、グラスホッパーなど、様々な国で監督を務めると、2019年6月から2020年9月まではヴィッセル神戸を指揮していた。 神戸では天皇杯優勝などタイトルを獲得した一方で、リーグ戦では苦戦。家庭の事情で急遽退任したが、その後ラトビア1部のリガFCで指揮を執っていた。 2022年5月に他国リーグからのオファーがあるとして退任すると、UAEのアル・ナスル(クリスティアーノ・ロナウドが所属しているクラブとは別)で指揮を執っていたが、2022年11月に解任。2023年5月にシント=トロイデンの監督に就任した。 今シーズンはシント=トロイデンで1年目だったが、ジュピラー・プロ・リーグでは9位でフィニッシュ。契約が残っていた中、シント=トロイデンも契約解除を発表し、同じリンブルフ州にあるライバルチームへと移ることとなった。 両クラブの対戦は“リンブルフ・ダービー”として知られており、来シーズンは激しい争いになりそうだ。 なお、リザーブチームのヨング・ヘンクには、FW熊田直紀、DF吉永夢希の日本人も所属しており、日本人のこともよく知るフィンク監督が彼らを来シーズンどう扱うかも注目だ。 2024.06.05 22:50 Wed2
バーミンガムのMF横山歩夢がヘンクにレンタル移籍! 吉永夢希&保田堅心が所属するリザーブチームのヨング・ヘンクでプレー
ヘンクは4日、バーミンガム・シティのMF横山歩夢(21)がレンタル移籍で加入することを発表した。 背番号は「64」となり、セカンドチームに当たるヨング・ヘンクでプレーすることとなる。 横山は東海大学高輪台高校から2021年に松本山雅FCに加入。2023年にサガン鳥栖へと完全移籍した。 松本ではJ2で16試合、J3で29試合11得点を記録。鳥栖ではJ1で41試合に出場し5得点を記録していた中、2024年8月にバーミンガムへ完全移籍した。 EFLリーグ1(イングランド3部)で10試合に出場し1アシストを記録。FAカップは3試合で1ゴール、EFLカップで1試合に出場していたが、多くの出番はなかった。 横山は今回の移籍に際し「ヨング・へンクでプレーする機会をもらえてとても嬉しいです。このクラブは若い才能を育てることで知られており、ここで自分のスキルを磨くのが待ちきれません。これは僕のキャリアにとって大きな一歩です。チームのために全力を尽くします」と意気込みを語った。 ヘンクにはかつて日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)が在籍。ヨング・ヘンクには、神村学園高等部から加入したDF吉永夢希(18)、今冬大分トリニータから加入したMF保田堅心(19)が所属。3人目の日本人選手となる。 2025.02.04 20:00 Tue3
チェンバレン決勝弾のリバプールが伊東純也先発のヘンクに勝利! 3連勝でグループ首位浮上!《CL》
チャンピオンズリーグ(CL)・グループE第4節、リバプールvsヘンクが5日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが2-1で勝利した。なお、ヘンクのMF伊東純也は68分までプレーした。 グループFの2位リバプール(勝ち点6)と、最下位ヘンク(勝ち点1)による折り返し初戦。敵地で行われた前節を4-1の大勝で飾ったリバプールは、以降の公式戦3試合を苦しみながらも3連勝。 今週末にマンチェスター・シティとのリーグ大一番を控える中、2-1で劇的逆転勝利を飾った直近のアストン・ビラ戦から先発6人を変更。ロブレンとロバートソンに代えてジョー・ゴメス、ミルナーを最終ラインに入れ、中盤にファビーニョ、ナビ・ケイタ、前線はマネとフィルミノを温存し、オリジ、オックスレイド=チェンバレンをサラーの相棒に起用した。 チェンバレンを3トップの中央に置きフリーマンとして起用したリバプールは、立ち上がりから相手陣内でハーフコートゲームを展開。すると、14分にはボックス左に抜け出した左サイドバックのミルナーのクロスからゴール前でルーズボールが生まれると、これをワイナルドゥムが右足アウトで叩く技ありのフィニッシュでニアを破った。 幸先良く先制に成功したリバプールは、チェンバレンとワイナルドゥム、サラー、オリジの4選手が非常に流動的な動きでポジションを入れ替えながら相手守備をかく乱。その流れの中でケイタやミルナーら前向きの選手がミドルシュートで追加点を狙う。 前半半ばから終盤にかけてもホームチームが圧倒的に押し込む展開が続く。しかし、ヘンクも粘り強い守備で追加点を許さない。すると、41分にはヘンクの得た右CKの場面でキッカーのヘイネンがニアに入れたクロスをマテタが頭で合わせ、この試合最初のシュートを同点ゴールに結びつけた。 拙い試合運びで追いつかれて後半を迎えたリバプールは、最前線にサラー、左にチェンバレン、右にオリジと前線の並びを変えてスタート。すると、序盤の53分にはファビーニョの縦パスをペナルティアーク付近で収めたサラーの落としを受けたチェンバレンがDF2枚を背負いながらも見事な左足の反転シュートをゴール右隅に突き刺し、最高の時間帯に勝ち越しに成功した。 早い時間帯の勝ち越しゴールによって前半同様に落ち着いた試合運びが可能となったリバプールは、その後も相手を押し込んでゲームをコントロール。きっちりリスク管理しながらもサラーやオリジが果敢に3点目を狙いに行く。 一方、何とか追いつきたいヘンクは68分、伊東を下げてエンドンガラを最初の交代カードとしてピッチに投入。カウンターやセットプレーからワンチャンスをモノにしようと奮闘を見せる。 その後も2-1の均衡が保たれる展開となった中、リバプールはロバートソン、マネ、フィルミノと温存していた主力を次々にピッチへ送り込んでいく。だが、ヘンクの粘り強い守備を最後まで崩し切ることはできず、決定的な3点目を奪うには至らなかった。 それでも、最少得点差できっちり逃げ切ったホームチームは2-1でグループステージ3連勝を飾り、同時刻開催で引き分けたナポリを抜き首位に浮上。10日にアンフィールドで行われるシティ戦に向けて弾みを付けることに成功した。 2019.11.06 07:07 Wed4
