【日本代表プレビュー】3連覇目指すチリに挑む、新たな日本代表《コパ・アメリカ/日本vsチリ》
2019.06.18 06:45 Tue
日本時間18日(現地時間17日)、コパ・アメリカ2019 グループC第1節の日本代表vsチリ代表が行われる。
招待国として2度目のコパ・アメリカに出場する日本は、選手の拘束力がないこと、さらにJリーグを中断できないということから、変則的なメンバー構成で出場することとなった。
先日行われたキリンチャレンジカップ2019からはGK川島永嗣(ストラスブール/フランス)、GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)、DF冨安健洋(シント=トロイデン/ベルギー)、MF柴崎岳(ヘタフェ/スペイン)、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル/カタール)、MF中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、MF久保建英(FC東京)、FW岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)が継続して参加。その他は、DF植田直通(セルクル・ブルージュ/ベルギー)を除いて、東京オリンピック世代が名を連ねることとなった。
A代表とU-23日本代表の指揮官を兼任する森保一監督にとっては、9月からスタートするカタール・ワールドカップ アジア予選に向けたA代表への選手選考に加え、東京オリンピックに向けた選手の可能性を見極める場でもある。南米勢の真剣勝負の中で何を経験できるのか、そして何を持ち帰るのだろうか。
◆史上2カ国目の大会3連覇を目指すチリ
チリの成功を支えていたのは、2012年から指揮を執っていたホルヘ・サンパオリ監督(現サントス監督)だったが、2016年に労働環境への不満から監督を退任。その後を引き継いだフアン・アントニオ・ピッツィ監督は2016年のコパ・アメリカを制したものの、2018年のロシア・ワールドカップに向けてはチームが低迷を迎え、まさかの南米予選で敗退することとなった。
チームを率いるのは、コロンビア人指揮官のレイナルド・ルエダ監督だ。2018年1月から指揮を執ると、これまで13試合を戦い5勝4分け4敗とあまり結果を残せていないのが現状だ。
2018年9月には森保一監督の初陣となるはずだった試合の対戦相手だったが、北海道胆振東部地震の影響で急きょ中止に。本番での対戦となったが、低迷していながらもディフェンディングチャンピオン。その実力は侮ることはできない。
◆名の知れた選手が揃う
エースであるサンチェスは、不遇のシーズンを過ごしたこともあり、コパ・アメリカで改めて自身の価値を示したいと意気込んでいるはずだ。歴代最多得点者でもあり、自身の新シーズンに向けても、大会3連覇という手土産を持ちたいところだろう。
また、ビダルは記者会見に出席し「フィジカル的には完璧だ。チームは成熟の瞬間にあって、僕たちは懸命にトレーニングし、カップを掲げたいと思っている」と3連覇に向けて自信をのぞかせていた。
ワールドクラスの選手を揃えながら、ワールドカップに出られなかった悔しさも、今大会に向けて強いはず。経験の浅い選手が多く揃う日本としては、世界基準のプレーを体感するとともに、自信をつけるためのプレーを見せてもらいたい。
◆軸はハッキリ、未知数の伸び代に期待
最終ラインでは植田と冨安、中盤では柴崎と中島。その脇を固める選手たちも、クラブレベルや世代別の代表チームでは経験を積んでおり、ワンランク、ツーランク上の戦いを公式大会で味わえることはプラス以外の何物でもないだろう。
力の差を見せつけられる可能性は少なくないが、「チャレンジ精神を持って臨み、粘り強く勇敢に勝利を目指して戦います」と森保監督が前日会見で語ったように、チャレンジャーとしてしっかりと戦うことがまずは大事にしたいところだ。
U-23日本代表のメンバーが多く招集されているだけに、1年後に控える東京オリンピックに向けても世界においてどの位置にいるかを確認できる場面でもある。経験が浅いだけに、体感して吸収するものも未知数だ。グループステージ3試合を通じて、しっかりと吸収し、成長し、そして結果を残すことを求めてもらいたい。
◆予想フォーメーション[3-4-2-1]
DF:植田直通、冨安健洋、板倉滉
MF:原輝綺、柴崎岳、中山雄太、杉岡大暉
MF:三好康児、中島翔哉
FW:前田大然
監督:森保一
日本代表だが、システムはキリンチャレンジカップでも採用した[3-4-2-1]となると予想する。GKはU-20ワールドカップを回避し、A代表に合流していた大迫だ。経験のある川島永嗣ではなく、伸び代のある大迫を起用してもらいたい。
最終ラインは右から植田、冨安、そして板倉滉(フローニンヘン/オランダ)と予想する。冨安、板倉は3バックの経験者。植田は4バックの経験が多く、所属のセルクル・ブルージュは4バックと5バックを併用している状況だ。それでも、対人守備の強さを発揮し、最年長DFとして周囲を牽引してもらいたい。
中盤のボランチは柴崎、そして中山が務めると予想する。森保監督が作るチームにおいて、柴崎は心臓といってもいいだろう。ボールの供給源となる柴崎だが、中山と組むことでその力は倍増するはず。2人でバランスをとりつつ、互いが積極的に縦パスを供給することができれば、日本にもチャンスが巡ってくるはずだ。
そしてウイングバックは、右にDF原輝綺(サガン鳥栖)、左にDF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)と予想する。市立船橋でも同期としてプレーした両選手が、両WBとしてコパ・アメリカの舞台に立つ姿は見たいところ。互いに所属クラブでもしっかりと役割をこなしており、ユーティリティさも持ち合わせていることが大きいだろう。
シャドーに入るのは、中島とMF三好康児(横浜F・マリノス)と予想する。先日A代表デビューを飾った久保も三好のポジションに入る可能性があるが、初戦はベンチスタートと予想。どちらが出場しても、シャドーとして求められることは変わらず、しっかりとゴールにつながるプレーができるどうかだ。
そして1トップにはFW前田大然(松本山雅FC)と予想する。キリンチャレンジカップ2019のエルサルバドル戦でFW永井謙佑(FC東京)が見せたように、持ち味のスピードを生かして相手DFラインを押し下げ、または裏を狙いに行くプレーを求めたい。
◆現在地を知るための力試し
グループステージ突破に向け、勝ち点を計算できると見られているはずの日本。その逆境の中で、若い力が何を発揮するのかが、この試合のポイントだ。
実績や実力ではチリに劣るものの、森保監督が準備している日本代表としてのゲームプランを遂行できるか。守備陣はワールドクラスの攻撃に耐えられるか、攻撃陣は隙の生まれた瞬間で得られる決定機をいかに決められるか。自分たちの力を試す相手として、初戦から王者と戦えることは大きい。
日本代表として、1999年以来のコパ・アメリカ代表の試合。初戦チリ代表戦は、18日(火)8時にキックオフを迎える。
招待国として2度目のコパ・アメリカに出場する日本は、選手の拘束力がないこと、さらにJリーグを中断できないということから、変則的なメンバー構成で出場することとなった。
先日行われたキリンチャレンジカップ2019からはGK川島永嗣(ストラスブール/フランス)、GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)、DF冨安健洋(シント=トロイデン/ベルギー)、MF柴崎岳(ヘタフェ/スペイン)、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル/カタール)、MF中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、MF久保建英(FC東京)、FW岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)が継続して参加。その他は、DF植田直通(セルクル・ブルージュ/ベルギー)を除いて、東京オリンピック世代が名を連ねることとなった。
A代表とU-23日本代表の指揮官を兼任する森保一監督にとっては、9月からスタートするカタール・ワールドカップ アジア予選に向けたA代表への選手選考に加え、東京オリンピックに向けた選手の可能性を見極める場でもある。南米勢の真剣勝負の中で何を経験できるのか、そして何を持ち帰るのだろうか。
◆史上2カ国目の大会3連覇を目指すチリ

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初戦の相手は、大会連覇中のチリ代表だ。2015年に自国で開催されたコパ・アメリカで初優勝を飾ると、第1回大会から100年目の節目に行われた2016年のコパ・アメリカ・センテナリオでも優勝を果たし、大会連覇を達成した。チリの成功を支えていたのは、2012年から指揮を執っていたホルヘ・サンパオリ監督(現サントス監督)だったが、2016年に労働環境への不満から監督を退任。その後を引き継いだフアン・アントニオ・ピッツィ監督は2016年のコパ・アメリカを制したものの、2018年のロシア・ワールドカップに向けてはチームが低迷を迎え、まさかの南米予選で敗退することとなった。
チームを率いるのは、コロンビア人指揮官のレイナルド・ルエダ監督だ。2018年1月から指揮を執ると、これまで13試合を戦い5勝4分け4敗とあまり結果を残せていないのが現状だ。
2018年9月には森保一監督の初陣となるはずだった試合の対戦相手だったが、北海道胆振東部地震の影響で急きょ中止に。本番での対戦となったが、低迷していながらもディフェンディングチャンピオン。その実力は侮ることはできない。
◆名の知れた選手が揃う

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今大会のメンバーには、マンチェスター・ユナイテッドでプレーするFWアレクシス・サンチェスやバルセロナでプレーするMFアルトゥーロ・ビダル、香川真司とベシクタシュで同僚のMFガリー・メデルなどが招集。さらには、国内でプレーする選手なども含まれている。エースであるサンチェスは、不遇のシーズンを過ごしたこともあり、コパ・アメリカで改めて自身の価値を示したいと意気込んでいるはずだ。歴代最多得点者でもあり、自身の新シーズンに向けても、大会3連覇という手土産を持ちたいところだろう。
また、ビダルは記者会見に出席し「フィジカル的には完璧だ。チームは成熟の瞬間にあって、僕たちは懸命にトレーニングし、カップを掲げたいと思っている」と3連覇に向けて自信をのぞかせていた。
ワールドクラスの選手を揃えながら、ワールドカップに出られなかった悔しさも、今大会に向けて強いはず。経験の浅い選手が多く揃う日本としては、世界基準のプレーを体感するとともに、自信をつけるためのプレーを見せてもらいたい。
◆軸はハッキリ、未知数の伸び代に期待

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日本は前述の通り、ベストメンバーで今大会に臨んでいるわけではない。一方で、その中でもチームの軸点は定まっており、自ずと中心になるべき選手は見えてくる。最終ラインでは植田と冨安、中盤では柴崎と中島。その脇を固める選手たちも、クラブレベルや世代別の代表チームでは経験を積んでおり、ワンランク、ツーランク上の戦いを公式大会で味わえることはプラス以外の何物でもないだろう。
力の差を見せつけられる可能性は少なくないが、「チャレンジ精神を持って臨み、粘り強く勇敢に勝利を目指して戦います」と森保監督が前日会見で語ったように、チャレンジャーとしてしっかりと戦うことがまずは大事にしたいところだ。
U-23日本代表のメンバーが多く招集されているだけに、1年後に控える東京オリンピックに向けても世界においてどの位置にいるかを確認できる場面でもある。経験が浅いだけに、体感して吸収するものも未知数だ。グループステージ3試合を通じて、しっかりと吸収し、成長し、そして結果を残すことを求めてもらいたい。
◆予想フォーメーション[3-4-2-1]

©️CWS Brains, LTD.
GK:大迫敬介DF:植田直通、冨安健洋、板倉滉
MF:原輝綺、柴崎岳、中山雄太、杉岡大暉
MF:三好康児、中島翔哉
FW:前田大然
監督:森保一
日本代表だが、システムはキリンチャレンジカップでも採用した[3-4-2-1]となると予想する。GKはU-20ワールドカップを回避し、A代表に合流していた大迫だ。経験のある川島永嗣ではなく、伸び代のある大迫を起用してもらいたい。
最終ラインは右から植田、冨安、そして板倉滉(フローニンヘン/オランダ)と予想する。冨安、板倉は3バックの経験者。植田は4バックの経験が多く、所属のセルクル・ブルージュは4バックと5バックを併用している状況だ。それでも、対人守備の強さを発揮し、最年長DFとして周囲を牽引してもらいたい。
中盤のボランチは柴崎、そして中山が務めると予想する。森保監督が作るチームにおいて、柴崎は心臓といってもいいだろう。ボールの供給源となる柴崎だが、中山と組むことでその力は倍増するはず。2人でバランスをとりつつ、互いが積極的に縦パスを供給することができれば、日本にもチャンスが巡ってくるはずだ。
そしてウイングバックは、右にDF原輝綺(サガン鳥栖)、左にDF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)と予想する。市立船橋でも同期としてプレーした両選手が、両WBとしてコパ・アメリカの舞台に立つ姿は見たいところ。互いに所属クラブでもしっかりと役割をこなしており、ユーティリティさも持ち合わせていることが大きいだろう。
シャドーに入るのは、中島とMF三好康児(横浜F・マリノス)と予想する。先日A代表デビューを飾った久保も三好のポジションに入る可能性があるが、初戦はベンチスタートと予想。どちらが出場しても、シャドーとして求められることは変わらず、しっかりとゴールにつながるプレーができるどうかだ。
そして1トップにはFW前田大然(松本山雅FC)と予想する。キリンチャレンジカップ2019のエルサルバドル戦でFW永井謙佑(FC東京)が見せたように、持ち味のスピードを生かして相手DFラインを押し下げ、または裏を狙いに行くプレーを求めたい。
◆現在地を知るための力試し

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初戦ということ、そしてウルグアイ代表vsエクアドル代表の戦いを見たことにより、チリ代表は硬い入りというよりは全力で日本を倒しにくることが予想される。グループステージ突破に向け、勝ち点を計算できると見られているはずの日本。その逆境の中で、若い力が何を発揮するのかが、この試合のポイントだ。
実績や実力ではチリに劣るものの、森保監督が準備している日本代表としてのゲームプランを遂行できるか。守備陣はワールドクラスの攻撃に耐えられるか、攻撃陣は隙の生まれた瞬間で得られる決定機をいかに決められるか。自分たちの力を試す相手として、初戦から王者と戦えることは大きい。
日本代表として、1999年以来のコパ・アメリカ代表の試合。初戦チリ代表戦は、18日(火)8時にキックオフを迎える。
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日本サッカー協会(JFA)は4日、トゥールーズのFWオナイウ阿道を日本代表に追加招集することを発表した。背番号は「10」を付ける。 日本代表は2日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオマーン代表戦で0-1と敗戦。中国代表戦を戦うため、カタールへと移動した。 オマーン戦を負傷欠場していたMF南野拓実(リバプール)がケガのためそのまま離脱。攻撃陣が手薄となっていた。 なお、DF板倉滉(シャルケ)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)に続いて3人目の離脱となっていた。 オナイウは今シーズンの明治安田生命J1リーグで20試合に出場し12得点を記録。夏にリーグ・ドゥ(フランス2部)のトゥールーズへと完全移籍すると、6試合で2ゴールを記録。2試合連続ゴール中と好調を維持していた。 2021.09.04 22:05 Sat2
「まさに死闘ってカンジ」歴史に残るバーレーンとの4-3の激闘!2004年大会プレイバックに反響「このゴールで中澤佑二に惚れた」
31日、日本代表はアジアカップ2023のラウンド16でバーレーン代表と対戦する。 過去の対戦成績は日本の8勝2敗となっているが、アジアカップの舞台で最後に対戦したのは2004年の中国大会での準決勝。記憶に残る激闘だった。 MF小野伸二、FW高原直泰ら当時の主力選手が欠場していた当時の日本は、開催国の中国サポーターにブーイングを浴びせられながらも決勝トーナメントに進出すると、準々決勝ではPK戦途中でのサイド変更とGK川口能活の神がかり的なセーブが印象深いヨルダン代表戦に勝利し、準決勝でバーレーンと対戦した。 しかし、バーレーン戦では開始6分に先制ゴールを許すと、40分にはMF遠藤保仁が不可解な判定で一発退場。日本はビハインドの状況で数的不利を負ってしまった。 数的不利の状況でもMF中田浩二とFW玉田圭司のゴールで逆転した日本だったが、その後2失点。2-3と1点ビハインドで試合終盤を迎えた。 それでも日本は最後まで諦めず。DFも攻めあがって同点ゴールを狙うと、90分にDF中澤佑二が値千金の同点ゴール。不屈の精神で同点に追いつくと、延長前半には玉田の独走ゴールが決まり、4-3で激闘を制していた。 なんとか決勝に進出した日本は、決勝で中国代表を撃破。見事に大会連覇を成し遂げていた。 久しぶりの対戦を前に『DAZN』は当時の試合映像をプレイバック。SNS上のファンも「このゴールで中澤佑二に惚れた」、「バーレーン戦といえばこの試合よな」、「痺れたね、玉田」、「まさに「死闘」ってカンジだった!」、「2004の大会は激熱だった」と当時を思い返している。 ベスト8を懸けた一戦は、31日の20時30分にキックオフ。『DAZN』で視聴が可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】当時の記憶が蘇る!2004年大会でのバーレーンとの激闘ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>「バーレーンvs日本」<br>過去対戦をプレイバック<br>\<br><br>アジアカップ2004年大会で起きた<br>奇跡の大逆転劇<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCアジアカップ</a> ラウンド16<br>バーレーン×日本<br>1/31(水)20:30(19:45配信開始)<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 独占配信<br>出演:水沼貴史/小野伸二/佐藤寿人/下田恒幸/桑原学 <a href="https://t.co/x7Sals8iKu">pic.twitter.com/x7Sals8iKu</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1752609401201189348?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.31 18:45 Wed3
日本代表、南野拓実がケガで離脱…代替選手は決定次第発表
日本サッカー協会(JFA)は4日、MF南野拓実が日本代表から離脱することを発表した。 現在、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けたアジア最終予選に臨んでいる日本代表。2日に行われた初戦のオマーン代表戦は、相手のインテンシティの高さに為す術なく敗戦を喫した。 7日にカタールのドーハで行われる中国代表戦に向けて調整中の日本だが、南野はケガのため離脱することが報告された。オマーン戦も左太ももの問題でベンチ入りも出場していなかった。 なお、JFAは追加招集選手に関しては決定次第知らせると伝えている。 今回の活動では、すでにMF板倉滉(シャルケ)とDF酒井宏樹(浦和)が離脱しており、南野で3人目となった。 2021.09.04 15:11 Sat4
「泣ける」「1番グッときた」ザルツブルクが南野拓実&ファン・ヒチャンの敗退にメッセージ「私達の誇り」
レッドブル・ザルツブルクの投稿がファンの間で話題となっている。 5日、カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16の2試合が行われた。 アジア勢の日本代表と韓国代表がそれぞれクロアチア代表、ブラジル代表と対戦した。 オーストラリア代表とともに、史上初となる3カ国がアジアからベスト16に残っていたが、日本はクロアチアにPK戦の末に敗戦。韓国は前半に4失点を喫し、ブラジルに完敗して敗退となった。 ラウンド16でアジア勢が全滅してしまったが、ザルツブルクの日本語公式ツイッターが1枚の写真をアップして話題だ。 その写真は3人の選手が抱き合っているもの。背中を見せているのは、18番のユニフォームを着た南野拓実と9番のユニフォームを着たファン・ヒチャンだ。 共に5日の試合に出場し、悔しい敗退を味わった中、「私達の誇り」として写真を投稿。2人と抱き合うのはハンガリー代表MFドミニク・ショボスライだ。 3人は2019-20シーズンはザルツブルクでチームメイトに。その後、南野はリバプール、フアン・ヒチャンはRBライプツィヒ、ショボスライも後にライプツィヒに移籍し、現在は誰も在籍はしていない。 この投稿には「泣ける」、「1番グッときた」、「ザルツブルクありがとう」とコメントが寄せられている。 アジア勢として、世界に一歩近づいた反面、まだまだ差があることも痛感させられた大会。4年後はどのような結果を残してくれるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ザルツブルクが日韓のクラブOBを称える「泣ける」1枚</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/hizxc98OC4">pic.twitter.com/hizxc98OC4</a></p>— FC Red Bull Salzburg JP (@FCRBS_jp) <a href="https://twitter.com/FCRBS_jp/status/1599893883218976768?ref_src=twsrc%5Etfw">December 5, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.06 22:15 Tue5
