【超WS選定ロシアW杯ベストイレブン/第2節】アルヘン圧倒のクロアチアから最多3選手選出! 前線は小兵トリオに

2018.06.25 15:00 Mon
©超ワールドサッカー
▽ロシア・ワールドカップの各グループ第2節が終了。超WS編集部が今節の各試合で印象に残った選手の中からベストイレブンを紹介する。
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◆寸評
GKマヌエル・ノイアー(ドイツ)
▽世界最高のGKが完全復活。初戦のメキシコ戦ではニアを破られるらしくない失点を喫したものの、スウェーデン戦では前がかりなチームと不安定な最終ラインを見事にカバー。さらに3つのビッグセーブで窮地のチームを救った。次点にはデンマークGKシュマイケルやコスタリカGKケイロル・ナバス。DFルイス・アドビンクラ(ペルー)
▽フランスを慌てさせた韋駄天サイドバック。フランス戦で今大会最速となる36.15km/hのスプリントを記録するなど、鋭い上下動で一列前のカリージョと共にフランスの左サイドのMFマテュイディとDFリュカを苦しめた。その一対一の強さや豊富な運動量は間違いなく自身の特長が出やすいプレミアリーグ勢からの関心を集めたはずだ。
DFデヤン・ロブレン(クロアチア)
▽アルゼンチンの強力攻撃陣封殺に貢献。相棒のヴィダやサイドバックをうまく動かしながら的確なカバーリングでFWアグエロやFWメッシに対応。また、危険な場面では身体を投げ出したブロックを見せるなど、ディフェンスリーダーとして頼もしい限りだった。

DFシモン・ケアー(デンマーク)
▽守護神シュマイケルと共に堅守を築いた。オーストラリア戦では守勢に回った後半に抜群の危険察知能力を生かしてピンチの芽をことごとく摘んだ。また、比較的プレッシャーが緩かった中で絶妙なフィードを幾度も通した。なお、その他ではイングランドDFストーンズやポルトガルDFペペの活躍も光った。
MFイバン・ラキティッチ(クロアチア)
▽アルゼンチン撃破の立役者。アンカーにブロゾビッチが入ったことで、より攻守両面で積極性が出て豊富な運動量、卓越した戦術眼、溢れる闘争心で相棒モドリッチと共に中盤を制圧。また、試合最終盤に見せた攻撃参加からダメ押しのゴールも記録。なお、その他のセントラルMFでは日本MF柴崎やフランスMFポグバらの活躍も目立った。

MFエンゴロ・カンテ(フランス)
▽15個の肺を持つ男。ペルーとの試合では劣勢の時間が長かったものの、持ち味のスタミナとカバーリング、ボール奪取能力を遺憾なく発揮し、ピンチの芽をことごとく摘んだ。ここ2戦相棒のMFポグバが配球や攻撃に専念できているのも、この怪物MFの存在あればこそ。

MFフアン・キンテーロ(コロンビア)
▽コロンビアが誇るお祭り男。負ければ敗退危機というポーランドとの一戦でMFクアドラードらと共に快勝の立役者となった。絶妙なスルーパスでFWファルカオの2点目をアシスト。さらにボールの引き出し方の巧さ、創造性溢れるパスでポーランド守備陣を翻弄。なお、前回大会に続きW杯でインパクトを残す25歳だが、所属クラブやW杯予選では目立った結果を残せておらず、まさにW杯男と言えるだろう。

MFルカ・モドリッチ(クロアチア)
▽文句なしの第2節MVP。バルセロナとアルゼンチンの10番メッシとの対決に注目が集まった中、攻守に圧巻のパフォーマンスを披露。スーパーミドルや絶妙なパス捌き、持ち出しと攻撃面での完璧な仕事に加え、守備時のデュエルをことごとく制するなど、世界最高峰のMFという評価に相応しい活躍ぶりだった。

FWジェルダン・シャキリ(スイス)
▽政敵相手に値千金の決勝点を記録。セルビアに迫害を受けたアルバニア人両親の下に生まれたシャキリは政敵とも言えるセルビア相手の一戦で同じアルバニアにルーツを持つMFジャカと共に気迫あふれるパフォーマンスを披露。卓越した左足のテクニックにプレービジョンを随所に発揮すると、引き分け濃厚と思われた試合終盤には劇的決勝点を記録。双頭の鷲を表したゴールパフォーマンスが物議を醸し処分対象の可能性もあるがそのパフォーマンスは素晴らしかった。

FWアーメド・ムサ(ナイジェリア)
▽スーパーイーグルスを羽ばたかせた2ゴールを記録。今大会初先発を飾ったアイスランド戦では前半はチーム全体がシュート0に抑えられた中、後半立ち上がりに高速カウンターから絶妙なトラップからの正確なフィニッシュで先制点を記録。さらに持ち味の快足を武器に貴重な追加点まで挙げる大活躍を見せた。なお、次点には2戦連続2ゴールのベルギーFWルカクを推したい。

FWフィリペ・コウチーニョ(ブラジル)
▽崖っぷちの優勝候補を劇的な一撃で救った。初戦をまさかのドロースタートとなったブラジルはコスタリカとの第2戦でも90分間をノーゴールで終える崖っぷちの展開に。それでも、初戦でファインゴールを記録するなど良い状態を保ってきたバルセロナの14番は宿敵レアル・マドリーの守護神でもあるケイロル・ナバスの牙城を破る劇的決勝点を記録。試合を通してのパフォーマンスも安定していた。なお、ウイングのポジションではコロンビアMFクアドラードやベルギーMFアザールも印象的なパフォーマンスを披露していた。


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カタール・ワールドカップ(W杯)での金星から1年が経過している。 史上初となる冬開催となったカタールW杯。アルゼンチン代表の優勝で幕を閉じた。日本代表もベスト16の壁を破れなかったが、PK戦までもつれた末に3位のクロアチアの前に敗戦。ドイツ代表とスペイン代表を破る戦いは多くの熱狂を呼んでいた。 そのドイツ戦は2022年の11月23日に開催。ちょうど1年が経過したこととなる。 ドイツ戦では、前半から押し込まれ続けると33分にPKで先制を許してしまう。その後も押し込まれ続けるが、猛攻を凌いで前半を1-0で折り返す。 するとハーフタイムを挟み、日本は3バックにシフト。さらに選手を代えて攻撃の厚みを増すと、75分に堂安律が同点ゴール。そして、83分に板倉滉のロングフィードを受けた浅野拓磨が、GKマヌエル・ノイアーの頭上を撃ち抜くゴールを決め、1-2で逆転。その後も猛攻を凌ぎきり、白星スタートとなった。 W杯の公式SNSは、ドイツを撃破した浅野のゴールを投稿。ファンからは「全てが完璧だった」、「これ凄かった」、「100年語り継がれるレベル」、「何回みてもえっぐっ」と様々な反響が寄せられ、多くの人が当時を振り返っている。 <span class="paragraph-title">【動画】浅野拓磨の劇的ゴールをもう一度…!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CmgTFVHKl2q/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; 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