【日本代表プレビュー】4年越しのリベンジへ…大事な初戦で何を見せる
2018.06.19 15:00 Tue
▽19日、日本代表はロシア・ワールドカップ(W杯)グループH初戦でコロンビア代表と対戦する。待ちに待ったW杯の初戦。日本代表はどの様な戦いを見せるのかに注目が集まる。
◆4年前惨敗を喫した相手
▽コロンビアは当時と変わらずホセ・ペケルマン監督がチームを指揮。主力選手も4年前の戦いを経験している選手が多い。そのコロンビアは、ベスト8まで勝ち進み、MFハメス・ロドリゲスは大会得点王の活躍を見せた
▽しかし、今大会に向けた南米予選では苦しい戦いが続き、最終節でなんとか出場権を確保。個の能力の高さには定評があるものの、チームとして機能させるまでには至っていない。それでも、欧州のトップリーグでプレーする選手が多く、侮れる相手ではないのも事実だ。
◆大事な初戦、勝ち点を
▽西野朗監督は、前日の公式会見でコメント。コロンビアのエースであるMFハメス・ロドリゲスに関して「誰が彼を抑えるかではなく、グループとして、チームとして彼を見ていかないといけない」と語り、チームとして押さえ込みに行くスタイルで戦うとしている。
▽これまでの今大会を見ても、相手の抑えどころをどこに置くのかが重要なポイントとなっている。対戦で不利に見られるチームが勝機を見出すには、外しては行けない所。西野監督が語るようにチームで抑えるのであれば、その他の選手へのケアをどう考えるかだ。さらに、勝ち点3を掴みに行くためには、そこからどう攻撃に転じるかも必要となる。
▽ハメス・ロドリゲスが欠場との報道もあるが、彼が居なくてもコロンビアには個の能力に長けた選手が多い。いずれにしても、チームで要所を抑えることがカギとなる。
◆システムは4バックか
▽スイス戦も4バック、パラグアイ戦も4バックで臨んだ。選手たちの頭の中が整理されており、スライドやマークの受け渡しもスムーズに感じられた。「自分たちからアクションを起こしていき、ゲームをコントロールしたい」とも語っており、オートマティックに選手が動ける事が重要だ。
▽その点を考えると、メンバー選考も含めて[4-2-3-1]で臨むものと考えるのが妥当だろう。
★予想フォーメーション[4-2-3-1]
◆日本代表
DF:酒井宏樹、吉田麻也、槙野智章、長友佑都
MF:長谷部誠、柴崎岳
MF:原口元気、香川真司、乾貴士
FW:大迫勇也
▽コロンビア戦のメンバーはスイス、パラグアイの2試合の合わせ技と考える。守護神はGK川島永嗣となるだろう。正直な所、ガーナ戦、スイス戦のパフォーマンスには不安な点しか無い。個人的にはGK中村航輔を推したいが、西野監督は経験値を含めて川島をチョイスするだろう。
▽最終ラインもお馴染みのメンバー。右サイドはDF酒井宏樹が先発と予想する。テストマッチでは途中出場が続いたが、攻撃面でもコントロールしたいのであれば酒井高徳よりも酒井宏樹だろう。また、センターバックはDF吉田麻也とDF槙野智章だ。パラグアイ戦ではDF昌子源、DF植田直通も良いパフォーマンスを見せていたが、昌子は別メニューを行っていた日もあった。吉田とコンビを組んだ時間を考えても、槙野をチョイスするだろう。左サイドバックは不動のDF長友佑都だ。
▽中盤のボランチは、MF長谷部誠とMF柴崎岳と予想する。西野監督の下で、中心選手となっていたMF大島僚太だが、スイス戦で腰を痛めており、万全の状態ではない。パラグアイ戦では柴崎が同じ役割を担い、悪くないパフォーマンスを見せていた。プレースキックもあるだけに、柴崎は先発するだろう。
▽また、ハメス・ロドリゲス対策を考えると、MF山口蛍を先発で起用するという考えもある。しかし、キャプテンとしてチームを支える長谷部をアクシデントが無いのに初戦で外すというのは考えにくい。長谷部、柴崎のコンビで初戦に臨むと予想する。
▽2列目は、右にはこちらも日本のキーマンであるMF原口元気と予想。左にはパラグアイ戦で好パフォーマンスを見せたMF乾貴士と予想する。そして、トップ下にはMF香川真司と予想する。左に入るであろう乾との関係性はパラグアイ戦で見せたとおり。MF本田圭佑とのポジション争いになるが、狭いスペースで縦にボールを入れられる香川の能力は外せない。
▽1トップはFW大迫勇也で当確だろう。FW武藤嘉紀というチョイスも考えられるが、後半の苦しい時間帯に入れたい所。裏を狙う戦いは後半にとっておき、まずは大迫が前線でキープし、両サイドを上手く使う攻撃でコロンビアに挑みたい。
◆コロンビア代表
DF:S・アリアス、ミナ、D・サンチェス、F・ディアス
MF:アギラール、C・サンチェス
MF:クアドラード、ハメス・ロドリゲス、ムリエル
FW:ファルカオ
◆4年越しのリベンジを
▽アジア最終予選の初戦で敗れる躓いたスタートとなったが、その後は順調に勝ち星を重ねて首位で出場権を獲得。W杯の準備に入った中、4月に解任された。
▽前回大会でコロンビア戦を経験した14人のうち、8名が今回のW杯メンバーに入っている。GK川島、吉田、長友、長谷部、本田、香川、山口、岡崎だ。ベンチも含めれば、酒井高、酒井宏、大迫も含まれる。4年前の悔しい思いを持っている選手は11名。メンバーの約半数が同じ思いのはずだ。
▽初戦で全てが決まるわけではないが、その後の2試合の戦い方に大きく影響することは間違いない。西野監督は「十二分とはいかないまでも十分だったという手応えがある」と準備に余念はないと語った。
▽これまでの大会に比べても盛り上がりに欠けている日本国内。しかし、この一戦で国民の熱を上げることができるのか。注目のコロンビア戦は、19日(火)の21時にサランスクでキックオフを迎える。
◆4年前惨敗を喫した相手

Getty Images
▽初戦の相手はコロンビア。最新のFIFAランキングでは16位に位置。また、2014年のブラジル・ワールドカップでもグループで同居し、第3戦で対戦。1-4で惨敗を喫した相手だ。▽コロンビアは当時と変わらずホセ・ペケルマン監督がチームを指揮。主力選手も4年前の戦いを経験している選手が多い。そのコロンビアは、ベスト8まで勝ち進み、MFハメス・ロドリゲスは大会得点王の活躍を見せた
◆大事な初戦、勝ち点を

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▽W杯の初戦。敗れるとグループステージ突破の可能性が大いに下がると言われている。つまり、難しい相手であっても勝ち点を取りに行く戦いが求められる。▽しかしながら、引き分け狙いで試合に入っては、勝つことはおろか、引き分けることも難しいだろう。現実的にコロンビアの事を考え、どう戦うかが重要となる。
▽西野朗監督は、前日の公式会見でコメント。コロンビアのエースであるMFハメス・ロドリゲスに関して「誰が彼を抑えるかではなく、グループとして、チームとして彼を見ていかないといけない」と語り、チームとして押さえ込みに行くスタイルで戦うとしている。
▽これまでの今大会を見ても、相手の抑えどころをどこに置くのかが重要なポイントとなっている。対戦で不利に見られるチームが勝機を見出すには、外しては行けない所。西野監督が語るようにチームで抑えるのであれば、その他の選手へのケアをどう考えるかだ。さらに、勝ち点3を掴みに行くためには、そこからどう攻撃に転じるかも必要となる。
▽ハメス・ロドリゲスが欠場との報道もあるが、彼が居なくてもコロンビアには個の能力に長けた選手が多い。いずれにしても、チームで要所を抑えることがカギとなる。
◆システムは4バックか

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▽西野監督は3バックを用いる[3-4-2-1]と4バックを用いる[4-2-3-1]の2つのシステムを試してきた。しかし、ここ3試合のテストマッチを見る限り、[4-2-3-1]がベターだろう。▽スイス戦も4バック、パラグアイ戦も4バックで臨んだ。選手たちの頭の中が整理されており、スライドやマークの受け渡しもスムーズに感じられた。「自分たちからアクションを起こしていき、ゲームをコントロールしたい」とも語っており、オートマティックに選手が動ける事が重要だ。
▽その点を考えると、メンバー選考も含めて[4-2-3-1]で臨むものと考えるのが妥当だろう。
★予想フォーメーション[4-2-3-1]
◆日本代表

(C)CWS Brains,LTD.
GK:川島永嗣DF:酒井宏樹、吉田麻也、槙野智章、長友佑都
MF:長谷部誠、柴崎岳
MF:原口元気、香川真司、乾貴士
FW:大迫勇也
▽コロンビア戦のメンバーはスイス、パラグアイの2試合の合わせ技と考える。守護神はGK川島永嗣となるだろう。正直な所、ガーナ戦、スイス戦のパフォーマンスには不安な点しか無い。個人的にはGK中村航輔を推したいが、西野監督は経験値を含めて川島をチョイスするだろう。
▽最終ラインもお馴染みのメンバー。右サイドはDF酒井宏樹が先発と予想する。テストマッチでは途中出場が続いたが、攻撃面でもコントロールしたいのであれば酒井高徳よりも酒井宏樹だろう。また、センターバックはDF吉田麻也とDF槙野智章だ。パラグアイ戦ではDF昌子源、DF植田直通も良いパフォーマンスを見せていたが、昌子は別メニューを行っていた日もあった。吉田とコンビを組んだ時間を考えても、槙野をチョイスするだろう。左サイドバックは不動のDF長友佑都だ。
▽中盤のボランチは、MF長谷部誠とMF柴崎岳と予想する。西野監督の下で、中心選手となっていたMF大島僚太だが、スイス戦で腰を痛めており、万全の状態ではない。パラグアイ戦では柴崎が同じ役割を担い、悪くないパフォーマンスを見せていた。プレースキックもあるだけに、柴崎は先発するだろう。
▽また、ハメス・ロドリゲス対策を考えると、MF山口蛍を先発で起用するという考えもある。しかし、キャプテンとしてチームを支える長谷部をアクシデントが無いのに初戦で外すというのは考えにくい。長谷部、柴崎のコンビで初戦に臨むと予想する。
▽2列目は、右にはこちらも日本のキーマンであるMF原口元気と予想。左にはパラグアイ戦で好パフォーマンスを見せたMF乾貴士と予想する。そして、トップ下にはMF香川真司と予想する。左に入るであろう乾との関係性はパラグアイ戦で見せたとおり。MF本田圭佑とのポジション争いになるが、狭いスペースで縦にボールを入れられる香川の能力は外せない。
▽1トップはFW大迫勇也で当確だろう。FW武藤嘉紀というチョイスも考えられるが、後半の苦しい時間帯に入れたい所。裏を狙う戦いは後半にとっておき、まずは大迫が前線でキープし、両サイドを上手く使う攻撃でコロンビアに挑みたい。
◆コロンビア代表

(C)CWS Brains,LTD.
GK:オスピナDF:S・アリアス、ミナ、D・サンチェス、F・ディアス
MF:アギラール、C・サンチェス
MF:クアドラード、ハメス・ロドリゲス、ムリエル
FW:ファルカオ
◆4年越しのリベンジを

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▽惨敗を喫し、大会を後にした4年前から、日本はこの日を目標に歩み始めた。ハビエル・アギーレ監督を招へいし、アジアカップに臨んだものの連覇はならず。その後、八百長疑惑により監督交代。アルジェリア代表を率いてブラジルW杯で注目を集めた、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督を迎えた。▽アジア最終予選の初戦で敗れる躓いたスタートとなったが、その後は順調に勝ち星を重ねて首位で出場権を獲得。W杯の準備に入った中、4月に解任された。
▽前回大会でコロンビア戦を経験した14人のうち、8名が今回のW杯メンバーに入っている。GK川島、吉田、長友、長谷部、本田、香川、山口、岡崎だ。ベンチも含めれば、酒井高、酒井宏、大迫も含まれる。4年前の悔しい思いを持っている選手は11名。メンバーの約半数が同じ思いのはずだ。
▽初戦で全てが決まるわけではないが、その後の2試合の戦い方に大きく影響することは間違いない。西野監督は「十二分とはいかないまでも十分だったという手応えがある」と準備に余念はないと語った。
▽これまでの大会に比べても盛り上がりに欠けている日本国内。しかし、この一戦で国民の熱を上げることができるのか。注目のコロンビア戦は、19日(火)の21時にサランスクでキックオフを迎える。
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▽日本代表は19日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第1節のコロンビア代表戦に臨む。その一戦を翌日に控える中、日本代表を率いる西野朗監督が主将のMF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)と共に前日会見に出席した。 ▽西野監督は、冒頭で18日に大阪府北部を襲った震度6弱の地震や、負傷離脱の恐れが取り沙汰されたFW岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)について触れ、「自分たちからアクションを起こしていき、ゲームをコントロールしたい」と意気込んだ。 ◆西野朗監督(日本代表) ──(会場の)サランスク入り後のコンディション 「昨日の未明に大阪を中心とした震災があり、関係している選手、(被災地に)家族がいることで、精神的な影響を受けた選手がいる。彼らの心理的なところが一番気になるところ。スタッフでケアしていて、一刻も早く落ち着いた状態に戻ってもらいたい」 「ホテル内でも動揺するような状況があった。今朝は普段通りとは言えない状況だった。そこは少し気になるところ。ただ、チームは順調に現地に入った。多分、みなさんは岡崎(慎司)のことを心配していると思う」 「確かにグラウンドレベルでできなかったこともある。だが、昨日と今日のチェックを経て、メンバーリストに入っているので、心配しないでほしい」 ──“ホテル内でも動揺するような状況”というのは具体的にどのようなことか 「みなさんもご存知かと思って話したが、震災と同じ時刻に(警報器の)誤作動があった。最初はモーニングコールだと思ったが、長い間鳴り続けた。非常にデリケートな選手は毎朝見る顔と違って、寝不足の顔をしていた。昨晩はそういうトラブルがあった」 ──本田圭佑の現状について。相手のキーマンであるハメス・ロドリゲスの対応策について 「本田圭佑は欧州のリーグからメキシコのリーグに移り、その中で成長を図ってきている。代表の招集を受けたり、受けなかったりした時期もあったが、私自身は彼の技術面や精神面、今の代表に不可欠な部分を期待して招集した」 「その期待に応えて、ここ1カ月のテストマッチ3試合のうち2試合にトライしてもらって、確実に彼本来のプレーに近いところにきていると確信している」 「ハメスに関して、彼はコロンビアのシンボル。プレーメーカーであり、ポイントゲッターでもあり、抑えるのは非常に難しい。誰が彼を抑えるかではなく、グループとして、チームとして彼を見ていかないといけない」 「彼を自由にさせたり、スペースや時間を与えてしまうと、コロンビアのチームスタイルが確立されていく。マンマークで彼をピッチから追い出すことで戦える確信が持てるのであれば、それも考えたい。だが、そうもいかない選手」 「彼は縦横無尽に、ピッチに、ボールに、スペースに顔を出してくる選手なので、チーム全体で彼のポジションに合わせる中で対応していきたい」 ──コロンビア戦のゲームプランについて 「スタートからリアクションサッカーという戦いは望んでいない。自分たちからアクションを起こしていき、ゲームをコントロールしたい」 「ただ、それ以上に、コロンビアのハメスを中心とした攻撃の展開力や、フィニッシュに持ち込むリズムを止めていきたい」 「彼らのテンポに合わせてリアクションになるのは避けたい。その中でも、自分たちからアクションを起こしていけるようにしたい」 「それは守備から攻撃に関して、どれだけ勇気を出せるか。ゴールに向かえるか。それを選手に意識付けたい。常にディフェンスのポジショニングや、1人1人のハードワークを求めることだけに終始したくない」 「我々も十分にボールを確保できるし、攻撃を仕掛けられるという自信を選手に持たせたい。攻撃的なところのフォーカスさせてピッチに送り出したい。当然、リスペクトしてディフェンスに追われる時間も長いかもしれない」 「その中でも、選手たちに逆転していく展開のスイッチを入れることをしっかり意識させておきたい思う」 ──長谷部誠主将が「準備期間に限りがあった」と話したが、明日への手応えは。また、コロンビアのフィジカル面についての対応策は 「4年間準備されてきた(コロンビアの)監督と、1カ月の準備期間しかなかった私、その時間的な差を感じたら勝てない。その中でも、選手たちとコロンビアを倒すためにできる限りの準備、これは十二分とはいかないまでも十分だったという手応えがある」 「それをぶつけるだけ。その上で、選手が明日、ああいう大舞台で違った反応を起こしてくれることを信じたいし、十分に戦えるスピリットを持ってサランスクに入ってきたつもり。自信をもって明日、ピッチに送り出したいと思う」 「コロンビアのフィジカル面に関して、色々な要素がある。我々にはクイックネスや連動する力とか、ボールを伴ってプレーできる強みがある。そういう部分、日本の選手が持っている技術力、規律を持って動きながら入っていけるようなプレーをたくさん出したい」 「選手たちの本来持っているプレーが明日の大舞台で出せるのか、ネガティブな要素もたくさんあると思う。そういう精神的な、心理的なところで少なくともコロンビアより優位性を持たせてピッチに送り出したい」 2018.06.19 02:20 Tue4
「伝説のカウンター」あれから丸3年…日本が世界の力を感じたベルギーのスペシャルなカウンターが再脚光
2018年7月2日。3年前の出来事を覚えているだろうか。 FIFAのワールドカップ公式ツイッターが1本の動画を共有。それは、ロシア・ワールドカップ ラウンド16のベルギー代表vs日本代表のあのゴールだった。 大会直前にヴァイッド・ハリルホジッチ監督を解任した日本代表は、西野朗監督が急遽率いてロシアW杯に臨んだ。 グループHに入った日本は、初戦でコロンビア代表相手に香川真司と大迫勇也のゴールで1-2と勝利。2戦目のセネガル代表戦は2度相手にリードされる展開となったが、乾貴士と本田圭佑のゴールで2-2の引き分けに終わった。 そして迎えた第3節。ポーランド代表と対戦した日本は、0-1でリードされる展開に。しかし、フェアプレーポイントでの勝ち抜けを考え、ビハインドながら攻め込まない展開を見せると、そのまま試合終了。狙い通り、フェアプレーポイントでの勝ち上がりを決めた。 そして迎えたラウンド16。相手は優勝候補にも挙げられていたベルギーだった。 そのベルギー相手に前半を0-0で終えた日本は、48分に原口元気のゴールで先制。さらに52分には乾貴士のゴールでリードを0-2と広げる。 まさかの展開に多くの日本人は胸が踊っていた一方で、負けるわけにいかないベルギーは選手交代で手を打つことに。すると69分にヤン・ヴェルドンゲン、74分にマルアン・フェライニと空中戦を使われて同点に追いつく。 日本も粘りを見せて攻め込む中、誰もが延長戦にもつれ込むと思った後半アディショナルタイム4分に悲劇が待っていた。 日本は攻め込むと左CKを獲得。これを本田がゴール前にクロス。しかし、これはGKティボー・クルトワがキャッチする。すると、すぐさま周囲を見たクルトワはアンダースローでボールを前へ。これをケビン・デ・ブライネが受けてドリブルを開始。ベルギー全体がカウンターの形に入ると、そのまま相手陣内まで持ち上がって右サイドへスルーパス。これを右サイドを上がっていたトーマス・ムニエが受けると、ダイレクトでグラウンダーのクロス。中央のロメル・ルカクがスルーすると、走り込んだナセル・シャドゥリが押し込み、ベルギーが奇跡の逆転を果たした。 日本人にとっては当然ながら、世界中のサッカーファンにとっても忘られない一戦となったこの試合。公開されると「最高の試合だった」 「伝説のカウンターアタック」とベルギーの綺麗なカウンターに称賛の声が。一方で「これはスイスvsフランスか?」という声もあり、先日のユーロ2020のラウンド16になぞらえる人も出てきた。 この勝利、実はW杯では偉業の1つであり、ノックアウトステージで2点差を逆転して勝ち上がったのは48年ぶりだった。 なお、劇的勝利からちょうど3年が経った2021年7月2日、日本に勝利したベルギーはユーロ2020ベスト4をかけてイタリア代表との準々決勝に臨む。 <span class="paragraph-title">【動画】日本をどん底に落としたベルギーのスペシャルなカウンターアタック</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> 48 years had passed since a team recovered a two-goal deficit and won a knockout-phase <a href="https://twitter.com/hashtag/WorldCup?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WorldCup</a> game until a Belgian miracle <a href="https://twitter.com/hashtag/OnThisDay?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OnThisDay</a> in 2018<br><br>Nacer Chadli completed a sensational counter-attack to rewrite history <a href="https://twitter.com/NChadli?ref_src=twsrc%5Etfw">@NChadli</a> | <a href="https://twitter.com/BelRedDevils?ref_src=twsrc%5Etfw">@BelRedDevils</a><a href="https://t.co/tzvoWhVbp7">pic.twitter.com/tzvoWhVbp7</a></p>— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) <a href="https://twitter.com/FIFAWorldCup/status/1410860793071996930?ref_src=twsrc%5Etfw">July 2, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJQckpzNmlUeCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.07.02 22:55 Fri5
元日本代表監督のハリルホジッチ氏、4カ国で4大会連続のW杯出場権獲得も3度目の直前解任で引退を示唆「サッカーにありがとうと言いたい」
カタール・ワールドカップ(W杯)を前に、モロッコ代表の監督を解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏(69)が、監督キャリアを終える可能性があることを明かした。フランス『RMC Sport』が伝えた。 かつては日本代表も率いていたハリルホジッチ監督。モロッコ代表を率い、カタールW杯の出場権を獲得していたが、モロッコサッカー協会(FRMF)は8月11日、本大会まで3カ月のタイミングで退任を発表した。 FRMFは「カタールW杯に向けた最終段階の調整に関して見解の相違があったため、ハリルホジッチ氏と友好的に別れることに合意した」と発表していたが、背景は大きく異なる。 2019年8月にモロッコ代表の指揮官に就任し、2022年のカタールW杯出場に導いたハリルホジッチ監督。しかし、数カ月前からチェルシーのMFハキム・ツィエクやバイエルンのDFヌサイル・マズラウィら一部選手との確執により、チームの主力となりうる実力者を除外するなど、メンバー選考に関して批判の声が集まっていた。 監督としてはヴェレジュ・モスタルやボーヴェ・オワーズ、ラジャ・カサブランカ、リール、スタッド・レンヌ、パリ・サンジェルマン(PSG)、トラブゾンスポル、アル・イテハド、ディナモ・ザグレブ、ナントなどのクラブチームの他、コートジボワール代表、アルジェリア代表、日本代表、そしてモロッコ代表と4カ国の代表チームを指揮した。 その4カ国ではいずれもW杯本大会に導く手腕を見せていたが、2018年の日本代表でも大会直前の親善試合で結果が出なかったことから解任され、西野朗監督が本大会では指揮。また、2010年のコートジボワールでもW杯前のアフリカ・ネーションズカップで結果が出ずに解任されていた。 史上初の4カ国で4大会連続の本大会出場を決める偉業を成し遂げながら、2大会連続、通算3回目の大会直前での解任の憂き目に遭ったハリルホジッチ氏。モロッコ代表の監督を退任した際の心境を語った。 「この決断は私にとって少し辛いものだった。むしろ、変な形でキャリを終えようとさえ思っている」 「それが人生だ。浮き沈みは激しいが、ちょっとやりすぎだ。サッカーにありがとうと言いたい」 選手の起用をめぐる問題などがありながらも、その手腕は高く評価され、モロッコ代表の監督を退任した後も「多くのオファーを受けた」とのこと。ただ、「どのオファーも受け入れない」と語り、実質的に監督業から引退することを決めたようだ。 2022.09.22 17:15 Thuコロンビアの人気記事ランキング
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「お父さん似!」ハメス・ロドリゲスと娘の再会ツーショットに反響「かわいらしい」
カタールのアル・ラーヤンに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが娘のサロメちゃんと再会したことを自身のインスタグラムで報告。お父さんの顔に似てきたと話題を呼んでいる。 9月にアル・ラーヤンへ加入したハメスは、ここまで公式戦4試合に出場して1ゴール1アシスト。新天地で出場機会を得ると、11月のカタール・ワールドカップ(W杯)南米予選に臨む代表メンバーにおよそ1年ぶりに招集され、ブラジル代表戦とパラグアイ代表戦の2試合に出場した。 コロンビアに帰国したハメスは、この期間を利用して娘のサロメちゃんとも会っていたようで、「会えて嬉しい」というコメントとともに2人で笑顔で並ぶ写真をインスタグラムに投稿している。 2人の表情はさすが親子と言わんばかりに似ており、笑った時の目元や口元がそっくりで、まるで兄弟のようだ。ファンからも「そっくりじゃん」「お父さん似!」「かわいらしい!」「娘ちゃん大きくなった」という声が集まっている。 ハメスは、コロンビア代表GKダビド・オスピナの妹であるダニエラさんと2010年に結婚。サロメちゃんが2013年に生まれたものの、2017年に離婚しており、今は単身カタールで過ごしている。 <span class="paragraph-title">【写真】笑った時の表情がそっくり!ハメス・ロドリゲスと娘のサロメちゃん</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CWbpqLwLbQV/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CWbpqLwLbQV/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CWbpqLwLbQV/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">James Rodríguez(@jamesrodriguez10)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.11.19 22:10 Fri2
開始3分のハンドで一発退場&PK献上…コロンビア代表のC・サンチェス「なぜレッドカードだったのかわからない」
▽コロンビア代表MFカルロス・サンチェスが、日本代表戦でのレッドカードについて言及した。スペイン『マルカ』が伝えている。 ▽2大会連続6回目のW杯出場となったコロンビアは19日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第1節で日本と対戦した。序盤から圧力をかけていきたかったコロンビアだったが、試合開始早々の3分に香川のシュートをC・サンチェスがボックス内でハンド。このプレーにレッドカードが提示され、C・サンチェスは一発退場に。数的不利となったコロンビアは奮闘したものの1-2で敗れ、初戦を落とした。 ▽試合後、自身の退場で試合を難しくさせてしまったC・サンチェスがコメント。ハンドの判定には納得しているものの、レッドカードが提示されたことについては少々疑問を抱いているようだ。 「とても不運な初戦になってしまった。誰もこんなことは期待していなかった。敗戦を受け止めて、チームを良くしていくことが大事になるね」 「手には当たってしまった。ただ、なぜレッドカードだったのかはわからない。そういう判定が下されてしまったし、試合にも負けてしまったが、前向きに受け止めなくてはいけない。あらゆるところでチームメイトをサポートしていきたい」 2018.06.20 10:54 Wed3
コロンビアの伝説バルデラマ氏が衝撃のイメチェン!? トレードマークの金髪アフロヘアが…
コロンビアのレジェンドであるカルロス・バルデラマ氏(60)。現役時代には柔らかいタッチと華麗なボール捌きで中盤に君臨したが、最大の特徴は金髪のアフロという唯一無二のヘアスタイル。ピッチを見渡すと真っ先に目につくような存在感があった。 2003年に現役を引退したバルデラマ氏だが、その後もトレードマークである金髪アフロは継続。今は自身のYouTubeチャンネルで動画配信なども行っている。 バルデラマ氏は4日にも新しい動画を公開したが、1つの異変が。自慢の金髪アフロがなくなっていたのだ。 派手なサングラスやカラフルなネックレスなどはそのままだったものの、普段とは違う姿にコメント欄では驚きを隠せない反応が多く集まった。 ただ、動画では正面からの映像しかないため断言はできないものの、全てをばっさりカットしたわけでなく、後ろで束ねているだけという可能性もありそうだ。 それでも、バルデラマ氏が普段髪を束ねることはほとんどなく、もしもアフロを止めたらというイメージをすることができる貴重な動画と言えそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】バルデラマ氏が金髪アフロをやめたらこうなる</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/bc8X_4yN6kE?start=20" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 2021.11.05 12:03 Fri4
両親を誘拐されたルイス・ディアス、再会した父親の目の前でブラジル相手に2ゴール!スタンドの父も感情が爆発
ブラジル代表を下すゴールは、スタンドの父に捧げられた。 16日、北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の5試合が開催。コロンビア代表はブラジルをホームに迎えた。 試合は開始4分にブラジルが先制。だが、ホームのコロンビアが反撃に転じると、75分には左からのクロスに頭で合わせたルイス・ディアスのゴールで同点に。さらにその4分後にはハメス・ロドリゲスのクロスに再びディアスが合わせ、瞬く間の逆転劇でコロンビアが2-1の勝利を収めた。 この日のスタンドには、ディアスの父であるルイス・マヌエル・ディアスさんの姿も。ディアスの両親は10月にコロンビアの反政府組織によって誘拐。今月に入っても父のみが人質となり所在不明だったが、12日間の拘束の末に9日に解放されたばかりだった。 その後、コロンビア代表のメンバーに入ったディアスは14日に帰国し、涙の再会を果たしていた。ディアスはその父の眼前で、ブラジル相手にチームを勝利に導く殊勲の2ゴール。これには、スタンドの父も感極まった様子で涙を流しているようにも見えた。 ディアスは、まだ父が解放されていなかった5日のルートン・タウン戦でもリバプールを敗戦から救う同点ゴールを記録。どちらの試合で生まれたゴールも、2人の絆が生んだゴールだったのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】息子のゴールに感情が爆発するルイス・ディアスの父(0:36~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">¡DOBLETE DE LUIS DÍAZ Y COLOMBIA LO DIO VUELTA!<br><br>A los 79 y tras haber marcado a los 75, el delantero cafetero marcó el 2-1 ante Brasil, con su padre -que había sido secuestrado- en la tribuna. <a href="https://twitter.com/hashtag/EliminatoriasEnTyCSports?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#EliminatoriasEnTyCSports</a>. <a href="https://t.co/FRYOcPEija">pic.twitter.com/FRYOcPEija</a></p>— TyC Sports (@TyCSports) <a href="https://twitter.com/TyCSports/status/1725329273076973603?ref_src=twsrc%5Etfw">November 17, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.17 17:30 Fri5
