【ラ・リーガ第16節プレビュー】過密日程の中、バウンスバック図るマドリーはジローナ戦

2024.12.06 19:00 Fri
バウンスバック図るマドリーはジローナ戦
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バウンスバック図るマドリーはジローナ戦
先週末に行われた第15節ではバルセロナがラス・パルマスにまさかの不覚を取ったなか、レアル・マドリーアトレティコ・マドリーが揃って快勝。勝ち点差が縮まったものの、スーペル・コパ出場組が前倒しで戦った第19節ではバルセロナとマドリーの明暗が分かれる結果となった。

迎えた今節はスーペル・コパ出場組がリーグ戦、多くのクラブがコパ・デル・レイ2回戦を戦ったなか、過密日程での一戦となる。

首位のバルセロナは前節、ラス・パルマスにホームで敗れる失態を演じたが、直近のマジョルカ戦ではFWハフィーニャのドブレーテに、初ゴールとなったMFフレンキー・デ・ヨング、FWパウ・ビクトルら控え組にもゴールが生まれるマニータの5-1の大勝。リーグ4戦ぶりの白星を手にし、10位のレアル・ベティスとのアウェイゲームへ弾みを付けた。主砲レヴァンドフスキに完全休養を与えたうえ、復帰のFWラミン・ヤマルも軽快な動きを見せており、リーグ連敗中の相手に良い形で臨めるはずだ。
2位のマドリーは前節、ヘタフェ相手にFWムバッペとMFベリンガムのゴールによって2-0の勝利。だが、直近のアスレティック・ビルバオ戦ではムバッペのPK失敗、MFバルベルデの不用意なボールロストからの失点によって1-2の敗戦。今季リーグ2敗目を喫し、リーグ連勝が「3」でストップした。その敗戦からのバウンスバックを図る今節は8位のジローナとのアウェイゲームに臨む。週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のアタランタ戦を控えるなか、直近3勝1分けと復調の気配を見せる難敵相手に勝ち点3を掴めるか。

公式戦8連勝で3位のアトレティコはホームで11位のセビージャ戦に臨む。リーグ前節はバジャドリー相手にマニータの大勝を収めたが、ミッドウィークは4部のカセレーニョを相手に辛勝。一部主力を温存も1.5軍と言える陣容で臨んだが、前半に先制を許すと、主力を投入した後半も攻撃がうまくいかず。それでも、80分以降にDFラングレ、MFデ・パウル、FWアルバレスとゴールを重ね、なんとか90分で決着を付けた。そのコパでの戦いを良い教訓に今節では曲者セビージャを相手にきっちり連勝を継続したいところだ。
MF久保建英を擁する9位のレアル・ソシエダは、15位のレガネスとのアウェイゲームに臨む。前節は試合を通してシュート2本ながらもFWオヤルサバルの通算100点目のメモリアルゴールなどでベティスを撃破。その一戦から先発全員を入れ替えたコパでは4部相手に延長戦まで持ち込まれる大苦戦を強いられるも、MFブライス・メンデスのゴールによって1-0の勝利。辛くも3回戦進出を決めた。その試合で遠征メンバーを外れ、完全休養を与えられた久保は守備面の貢献によってMOMに輝いた前節とは異なり、今回は攻撃面で見せ場を作ってリーグ連勝に貢献したいところだ。

6位のマジョルカはFW浅野拓磨の復帰に期待が集まる。直近のバルセロナ戦はベンチ入りも最後まで出番が訪れなかったが、12位セルタのホームに乗り込む今回の一戦では途中出場が濃厚ではあるものの、復帰の可能性が高そうだ。強度の高い試合が想定されるなか、持ち味のスピードを活かして攻撃の起点を担いたい。

その他では監督解任に踏み切った最下位のバジャドリー、消化試合は2試合異なるものの、4位のアスレティックと5位のビジャレアルが対峙する上位対決にも注目だ。

《ラ・リーガ第16節》
▽12/6(金)
《29:00》
セルタ vs マジョルカ

▽12/7(土)
《22:00》
ラス・パルマス vs バジャドリー
《24:15》
ベティス vs バルセロナ
《26:30》
バレンシア vs ラージョ
《29:00》
ジローナ vs レアル・マドリー

▽12/8(日)
《22:00》
レガネス vs レアル・ソシエダ
《24:15》
アスレティック・ビルバオ vs ビジャレアル
《26:30》
オサスナ vs アラベス
《29:00》
アトレティコ・マドリー vs セビージャ

▽12/9(金)
《29:00》
ヘタフェ vs エスパニョール

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バルセロナがホームで不覚、レガネス守護神ドミトロビッチの牙城を崩せず痛恨の敗戦【ラ・リーガ】

バルセロナは15日、ラ・リーガ第17節でレガネスをホームに迎え、0-1で敗れた。 前節ベティスに引き分けに持ち込まれた首位バルセロナ(勝ち点38)は、4日前のチャンピオンズリーグではドルトムントに敵地で勝利。大きな白星を手にした中、ドルトムント戦のスタメンからクバルシに代えてエリック・ガルシアのみを変更した。 17位レガネス(勝ち点15)に対し、開始3分にムニルに決定機を許したバルセロナは直後のCKから失点。フリーとなったセルヒオ・ゴンサレスにヘディングシュートを決められた。 まずい入りとなったバルセロナは10分、ハフィーニャの左クロスにレヴァンドフスキが合わせる絶好機もGKドミトロビッチのファインセーブに阻まれた。 その後も敵陣でのプレーを続けたバルセロナは33分にも決定機。しかしバルデの左クロスにハフィーニャが合わせたボレーはGKドミトロビッチのビッグセーブにまたも阻止され、バーに直撃した。 さらに1分後、ペドリの浮き球パスに抜け出したレヴァンドフスキがGKと一対一となったが、ここもドミトロビッチに阻まれてしまう。 攻め手を緩めないバルセロナがハーフタイムにかけても攻勢をかけたが、1点ビハインドのまま前半を終えた。 迎えた後半、52分にダニ・オルモのパスからクンデが際どいシュートを浴びせたバルセロナが引き続き攻め立てる展開となるも、ゴールを奪えないことから66分に選手交代を敢行。 ドルトムント戦勝利の立役者となったフェラン・トーレスがレヴァンドフスキに代わって投入された。79分にはフェランのヒールパスからボックス右に侵入したクンデに決定機もシュートは枠を捉えきれず。 終盤にかけてはレガネスの集中した守備を崩せずウノセロでまさかの敗戦。ホームで痛恨の黒星となった。敗れたバルセロナは次節、同勝ち点に並ばれたアトレティコ・マドリーと首位攻防戦を戦う。 バルセロナ 0-1 レガネス 【レガネス】 セルヒオ・ゴンサレス(前4) 2024.12.16 08:20 Mon

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