地域リーグは九州などで地域CL出場チームが確定も…東京23FC奮闘の関東1部、和歌山首位陥落の関西1部などで死闘続く【Road to JFL】
2024.09.12 17:00 Thu
日本フットボールリーグ(JFL)昇格を目指すクラブが集う「地域リーグ」。優勝チームが揃いつつある各地域の推移をざっくりまとめる。大前提として、各地域の優勝チームはJFL昇格が懸かる「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)」への出場権を獲得。
それ以外のチームは「第60回全国社会人サッカー選手権大会(全社)」の成績上位3チームに入ることで、地域CL出場権を獲得できる。
全社は各地域の予選が終わり、全社予選も敗退でリーグ優勝も逸…というチームは、JFL昇格が翌年以降へお預けとなる格好だ。
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〜十勝が覇権奪還!〜
優勝:北海道十勝スカイアース | 勝ち点36
2位:BTOP北海道 | 勝ち点28
3位:札大GOAL PLUNDERERS | 勝ち点21
BTOPが初優勝から2連覇していた北海道だが、今季は十勝が3季ぶり優勝、3季ぶり地域CL出場を決めた。2020年に地域CL決勝ラウンドを経験した十勝は、北海道勢初のJFL昇格(※)を目指す。なお、BTOPも全社切符は掴んでおり、全社経由での地域CLを掴みたい。
(※)北海道コンサドーレ札幌は県外からの移転で旧JFLに参戦し、のちにJリーグ入会
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◆東北社会人サッカーリーグ1部
〜弘前の連覇近づく〜
首位:ブランデュー弘前FC | 勝ち点40
2位:コバルトーレ女川 | 勝ち点33
3位:一目千本桜FCfeat.S.U.F.T. | 勝ち点28
現在、首位弘前が残り4試合、2位女川が残り5試合で勝ち点「7」差。最終節が直接対決ということもあり、女川は最終節までにこの差を詰めておきたいところである。
ただし、連覇を目指す弘前はここまで13勝1分け0敗。2度目のJFL昇格を目指す女川は、全社からの地域CL挑戦を視界に入れねばならない。東北の全社出場は弘前&女川となっている。
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◆関東サッカーリーグ1部
〜矛vs盾の一騎打ちに〜
首位:VONDS市原 | 勝ち点37
2位:東京23FC | 勝ち点35
3位:東邦チタニウム | 勝ち点21
3年連続でJFL昇格チームを出す関東1部は、残り3試合で優勝争いが2チームに絞られた。伝統的に守備が堅い首位V市原は15試合8失点、2位東京23は15試合45得点となっている。
こちらも最終節が直接対決。勝ち点「2」差で追いかける東京23は直近の第15節で格下相手に黒星を喫したが、もうこれ以上取りこぼしは許されない。目下白熱中の関東1部である。
なお、東京23は優勝なら8年ぶり2度目、昨季10チーム中9位で栃木シティのJFL昇格によって関東2部降格を免れたなかでの栄冠となる。
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◆北信越フットボールリーグ1部
〜福井が連覇!地域CLでの強さを!〜
優勝:福井ユナイテッドFC | 勝ち点36
2位:JAPAN.S.C. | 勝ち点29
3位:富山新庄クラブ | 勝ち点24
福井がここまで12戦12勝で連覇達成。JSCとともに全社出場権を獲得していたなか、地域CL行きを決めた。同県は今や数少ない“Jなし県”のひとつとなっているが、JFLに目を向ければ高知が県をあげての総力戦で首位独走。やはり福井には、“地域CLでの強さ”を期待したい。
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◆東海社会人サッカーリーグ1部
〜デッドヒート〜
首位:FC刈谷 | 勝ち点28 | +16
2位:FC.ISE-SHIMA | 勝ち点25 | +13
3位:中京大学FC | 勝ち点18
名門刈谷とISE-SHIMAの一騎打ちが続く東海1部。現状、初優勝を目指すISE-SHIMAが1試合少なく、未消化分次第で首位奪還の可能性も。何よりISE-SHIMAは全社予選を落とし、優勝しか3年ぶり地域CL出場への道がない状況だ。まだどちらに転ぶか予測できぬ東海1部だ。
・・・
◆関西サッカーリーグ1部
〜大!混!戦!〜
首位:飛鳥FC | 勝ち点23
2位:アルテリーヴォ和歌山 | 勝ち点21
3位:Cento Cuore HARIMA | 勝ち点20
4位:守山侍2000 | 勝ち点17
王者和歌山が直近の試合で守山侍に逆転負けを喫し、首位から陥落。初優勝を目指す飛鳥(旧:ポルベニル飛鳥)が首位に躍り出た。
残り3試合、和歌山としては飛鳥およびハリマとの上位対決を残す状況。飛鳥は初の地域CL、ハリマはバンディオンセ加古川時代以来となる地域CLを目指すなか、ともに全社予選敗退…ひとつ和歌山戦に懸かっている部分もある。
・・・
◆中国サッカーリーグ
〜福山が3連覇目前〜
首位:福山シティFC | 勝ち点41
2位:SRC広島 | 勝ち点33
3位:ベルガロッソいわみ | 勝ち点29
今年の有力なJFL昇格候補と目される福山が3連覇目前。2位SRCが直近2試合未勝利と躓いたことで一気に前進した。中国は現在の上位3チームが揃って全社出場。島根県勢トップクラブとなったいわみはすでに優勝の可能性が消滅も、全社での奮闘、4強入りに期待したい。
・・・
◆四国サッカーリーグ
〜FC徳島の4連覇確実か〜
首位:FC徳島 | 勝ち点36
2位:多度津FC | 勝ち点33
3位:SONIO高松 | 勝ち点19
絶対王者・FC徳島が残り1試合で優勝確実か。2位多度津と勝ち点「3」差も、得失点差に膨大な開きがある状況だ。FC徳島は今季リーグ戦5年ぶり黒星も、13試合12勝1敗と取りこぼしを最小限にとどめている。多度津は初の2位以上が確定し、FC徳島とともに全社も出場する。
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◆九州サッカーリーグ
〜都農が連覇、3強揃って全社へ〜
優勝:ヴェロスクロノス都農 | 勝ち点49
2位:ジェイリースFC | 勝ち点42
3位:FC延岡AGATA | 勝ち点40
九州は全国各地域で唯一、全日程が終了し、都農が連覇達成。ジェイリースおよび延岡との3強で上位を独占、揃って全社へ。地域リーグNo.1の実業団と呼ぶに相応しいジェイリース、また延岡も、全国での競争力が侮れず。3チームとも今年に懸ける意気込みが強そうだ。
◆全社2024本大会出場組
▽開催地代表
・レイジェンド滋賀
▽北海道
・北海道十勝スカイアース
・BTOP北海道
▽東北
・ブランデュー弘前FC
・コバルトーレ女川
▽関東
・VONDS市原
・東京23FC
・東邦チタニウム
・東京ユナイテッドFC
・エリース東京
・横浜猛蹴(関東2部)
・SHIBUYA CITY FC(東京都1部)
▽北信越
・福井ユナイテッドFC
・JAPAN.S.C.
▽東海
・FC刈谷
・中京大学FC
・FC岐阜SECOND(東海2部)
・東海FC(東海2部)
▽関西
・アルテリーヴォ和歌山
・守山侍2000
・ASラランジャ京都(関西2部)
・おこしやす京都(関西2部)
・ルート11(大阪府1部)
▽中国
・福山シティFC
・SRC広島
・ベルガロッソいわみ
▽四国
・FC徳島
・多度津FC
▽九州
・ヴェロスクロノス都農
・ジェイリースFC
・FC延岡AGATA
・三菱重工長崎SC(長崎県1部)
それ以外のチームは「第60回全国社会人サッカー選手権大会(全社)」の成績上位3チームに入ることで、地域CL出場権を獲得できる。
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◆北海道サッカーリーグ
〜十勝が覇権奪還!〜
優勝:北海道十勝スカイアース | 勝ち点36
2位:BTOP北海道 | 勝ち点28
3位:札大GOAL PLUNDERERS | 勝ち点21
BTOPが初優勝から2連覇していた北海道だが、今季は十勝が3季ぶり優勝、3季ぶり地域CL出場を決めた。2020年に地域CL決勝ラウンドを経験した十勝は、北海道勢初のJFL昇格(※)を目指す。なお、BTOPも全社切符は掴んでおり、全社経由での地域CLを掴みたい。
(※)北海道コンサドーレ札幌は県外からの移転で旧JFLに参戦し、のちにJリーグ入会
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◆東北社会人サッカーリーグ1部
〜弘前の連覇近づく〜
首位:ブランデュー弘前FC | 勝ち点40
2位:コバルトーレ女川 | 勝ち点33
3位:一目千本桜FCfeat.S.U.F.T. | 勝ち点28
現在、首位弘前が残り4試合、2位女川が残り5試合で勝ち点「7」差。最終節が直接対決ということもあり、女川は最終節までにこの差を詰めておきたいところである。
ただし、連覇を目指す弘前はここまで13勝1分け0敗。2度目のJFL昇格を目指す女川は、全社からの地域CL挑戦を視界に入れねばならない。東北の全社出場は弘前&女川となっている。
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◆関東サッカーリーグ1部
〜矛vs盾の一騎打ちに〜
首位:VONDS市原 | 勝ち点37
2位:東京23FC | 勝ち点35
3位:東邦チタニウム | 勝ち点21
3年連続でJFL昇格チームを出す関東1部は、残り3試合で優勝争いが2チームに絞られた。伝統的に守備が堅い首位V市原は15試合8失点、2位東京23は15試合45得点となっている。
こちらも最終節が直接対決。勝ち点「2」差で追いかける東京23は直近の第15節で格下相手に黒星を喫したが、もうこれ以上取りこぼしは許されない。目下白熱中の関東1部である。
なお、東京23は優勝なら8年ぶり2度目、昨季10チーム中9位で栃木シティのJFL昇格によって関東2部降格を免れたなかでの栄冠となる。
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◆北信越フットボールリーグ1部
〜福井が連覇!地域CLでの強さを!〜
優勝:福井ユナイテッドFC | 勝ち点36
2位:JAPAN.S.C. | 勝ち点29
3位:富山新庄クラブ | 勝ち点24
福井がここまで12戦12勝で連覇達成。JSCとともに全社出場権を獲得していたなか、地域CL行きを決めた。同県は今や数少ない“Jなし県”のひとつとなっているが、JFLに目を向ければ高知が県をあげての総力戦で首位独走。やはり福井には、“地域CLでの強さ”を期待したい。
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◆東海社会人サッカーリーグ1部
〜デッドヒート〜
首位:FC刈谷 | 勝ち点28 | +16
2位:FC.ISE-SHIMA | 勝ち点25 | +13
3位:中京大学FC | 勝ち点18
名門刈谷とISE-SHIMAの一騎打ちが続く東海1部。現状、初優勝を目指すISE-SHIMAが1試合少なく、未消化分次第で首位奪還の可能性も。何よりISE-SHIMAは全社予選を落とし、優勝しか3年ぶり地域CL出場への道がない状況だ。まだどちらに転ぶか予測できぬ東海1部だ。
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◆関西サッカーリーグ1部
〜大!混!戦!〜
首位:飛鳥FC | 勝ち点23
2位:アルテリーヴォ和歌山 | 勝ち点21
3位:Cento Cuore HARIMA | 勝ち点20
4位:守山侍2000 | 勝ち点17
王者和歌山が直近の試合で守山侍に逆転負けを喫し、首位から陥落。初優勝を目指す飛鳥(旧:ポルベニル飛鳥)が首位に躍り出た。
残り3試合、和歌山としては飛鳥およびハリマとの上位対決を残す状況。飛鳥は初の地域CL、ハリマはバンディオンセ加古川時代以来となる地域CLを目指すなか、ともに全社予選敗退…ひとつ和歌山戦に懸かっている部分もある。
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◆中国サッカーリーグ
〜福山が3連覇目前〜
首位:福山シティFC | 勝ち点41
2位:SRC広島 | 勝ち点33
3位:ベルガロッソいわみ | 勝ち点29
今年の有力なJFL昇格候補と目される福山が3連覇目前。2位SRCが直近2試合未勝利と躓いたことで一気に前進した。中国は現在の上位3チームが揃って全社出場。島根県勢トップクラブとなったいわみはすでに優勝の可能性が消滅も、全社での奮闘、4強入りに期待したい。
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◆四国サッカーリーグ
〜FC徳島の4連覇確実か〜
首位:FC徳島 | 勝ち点36
2位:多度津FC | 勝ち点33
3位:SONIO高松 | 勝ち点19
絶対王者・FC徳島が残り1試合で優勝確実か。2位多度津と勝ち点「3」差も、得失点差に膨大な開きがある状況だ。FC徳島は今季リーグ戦5年ぶり黒星も、13試合12勝1敗と取りこぼしを最小限にとどめている。多度津は初の2位以上が確定し、FC徳島とともに全社も出場する。
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◆九州サッカーリーグ
〜都農が連覇、3強揃って全社へ〜
優勝:ヴェロスクロノス都農 | 勝ち点49
2位:ジェイリースFC | 勝ち点42
3位:FC延岡AGATA | 勝ち点40
九州は全国各地域で唯一、全日程が終了し、都農が連覇達成。ジェイリースおよび延岡との3強で上位を独占、揃って全社へ。地域リーグNo.1の実業団と呼ぶに相応しいジェイリース、また延岡も、全国での競争力が侮れず。3チームとも今年に懸ける意気込みが強そうだ。
◆全社2024本大会出場組
▽開催地代表
・レイジェンド滋賀
▽北海道
・北海道十勝スカイアース
・BTOP北海道
▽東北
・ブランデュー弘前FC
・コバルトーレ女川
▽関東
・VONDS市原
・東京23FC
・東邦チタニウム
・東京ユナイテッドFC
・エリース東京
・横浜猛蹴(関東2部)
・SHIBUYA CITY FC(東京都1部)
▽北信越
・福井ユナイテッドFC
・JAPAN.S.C.
▽東海
・FC刈谷
・中京大学FC
・FC岐阜SECOND(東海2部)
・東海FC(東海2部)
▽関西
・アルテリーヴォ和歌山
・守山侍2000
・ASラランジャ京都(関西2部)
・おこしやす京都(関西2部)
・ルート11(大阪府1部)
▽中国
・福山シティFC
・SRC広島
・ベルガロッソいわみ
▽四国
・FC徳島
・多度津FC
▽九州
・ヴェロスクロノス都農
・ジェイリースFC
・FC延岡AGATA
・三菱重工長崎SC(長崎県1部)
1
2
東京23FC
アルテリーヴォ和歌山
北海道十勝スカイアース
BTOP北海道
ブランデュー弘前FC
コバルトーレ女川
VONDS市原
福井ユナイテッド
FC刈谷
FC.ISE-SHIMA
飛鳥FC
Cento Cuore HARIMA
守山侍2000
福山シティFC
SRC広島
ベルガロッソいわみ
FC徳島
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2024シーズンの地域リーグからは、関西1部初優勝で地域CL初出場、そして地域CL初優勝という飛鳥FC(奈良県)が“卒業”し、JFLへ。 来シーズンこそは俺たちが…という意気込みでリスタートしたであろうクラブと、その「加入in/out退団」をいくつかピックアップする。【第2回/全3回】(各クラブの発表は12日時点) ◆東京23FC(関東1部/東京) 昨季は栃木シティのJFL入会によって関東2部降格を免れ、今季は2位に這い上がったという東京23FC。ただ、無敗優勝したVONDS市原との勝ち点差は小さくなく、地域CL出場へ全社に望みを託すも、2回戦で敗れ去った。 クラブは7日、2021シーズンから指揮を執る小松祐己監督と契約更新。12日には、今季関東1部でチーム2位の18試合10得点、FW村上宗太郎(27)との契約更新も発表された。 また、攻撃を司どる背番号「10」、MF服部剛大(26)も東京23FCとともに2025シーズンへ。服部は契約更新に伴い、「昨季以上の覚悟を自分の中で決めました。必ずJFLへ行きましょう」とクラブ公式サイトで綴っている。 ◆福井ユナイテッドFC(北信越1部/福井) 地域CL最終日に悲劇を味わった福井U。勝てば自力でJFL入会を掴み取れる状況だったが、V市原に3-6と大量6失点を喫し、“3点差で敗れた”ことによって入替戦にも進めなかった。 選手陣の中からは、9月にDF尾崎瑛一郎(40)の引退が発表され、オフはまず、主力のFW野中魁(26)、DF市川侑麻(26)が退団発表。これまでのところ、加入or契約更新はないが、藤吉信次監督の2025シーズン続投が発表されている。 失意に終わるも、クラブとして前進は確認できた1年。北信越1部の全勝優勝、地域CL決勝ラウンド進出…秋口から集客力も増したと聞く。福井Uの敗退後、高知が県民一体となって“Jなし県”脱却…チーム福井の挑戦も続いていく。 ◆ジェイリースFC(九州/大分) 実業団として久々の地域CL決勝ラウンド進出クラブとなったジェイリース。初出場の地域CLは接戦を制して1次ラウンド突破も、決勝Rでは3試合未勝利の最下位に沈んでいる。 ともあれ、22年に全社初出場、23年に全社ベスト8、今年は全社3位&地域CL初出場と一歩一歩階段を上がり、2025年の1st目標は九州リーグ初優勝、地域CLへのストレートインか。 今オフはMF小手川宏基(35)が現役引退を発表し、今季公式戦10得点のFWサミュエル(32)など主力複数が退団。一方で10日、J3讃岐からFW鳥飼椋平(24)、今季“3度”対戦したFC徳島からDF高畠淳也(27)の獲得を発表している。 今後の編成も楽しみなジェイリースだ。 2024.12.13 06:00 Fri2
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J3北九州のFW坪郷来紀、DF本村武揚が地域リーグクラブへ期限付き移籍
ギラヴァンツ北九州は25日、FW坪郷来紀(19)が中国サッカーリーグのベルガロッソいわみへ育成型期限付き移籍、DF本村武揚(27)が関東サッカーリーグ1部の東京23FCへ期限付き移籍することを発表した。 共に期限付き移籍期間は2025年1月31日までとなる。 坪郷は北九州の下部組織出身で、U-15、U-18と昇格。2023シーズンにトップチームに昇格した。 2023シーズンは天皇杯2回戦のファジアーノ岡山戦でデビューを果たしたが、今シーズンは明治安田J3リーグでは出番がなかったものの、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 本村は、ジェフユナイテッド千葉から2021年に期限付き移籍で北九州に加入。2022年からは完全移籍に切り替わった。 2023シーズンは明治安田生命J3リーグで26試合に出場し1得点を記録していたものの、今シーズンはここまで公式戦に1度も出場していなかった。 両選手はクラブを通じてコメントしている。 ◆FW坪郷来紀 「この度、ベルガロッソいわみに育成型期限付き移籍することになりました。この一年半、チームに貢献することができず申し訳なく思っています。それでも毎試合スタジアムで25番のユニフォームを目にしたり、応援してくださる皆さんの姿が僕の原動力になっていました。僕をここまで育ててくれたチームとこの街に恩返しできるような選手になるため、誇りと覚悟を持って戦ってきます」 ◆DF本村武揚 「ギラヴァンツ北九州のファン・サポーターの皆様。この度、東京23FCに移籍することになりました。自分自身ものすごくこの移籍を悩みました。今のチームが凄く大好きですし、今の仲間達と目標を達成して喜び合いたい気持ちもありました。ですが、チームに貢献できていないという現実があり、自分のことを沢山応援してくれる方々に対して不甲斐ないと思っています」 「いつも会った時に、待ってるよ!頑張って!と沢山の言葉をかけてくださり、その方々達に恩返しをしたいですし、自分のプレーを見てもらいたいと強く思いました。その為に環境を変え、人としても選手としても成長した自分を魅せたいです」 「チームは変わりますが、今シーズン、ギラヴァンツ北九州のJ2昇格を心から祈っています!僕も新しいチームで死ぬ気で頑張ります!行ってきます!」 2024.06.25 22:25 Tue4
「全社」開幕! 今大会経由で“地域CL”目指すFC刈谷、東京23FC、女川ら2回戦へ 和歌山は1回戦で散る【Road to JFL】
19日、第60回全国社会人サッカー選手権大会(全社)が滋賀県内の各会場で開幕。 1回戦16試合が行われ、20日の2回戦へ進む16チームが決定。JFL参入を掲げ、今大会経由での全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)進出を目指すチームは、明暗が分かれた。 ◆全社の重要ポイント 各地域リーグで優勝を逃しつつも、JFL参入の意思があるチームは、今大会で「ベスト4以上かつ成績上位3チーム」に入れば、最大3つの“全社枠”として地域CL出場権が付与される。 ◆刈谷 4-0 Route11 東海1部2位の「全社前回王者」FC刈谷は、大阪府リーグのクラブを順当に撃破。10分に新井直登の右足ダイレクト弾で口火を切り、その後は何度か決定機逸も、29分に大友千裕が追加点…最終スコアは4-0とし、3年連続の地域CL出場、通算3度目のJFL参入へ望みを繋いだ。 ◆東京23 4-1 十勝 関東1部2位の東京23FCは、北海道王者の北海道十勝スカイアースを4発粉砕。前半先制されるも、直後に相手GKのスローイングミスを拾い、最後は服部剛大が同点ミドル。ほどなくして今度は相手のパスミスから福本優芽が逆転弾。後半も2点を追加し、“百年構想クラブ枠”にも可能性を残すなか、まずは1回戦突破だ。 ◆V市原 3-3(PK:3-4) JSC 関東1部王者のVONDS市原は地域CL出場権を確保済みというなか、天皇杯でJ1名古屋を撃破したJAPANサッカーカレッジに敗戦。まず、取って取られての80分間(40分×2)で堅守軍団にとって今季初の「3失点」を喫し、最後はPK戦で敗れ去った。この現実を、どう受け止める。 ◆多度津 3-2 三菱長崎 四国リーグでクラブ史上初の2位とし、“絶対王者”FC徳島をあと一歩のところまで追い詰めた多度津FC。長崎県1部の三菱重工長崎SCと対戦し、三原圭太の2得点で2度追いつき、試合も終盤へ。76分、宮本一貴のゴールでとうとう逆転に成功し、2回戦へ駒を進めた。 ◆福山 0-1 SHIBUYA 一方、東京都1部のSHIBIUYA CITY FCはJFL参入こそ不可だが、全国の舞台で中国リーグ王者・福山シティFCを撃破。前半終盤にCKからオウンゴールで先制し、そのままシャットアウトした。福山は全社1回戦を0-1で落としての敗退が3年連続に。何はともあれ、地域CLへ。 ◆FC徳島 2-0 延岡 2022年の全社で地域CL切符を掴んだ経験があるFC延岡AGATAだが、九州リーグ3位で迎えた今大会は、四国リーグ王者のFC徳島に0-2と敗れて1回戦敗退。今季の地域CL出場は事実上完全消滅し、JFL参入もお預けとなる。 ◆BTOP 0-3 東京U 北海道リーグの覇権を十勝に奪い返されたBTOP北海道も、3年連続となる地域CL出場を懸けて全社に臨んだが、関東1部5位の東京ユナイテッドFCに0-3完敗で終焉。こちらも地域CL出場の可能性が事実上消滅だ。 ◆L滋賀 0-1 エリース 関東1部得点王の韓国人FWソン・ホギョンを擁するエリース東京は、開催地代表のレイジェンド滋賀と対戦し、前半ラストプレーで鯰田太陽が直接FKをぶち込んで先制。この1点で勝ちきり、関東1部昇格1年目にして全社2回戦へ。 ◆守山侍 0-1 女川 JFL復帰を目指すも東北1部の覇権なきコバルトーレ女川は、関西1部の守山侍2000と対戦。14分、在籍19年目のレジェンド・オブ・レジェンド、37歳FW吉田圭が先制点を決め、この1点を守り抜いた。2回戦はエリース戦となる。 ◆福井 2-1 和歌山 関西1部で覇権を失ったアルテリーヴォ和歌山は、昨季の地域CLでも激突した北信越1部王者・福井ユナイテッドFCと対戦。後半頭にクリアミスから失点も、直後に今度は相手のクリアミスから大野幹生が同点弾を叩き込む。 その後、雷で試合が中断。再開後の76分、激しさが増した戦いの中で勝ち越しを許し、2度目の同点弾はならず。アルテリーヴォ和歌山、全社1回戦敗退で秋雨の滋賀に散る。 ◆1回戦結果一覧 [11:00] FC刈谷 4-0 Route11 東邦チタニウム 0-0(PK:5-4) ベルガロッソいわみ 東京23FC 4-1 北海道十勝スカイアース AS.Laranja Kyoto 0-1 ヴェロスクロノス都農 VONDS市原 3-3(PK:3-4) JAPANサッカーカレッジ 多度津FC 3-2 三菱重工長崎SC ブランデュー弘前FC 1-1(PK:6-5) 中京大学FC 福山シティFC 0-1 SHIBUYA CITY FC [13:30] FC徳島 2-0 FC延岡AGATA FC岐阜SECOND 2-2(PK:4-3) おこしやす京都AC 東海FC 0-3 SRC広島 BTOP北海道 0-3 東京ユナイテッドFC レイジェンド滋賀 0-1 エリース東京 守山侍2000 0-1 コバルトーレ女川 ジェイリースFC 4-2 横浜猛蹴 福井ユナイテッドFC 2-1 アルテリーヴォ和歌山 ◆2回戦カード FC刈谷 vs 東邦チタニウム 東京23FC vs ヴェロスクロノス都農 JAPANサッカーカレッジ vs 多度津FC ブランデュー弘前FC vs SHIBUYA CITY FC FC徳島 vs FC岐阜SECOND SRC広島 vs 東京ユナイテッドFC エリース東京 vs コバルトーレ女川 ジェイリースFC vs 福井ユナイテッドFC 2024.10.19 16:10 Sat5