26年W杯共催控える米国&メキシコがコパ・アメリカでGS敗退…世代交代の最中で2年後へ収穫とできるか

2024.07.03 17:35 Wed
クリスチャン・プリシック、サンティアゴ・ヒメネス
Getty Images
クリスチャン・プリシック、サンティアゴ・ヒメネス
アメリカ代表メキシコ代表の行く末やいかに。

現在開催中のコパ・アメリカ2024。

アメリカ開催となった今大会には、北中米カリブ海地域からアメリカ代表、メキシコ代表、コスタリカ代表、カナダ代表、ジャマイカ代表、パナマ代表が参戦している。
日本時間3日午前までにグループステージの全日程が消化され、前述の6カ国から準々決勝進出を決めたのは、カナダとパナマ。国際舞台における過去の実績から、必ずしも下馬評が低くなかったアメリカとメキシコはGS敗退だ。

スペイン『Relevo』は、「アメリカとメキシコ、両国とも世代交代の最中」と論評する。
アメリカはクリスチャン・プリシック(ミラン)、タイラー・アダムス(ボーンマス)、ウェストン・マッケニー(ユベントス)、フォラリン・バログン(モナコ)など、中心選手の大半が98〜01年生まれで、26選手の平均年齢は25.2歳。

近年欧州の最前線で活躍する選手が減りつつあるメキシコは、サンティアゴ・ヒメネス(フェイエノールト)、エドソン・アルバレス(ウェストハム)を軸に、26選手の平均年齢が25.7歳。

また、メキシコを率いるハイメ・ロサーノ監督(44)は昨年就任し、監督業としての主要大会は今回が初めてだった。

アメリカはGS第2節で同地域のパナマに敗れたことが痛手となって敗退。メキシコはGS3試合で1ゴールにとどまり敗退…新時代のエースとなるべきヒメネスはまるで活躍できなかった。

世代交代の最中と言えばそれまでだが、ともに2026年W杯の共催(カナダを含む)を控え、今大会は失敗ということに。どちらも今大会の敗退を受けての監督解任はないようで、継続路線で2026年へ進んでいくとのことだ。

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ティム・ハワード氏が米国代表のポチェッティーノ新監督にクギ…ペップを引き合いに「現実的なサッカーをせよ」

元アメリカ代表GKのティム・ハワード氏が、同代表のマウリシオ・ポチェッティーノ新監督にクギを刺す。 現役時代にイングランド・プレミアリーグで通算399試合出場、米国代表通算121キャップを積み上げたハワード氏。現在はMLSのヒューストン・ダイナモでオーナーを務めている。 氏はこの度、アメリカ発信のポッドキャスト番組『It’s Called Soccer』に出演し、自国開催の2026年W杯を控える米国代表に言及。 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督を引き合いに、米国代表のポチェッティーノ新監督に対し「無理に自分のサッカーを押し付けるな」とクギを刺す形となった。 「私が現役だった頃の米国代表は、最強だったとは言わないが、タフに戦って格上に勝つ試合もあった。タフな選手たちが揃っていた」 「これが最も重要であり、ポゼッションゲームをやれば勝てるというわけではない」 「ペップ・グアルディオラがあらゆる観点からサッカーを台無しにした。誰もが見惚れるサッカーを展開し、多くの者に無理な夢を見させたが、あのサッカーができるのはせいぜい世界に3チームだ。ポチェッティーノが現実を捉えていることを願う」 2024.09.26 20:40 Thu

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