3試合ぶり白星の今治は次節勝利でJ2初昇格決定!混戦のPO争いでは八戸が躓きドロー、岩手はJFL降格決定【明治安田J3第35節】

2024.11.03 17:34 Sun
3日、明治安田J3リーグ第35節の3試合が各地で行われた。
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前節は4失点の大敗を喫し、J2自動昇格へ足踏みとなった2位FC今治(勝ち点61)。混戦模様のJ2昇格プレーオフ進出を争う13位FC琉球(勝ち点13)をホームに迎えると、先に試合を動かしたのは琉球。一気に右サイド深い位置まで侵入すると、折り返しを岡澤昂星が押し込んだ。1点ビハインドのまま終盤に突入した今治だが、80分、81分の立て続けのゴール。ショートカウンターから三門雄大のGKの股を抜くシュートで追いつくと、左クロスに梅木怜がファーで合わせて逆転。そのまま勝利した今治は、次節勝利すればJ2昇格が確定する状況となった。
こちらも昇格PO進出を狙う10位ヴァンラーレ八戸(勝ち点47)は、16位カマタマーレ讃岐(勝ち点39)とのホームゲーム。八戸は29分、最終ライン裏への浮き球のパスを佐々木快が流し込んで先制。後半立ち上がりには持ち上がった前澤甲気が追加点を奪う。

しかし、讃岐も55分に右CKから岩岸宗志が頭で決めて反撃。終盤には川西翔太が折り返しをヘディングで押し込み、試合を振り出しに戻す。
追いつかれた八戸だったが、後半アディショナルタイムに上形洋介が左サイドからのロングスローを流し込んで再びリード。それでも試合は終わらず、試合終了直前にはゴール前の混戦から讃岐がPKを獲得。岩岸宗志が決めて試合終了し、結果は3-3の打ち合いに終わった。

日本フットボールリーグ(JFL)降格の瀬戸際に立っている最下位いわてグルージャ盛岡(勝ち点21)は、12位ツエーゲン金沢(勝ち点46)とアウェイゲーム。岩手は前半アディショナルタイム、河辺駿太郎が右ポストに当てながら先制点を決め、1点リードで折り返す。

しかし後半序盤、長峰祐斗の直接FKがディフレクトして決まり、金沢が同点に。その後はどちらも譲らず1-1のまま試合が終了し、残り3試合で19位Y.S.C.C.横浜との逆転が不可能となった岩手は、JFL自動降格圏の最下位フィニッシュが確定している。

◆明治安田J3第35節
▽11月3日(日)
ヴァンラーレ八戸 3-3 カマタマーレ讃岐
FC今治 2-1 FC琉球
ツエーゲン金沢 1-1 いわてグルージャ盛岡

▽11月2日(土)
大宮アルディージャ 5-4 ガイナーレ鳥取
SC相模原 2-2 カターレ富山
ギラヴァンツ北九州 1-1 アスルクラロ沼津
FC岐阜 2-0 FC大阪
松本山雅FC 1-0 テゲバジャーロ宮崎
奈良クラブ 1-1 福島ユナイテッドFC
Y.S.C.C.横浜 1-1 AC長野パルセイロ

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今治が大宮に続くJ2自動昇格! 3位富山&4位沼津が白星逃しPO圏争いの大混戦続く、18位奈良は残留へ大きな14試合ぶり白星【明治安田J3第36節】

10日、明治安田J3リーグ第36節の7試合が各地で行われた。 勝てばJ2初昇格が決まる2位FC今治(勝ち点64)は、13位ガイナーレ鳥取(勝ち点47)と運命のアウェイゲーム。今治は7分、加藤潤也が獲得したPKをマルクス・ヴィニシウスが決めて先制。その後も主導権を握るが追加点はなく試合を折り返す。 66分にはヴィニシウスが圧巻のミドルを決め、70分には加藤が流し込んで決定的な3点目。終盤にヴィニシウスがハットトリックを達成すると、後半アディショナルタイムには梅木怜がダメ押しし、2試合を残しての2位フィニッシュが確定。2020年のJ3参戦から5シーズン目でのJ2昇格を決めた。 大混戦のJ2昇格プレーオフ圏争いをリードする3位カターレ富山(勝ち点57)は、10位FC岐阜(勝ち点48)とのホームゲーム。富山は10分、神山京右が左CKからヘディングで先制ゴール。しかし27分、岐阜がFKから甲斐健太郎が同点弾を決めると、36分にはまたもFKから遠藤元一のゴールが決まる。 逆転を許した富山だったが、執念を見せたのは後半アディショナルタイム。左クロスから吉平翼が押し込み、土壇場で同点に。逆転でのJ2自動昇格は叶わなかったが、3位フィニッシュに向けた貴重な勝ち点「1」を掴んでいる。 富山を追う4位アスルクラロ沼津(勝ち点52)は、16位テゲバジャーロ宮崎(勝ち点40)をホームに迎えた一戦。先手を取ったのは4分の宮崎。ワンツーでゴールに迫った武颯が冷静にGKをかわすシュートでネットを揺らす。 沼津は追いつけないまま終盤を迎えるも、90分に齋藤学がカットインシュートで同点弾。しかし、後半アディショナルタイムに吉澤柊のゴールが決まり、宮崎が再び勝ち越し。痛恨の敗戦で7位に後退した。 昇格PO圏一歩手前の7位福島ユナイテッドFC(勝ち点50)は、まだPOに手が届く12位ツエーゲン金沢(勝ち点47)と対戦。樋口寛規の序盤のゴールで先制するも、69分には金沢の西谷和希が同点ボレーを決める。 追いつかれた福島だったが、後半アディショナルタイムに清水一雅がポストに当てながら決勝点。勝ち点「3」をもぎ取った福島がPO圏内の6位に浮上した。 その他、9位ギラヴァンツ北九州(勝ち点49)が15位カマタマーレ讃岐(勝ち点40)相手に逃げ切り、8位に上昇。残留を争う18位奈良クラブ(勝ち点33)は8位SC相模原(勝ち点50)に2-1の勝利を収め、残留に前進の14試合ぶり白星。すでにJ3優勝を決めている首位大宮アルディージャ(勝ち点83)は14位FC琉球(勝ち点46)との一戦をドローで終えている。 ◆明治安田J3第36節 ▽11/10(日) ガイナーレ鳥取 0-5 FC今治 ツエーゲン金沢 1-2 福島ユナイテッドFC SC相模原 1-2 奈良クラブ カマタマーレ讃岐 1-2 ギラヴァンツ北九州 アスルクラロ沼津 1-2 テゲバジャーロ宮崎 カターレ富山 2-2 FC岐阜 FC琉球 1-1 大宮アルディージャ ▽11/9(土) FC大阪 5-0 Y.S.C.C.横浜 いわてグルージャ盛岡 1-6 松本山雅FC AC長野パルセイロ 0-1 ヴァンラーレ八戸 2024.11.10 19:36 Sun
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今治がMF近藤高虎ら4選手と契約更新「来シーズンこそはJ2昇格し共に喜びましょう」

FC今治は20日、DF白井達也(26)、DF野口航(27)、MF近藤高虎(26)、MF佐藤璃樹(20)との契約更新を発表した。 神奈川県出身の白井は横浜F・マリノスのアカデミー出身であり、市立船橋高校、神奈川大学を経て、2020シーズンにSC相模原でプロデビュー。今季から今治に加入すると、明治安田生命J3リーグで10試合に出場した。 野口は大分トリニータのU-15出身であり、2018年にギラヴァンツ北九州へ入団。昨シーズンから今治入りを果たしたが、今シーズンは5月に前十字じん帯損傷の大ケガを負った影響で、リーグ戦2試合の出場にとどまった。 近藤は地元今治市の出身。2020年に今治へ入団すると、着実に出場機会を増やし昨季は自己最多となる28試合に出場。今季はさらに出場機会を伸ばし、公式戦38試合に出場して4ゴールを記録した。 佐藤は昨シーズンに神村学園高校から今治入り。昨年9月に右ヒザ外側半月板を損傷したこともありリーグ戦1試合の出場にとどまると、今シーズンは出場機会がなかった。 来シーズンも今治でプレーすることが決まった4名の選手は、クラブを通じてコメントしている。 ◆白井達也 「来シーズンもFC今治でプレーできることを嬉しく思います。今シーズンはファン、サポーターの皆さんに最高の瞬間を届けられず申し訳ありません。個人としても悔しい思いが強いシーズンとなりました。来シーズン必ず目標を達成して皆さんと喜べるよう、全身全霊戦います。来シーズンも応援よろしくお願いします!」 ◆野口航 「来シーズンもFC今治でプレーさせて頂く事になりました。今シーズンは長期離脱の怪我をしてしまい、リハビリで過ごす時間が多かったですが、このリハビリ期間で沢山の事を得て、感じる事ができ、とても有意義な時間を送る事が出来ました!来シーズンはピッチ上で成長し、逞しくなった姿を皆さんにお見せ出来るように頑張ります!」 ◆近藤高虎 「来シーズンもFC今治でプレーする事になりました。皆さんとまた共に戦える事は凄く嬉しいですし、幸せを感じています。来シーズンこそはJ2昇格し共に喜びましょう」 ◆佐藤璃樹 「来季もFC今治の一員としてプレーさせてもらうことになりました。今までの2年間、個人として試合に絡めず、すごく悔しくて不甲斐ない2年間でした。来シーズンは個人としてもチームとしても勝負の1年だと思っています。個人としては試合に出て昇格のためにチームに貢献します。そして、里山スタジアムでたくさんの方々と喜びを分かち合えるように頑張ります。応援よろしくお願いします」 2023.12.20 11:25 Wed

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