【J1注目プレビュー|第21節:湘南vs京都】共に敗北は許されない…残留争いライバル同士の“シックスポインター”
2024.06.30 14:10 Sun
【明治安田J1リーグ第21節】
2024年6月30日(日)
19:00キックオフ
湘南ベルマーレ(18位/16pt) vs 京都サンガF.C.(19位/15pt)
[レモンガススタジアム平塚]
◆敗北は許されない一戦【湘南ベルマーレ】
3チームが自動降格となる今シーズン。熾烈な残留争いが予想される中、真っ只中の降格圏18位にいる湘南。後半戦初戦は川崎フロンターレ相手に、1-1のドロースタートとなった。
先制された中でなんとか追い付いてのドローは勝ちある勝ち点「1」。少し離されつつある中で、現状は4チームに絞られている状況で、貴重な勝ち点「1」となる。
これまでは入れ替え戦などの枠に救われてきたこともあったが、今季は救済は全くなし。3チームが問答無用でJ2行きとなるだけに、早く勝ち点を積み上げなければいけない。
★予想スタメン[3-3-2-2]
GK:ソン・ボムグン
DF:舘幸希、大野和成、鈴木淳之介
MF:鈴木雄斗、田中聡、畑大雅
MF:池田昌生、山田直輝
FW:福田翔生、ルキアン
監督:山口智
◆敗北は許されない一戦【京都サンガF.C.】
前節はホームに柏レイソルを迎えて2-2のドロー。負けはしなかったが、勝ち切ることができなかったという試合だ。
5連敗を抜け出し、なんとか勝ち点を拾い始めている中で、相手は下位に沈むチームだったが、わずかに1勝。互いに必死に勝ち点を奪いに行く中で、差をつけられないことが今の実力ということだ。
そんな中で今節も残留争いのライバルである湘南との対戦。第2節で対戦し敗れた相手だけに、リベンジを果たし、相手を上回っていきたい。
前節も最後の最後に追いつかれるという不安要素を残したドロー。守備面の脆弱さはシーズン当初から続いており、この位置にいる要因の1つ。耐え切れない守備を前に、攻撃陣が奮起できるのか。それとも燻る攻撃陣を支えるために守備陣が奮起するのか。古巣対決となる曺貴裁監督がどんな準備をするかにも注目だ。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:ク・ソンユン
DF:福田心之助、アピアタウィア久、鈴木義宜、佐藤響
MF:平戸太貴、川﨑颯太、松田天馬
FW:豊川雄太、一美和成、原大智
監督:曺貴裁
2024年6月30日(日)
19:00キックオフ
湘南ベルマーレ(18位/16pt) vs 京都サンガF.C.(19位/15pt)
[レモンガススタジアム平塚]
◆敗北は許されない一戦【湘南ベルマーレ】
3チームが自動降格となる今シーズン。熾烈な残留争いが予想される中、真っ只中の降格圏18位にいる湘南。後半戦初戦は川崎フロンターレ相手に、1-1のドロースタートとなった。
これまでは入れ替え戦などの枠に救われてきたこともあったが、今季は救済は全くなし。3チームが問答無用でJ2行きとなるだけに、早く勝ち点を積み上げなければいけない。
このところの試合は内容は光が見えているものの、勝利には繋がっていない。前節もチャンスを作りながら相手GKの好守にも阻まれた。いかに精度高くゴールを奪うか。残留争う死闘で負けなど許されない。
★予想スタメン[3-3-2-2]
GK:ソン・ボムグン
DF:舘幸希、大野和成、鈴木淳之介
MF:鈴木雄斗、田中聡、畑大雅
MF:池田昌生、山田直輝
FW:福田翔生、ルキアン
監督:山口智
◆敗北は許されない一戦【京都サンガF.C.】
前節はホームに柏レイソルを迎えて2-2のドロー。負けはしなかったが、勝ち切ることができなかったという試合だ。
5連敗を抜け出し、なんとか勝ち点を拾い始めている中で、相手は下位に沈むチームだったが、わずかに1勝。互いに必死に勝ち点を奪いに行く中で、差をつけられないことが今の実力ということだ。
そんな中で今節も残留争いのライバルである湘南との対戦。第2節で対戦し敗れた相手だけに、リベンジを果たし、相手を上回っていきたい。
前節も最後の最後に追いつかれるという不安要素を残したドロー。守備面の脆弱さはシーズン当初から続いており、この位置にいる要因の1つ。耐え切れない守備を前に、攻撃陣が奮起できるのか。それとも燻る攻撃陣を支えるために守備陣が奮起するのか。古巣対決となる曺貴裁監督がどんな準備をするかにも注目だ。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:ク・ソンユン
DF:福田心之助、アピアタウィア久、鈴木義宜、佐藤響
MF:平戸太貴、川﨑颯太、松田天馬
FW:豊川雄太、一美和成、原大智
監督:曺貴裁
山口智
ソン・ボムグン
舘幸希
大野和成
鈴木淳之介
鈴木雄斗
田中聡
畑大雅
池田昌生
山田直輝
福田翔生
ルキアン
ク・ソンユン
福田心之助
アピアタウィア久
鈴木義宜
佐藤響
平戸太貴
松田天馬
豊川雄太
一美和成
原大智
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10月のJ1優秀監督は絶好調の湘南・山口智監督! J2は連続逆転勝利の千葉・小林慶行、J3は4試合3勝の鳥取・林健太郎監督が受賞
Jリーグは12日、10月度の「明治安田Jリーグ 月間優秀監督賞」を発表した。 10月度はJ1が湘南ベルマーレの山口智監督、J2がジェフユナイテッド千葉の小林慶行監督、J3がガイナーレ鳥取の林健太郎監督に決定。山口監督は今季2度目、小林監督は今季初受賞、林監督は監督として初受賞となる。 山口監督率いる湘南は10月の2試合2勝。特にJ1リーグ第34節のサンフレッチェ広島戦では、優勝争い真っ只中の相手から白星を掴み取っており、残留に向けても大きな1カ月となった。 選考委員会の総評と山口監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「選手入れ替えが激しい中、指導者として継続していることの信念が結果に表れている」 JFA技術委員 「残留できるかどうかの局面で、限られた予算の中でも勝負強さを発揮。監督としての実力が如実に表れた」 槙野智章委員 「マネジメント力、チームを束ねるコーチングなど、シーズン通して見習うべき部分が多い。どの選手を起用しても同じ表現をさせるマネジメント力がさすがだと思う」 北條聡委員 「2戦2勝の好成績に加え、内容も充実。好例は広島の無敗を止めた逆転勝利。素早い決断による交代策で流れを呼び込んだ采配は見事だった」 丸山桂里奈特任委員 「今月唯一の無敗、残留争いから大きく抜け出した。首位の広島戦では、圧倒された前半から、後半は主導権を握り、投入した選手の活躍もあって逆転勝ち。素晴らしい試合運びと采配で、監督の手腕が光った」 ◆山口智監督(湘南ベルマーレ) 「明治安田J1リーグ10月度の「月間優秀監督賞」に選んでいただきありがとうございます。非常に嬉しく、誇りに思います。選手はもちろん、チーム全員での日々の積み重ねがあってこその賞なので、みんなで喜びを分かち合いたいと思います。また、いつも支えていただいている湘南に関わる全ての方々にも感謝いたします。これからも『Step by Step』で続けていきたいと思います。」 小林監督率いる千葉は10月の3試合で全勝。そのうち2試合は逆転勝利であり、チームを勢いに乗らせる結果となった。 選考委員会の総評と小林監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「結果としてしっかりと数字が出ており、良いサッカーをしている」 JFA技術委員 「10月の結果を見れば際立っている」 佐藤寿人委員 「局面を変えなくてはいけない場面での交代カードの使い方が変化として表れている。ボランチの起用についても非常に難しい選択になっているが、面白い采配。ぎりぎりの状況で勝ち続けて勢いを与えるベンチワークが素晴らしい」 寺嶋朋也委員 「昨年に引き続き、魅力的なチームを作り上げている。ボール保持のスタイルを根付かせるだけでなく、選手たちを走り切らせる手腕も素晴らしい。サポーターも巻き込んで一体感を醸成し、2試合連続の逆転勝利も見事」 丸山桂里奈特任委員 「終盤に連勝してプレーオフ圏内へ。逆転勝ちの試合が続いていて、1点差ゲームを勝ち切る感じがチームが乗っていることを物語っている」 植松隼人特任委員 「月間だけ見れば3連勝、チームとして5連勝。追いつかれても勝ち切る力を評価」 ◆小林慶行監督(ジェフユナイテッド千葉) 「この度は、2024明治安田Jリーグ10月度のJ2月間優秀監督賞に選出して頂きありがとうございます。チームとして不運な怪我が続いてしまっている今シーズンこのタイミングで勝利を重ねることが出来たのは、自分たちの目指すスタイルを信じてハードワークし続けてくれている選手たちとそれをサポートしてくれるスタッフ陣の質の高さのおかげです」 「そして2試合連続で逆転勝ちすることが出来たのは、最高のサポーターたちの“苦しい時ほど俺たちがチームを勝たせるんだ“というとんでもない熱量のおかげでした。全ての方々に感謝します。そしてジェフユナイテッド市原・千葉に関わる全ての人を代表してこの賞を受け取らせて頂きます。ありがとうございました」 林監督率いる鳥取は10月の4試合で3勝1分け。そのうち3試合で複数得点と攻撃力あるサッカーを披露しており、プレーオフ圏内を目指せる状況にまでチームを押し上げた。 選考委員会の総評と林監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「ショートパスを崩さないスタイルだったが、最近縦に長いボールを入れるスタイルも取り入れていて、それが結果に繋がっている」 平畠啓史委員 「10月、3勝1分。ボールも持てるが速い攻撃もある。外も使えば中も使う。パスの長短の使い分けも見事。スタメンの選手はもちろん、途中投入された選手も活躍。攻守に充実の内容だった」 橋本英郎委員 「これまではやりたいことをやって勝ち点を落としていたこともあったが、苦しい試合を巻き返したり同点にしたりなど、勝負強さがあり良い」 丸山桂里奈特任委員 「シーズン終盤の今月を無敗で終え、プレーオフ圏内を目指せる状況にまでにぐっと順位を上げたのは素晴らしい」 ◆林健太郎監督(ガイナーレ鳥取) 「本賞をいただき、大変うれしく思っています。受賞に至ったのは、日々の選手の努力があってこそだと思っています。また、それを支えるクラブスタッフ、コーチングスタッフのおかげだと思います。何よりもサポーターの皆様の熱い声援があって背中を押していただきこのような結果が出ており、感謝に堪えません」 「これを続けながら、よりチーム力を上げて、サポーターの皆様と勝利を分かち合えるよう日々努力してまいります。まことにありがとうございました」 2024.11.12 17:15 Tue3
7月の月間優秀監督賞、J1は7月全勝の湘南・山口智監督!J2は徳島・増田功作監督、J3は今治・服部年宏監督が受賞
Jリーグは13日、7月度の明治安田Jリーグ月間優秀監督賞を発表した。 7月度は明治安田J1リーグが湘南ベルマーレの山口智監督、明治安田J2リーグが徳島ヴォルティスの増田功作監督、明治安田J3リーグがFC今治の服部年宏監督の受賞となった。山口監督は通算3度目、服部監督は通算2度目、増田監督は初受賞となる。 山口監督率いる湘南は、7月に行われたJ1リーグ3試合全勝。ジュビロ磐田戦では大量5得点を奪う大勝を飾っており、チームは現在降格圏から抜け出すなど好調を維持している。 選考委員会の総評と山口監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「ぶれずに落ち着いてベンチワークしている。動じず自分のサッカーをやり続け、選手も動じず湘南スタイルを築いている」 槙野智章委員 「順位が高くなかったチームをここまで上げた手腕は素晴らしい。メンバー選考もチームマネジメントも、内容も結果も素晴らしかった。選手が見て安心できる監督」 北條聡委員 「破竹の3連勝は見事。3バックの両脇に鈴木淳之介と髙橋直也を据える采配が的中。ビルドアップを向上させ、攻守のレベルを大きく引き上げた」 丸山桂里奈特任委員 「開幕から失点が多かったチームを改善し、FW含めた守備がハマり始め今月3連勝。アウェイで乗り込んだ古巣のガンバ戦も、試合を通して強度高く勝ちきった」 ◆山口智監督(湘南ベルマーレ) 「この度は、このような素晴らしい賞に選んでいただきありがとうございます。この賞は、選手はもちろん、コーチング、メディカル、サポートスタッフ、クラブの日々の積み重ねの成果が成績として表すことができ、それを評価してもらえた賞だと思うので“月間優秀チーム賞”としてみんなで喜びたいと思います」 「また、どんな時も支えていただいているファン、サポーターの皆さまにも感謝をお伝えしたいですし、これからも一緒に戦ってもらいたいです。この賞を励みにこれからもチーム全員で地道に日々向き合っていきたいと思います」 増田監督率いる徳島は、7月のJ2リーグ2試合で勝利。4月には最下位になるなど苦しんでいたチームは息を吹き返し、現在はリーグ中位にまで順位を上げている。 選考委員会の総評と増田監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「苦しい時期を乗り越え、チームをよく立て直した。今後に期待したい」 寺嶋朋也委員 「4月に最下位だったチームの指揮を引き継いで見事に立て直して中位へ上昇。7月は2連勝で文句なし。攻守のハードワークを取り戻しただけでなく、選手の立ち位置を整理し、縦パスを差し込むタイミングも洗練されてきた。上位との対戦が続く8月の奮闘に期待」 丸山 桂里奈特任委員 「2試合5得点でシュートまで行くシーンも多かった。特に甲府戦では交代選手で流れを変えて逆転。柿谷選手を中心とした良い攻撃パターンができている」 植松隼人特任委員 「過去4試合負けなしが続いており、7月の2試合を勝利していることは大きな自信に繋がっている。補強した選手も出てきたことで前線にパワーを感じられるようになった」 ◆増田功作監督(徳島ヴォルティス) 「選考委員の皆さま、この度は徳島ヴォルティスを選んでいただき、大変光栄に思います。序盤、苦しい時期もありましたが、選手、スタッフ、クラブが目の前の勝利のためにハードワークして諦めずに戦い続けてきたことが、少しずつ結果に結びついてきていると感じます」 「8月からも厳しい戦いが続きますが、クラブ、サポーター、選手、スタッフが勝利に向けて全力で戦っていきたいと思います。シーズン終了後に笑顔で終われるよう、更に強くなっていきたいと思います」 服部監督率いる今治は、7月のリーグ戦4試合で全勝。全試合で複数得点を記録するなど攻撃力の高さを示し、J3リーグで2位と好位置につけている。 選考委員会の総評と服部監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「チームスタイルに変化を加え、安定して勝点を積み上げた点を評価。また、若い選手をうまく使いながら戦っている点も素晴らしい」 平畠啓史委員 「7月4連勝、6月最後のゲームを含めれば5連勝。7月すべての試合で複数得点。守備も安定し、順位も2位。チームを上昇気流に乗せた」 橋本英郎委員 「ポゼッションを目指すチームから守備の固い、堅守速攻型に変化を加えて勝負強さが出てきた」 丸山桂里奈特任委員 「今月負けなしの上、全試合で複数ゴール。いろんな選手がゴールをしていて、攻撃に多くの選手が絡んでいるので好調の維持が期待できる」 ◆服部年宏監督(FC今治) 「ありがとうございます。と言っても僕自身の力は微々たるもので、選手がピッチの中でやってくれた結果だと思います。常に支えてくれているコーチングスタッフとメディカルスタッフ、マネージャー、ホーム戦でしっかりと準備してくれるバックスタッフ、そしていつも熱い声援を送ってくれるサポーターの方々のおかげだと思っています。本当にありがとうございます」 「7月の試合は全てが理想通りというわけでありませんでしたが、チームが一丸となって勝ちたい気持ちが出た試合や、自信を持ちながら戦える試合が増えてきました。成長した4試合だったと思います。この先、さらに厳しい戦いが続くと思います。自分たちができることを確認しながら、成長しながら戦っていきたいと思います」 2024.08.13 17:00 Tue4
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【明治安田J1リーグ第36節】 2024年11月9日(土) 14:00キックオフ 湘南ベルマーレ(12位/44pt) vs 北海道コンサドーレ札幌(19位/33pt) [レモンガススタジアム平塚] <h3>◆勝って残留に手をかけられるか【湘南ベルマーレ】</h3> 湘南が持っている終盤の勝負強さはどこからやってくるのか。伝統にもなりつつある終盤戦の強さは今シーズンも変わらず、現在4連勝。降格圏にいたチームは12位まで浮上した。 残り3試合でまだ残留が確定していない状況だが、いかに今シーズンの残留争いが厳しいものになっているかを示している。 今節勝利すれば大きく残留争いから抜け出すことになるが、敗れれば残り2試合でも安心はできない状況だ。ジュビロ磐田の消化が1試合少ないため、追いつかれる可能性はゼロではない。しっかりとホームで勝利したいところだ。 チームとしては守備の安定感に加えて、攻撃陣が多彩な動きを見せてしっかりと得点を重ねている。4連勝中は複数得点を続けていることは大きな成長。1桁順位を目指して残り3試合を走り抜きたい。 ★予想スタメン[3-3-2-2] GK:上福元直人 DF:大岩一貴、キム・ミンテ、鈴木淳之介 MF:鈴木雄斗、田中聡、畑大雅 MF:小野瀬康介、平岡大陽 FW:福田翔生、鈴木章斗 監督:山口智 <h3>◆J1残留へラストチャンス【北海道コンサドーレ札幌】</h3> 前半戦を終えた時点での状況を考えれば、よくここまで粘っていると言えるのかもしれない。奇跡の大逆転残留を目指してきた札幌は後半戦で多くの勝ち点を積み上げ、残り3節でも残留の可能性を残している。 残留ラインとの勝ち点差は「6」。今節を終えれば残り2試合と考えれば、首の皮一枚繋がっているという状況。今節勝てなければ、降格が決定する可能性も多いにある。 前節は連勝を目指した中でセレッソ大阪とドロー。先制しながらも追いつかれてしまった悔しい結果となったが、受けに回った戦い方はやはり改善の余地がある。しっかりと主導権を握り、アグレッシブさを保つことが重要となるだろう。 状態は悪くない。あとは崖っぷちに立っているプレッシャーに押し潰されないかどうか。リードを奪われたとしても、冷静に振る舞えるかがポイントとなりそうだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:菅野孝憲 DF:髙尾瑠、岡村大八、パク・ミンギュ MF:近藤友喜、大﨑玲央、菅大輝 MF:駒井善成、青木亮太 FW:鈴木武蔵、白井陽斗 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ 2024.11.09 09:30 Sat3
浦和でACLも制覇の大分MF梅崎司が20年のキャリアに幕、指導者の道へ 「チャレンジをしていきたい」
大分トリニータは11日、MF梅崎司(37)の2024シーズン限りでの現役引退を発表した。 梅崎は大分の育成育ちで、2005年にトップチームへ昇格してからフランスのグルノーブルで欧州挑戦。半年後の2007年6月に大分へ復帰すると、2008年には浦和レッズへ完全移籍した。 浦和には2017年まで10シーズン在籍。ヒザの大ケガもありながら、ウイングバックやシャドーとして結果を残し、通算262試合33得点を記録した。 2015年や2016年のステージ優勝にも貢献。ケガにより1試合の出場にとどまったが、2016年のYBCルヴァンカップ制覇も見届け、2017年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇を味わった。 2018年には湘南ベルマーレへ完全移籍し、初年度からクラブ初、自身2度目のルヴァンカップ制覇を達成。3年半在籍し、通算80試合13得点の成績を残した。 2021年7月には14年ぶりに古巣大分へ復帰。初年度からJ2降格も、2022シーズンはJ2で24試合3得点を記録。2023シーズンはキャプテンも務め、21試合1得点を記録した。 2024シーズンはJ2で6試合1得点にとどまり、2試合を残す2日に今シーズン限りでの退団を発表。最終節を終え、現役引退を発表した。 大分時代の2006年には、GK西川周作(現浦和レッズ)とともにクラブ初の日本代表入り。9月のイエメン戦で最初で最後の出場を果たした。 キャリア通算ではJ1で307試合36得点、J2で51試合5得点を記録。Jリーグカップで51試合13得点、天皇杯で30試合6得点を記録した。 引退を決意した梅崎はクラブを通じてコメント。今後のキャリアについても語っている。 「今シーズンをもってプロサッカー選手としての活動に1つの区切りをつけることにしました」 「僕のプロサッカー選手生活を振り返ると山あり谷ありの連続でした。大きな悲しみ、大きな苦しみを味わうことが多かったですが、それ以上に大きな歓び、大きな感動を沢山の方々と共に分かち合うことが出来ました」 「そしてケガとの戦いもありました。大ケガもあり、手術も6度経験。絶望するような状況もありましたが、その度に助けてくれる人が僕の周りには沢山いました。本当に人に恵まれていたと感じています。僕の事を僕以上に心配したり歓んでくれるファン、サポーターの皆さんの存在は僕にとって財産です。ケガや苦しみを乗り越え、皆さんと本気で歓びあった感動は僕にとって宝物です」 「また、大分トリニータ、浦和レッズ、湘南ベルマーレと素晴らしい仲間が出来、多くの素晴らしい経験をさせてもらいました。プロサッカー選手として、20年間、本気で挑み続け全力で駆け抜けてきました。その足跡が自分の中にしっかりあります。やり切れた選手生活だったと胸を張って言えます。ボロボロになるまで、どんな状況でも自分と向き合い、諦めずに挑み続けた自分を褒めてあげたいです」 「今後についてですが、今までもプレーする中で、自分を育てていただいたサッカー界に恩返しがしたいと思っており、その気持ちに従い、指導者というステージでチャレンジをしていきたいと考えています」 「最後になりますが、現役生活の最後に自分を育ててくれた大分トリニータに戻ってくる事ができ、本当に幸せでした。最高の選手生活でした。皆さんからいただいた大きな愛をお返しできるよう、本物の歓び、感動を伝えられる指導者になれるよう、挑んでいきます。20年間ありがとうございました!」 2024.11.11 17:56 Mon4
崖っぷちの19位札幌、湘南の連勝止めるも欲しかった勝ち点「3」奪えず…J2降格が近づく【明治安田J1第36節】
9日、明治安田J1リーグ第36節の湘南ベルマーレvs北海道コンサドーレ札幌がレモンガスタジアム平塚で行われ、1-1のドロー決着に。 勝てば破竹の5連勝…J1残留がほぼ確実な湘南と、いよいよ崖っぷち...引き分け以下ならまた一歩J2降格に近づくという19位札幌。 立ち上がりから積極的な姿勢を見せる札幌は23分、青木亮太がドリブルで持ち上がって右足を一閃。シュートはGK上福元直人に阻まれる。 35分にはCKの守備。湘南の大岩一貴がニアですらしたヘディングを枠へ飛ばすが、札幌は40歳GK菅野孝憲が掻き出して難を逃れる。 次第に湘南の圧力を受ける時間が長くなり、被シュートも多くなる札幌。凌いで迎えた42分、青木がボックス外から右足を振るが、枠外へ。 湘南は45+1分、右サイドから崩して福田翔生のシュートはポストを直撃。札幌はかろうじて難を逃れるが、ここに来て劣勢を強いられる。 すると、後半頭に湘南が先制。50分、田中聡がミドルを放つと、枠を外れていたが、札幌の大崎玲央にあたって軌道が枠内へ。GK菅野も反応しきれず、ネットに突き刺さった。 それでも、試合前にペトロヴィッチ監督が「勝ち点1では足りない」と話した札幌。58分、近藤友喜がドリブルを仕掛け、クロスを上げ、駒井善成が頭で合わせて同点とした。 喜ぶ間もなく、2点目が欲しい札幌は77分、鈴木武蔵がボックス手前でのカットインから右足を一閃。しかし、惜しくも枠右へ外れる。 続けて78分には、敵陣でのインターセプトからキム・ゴンヒ。ボックス左へ流れて振り向きざまに左足を振るが、枠へ飛ばせない。 90+1分、湘南のGK上福元がボックス外で処理を誤り、回収した浅野裕也がロングシュート。しかし、わずかに枠外へ外れてしまう。 その後も意地のアタッキングを繰り出す札幌。幾度となくシュートまではいくが、どうしてもネットは揺れない。 結局、1-1のドロー決着に。札幌のJ2リーグ降格がいよいよ現実味を帯びてきた。 湘南ベルマーレ 1-1 北海道コンサドーレ札幌 【湘南】 田中聡(後5) 【札幌】 駒井善成(後13) 2024.11.09 16:03 Sat5