アジア杯準々決勝注目の大一番・オーストラリアvs韓国…豪メディアは対戦相手の回復状況に関心
2024.02.01 14:25 Thu
オーストラリア国内は韓国代表撃破に向けた機運が高まっている。
2大会ぶり2度目のアジアカップ制覇を目指すオーストラリア代表。グループステージを順当に首位突破したなか、ラウンド16でも格下・インドネシア代表に4-0と完勝し、ベスト8(準々決勝)進出を手繰り寄せている。
次なる相手は、ラウンド16で120分間+PK戦という死闘の末にサウジアラビア代表を撃破した韓国代表。オーストラリア代表にとっては、初優勝を飾った自国開催の2015年大会決勝戦で激突(※1)した相手である。
(※1)オーストラリア代表が2-1で韓国代表に勝利。45分にマッシモ・ルオンゴが先制点、90+1分ソン・フンミンに同点弾を決められるも、延長前半15分にジェームス・トロイージが決勝点。自国開催で初優勝を成し遂げた
オーストラリア『news.com.au』は、韓国代表戦について「これまでの4試合とは比べ物にならないほど厳しい試練となる」としたうえで、敵将ユルゲン・クリンスマン監督のサウジ戦後のコメントを紹介する。
“体力”
そう、オーストラリア代表がラウンド16の全8試合でいの一番にインドネシア代表戦(28日)を戦い、ある程度余力を残して勝利したのに対し、韓国代表はその2日後、PK戦までもつれ込んだサウジアラビア代表戦(30日)をこなしている。
両者の激突は2日。オーストラリア代表の中4日に対し、韓国代表は中2日…どちらが十分に休息をとれた状態で臨めるかは一目瞭然と言える。
とはいえ、今大会ここまで熱量の高いゲームをこなしてきたのは韓国代表のほう。苦戦に苦戦を強いられたグループステージに続き、死に物狂いで後半アディショナルタイムに同点として勝ち切ったサウジ戦の自信もあるはずだ。今大会のオーストラリア代表は「ビハインド」の状態=追いかける展開を1分たりとも経験していない。
両者の前回対戦は2019年6月。この時は国際親善試合として釜山で相見え、ホームの韓国代表が1-0で勝利している。
[日本代表vsイラン代表]の前日に行われる準々決勝注目の大一番、[オーストラリア代表vs韓国代表]は日本時間2日24時30分キックオフとなっている。ベスト4へ駒を進めるのは、どちらだ。
2大会ぶり2度目のアジアカップ制覇を目指すオーストラリア代表。グループステージを順当に首位突破したなか、ラウンド16でも格下・インドネシア代表に4-0と完勝し、ベスト8(準々決勝)進出を手繰り寄せている。
次なる相手は、ラウンド16で120分間+PK戦という死闘の末にサウジアラビア代表を撃破した韓国代表。オーストラリア代表にとっては、初優勝を飾った自国開催の2015年大会決勝戦で激突(※1)した相手である。
オーストラリア『news.com.au』は、韓国代表戦について「これまでの4試合とは比べ物にならないほど厳しい試練となる」としたうえで、敵将ユルゲン・クリンスマン監督のサウジ戦後のコメントを紹介する。
「どうしてもPK戦の前に勝ち切りたかった。PK戦はなんだって起こり得るものだからね。それでも我々は十分に体力を回復できると信じている。このチームには良いスピリットがある。オーストラリアとの対戦を楽しみにしているよ」
“体力”
そう、オーストラリア代表がラウンド16の全8試合でいの一番にインドネシア代表戦(28日)を戦い、ある程度余力を残して勝利したのに対し、韓国代表はその2日後、PK戦までもつれ込んだサウジアラビア代表戦(30日)をこなしている。
両者の激突は2日。オーストラリア代表の中4日に対し、韓国代表は中2日…どちらが十分に休息をとれた状態で臨めるかは一目瞭然と言える。
とはいえ、今大会ここまで熱量の高いゲームをこなしてきたのは韓国代表のほう。苦戦に苦戦を強いられたグループステージに続き、死に物狂いで後半アディショナルタイムに同点として勝ち切ったサウジ戦の自信もあるはずだ。今大会のオーストラリア代表は「ビハインド」の状態=追いかける展開を1分たりとも経験していない。
両者の前回対戦は2019年6月。この時は国際親善試合として釜山で相見え、ホームの韓国代表が1-0で勝利している。
[日本代表vsイラン代表]の前日に行われる準々決勝注目の大一番、[オーストラリア代表vs韓国代表]は日本時間2日24時30分キックオフとなっている。ベスト4へ駒を進めるのは、どちらだ。
マッシモ・ルオンゴの関連記事
オーストラリアの関連記事
アジアカップの関連記事
記事をさがす
|
マッシモ・ルオンゴの人気記事ランキング
1
日本代表と対戦する新生・オーストラリア代表が発表! デュークとデンも招集、プレミアでプレーする中盤の要・ルオンゴが1年ぶり復帰 【2026年W杯アジア最終予選】
フットボール・オーストラリア(FFA/オーストラリアサッカー連盟)は4日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨むオーストラリア代表メンバーを発表した。 9月の2試合では、1分け1敗と結果がでず、グラハム・アーノルド監督を解任。新たにトニー・ポポヴィッチ監督が就任し新体制で臨むこととなる。 6大会連続7度目のW杯出場を目指すオーストラリア。新体制で臨む10月の戦いは、ホームで中国代表と、アウェイで日本代表と対戦する。 就任したばかりのポポヴィッチ監督は、2023年で代表引退を発表したMFマッシモ・ルオンゴ(イプスウィッチ・タウン)を復帰させることに。また、FWニシャン・ヴェルピレイ(メルボルン・ビクトリー)が初招集されている。 また、MFアルディン・フルスティッチ(サレルニターナ)、FWダニエル・アルザニ(メルボルン・ビクトリー)が復帰。Jリーグからは、FWミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア)、DFトーマス・デン(アルビレックス新潟)が招集されている。 その他、GKマシュー・ライアン(ローマ)、DFハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド)、FWネストリ・イランクンダ(バイエルン)などが選出されている。 オーストラリアは10日にホームで中国と、15日にアウェイで日本と対戦する。 今回発表されたオーストラリア代表メンバーは以下の通り。 ◆オーストラリア代表メンバー26名 GK ジョー・ガウチ(アストン・ビラ/イングランド) ポール・イッツォ(ラナースFC/デンマーク) マシュー・ライアン(ローマ/イタリア) DF アジズ・ベヒッチ(メルボルン・シティ) ジョーダン・ボス(ウェステルロー/ベルギー) キャメロン・バージェス(イプスウィッチ・タウン/イングランド) トーマス・デン(アルビレックス新潟/日本) ジェイソン・ゲリア(メルボルン・ビクトリー) ルイス・ミラー(ハイバーニアン/スコットランド) キー・ロールズ(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド) ハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド/イングランド) ジャンニ・ステンスネス(バイキングFK/ノルウェー) MF キアヌ・バッカス(マンスフィールド・タウン/イングランド) クレイグ・グッドウィン(アル・ワフダ/サウジアラビア) アルディン・フルスティッチ(サレルニターナ/イタリア) ジャクソン・アーバイン(ザンクト・パウリ/ドイツ) マッシモ・ルオンゴ(イプスウィッチ・タウン/イングランド) ライリー・マッグリー(ミドルズブラ/イングランド) コナー・メトカーフ(ザンクト・パウリ/ドイツ) エイデン・オニール(スタンダール・リエージュ/ベルギー) FW ダニエル・アルザニ(メルボルン・ビクトリー) ミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア/日本) ネストリ・イランクンダ(バイエルン/ドイツ) サミュエル・シルヴェラ(ポーツマス/イングランド) アポストロス・スタマテロプーロス(マザーウェル/スコットランド) ニシャン・ヴェルピレイ(メルボルン・ビクトリー) 2024.10.04 12:15 Fri2
日本代表戦に向けて来日したオーストラリア代表26名が発表! デューク、デンのJリーグ組ら【2026年W杯アジア最終予選】
日本サッカー協会(JFA)は13日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表戦のために来日したオーストラリア代表メンバーを発表した。 9月の2試合では、1分け1敗と結果がでず、グラハム・アーノルド監督を解任。新たにトニー・ポポヴィッチ監督が就任し新体制で臨むオーストラリア。10日に行われた第3節ではホームに中国代表を迎えて3-1で勝利を収めた。 来日メンバーは中国戦と変更はなし。当初招集されていたMFマッシモ・ルオンゴ(イプスウィッチ・タウン)、MFコナー・メトカーフ(ザンクト・パウリ)に代わって招集されていたMFパトリック・ヤズベック(ナッシュビルSC)、MFルーク・ブラッタン(マッカーサーFC)も継続して招集されている。 JリーグでプレーするFWミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア)、DFトーマス・デン(アルビレックス新潟)もメンバー入り。そのほか、MFアルディン・フルスティッチ(サレルニターナ)、FWダニエル・アルザニ(メルボルン・ビクトリー)、GKマシュー・ライアン(ローマ)、DFハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド)、FWネストリ・イランクンダ(バイエルン)などがメンバー入りしている。 オーストラリアは現在勝点4で2位に浮上。サウジアラビア代表に続いて日本の前に立ちはだかることになるが、どういった結末になるだろうか。来日したオーストラリア代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆オーストラリア代表メンバー26名</h3> GK ジョー・ガウチ(アストン・ビラ/イングランド) ポール・イッツォ(ラナースFC/デンマーク) マシュー・ライアン(ローマ/イタリア) DF アジズ・ベヒッチ(メルボルン・シティ) ジョーダン・ボス(ウェステルロー/ベルギー) キャメロン・バージェス(イプスウィッチ・タウン/イングランド) トーマス・デン(アルビレックス新潟/日本) ジェイソン・ゲリア(メルボルン・ビクトリー) ルイス・ミラー(ハイバーニアン/スコットランド) キー・ロールズ(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド) ハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド/イングランド) ジャンニ・ステンスネス(バイキングFK/ノルウェー) MF キアヌ・バッカス(マンスフィールド・タウン/イングランド) クレイグ・グッドウィン(アル・ワフダ/サウジアラビア) アルディン・フルスティッチ(サレルニターナ/イタリア) ジャクソン・アーバイン(ザンクト・パウリ/ドイツ) ライリー・マッグリー(ミドルズブラ/イングランド) エイデン・オニール(スタンダール・リエージュ/ベルギー) ルーク・ブラッタン(マッカーサーFC) パトリック・ヤズベック(ナッシュビルSC/アメリカ) FW ダニエル・アルザニ(メルボルン・ビクトリー) ミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア/日本) ネストリ・イランクンダ(バイエルン/ドイツ) サミュエル・シルヴェラ(ポーツマス/イングランド) アポストロス・スタマテロプーロス(マザーウェル/スコットランド) ニシャン・ヴェルピレイ(メルボルン・ビクトリー) 2024.10.13 22:35 Sun3
アジア杯2015MVPが31歳でプレミアリーグデビューへ…イングランド2部&3部で苦節11年、豪代表復帰にも前進か
イプスウィッチ・タウンの元オーストラリア代表MFマッシモ・ルオンゴ(31)。下部リーグでプレーすること11年、ようやくトップディビジョンに立つ。豪『news.com.au』が伝える。 シドニー出身のオーストラリア人MFルオンゴは、18歳でトッテナム下部組織に入団。 スパーズでU-21チームまでは駆け上がったが、トップ正式昇格はならず、20歳となった2013年夏、EFLリーグ1(イングランド3部)のスウィンドン・タウンに放出される。 スウィンドンでの活躍から2014年にオーストラリア代表入りを果たし、母国開催となったアジアカップ2015では優勝&MVPなど、一時期は同代表随一のスタープレーヤーに君臨。アジア杯2019までで通算42キャップ6得点を記録した。 しかし、アジア杯2019直後から完全フェードアウトし、昨年10月に4年ぶり復帰も、2024年に入ってから再び招集なし。 その傍ら、クラブキャリアは2015年夏のQPR移籍でイングランド2部に上がるも、そこから7年半の2部生活。古豪ミドルズブラに所属していた昨年1月、構想外となり、とうとう当時3部のイプスウィッチへと放出された。 それでも、イプスウィッチですぐに主軸となったルオンゴは、半年で2部昇格に貢献。迎えた昨季、自身も主軸にとどまったイプスウィッチは開幕からとにかく勝ち続け、1年でのプレミアリーグ昇格を成し遂げた。 トッテナムを退団してから苦節11年、31歳となったルオンゴは今季もイプスウィッチの主力格と見なされ、悲願のプレミアリーグ初出場はもはや確実か。 クラブキャリア初のトップディビジョンにして、世界最高峰の舞台プレミアリーグ。イプスウィッチは17日、第1節でリバプールを本拠地ポートマン・ロードに迎え撃つ。 ルオンゴにとっては、オーストラリア代表復帰に向けても、大きな一歩となるはずだ。 2024.08.16 18:40 Friオーストラリアの人気記事ランキング
1
豪代表の21歳ヤズベック、祖国レバノンとの一戦で初キャップへ…敵将不快感「そっちでベンチに座るより…」
オーストラリア代表はMFパトリック・ヤズベック(21)が26日に初キャップの予定だが…。 豪代表は26日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第4節でレバノン代表と対戦予定。この一戦はアウェイゲームだが、レバノンの武装勢力ヒズボラが隣国イスラエルと交戦状態にあることが考慮され、豪州国内で開催される。 そんな一戦に向け、豪代表のグラハム・アーノルド監督は、ノルウェー1部のバイキングに所属する21歳ヤズベックを初出場させる可能性が「90%以上」と明言。同選手は昨秋から継続招集されているが、今日に至るまでA代表デビューはお預けとなっていた。 アーノルド監督は続けて「レバノン戦でデビューすることは、彼と彼の家族にとって忘れられない出来事となるだろう」と口に。 実はヤズベック、両親がレバノン出身で、シドニー生まれの自らもレバノン国籍を保持。キリスト教徒が非常に多いレバノンはオーストラリアからの移民も多く、反対に、20世紀後半のレバノン内戦から世界へ離散していったレバノン人も非常に多い。 一方、アーノルド監督と異なり、レバノン代表を率いるミオドラグ・ラドゥロビッチ監督は、記者からヤズベックについて問われ不快感をあらわに。以前はレバノン代表と豪代表の間で水面下の駆け引きがあったようだ。 「ヤズベック? 豪代表でベンチに座るより、こっち(レバノン代表)でチームリーダーになることのほうがよかったはずだ。彼は決断したようだし、もう興味はない」 「うちのチームにはFWジャクソン・クーリー(豪州生まれの21歳)がいる。彼にはレバノンを長年背負っていくだけの大きなポテンシャルがある」 今回はW杯予選=公式戦であり、ヤズベックは出場なら今後のA代表変更が原則不可に。レバノン代表としては、ヤズベックがアジア杯出場ゼロに終わったことで再アタックしたが、同選手はやはり豪代表を選択…豪代表アーノルド監督のコメントは、ラドゥロビッチ監督に“当て付け”と捉えられた格好だ。 2024.03.26 14:35 Tue2
キャリア再出発の矢先に…豪代表MFフルスティッチの足首に悪質タックル、涙の負傷退場
キャリア回復の目処がようやく立ったばかりだったオーストラリア代表MFアルディン・フルスティッチに、悲劇が襲った。豪『news.com.au』が伝えている。 フルスティッチ、この名前に聞き覚えがある人も多いはず。そう、埼玉スタジアム2002にて行われた2021年秋のカタールW杯最終予選で、GK権田修一がゴールを守る日本代表相手に直接FKを叩き込んだ、オーストラリア代表の背番号「10」だ。 のちの本大会も4試合中3試合でプレーするなど、一時期は豪代表の中心だったフルスティッチ。しかし、2020〜22年に所属のフランクフルトでベンチ生活、昨季加入のエラス・ヴェローナではベンチ外生活。カタールW杯を最後に、その名前は豪代表のメンバーリストから消えていた。 それでも、今年2月にヘラクレス・アルメロへ移籍し、昨年1月以来なんと1年1カ月ぶりにクラブキャリアでの公式戦出場に。調子も悪くなく、これにより、今回晴れてカタールW杯以来1年3カ月ぶりとなる豪代表復帰を果たしたのだ。 そんな、称えるべきカムバックを果たし「おかえり」と言わんばかりに再び背番号「10」を与えられたフルスティッチに悲劇が。 今回の2026北中米W杯アジア2次予選、レバノン代表との2連戦…21日に途中出場していたフルスティッチは、26日のリターンマッチで先発出場。48分に3-0とするゴールをアシストした。 しかしリスタート直後、レバノンMFアリ・トネイヒの悪質タックルが足首を直撃し、結局フルスティッチは涙ぐみながら負傷退場ということに。試合は豪代表が5-0勝利で最終予選進出決定も、チームには悲痛な雰囲気が残っている。 フルスティッチのアシストでゴールを決めたMFクレイグ・グッドウィンは「相手がわざとやったとは決して思わない。けど、あんなので選手が離脱することになるのが無念だ」と語る。 グラハム・アーノルド監督は、主審がトネイヒにイエローカードの提示にとどめたことをどうしても納得できず。「VARがあれば一発アウトだ。酷いタックルだ」と勝利の笑みを見せなかった。 指揮官いわく、幸いにもフルスティッチは「ロッカールームで“よろよろ”とではあるが、自分の足で歩けていた」と言い、これから所属クラブに戻って精密検査を受けるとのこと。 キャリア回復の目処がようやく立ったばかりだったフルスティッチ。いずれまた日本代表の好敵手となる存在だが、今回のケガが深刻なものではないことを願いたい。 2024.03.27 21:30 Wed3
オーストラリアがしたたか勝利で準々決勝1番乗り!インドネシアは敗退も躍動感見せ大健闘【アジアカップ2023】
アジアカップ2023のラウンド16、オーストラリア代表vsインドネシア代表が28日にジャシム・ビン・ハマド・スタジアムで行われ、オーストラリアが4-0で勝利を収めた。 過去の対戦成績はオーストラリアの11勝3分け1敗。アジアカップでの顔合わせはこれが初となった。 オーストラリアはグループBを2勝1分けの首位で突破。最終節ではFC町田ゼルビアのFWミッチェル・デュークがハムストリングの負傷ためにメンバー外となっていたが、この日はベンチへ。アルビレックス新潟のDFトーマス・デンが代わってメンバー外となった。 一方のインドネシアは、日本代表と同組のグループDで1勝2敗の3位ながらも、同国史上初のグループステージ突破を果たした。最終節の日本戦からスタメン3人を入れ替えたこの日は、引いて構えるのではなく、果敢なプレッシングを決行し、素早い切り替えとタイトな守備で、序盤の主導権を握る。 6分には左サイドからのハーフバウンドのクロスに対し、ニアに入ったラファエル・ウィリアム・ストライクが右足のアウトサイドで合わせ、この日のファーストシュートを記録する。 だが、先制したのはオーストラリア。12分、右サイドからジャクソン・アーバインが左前方の味方へ斜めに当てると、相手にカットされるもワンツーのような形となって、ボックス右へ侵入する。 さらにアーバインのクロスはカバーに入ったエルカン・バゴットの足に当たってディフレクションし、GKの逆を突くようにニアへ。GKエルナンド・アリ・スタリャディも反応したが弾き切れず、ボールはゴールへ吸い込まれ、オウンゴールと記録された。 試合を動かしたオーストラリアだが、以降もパッとせず、躍動するのはインドネシア。23分にはジャスティン・ヒュブナーがボックス手前右から左足の巻いたシュートを放ち、38分には右からのクロスにヤコブ・サユリがダイレクトボレー、41分には見事な連係からマルセリーノ・フェルディナンが右足を振るも、枠を捉えられない。 すると45分、対照的にオーストラリアがワンチャンスを生かし、したたかに追加点を奪う。右サイドからジェスィン・ジョーンズが早いタイミングで低弾道のクロスを入れると、ファーのマーティン・ボイルがダイビングヘッドで合わせ、リードを広げて前半を終えた。 点差を広げられたインドネシアだが、後半も戦う姿勢を崩さず、前向きな守備を継続。コンタクトでも引けを取らない。逆にオーストラリアは我慢が続く中で、ジョーンズがボールとは無関係なトリッピングと、子供のような報復行為で警告を受けるなど、苛立ちも垣間見える。 それでもオーストラリアは89分、クレイグ・グッドウィンが途中出場からわずか2分後にこぼれ球を左足で蹴り込み、大きな追加点を奪取。90+1分にはセットプレーからハリー・サウターがヘディングを沈めて勝負あり。 オーストラリアが要所で得点を重ねる勝負強さを見せ付け、ベスト8進出を決めた。 オーストラリア代表 4-0 インドネシア代表 【オーストラリア】 OG(12分) マーティン・ボイル(45分) クレイグ・グッドウィン(89分) ハリー・サウター(90+1分) 2024.01.28 22:30 Sun4
元横浜FMのオーストラリア代表DFデゲネクが3度目のツルヴェナ・ズヴェズダ加入「3回目だけど嬉しい」
ツルヴェナ・ズヴェズダは24日、コロンバス・クルーのオーストラリア代表DFミロシュ・デゲネク(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2025年夏までの2年間。1年間の延長オプションもあるという。背番号は「3」に決まった。 デゲネクは、シュツットガルトの下部組織出身で、1860ミュンヘンから2017年1月に横浜F・マリノスへと完全移籍した。 横浜FMでは1年半プレーし、公式戦43試合で3ゴール1アシストを記録。2018年7月にツルヴェナ・ズヴェズダに完全移籍した。 しかし、最初の移籍では半年間で退団し、サウジアラビアのアル・ヒラルへ完全移籍。半年後にレンタル移籍でツルヴェナ・ズヴェズダに加入すると、1カ月後には完全移籍で復帰する。 それでも、2022年1月にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のコロンバス・クルーに完全移籍。MLSで40試合に出場すると、3度目の完全移籍でツルヴェナ・ズヴェズダに復帰することとなった。 これまでツルヴェナ・ズヴェズダでは公式戦132試合に出場し3ゴール7アシストを記録している。 デゲネクはクラブを通じてコメントしている。 「ここに来るのは3回目だけど、もちろん嬉しい。初めて来た時は若く、1人だったが、現在はまだ若いけど妻と2人の子供がおり、時間が経つにつれて人間として成長し、進歩している。サッカー面でも経験がさらに増えたと思う」 2023.07.24 23:42 Mon5