劇的逆転勝利でインテルとの打ち合いを制したミランが8度目の優勝を飾る!【スーペル・コッパ】

2025.01.07 07:11 Tue
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6日、スーペル・コッパ決勝のインテルvsミランの“ミラノ・ダービー”がサウジアラビアのキングサウード・ユニバーシティスタジアムで行われ、2-3で勝利したミランが、8年ぶり8度目の優勝を果たした。

セリエA王者インテルは準決勝でコッパ・イタリア準優勝のアタランタと対戦し、2-0で勝利しファイナル進出を決めた。4連覇を目指すインザーギ監督は、その試合から先発を1人変更。負傷したテュラムに代えてタレミを先発で起用した。

一方、準決勝でコッパ・イタリア王者のユベントスを下し、セルジオ・コンセイソン新監督の初陣を飾ったミラン。コンセイソン監督は古巣相手の大一番で先発1人を変更。ベナセルに代えてユヌス・ムサを先発で起用した。
立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、インテルは34分にアクシデント。プレー中のケガで続行不可能となったチャルハノールに代えてアスラニが緊急投入された。

不運な形で交代カードを切ったインテルだったが、前半終了間際にチャンスを迎える。追加タイム1分、スローインで左サイドを抜け出したムヒタリアンの折り返しをボックス手前で受けたタレミが繋ぐと、最後はボックス右のラウタロが切り返しでDFをかわしゴール右隅にシュートを流し込んだ。
1点リードで前半を終えたインテルは、後半開始早々の47分にもデ・フライのロングフィードからDFの裏に抜け出したタレミがペナルティアーク右からシュート。これがゴール右隅に吸い込まれた。

2点を追う展開となったミランは、50分にアレックス・ヒメネスを下げてラファエル・レオンを投入。すると52分、ペナルティアーク手前でラファエル・レオンが倒されて獲得したFKをテオ・エルナンデスが直接ゴール左隅に突き刺し、1点を返した。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すと、ミランが再びスコアを動かす。80分、ラファエル・レオンのロングスルーパスでボックス左横まで駆け上がったテオ・エルナンデスの折り返しをゴール前のプリシックが流し込み、試合を振り出しに戻した。

同点のまま最終盤に差し掛かり、このまま後半終了かと思われたが、アディショナルタイムにドラマが生まれる。93分、プリシックの絶妙なロングスルーパスからボックス右深くまで駆け上がったラファエル・レオンのダイレクトクロスをエイブラハムが流し込んだ。

結局、これが決勝点となり、劇的逆転勝利を飾ったミランが8年ぶり8度目のスーペル・コッパ優勝を果たした。

インテル 2-3 ミラン
【インテル】
ラウタロ・マルティネス(前46)
メフディ・タレミ(後2)
【ミラン】
テオ・エルナンデス(後7)
クリスチャン・プリシック(後35)
タミー・エイブラハム(後48)

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「あのばかげたゴールで試合は変わった」敗れたインテル戦の判定に憤るガスペリーニ監督…主力ベンチの起用法にも言及

アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、敗戦に終わったインテル戦でのいくつかの判定に憤りを示した。 昨シーズンのコッパ・イタリア準優勝チームのアタランタは2日、スーペル・コッパ準決勝で大会3連覇中の王者インテル相手にファイナル進出を懸けて激突した。 前半は相手に圧倒されながらも、守護神マルコ・カルネセッキの再三に渡るビッグセーブによって最低限のゴールレスで試合を折り返した。 だが、後半立ち上がりに続けて与えたCKの流れでDFデンゼル・ダンフリースに見事なバイシクルシュートを決められると、さらにカウンターからダンフリースに強烈な右足ダイレクトシュートを突き刺されてドッピエッタを許した。以降は相手を押し込んで決定機を作り出したが、MFエデルソンのゴールが際どいオフサイド判定で取り消しになるなど、不運な判定の影響もあってゴールをこじ開けることはできず。0-2の敗戦となり、無念の準決勝敗退となった。 同試合後、ガスペリーニ監督は公式会見の場でインテル戦を総括。自チームに不利に働いたいくつかの判定に対する憤りを露わにした。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。 「インテル相手にチャンスを作るのは簡単ではないが、存在しないコーナーキックでのあのばかげたゴールで試合は変わった」 「あれはコーナーキックではなかった。ステファン・デ・フライはオフサイドでゴールキーパーの前に立っていた。さらに、ダンフリースが両手でジョルジョ・スカルヴィーニを押したという非常に明白なファウルがあった」 「これはイタリアがVARの悪いバージョンを輸出した例だ。(エデルソンのゴール時に)チャールズ・デ・ケテラエルのオフサイドを7分間チェックしたが、この3つの明らかな状況はどれも見逃した」 前述の判定がアタランタにとって不運だったことに異論はないものの、この試合ではFWアデモラ・ルックマン、FWチャールズ・デ・ケテラエル、エデルソンと3人の主力をベンチスタートとした指揮官の選手選考に少なからず批判的な意見も出ていた。 その起用法に関する質問に対しては「我々はやりたいことをやった」と主張しつつ、今後の戦いや過密日程を考慮した末のやむを得ない決断だったと説明している。 「インテルの罠に陥って簡単にボールを失ったこともあったが、彼らは素晴らしいチームで、彼らとの差を縮めた。ニコロ・ザニオーロは今シーズンまだ先発しておらず、ラザール・サマルジッチも数回しか先発しておらず、この機会に彼らを先発させる必要があった」 「デ・ケテラエルとルックマンを毎試合先発させるわけにはいかない。それが問題だ。ここでの問題は、なぜこれらのプレーヤーを先発させないのかといつも聞かれ、私が彼らを起用すると、なぜ他のプレーヤーがプレーしないのかと聞かれる。この考え方から抜け出すことはできない」 「私はプリマヴェーラのプレーヤーや完全な控えのプレーヤーではなく、代表プレーヤーを起用した。彼ら全員がアタランタのメンバーだ」 また、今回の敗戦によってアタランタは対インテル7連敗に。現在、1ポイント差で3位に付けるネッラズーリ、同勝ち点で並ぶ2位ナポリとの壮絶なスクデット争いにおいて、その対戦成績の悪さは悲願のスクデット獲得へ解決すべき課題だ。 その点について明確な解決策はないとしながらも、チームとして差を埋める努力が必要だと感じている。 「難しいのは、インテルには素晴らしいプレーヤーがいて、組織力もしっかりしていることだ。我々は常に勝つためにプレーしているが、8月は0-4で負けてひどい結果になった。だから、そういう状況では、再びチームを立て直し、相手の価値を認識し、もっと競争力を発揮するよう努めなければならない」 なお、一足先にサウジアラビアからイタリアに帰国するアタランタは11日にセリエAのウディネーゼ戦に臨む。 2025.01.03 19:30 Fri
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インテルとローマで伊代表MFのトレード話浮上…現時点では非常に困難な取引に

インテルとローマの間でイタリア代表2選手に関するトレード話が浮上しているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』など複数メディアが報じている。 ローマではクラウディオ・ラニエリ体制で序列低下のMFロレンツォ・ペッレグリーニ(28)の去就が話題に。2026年まで契約を残すが、延長交渉が停滞しているなか、クラブは適切なオファーが届けば、検討する意思を明確にしている。 ここ最近ではナポリ行きが取り沙汰されてる一方、過去にFWエディン・ジェコ、MFヘンリク・ムヒタリアンと当たり補強となった2選手に続きインテルが夏に獲得へ乗り出す可能性が報じられている。 一方、ローマは中盤補強の候補としてMFダビデ・フラッテージ(25)をリストアップ。下部組織出身者に関してクラブはサッスオーロから完全移籍での買い取りを目指したが、最終的に同選手はインテルへ移籍していた。 しかし、インテルの1年半は出場機会こそ得られているものの、その出場のほとんどが途中出場かターンオーバー要員で、フラッテージは現状に不満を抱いている。 そんななか、両クラブと両選手はトレードの可能性を模索している模様だ。 ただ、両選手のサラリー額の差に加え、契約年数もペッレグリーニが残り1年半、フラッテージが3年半と差があり、交渉は一筋縄ではいかぬ状況。ローマがペッレグリーニの譲渡に加え、移籍金を支払う形が想定されるなか、代理人サイドの強力も得ながら着地点を見いだす努力をしていくことになる。 2025.01.02 17:47 Thu
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ダンフリースの2ゴールでアタランタを下したインテルが決勝進出を決める!【スーペル・コッパ】

スーペル・コッパ準決勝のインテルvsアタランタが2日にサウジアラビアのキングサウード・ユニバーシティスタジアムで行われ、2-0でインテルが決勝進出を決めた。 前年のセリエA王者とコッパ・イタリア王者に加え、セリエAの2位チーム、コッパ・イタリア準優勝チームの4チームで争われるスーペル・コッパ。初戦ではセリエA王者インテルとコッパ・イタリア準優勝のアタランタが激突した。 現在、セリエAで5連勝中と好調を維持するインテルは、年末に行われた直近のカリアリ戦と同じスタメン採用。ラウタロ・マルティネスとテュラムを2トップに据えた[3-5-2]の布陣で試合に臨んだ。 一方、セリエA前半戦を首位で折り返したアタランタは、直近のラツィオ戦からスタメンを6人変更。ルックマンやデ・ケテラエル、エデルソンらに代えてサマルジッチやザニオーロ、スカルヴィーニらをスタメンで起用した、 立ち上がりから拮抗した展開が続くなか、より効果的にフィニッシュまで持ち込むインテルがやや優勢に試合を進めていく。10分にはバイタルエリア右手前で獲得したFKからチャルハノールのクロスをラウタロが合わせたが、これはGKカルネセッキのファインセーブに阻まれた。 さらにインテルは、21分にも最終ラインのデ・フライが供給した縦パスからDFの裏に抜け出したラウタロがボックス外からシュート。さらに相手GKが弾いたボールをディ・マルコが詰めたが、これもGKカルネセッキが好反応で弾き出した 前半半ば以降も主導権を握るインテルは39分、敵陣でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けると、左クロスをボックス内のテュラムが落とし、最後はペナルティアーク内のラウタロがダイレクトシュート。しかし、これは枠の上に外れ、前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半、テュラムを下げてタレミを投入したインテルは、開始早々にスコアを動かす。49分、チャルハノールの右CKを中央でビセックが競り合うと、浮き球をゴール前のダンフリースが頭で反応してからのバイシクルシュートをゴールに突き刺した。 先制を許したアタランタは、56分にサマルジッチ、ザニオーロ、ルッジェーリを下げてルックマン、デ・ケテラエル、エデルソンを投入する3枚替えを敢行。しかし、再びスコアを動かしたのはインテルだった。 61分、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、最後はディ・マルコのパスが相手DFに当たって流れたボールをボックス右手前まで駆け上がったダンフリースがダイレクトシュート。クロスバーの内側を叩いたボールがゴールネットを揺らした。 2点差を追うアタランタは、72分にボックス左抜け出したルックマンの折り返しからデ・ケテラエルが決定機を迎えが、シュートは相手DFがブロック。このこぼれ球からゴール前の混戦が生まれると、最後はエデルソンのシュートがディ・マルコに当たってゴールネットを揺らしたが、VARの末に混戦の場面でオフサイドがあったと判定され、ゴールは取り消された。 終盤にかけて猛攻を仕掛けたアタランタだが、最後までインテルの牙城を崩すことができず。2-0で勝利したインテルが決勝へ駒を進めた。 インテル 2-0 アタランタ 【インテル】 デンゼル・ダンフリース(後4) デンゼル・ダンフリース(後16) 2025.01.03 06:30 Fri

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