最後は薄氷もEFL杯4強入りのスパーズ、ポステコグルー「選手の努力をとても誇りに思う」と献身称える…痛恨ミスのベテランGKも擁護

2024.12.20 15:26 Fri
EFL杯4強に導いたポステコグルー監督
Getty Images
EFL杯4強に導いたポステコグルー監督
トッテナムアンジェ・ポステコグルー監督が、ベスト4進出を決めたマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。
PR
トッテナムは19日、EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝でユナイテッドと対戦し、4-3で勝利。公式戦連勝でベスト4進出を決めた。前半にFWドミニク・ソランケのゴールで先制に成功したホームチームは、後半立ち上がりにMFデヤン・クルゼフスキとソランケの連続ゴールで一気にリードを3点差に。だが、余裕の展開からGKフレイザー・フォースターのビルドアップ時の2つのイージーミスによって連続失点。1点差に迫られると、以降は防戦一方の展開を強いられた。
それでも、FWソン・フンミンの直接CK弾によって突き放すと、後半終了間際に3失点目を喫したものの、辛くも打ち合いを制した。

同試合後、オーストラリア人指揮官は2試合連続4ゴール以上を挙げた好調な攻撃、急造守備陣の拙いビルドアップや失点後の脆弱なメンタリティとポジティブな要素もネガティブな要素も見られた一戦を振り返った。クラブ公式サイトが指揮官の会見コメントを伝えている。
「(ミスからの連続失点で自滅の展開に)とてもいいプレーをして、試合をうまくコントロールしていたが、今シーズンはそういう展開が目立つ。自分たちで少し苦しい思いをし、その後再び足場を固めるために奮闘し、最終的に4点目を決めて試合に勝った」

「もっと楽な結果になるはずだったが、そうは言っても、このグループのプレーヤーが今、この状況を切り抜けるために信じられないほどの仕事をしてくれているという事実は見逃せない。実際、我々はまた4点を決め、素晴らしいフットボールを披露した。後半は、出場させ続けるプレーヤーが少なかったため疲弊した。当然、そのせいで試合は本来よりも緊迫したものになったが、プレーヤーの努力をとても誇りに思う」

2ゴールを決めたエースストライカーのソランケに関しては決定的な仕事を喜びつつ、傑出したワークレートを称賛している。

「彼は素晴らしい活躍を見せ、1週間前にチェルシー戦でゴールを決め、みんな彼のゴールについて語り続けているが、彼の仕事ぶりは素晴らしい。ゴール以上に彼がチームに与えているものは信じられないものだ。今夜の彼のゴールは質が高く、ストライカーらしいゴールだった。最初のゴールは反応が良く、2番目のゴールは落ち着いていて、素晴らしいフィニッシュだった。休ませてあげたいところだが、彼はずっと頑張り続けており、それは彼とチーム全員の功績だ」

一方、守護神グリエルモ・ヴィカーリオの離脱以降、持ち味のシュートストップで存在感を示す一方、元来足元が不得手なベテランGKの2つのミスに関しては擁護のコメントとともに、後方からの組み立てで大きなリスクを負う、自身の志向するスタイルへの考えを改めて語っている。

「彼は我々のために素晴らしいプレーを見せてくれていたが、今日の試合では落胆しているようだ。ただ、前半の彼は本当に足元が上手で、素晴らしい解決策を見つけていたと思う。最初のミスで少し自信を失ってしまったかもしれないが、2つ目のミスでさらに悪化した。しかし、彼は偉大なプレーヤーであり、この期間に我々のために大いに立ち上がってくれたプレーヤーの一人だ」

「(自身の哲学について)26年間で、こういうことは何回かあったと言ってもいいが、私は常にメリットがデメリットをはるかに上回ると感じてきた。こういう瞬間は稀だが、起こったときは、明らかに、目立つものだ。今夜はそれが明らかに2回あった」

「ただ、我々にとって信念を貫かなければ、今のチームにはなれなかったと思う。『リスクを冒すな』とか、そういうことを言う人がいるのは理解できるが、そうでなければ4ゴールも5ゴールも決められなかっただろう。ゴールを決めるのはゲームで最も難しいことだし、我々は最低限のチームでそれをやっている。我々がこのレベルでパフォーマンスできているのは、このプレーヤーたちのおかげだ」

ファイナル進出を懸けた準決勝の対戦相手は今週末のリーグ戦でも対峙する、昨季王者のリバプールに決まった。そのビッグマッチに向けて指揮官はこう語った。

「我々はカップ戦の準決勝進出し、これは我々の進歩を反映するものだと思う。そして今、我々はホームとアウェイで決勝に進出するチャンスを得ており、そのチャンスは我々が勝ち取ったものだ。楽しみな試合だが、今週の日曜日から重要な試合が始まる。我々はまだそれを乗り切らなければならない。そして今、プレーヤーが見せているメンタリティから、我々は最近の試合と同じようにこれらの試合に取り組むつもりだ」

なお、今回の一戦でベンチ外となったFWティモ・ヴェルナーに関しては「今朝、彼は熱を出して目が覚め、ドクターが診察しに行ったが、高熱だったので残念ながら出場できないと判断せざるを得なかった」と、体調不良が欠場の原因だったと明かしている。

PR

アンジェ・ポステコグルーの関連記事

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、多くの離脱者を抱えるなかで臨むホッフェンハイム戦への思いを語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。 現在、今シーズンワーストのプレミアリーグ3連敗と泥沼の状況に陥るトッテナムは、バウンスバックの勝利を期して23日にアウェイで行われるヨーロッ 2025.01.23 13:10 Thu
成績不振に陥っているトッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督だが、まだクラブ上層部からの信頼は失っていないようだ。 今シーズン、プレミアリーグ22試合を消化して7勝3分け12敗の15位(勝ち点24)と大不振に陥るトッテナム。いまや4位チェルシー(勝ち点40)よりも降格圏に沈む18位イプスウィッチ(勝ち点16)の方 2025.01.22 18:05 Wed
前ドルトムント指揮官のエディン・テルジッチ氏(42)がトッテナム行きも? イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 27歳でドルトムントのスカウト部門に入ったテルジッチ氏。以降、U-18監督を含めた育成年代の指導に携わり、ベシクタシュ、ウェストハムでのコーチ業を経て帰還…昨季はトップチームの監督としてCL 2025.01.21 17:05 Tue
勝てないトッテナム。イングランド代表MFジェームズ・マディソンが紡ぐ言葉にも力はない。イギリス『ミラー』が伝えている。 トッテナムは19日、プレミアリーグ第22節でエバートンに敗戦。前半だけで0-3となり、終盤追い上げで1点差とするも、及ばなかった。 とうとう6試合未勝利、3連敗、15位。 一部でアン 2025.01.20 15:15 Mon
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、今シーズンのワーストとなる3連敗を喫したエバートン戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。 トッテナムは19日、グディソン・パークで行われたプレミアリーグ第22節でエバートンと対戦し、2-3で敗れた。 ファーストチーム登録の1 2025.01.20 15:05 Mon

トッテナムの関連記事

EFLカップの関連記事

リバプールのアルネ・スロット監督が8日に行われ、0-1で先勝を許したEFLカップ準決勝1stレグ、トッテナム戦を振り返った。 2連覇を狙うリバプールが決勝進出を懸けてトッテナムと相まみえた初戦、両軍に好機がありながら迎えた終盤の86分に新星MFルーカス・ベリヴァルのゴールで先勝を許した。 決勝点を許したベリ 2025.01.09 11:30 Thu
リバプールのイングランド代表DFジャレル・クアンサーが交代した理由は体調不良だったようだ。リバプールを率いるアルネ・スロット監督が明かしている。 クアンサーは8日に行われたEFLカップ準決勝1stレグ、トッテナム戦に先発。しかし27分頃、ピッチに座り込んで交代を要求し、MF遠藤航が起用されていた。 スロット 2025.01.09 11:00 Thu
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が8日に行われ、1-0で先勝したEFLカップ準決勝1stレグ、リバプール戦を振り返った。 この試合では終盤にMFルーカス・ベリヴァルの決勝弾でトッテナムが先勝。ただ、その決勝弾の前にベリヴァルに2枚目のイエローカードが出てもおかしくない場面があった。 84分、DFコン 2025.01.09 10:30 Thu
リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが審判団に苦言を呈している。 リバプールは8日、EFLカップ準決勝1stレグでトッテナムと対戦。終盤の86分にMFルーカス・ベリヴァルの決勝弾によって0-1で惜敗して先勝を許したが、このゴール前の84分、DFコンスタンティノス・ツィミカスへのベリヴァルのスライ 2025.01.09 10:00 Thu
トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールは大事に至らなかったようだ。 ベンタンクールは8日に行われたEFLカップ準決勝1stレグのリバプール戦に先発。開始6分のCKの際、ニアサイドにポジションを取ってヘディングでボールを逸らしにかかったところ、誰にも接触していなかった中、ピッチに頭を強く打ちつけて倒 2025.01.09 09:00 Thu

記事をさがす

アンジェ・ポステコグルーの人気記事ランキング

1

1年でJ1復帰へ磐田がコーチを招へい、横浜FMでポステコグルー監督やマスカット監督のコーチを務めたショーン・オントン氏

ジュビロ磐田は17日、コーチにオーストラリア人指導者のショーン・オントン氏(37)が就任することを発表した。 オーストラリア出身のオントン氏は、アデレード・ユナイテッドやニューカッスル・ジェッツ、オークライ・キャノンズとオーストラリア国内でプレー。引退後は指導者の道を歩んだ。 2020年にはアンジェ・ポステコグルー(現:トッテナム監督)の下で、横浜F・マリノスのアシスタントコーチに就任。ケヴィン・マスカット監督(現:上海海港監督)の下では、2022年から2023年はヘッドコーチを務めていた。 ジョン・ハッチンソン監督と同じオーストラリア人の指導者ということもあり、同じ横浜FMで指導してきた中で、どういった化学反応を見せるか注目だ。 2025.01.17 14:53 Fri
2

「主張できることがない」マディソンが失意…トッテナムはとうとう6試合未勝利、3連敗、15位に

勝てないトッテナム。イングランド代表MFジェームズ・マディソンが紡ぐ言葉にも力はない。イギリス『ミラー』が伝えている。 トッテナムは19日、プレミアリーグ第22節でエバートンに敗戦。前半だけで0-3となり、終盤追い上げで1点差とするも、及ばなかった。 とうとう6試合未勝利、3連敗、15位。 一部でアンジェ・ポステコグルー監督の解任も浮上するなか、この日フル出場した背番号「10」マディソンは試合後、「僕たちはかなり厳しい状況に置かれている」と語り出す。 「ハッキリ言って主張できることがほとんどない。選手層が薄くなっているのは確かだけど、今日の前半は全くもって十分ではなかった」 「ハーフタイム時のスコアが0-3だったのは、チームに負傷者がいるからじゃない。もっと強くなり、もっと守備をし、もっと粘り強く戦わなくちゃいけないというメッセージだ」 「ファンの失望も当然だよ。僕ら全員が受け止めるべきだ。とても厳しい時期だね…この逆境を乗り越えるべく、頑張らなければならない」 ELホッフェンハイム戦を挟んだトッテナムの次節は、7連敗レスター・シティとの対戦だ。 2025.01.20 15:15 Mon
3

今季ワースト3連敗で6戦未勝利のスパーズ、ポステコグルー監督は機能せずの布陣変更、負傷者の状況を説明

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、今シーズンのワーストとなる3連敗を喫したエバートン戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。 トッテナムは19日、グディソン・パークで行われたプレミアリーグ第22節でエバートンと対戦し、2-3で敗れた。 ファーストチーム登録の10選手を負傷で欠く苦しい台所事情のなか、この試合では見慣れない[3-4-2-1]の布陣でスタート。しかし、立ち上がりから相手の圧力を受けると、12分と30分、前半アディショナルタイムに3失点。 迎えた後半、FWリシャルリソンの投入で[4-3-3]に布陣を戻したが、流れは好転させられず。後半半ばを過ぎてFWマイキー・ムーアの投入でリズムを掴むと、MFデヤン・クルゼフスキ、リシャルリソンのゴールで1点差まで詰め寄ったが、デイビッド・モイーズ新体制2試合目のトフィーズに初白星を献上。これで6戦未勝利のチームは15位に転落した。 同試合後、ポステコグルー監督は厳しい台所事情で苦肉の策として用いたシステム変更を含め、自身の采配が厳しい前半のパフォーマンスをもたらしたと反省の弁を述べた。 「前半は良くなかった。そのほとんどは私のせいだと思う。チームを変え、構造を変えた。プレーヤーの可用性という点でいくつかの挫折があり、試合をコントロールするのに苦労し、エバートンにそれを利用させてしまった。明らかにハーフタイムには山を登らなければならなかった。プレーヤーは最後まで頑張り続けたが、結局は及ばなかった」。 「私には11人の健康なプレーヤー(皮肉)がおり、それ(布陣変更)は我々が現時点でプレー可能なプレーヤーを構造に適合させる方法を見つけようとする方法だった。プレーヤーは十分に努力したが、うまくいかなかった」 この試合では直近のノースロンドン・ダービーからFWドミニク・ソランケ、FWブレナン・ジョンソン、MFイヴ・ビスマの3選手が負傷によって欠場。その3選手に関してはビスマが週末のレスター・シティ戦で復帰の可能性はあるものの、アタッカー2人は数週間の離脱となる見込みであることを明かした。 「ドム(ソランケ)に関してはよくあることで、彼は自分でシュートを打とうとして(ヒザを)捻っただけで深刻なものではないと思うが、私が聞いたところによると、この段階ではおそらく数週間だ」 「(ブレナン・ジョンソンは)おそらく3週間か4週間だ。先日のアーセナル戦の後半に彼は痛めた。ビスは打撲を負っているが、来週末には回復することを期待している」 この緊急事態を受けて、今冬の移籍市場ではGKアントニン・キンスキーに続く複数名の新戦力補強が急務となる。 そのリクルートの動きについて問われた指揮官は「クラブも我々の状況をよく理解していて、最善を尽くしてくれていると思う。私が知る限り、現時点で差し迫ったことは何もないが、今から移籍期間の終わりまでに何かが起こることを期待している」と、具体的な段階には進んでいないものの選手獲得の可能性を認めている。 最後に、泥沼の状況が続くなかで逆境を乗り越えるためのモチベーションについて問われると、リーグ戦では厳しい状況ながら3つのカップ戦を含めタイトル獲得への意欲を示した。 「(モチベーションは)たくさんある。クラブ、ファン、シーズン。今シーズンはまだ4つの大会に残っている。カラバオカップでは準決勝に進み、ヨーロッパのビッグゲームが2つ控えており、FAカップもまだ残っている。リーグの順位は控えめに言っても決して良いとは言えねいし、それを改善する必要がある」 「そうすれば、最終的には(負傷から)プレーヤーが戻ってくる。これを乗り越えるモチベーションを我々は持っているし、プレーヤーが戻ってきた時に、今シーズンから何か大きな成果を上げることができるはずだ」 2025.01.20 15:05 Mon
4

ヴェルナーがアーセナル戦欠場…直近FAカップで負傷が発覚

トッテナムのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーが、負傷によってノースロンドン・ダービーを欠場することになった。 今シーズンここまでは途中出場をメインに26試合に出場も、わずか1ゴールにとどまるヴェルナー。今冬のタイミングでのレンタル打ち切りの可能性が指摘される一方、多くの離脱者を抱えるなかで稼働率はまずまずで、クラブもバックアッパーとして戦力に見込んでいる。 しかし、15日にプレミアリーグ第21節、宿敵アーセナルとのダービーを控えるなか、公式会見に臨んだアンジェ・ポステコグルー監督は、直近のFAカップ3回戦のタムワース戦でドイツ代表FWが負傷したことを明かした。 「彼はハムストリングを負傷した。スキャンの結果を待っているところだ」と語り、現時点で離脱期間は不明も、アーセナル戦を欠場する見込みであることを明かした。 その他の負傷者に進展は見られないものの、先日からチームトレーニングに復帰していたブラジル代表FWリシャルリソンがヴェルナーに代わってメンバー入りが可能となる。 2025.01.15 09:20 Wed
5

ダービーで痛恨逆転負けのスパーズ、指揮官ポステコグルーは「本当にがっかりした」と前半のパフォーマンス悔やむ

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、痛恨のダービー敗戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。 トッテナムは15日、エミレーツ・スタジアムで行われたプレミアリーグ第21節でアーセナルと対戦し、1-2の逆転負けを喫した。 引き続き多くの主力を欠く中で臨んだ一戦では前半立ち上がりから防戦一方の展開を強いられたが、25分にセットプレー流れからFWソン・フンミンのゴールで先制に成功した。しかし、物議を醸す形で与えた左CKからFWドミニク・ソランケのオウンゴールで同点に追いつかれると、その4分後には不用意な自陣でのボールロストからFWレアンドロ・トロサールに逆転ゴールを許した。 後半はボールを握って押し込むシーンを作り出したものの、引いたアーセナルの堅守を最後までこじ開けることはできず。ノースロンドン・ダービーで屈辱の3連敗となった。 同試合後、会見に出席したオーストラリア人指揮官は試合を通して自分たちのパフォーマンスを見せられなかったと敗戦を素直に受け入れた。 「特に前半は十分ではなかった。受け身になりすぎて、アーセナルに試合をコントロールさせてしまった。ボールを持っているときも持っていないときも、アーセナルにテンポを支配させてしまい、その代償を払ってしまったことには本当にがっかりした。後半は少しはマシだったが、十分ではなかった」 また、痛恨だった前半終盤の2失点についても言及。1失点目に関してはトロサールの折り返しをDFペドロ・ポロがブロックした後にトロサールに当たってゴールラインを割っており、与えられるはずのないCKからの失点となった。 ポステコグルー監督は判定が誤審だったと考えているが、あくまで敗戦の原因は自分たちにあると大事にする気はない。 「(判定はゴールキックにすべきだったか?)まあ、そうだね。でも審判の話はしたくない。私は自分のチームの責任を取らなければならないし、審判にも彼らの責任を取ってもらいたい。あれはコーナーキックではなかった。でもそれはさておき、我々はこのような大一番の試合で前半に必要なレベルにはまったく達していなかった。自分たちがコントロールできることこそが、我々がまず集中すべきことだと理解しなければならない」 その厳しい敗戦の中でも対戦相手のDFマイルズ・ルイス=スケリーとともに18歳でダービー先発起用となったMFアーチー・グレイ、MFルーカス・ベリヴァルの2選手は奮闘を見せた。 ただ、その2選手のパフォーマンスはポジティブな要素かとの問いに対して指揮官は、「彼らには失望してほしい」とチーム同様に手応えよりも、より大きな責任を負ってほしいと、期待しているゆえに厳しい要求を語った。 「これはクラブの誰にとっても受け入れがたいことだ。リーグ戦でこれほど負け続けるのはよくない。厳しい状況が続いているし、大きな仕事を要求していることはわかっているが、大事な夜に結果を出せないことで、18歳のプレーヤーたちが他の誰よりも苦しんでいることを願っている」 これでリーグ5戦未勝利と泥沼の状況が続くスパーズは、19日にアウェイで行われる一戦でデイビッド・モイーズ率いる新生トフィーズと対戦する。 2025.01.16 11:10 Thu

トッテナムの人気記事ランキング

1

「めちゃくちゃ可愛い」「こんな日が来るなんて」世界中にファンを持つBLACKPINKのリサがアーセナルの試合にサプライズ登場でファンも驚き「マジかよ」

世界的なスターが、ノースロンドン・ダービーを盛り上げていたようだ。 2年連続でプレミアリーグ2位となり、今シーズンは悲願の優勝を目指して戦っているアーセナル。首位のリバプールとの勝ち点差はあるものの、2位につけて必死に追いかけている。 15日にはトッテナムとのノースロンドン・ダービーで2-1と勝利。しっかりと要所で勝ち点を積み上げている。 日本代表DF冨安健洋はケガの影響でまだ復帰ができていない中、そのノースロンドン・ダービーに世界的スターがサプライズ登場。韓国の4人組ガールズグループ「BLACKPINK」のリサさんがエミレーツ・スタジアムを訪れていた。 アーセナルの公式SNSでは、リサさんと共にアーセナルの女子チームに所属するDFリア・ウィリアムソンが2ショットで登場。共に27歳ということもあり、2人は「LISA」「27」と書かれたアーセナルのユニフォームを手に持っている。 リサさんは審判にコイントスのコインを渡す役割をになったとのこと。プレミアリーグとギネスのコラボイベントとして、「コインを渡す役割を担った最初のセレブ」として、ギネス記録に認定されたという。 公式YouTubeチャンネルのチャンネル登録者数も世界の男女アーティストを合わせて最も多い9500万人を超える数字を記録しているBLACKPINK。リサさんの登場には「マジかよ」、「とっても素敵」、「素晴らしいコラボ」、「めちゃくちゃ可愛い」、「こんな日が来るなんて」、「スターが並んでる」とコメント。また、相手のトッテナムには韓国代表FWソン・フンミンがいることから「ソンじゃないのか・・」、「かわいそうなソン」というコメントも見られた。 <span class="paragraph-title">【写真】カワイイの嵐! アーセナルの大事なダービーに世界的スターが登場</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DFDhSbYIxF5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/DFDhSbYIxF5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/DFDhSbYIxF5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Arsenal Women(@arsenalwfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2025.01.22 22:55 Wed
2

【プレミアリーグ第22節プレビュー】ユナイテッドvsブライトンに、アーセナルvsアストン・ビラ! CL再開控える中での一節

先週末に行われた第21節では首位のリバプールとノッティンガム・フォレストの上位対決が痛み分けに終わるなど、上位陣がとりこぼしたなかで、ノースロンドン・ダービーを制したアーセナルが独り勝ちの形となった。 週明けにUEFAコンペティションのリーグフェーズ再開となる第22節。今節は欧州参戦組とともにマンチェスター・ユナイテッドvsブライトン&ホーヴ・アルビオン、アーセナルvsアストン・ビラの強豪対決に注目が集まる。 12位のユナイテッドは前節、最下位のサウサンプトンと対戦し、FWアマド・ディアロの後半終盤の圧巻のハットトリックによって3-1の逆転勝利。リーグ5戦ぶりの白星を挙げた。PK戦を制したFAカップのアーセナル戦に続き公式戦2連勝となったが、パフォーマンス自体は低調で引き続き気を引き締めて戦いたい。週明けには重要なヨーロッパリーグ(EL)のレンジャーズ戦を控えており、ターンオーバーの必要もあるが、難敵相手に勝ち切る上ではチーム全体でのハードワークが求められるところだ。 一方、9位のブライトンは前節、イプスウィッチ・タウン相手に2-0の勝利。MF三笘薫の8試合ぶりのゴールが決勝点となり、チームとしては9戦ぶりの白星となった。ディフェンスラインの陣容はやや手薄も、前線はMFマーチやFWウェルベックらの復帰によって選手層の厚みとともにオプションが増えており、ポジション争いの激化とともに良い形で敵地へ乗り込めるはずだ。攻守に隙がある相手に対して前線からのプレスでショートカウンターを意識しつつ、切り替えの精度で上回ってオールド・トラッフォード攻略といきたい。なお、岡崎慎司と並ぶプレミア通算14ゴールの三笘はこの試合での新記録達成も期待したい。 宿敵相手の会心の逆転勝利によって公式戦4試合ぶりの白星を挙げた2位のアーセナルは、7位のアストン・ビラとのタフな一戦で連勝を狙う。トッテナム戦では先制を許したものの、攻守両面で圧倒。得意のセットプレーとカウンターからのFWトロサールのゴールで逆転勝利を収めた。週明けのチャンピオンズリーグ(CL)はディナモ・ザグレブとのホームゲームと比較的与しやすい相手となるため、まずはこの一戦に全力を注ぎたい。 対するアストン・ビラは直近の公式戦3連勝と好調を維持。いずれの試合も1点差勝利だが、昨季の好調時の勝負強さを取り戻した印象だ。週明けのCLはやや不振のモナコとのアウェイゲームとなるが、トップ8維持へ結果を残したいところ。ターンオーバーの採用も見込まれるなか、復調のエースFWワトキンスにドルトムントからの新戦力FWマレンらのパフォーマンスに注目だ。 リーグ2戦連続ドローで足踏みの首位リバプールは曲者ブレントフォードとのアウェイゲームに臨む。1-1のドローとなったフォレスト戦はややリズムを欠いた前半の戦いが響き、後半は本領発揮の猛攻を仕掛けたものの同点に追いつくのが精いっぱい。終盤の再三の決定機もGKセルスの驚異的なセーブに阻まれた。すでにストレートインを決めている週明けのCLはリールとのホームゲームとある程度ターンオーバーも見込まれており、前節マンチェスター・シティに2点のビハインドを追いついたタフな11位のチームとのアウェイゲームに集中したい。フォレスト戦ではうまく抑え込まれたFWサラーの奮起に、途中出場で決定的な仕事を果たしたFWジョタ、目に見える結果が求められるMFソボスライらの活躍に期待したいところだ。 リーグ5戦未勝利で4位のチェルシーは17位のウォルバーハンプトンとのマンデーナイト開催の一戦で6試合ぶりの勝利を目指す。前節のボーンマス戦では一時逆転を許したなか、後半アディショナルタイムにDFリース・ジェームズが決めた直接FKで2-2のドローに持ち込んだが、試合を通してのパフォーマンスに大きな波がある点が勝ち点3を取り切れていない要因だ。今回の一戦ではMFパーマーやMFエンソ・フェルナンデスら一部主力のコンディションに不安を抱える状況での戦いとなるが、下位相手のホームゲームでの取りこぼしは許されない。 6位のマンチェスター・シティは週明けにパリ・サンジェルマンとのCLでの重要な一戦を控えるなか、降格圏の18位に沈むイプスウィッチと対戦する。前節のブレントフォード戦ではMFフォーデンの2ゴールで先行しながら、後半終盤の連続失点によって痛恨の2-2のドロー。年またぎでの公式戦連勝がストップした。本来であれば、週明けの大一番へ主力温存といきたいところだが、まずは悪い流れを払拭して弾みを付けるのが先決。2034年までの長期契約締結となったエースFWハーランドの大暴れに期待だ。 リバプールとの上位対決で連勝が「6」でストップしたフォレストは、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトンと対戦。上位対決では後半は防戦一方の展開を強いられたが、守護神セルスの活躍もあって逆転まで持ち込ませなかった部分で、やはりその強さを示した。今回の試合では逆に主導権を握る展開となるだけに、リバプール戦で消化不良に終わったMFギブス=ホワイト、MFアンダーソンらボールプレーヤーの活躍がカギを握りそうだ。新体制でのリーグ戦初白星が遠いセインツでは菅原の引きつづきの先発起用とともに、MFディブリングの躍動に期待したい。 ノース・ロンドンダービーの敗戦で5試合未勝利で14位まで転落したトッテナムは、モイーズ体制2戦目で初勝利を狙う16位のエバートンと対戦。週明けにELのホッフェンハイム戦と引き続き過密日程を強いられるなか、MFビスマとFWブレナン・ジョンソンに欠場の可能性があり、引き続き苦しい台所事情に。一方で、DFベン・デイビスに復帰の可能性があり、MFグレイが本職の中盤に入るとなれば、そのパフォーマンスにも注目したい。 その他ではFWイサクが8試合連発と圧巻のパフォーマンスを見せる6連勝中のニューカッスルと、9戦無敗の8位ボーンマスとの好調対決に、MF鎌田大地を擁する15位のクリスタル・パレスと13位のウェストハムとのロンドン・ダービーも要注目だ。 《プレミアリーグ第22節》 ▽1/18(土) 《21:30》 ニューカッスル vs ボーンマス 《24:00》 ブレントフォード vs リバプール レスター・シティ vs フルアム ウェストハム vs クリスタル・パレス 《26:30》 アーセナル vs アストン・ビラ ▽1/19(日) 《23:00》 エバートン vs トッテナム マンチェスター・ユナイテッド vs ブライトン ノッティンガム・フォレスト vs サウサンプトン 《25:30》 イプスウィッチ vs マンチェスター・シティ ▽1/20(月) 《29:00》 チェルシー vs ウォルバーハンプトン 2025.01.18 15:10 Sat
3

「主張できることがない」マディソンが失意…トッテナムはとうとう6試合未勝利、3連敗、15位に

勝てないトッテナム。イングランド代表MFジェームズ・マディソンが紡ぐ言葉にも力はない。イギリス『ミラー』が伝えている。 トッテナムは19日、プレミアリーグ第22節でエバートンに敗戦。前半だけで0-3となり、終盤追い上げで1点差とするも、及ばなかった。 とうとう6試合未勝利、3連敗、15位。 一部でアンジェ・ポステコグルー監督の解任も浮上するなか、この日フル出場した背番号「10」マディソンは試合後、「僕たちはかなり厳しい状況に置かれている」と語り出す。 「ハッキリ言って主張できることがほとんどない。選手層が薄くなっているのは確かだけど、今日の前半は全くもって十分ではなかった」 「ハーフタイム時のスコアが0-3だったのは、チームに負傷者がいるからじゃない。もっと強くなり、もっと守備をし、もっと粘り強く戦わなくちゃいけないというメッセージだ」 「ファンの失望も当然だよ。僕ら全員が受け止めるべきだ。とても厳しい時期だね…この逆境を乗り越えるべく、頑張らなければならない」 ELホッフェンハイム戦を挟んだトッテナムの次節は、7連敗レスター・シティとの対戦だ。 2025.01.20 15:15 Mon
4

今季ワースト3連敗で6戦未勝利のスパーズ、ポステコグルー監督は機能せずの布陣変更、負傷者の状況を説明

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、今シーズンのワーストとなる3連敗を喫したエバートン戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。 トッテナムは19日、グディソン・パークで行われたプレミアリーグ第22節でエバートンと対戦し、2-3で敗れた。 ファーストチーム登録の10選手を負傷で欠く苦しい台所事情のなか、この試合では見慣れない[3-4-2-1]の布陣でスタート。しかし、立ち上がりから相手の圧力を受けると、12分と30分、前半アディショナルタイムに3失点。 迎えた後半、FWリシャルリソンの投入で[4-3-3]に布陣を戻したが、流れは好転させられず。後半半ばを過ぎてFWマイキー・ムーアの投入でリズムを掴むと、MFデヤン・クルゼフスキ、リシャルリソンのゴールで1点差まで詰め寄ったが、デイビッド・モイーズ新体制2試合目のトフィーズに初白星を献上。これで6戦未勝利のチームは15位に転落した。 同試合後、ポステコグルー監督は厳しい台所事情で苦肉の策として用いたシステム変更を含め、自身の采配が厳しい前半のパフォーマンスをもたらしたと反省の弁を述べた。 「前半は良くなかった。そのほとんどは私のせいだと思う。チームを変え、構造を変えた。プレーヤーの可用性という点でいくつかの挫折があり、試合をコントロールするのに苦労し、エバートンにそれを利用させてしまった。明らかにハーフタイムには山を登らなければならなかった。プレーヤーは最後まで頑張り続けたが、結局は及ばなかった」。 「私には11人の健康なプレーヤー(皮肉)がおり、それ(布陣変更)は我々が現時点でプレー可能なプレーヤーを構造に適合させる方法を見つけようとする方法だった。プレーヤーは十分に努力したが、うまくいかなかった」 この試合では直近のノースロンドン・ダービーからFWドミニク・ソランケ、FWブレナン・ジョンソン、MFイヴ・ビスマの3選手が負傷によって欠場。その3選手に関してはビスマが週末のレスター・シティ戦で復帰の可能性はあるものの、アタッカー2人は数週間の離脱となる見込みであることを明かした。 「ドム(ソランケ)に関してはよくあることで、彼は自分でシュートを打とうとして(ヒザを)捻っただけで深刻なものではないと思うが、私が聞いたところによると、この段階ではおそらく数週間だ」 「(ブレナン・ジョンソンは)おそらく3週間か4週間だ。先日のアーセナル戦の後半に彼は痛めた。ビスは打撲を負っているが、来週末には回復することを期待している」 この緊急事態を受けて、今冬の移籍市場ではGKアントニン・キンスキーに続く複数名の新戦力補強が急務となる。 そのリクルートの動きについて問われた指揮官は「クラブも我々の状況をよく理解していて、最善を尽くしてくれていると思う。私が知る限り、現時点で差し迫ったことは何もないが、今から移籍期間の終わりまでに何かが起こることを期待している」と、具体的な段階には進んでいないものの選手獲得の可能性を認めている。 最後に、泥沼の状況が続くなかで逆境を乗り越えるためのモチベーションについて問われると、リーグ戦では厳しい状況ながら3つのカップ戦を含めタイトル獲得への意欲を示した。 「(モチベーションは)たくさんある。クラブ、ファン、シーズン。今シーズンはまだ4つの大会に残っている。カラバオカップでは準決勝に進み、ヨーロッパのビッグゲームが2つ控えており、FAカップもまだ残っている。リーグの順位は控えめに言っても決して良いとは言えねいし、それを改善する必要がある」 「そうすれば、最終的には(負傷から)プレーヤーが戻ってくる。これを乗り越えるモチベーションを我々は持っているし、プレーヤーが戻ってきた時に、今シーズンから何か大きな成果を上げることができるはずだ」 2025.01.20 15:05 Mon
5

デレ・アリのコモ入りが目前に!明日にも正式契約か

元イングランド代表MFデレ・アリ(28)のコモ移籍が間近に迫っているようだ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、デレ・アリはコモと延長オプションが付随した2026年6月30日までの契約で基本合意。明日にも正式契約にサインをする予定という。 プロキャリアをスタートしたMKドンズでまばゆい輝きを放ち、ステップアップを遂げたトッテナムでは、マウリシオ・ポチェッティーノ率いる近年のクラブ全盛期をけん引したデレ・アリ。 一時はレアル・マドリーを始め、国内外のメガクラブからの関心を集め、フランク・ランパードやスティーブン・ジェラードに続くイングランド屈指の攻撃的MFへの成長も期待された。 だが、2018-19シーズン辺りから細かい負傷やパフォーマンスの低下に加え、以前から懸念された素行問題が目立つようになると、2022年1月には構想外のトッテナムを離れてエバートンへ完全移籍。しかし、その新天地でもかつての輝きを取り戻せず、2022-23シーズンはトルコのベシクタシュにレンタル移籍も構想外の扱いを受け、マージ―サイドに帰還した その後、2023-24シーズン限りでエバートンとの契約が満了し、現在はフリートランスファーの状態となっているが、ケガのリハビリやコンディション調整のため、クラブのトレーニング施設を借りてトレーニングに励んでいた。 2025.01.19 10:50 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly