ポステコグルー監督が今冬の新戦力補強を示唆「いくつかのポジションで少し不足していて補強が必要」
2024.12.25 18:35 Wed
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、今冬の移籍市場での新戦力補強を示唆した。イギリス『フットボール・ロンドン』が報じている。
今シーズンここまでのプレミアリーグでトップ4圏内と8ポイント差の11位に低迷するトッテナム。その不振の大きな要因は守備陣の主力3人に加え、前線に偏る負傷者の多さ。
年明けにはそのうちの数選手が復帰予定ではあるが、チームはリーグ戦と並行してヨーロッパリーグ、EFLカップ(カラバオカップ)、FAカップと合計4つのコンペティションを戦っており、手薄なポジションの穴埋めに巻き返しに向けたクオリティアップの補強は急務だ。
24日、次節ノッティンガム・フォレスト戦に向けた公式会見に出席したポステコグルー監督は、今冬の補強の必要性を問われると、「私もそう思う。必要なのは補強だ」と、その可能性を示唆した。
「少し前に言ったように、我々は計画を立ててきた。その多くは、現在の状況に関係するものだった」
「我々にとって理想的には、どのクラブにとっても、チームを強くしてくれる人材を獲得したいということ。もちろん、我々はまだカラバオカップ準決勝にいて、ヨーロッパ、FAカップも残っており、すべての大会に出場しており、どの段階でもスケジュールが緩和されるわけではない。だから、それ(補強)は理にかなっていると思う。我々は、どのポジションと何人を補強するかを試みるが、それは今後の計画次第だ」
昨年の同時期にはDFラドゥ・ドラグシン、FWティモ・ヴェルナーの2選手を補強。前者に関しては徐々にフィットし、センターバックの3番手として頭角を現わしている。一方、ヴェルナーに関しては高額のサラリーに見合っているとはいえない、状況となっており、クラブとしては年齢バランスを含めて適切な人材をリクルートしていく必要がある。
その点についてオーストラリア人指揮官は「今年の後半戦に、我々の目的に役立たないと思われる人をパニックになって招き入れたくはない。我々はすでに、仕事に関してかなり計画的かつ慎重であることを示したと思う。我々を助けてくれる人を確実に招き入れるつもりだ」と、クラブとして綿密な計画の下で補強に動くつもりだと語っている。
なお、現時点で具体的な選手名は出ていないが、守護神グリエルモ・ヴィカーリオのバックアップを担う若手GKや手薄なディフェンスラインとセンターフォワードの控え、守備的MFがターゲットになりそうだ。
今シーズンここまでのプレミアリーグでトップ4圏内と8ポイント差の11位に低迷するトッテナム。その不振の大きな要因は守備陣の主力3人に加え、前線に偏る負傷者の多さ。
年明けにはそのうちの数選手が復帰予定ではあるが、チームはリーグ戦と並行してヨーロッパリーグ、EFLカップ(カラバオカップ)、FAカップと合計4つのコンペティションを戦っており、手薄なポジションの穴埋めに巻き返しに向けたクオリティアップの補強は急務だ。
「少し前に言ったように、我々は計画を立ててきた。その多くは、現在の状況に関係するものだった」
「確かに、まだいくつかのポジションで少し不足していて、補強が必要だ。だが、1月は、どのようなプレーヤーを獲得できるかという点で、より難しい時期でもある」
「我々にとって理想的には、どのクラブにとっても、チームを強くしてくれる人材を獲得したいということ。もちろん、我々はまだカラバオカップ準決勝にいて、ヨーロッパ、FAカップも残っており、すべての大会に出場しており、どの段階でもスケジュールが緩和されるわけではない。だから、それ(補強)は理にかなっていると思う。我々は、どのポジションと何人を補強するかを試みるが、それは今後の計画次第だ」
昨年の同時期にはDFラドゥ・ドラグシン、FWティモ・ヴェルナーの2選手を補強。前者に関しては徐々にフィットし、センターバックの3番手として頭角を現わしている。一方、ヴェルナーに関しては高額のサラリーに見合っているとはいえない、状況となっており、クラブとしては年齢バランスを含めて適切な人材をリクルートしていく必要がある。
その点についてオーストラリア人指揮官は「今年の後半戦に、我々の目的に役立たないと思われる人をパニックになって招き入れたくはない。我々はすでに、仕事に関してかなり計画的かつ慎重であることを示したと思う。我々を助けてくれる人を確実に招き入れるつもりだ」と、クラブとして綿密な計画の下で補強に動くつもりだと語っている。
なお、現時点で具体的な選手名は出ていないが、守護神グリエルモ・ヴィカーリオのバックアップを担う若手GKや手薄なディフェンスラインとセンターフォワードの控え、守備的MFがターゲットになりそうだ。
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プレミアリーグ第17節、トッテナムvsリバプールが22日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのリバプールが3-6で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 10位のトッテナム(勝ち点23)は前節、サウサンプトン相手に5-0の完勝。公式戦6試合ぶりの勝利で長いトンネルを抜けた。続くEFLカップ(カラバオカップ)でもマンチェスター・ユナイテッドとの壮絶な打ち合いを4-3で制し、公式戦連勝とともにベスト4進出を決めた。引き続き多くの離脱者を抱える状況で迎えた中2日の首位チームとの一戦ではユナイテッド戦と全く同じスタメンを採用した。 一方、首位のリバプール(勝ち点36)は、ニューカッスル戦に続き前節のフルアム戦を2-2のドローで終えるなど、ここにきてやや失速。それでも、大幅なターンオーバーを敢行した直近のEFLカップではサウサンプトンに2-1の勝利。若手の積極起用に遠藤航を可変式のセンターバックで起用するオプションが見事に機能し、白星を取り戻した。今回のアウェイゲームではそのカップ戦で温存したサラーやマク・アリスター、ファン・ダイクら主力を復帰させ、ベストメンバーを起用。1トップにルイス・ディアス、2列目に右からサラー、ソボスライ、ガクポを配置した。 試合は開始直後にトッテナムのビルドアップのミスを突いたリバプールに決定機。GKフォースターのミスパスをボックス右でカットしたサラーが左足を振るが、これは枠の右に外れる。 しかし、このプレーをきっかけに完全に主導権を握ったアウェイチームは長短交えたパスで相手を揺さぶりつつ、前がかりな守備で自由を与えず。その流れでサラーがクロスバー直撃のシュートなどゴールを色濃く匂わせると、圧巻のコンビプレーから先制点を奪い切った。 23分、右サイドへのスムーズな展開からフリーのアレクサンダー=アーノルドにボールが渡ると、GKとディフェンスラインの間のスペースへピンポイントクロスを供給。これに抜群のタイミングで飛び込んだディアスがダイビングヘッドで合わせた。 均衡が破れた後はしばらく一進一退の展開が続いたが、活動量とクオリティで勝るリバプールが押し切る。36分、左サイドからのロバートソンのクロスをゴール前で競ったソボスライのヘディングシュートが浮き球の形でこぼれると、勢いを持って飛び込んだマク・アリスターがGKフォースターの寸前で頭で押し込んだ。 厳しい連続失点となったトッテナムだが、41分にはクルゼフスキがアグレッシブな守備でマク・アリスターを潰してショートカウンターを発動。GKアリソンがポジションを取れずにいるなか、マディソンが右足ミドルシュートをゴール右隅に突き刺した。 一瞬の隙を突かれて1点差に詰め寄られたものの、流れは渡さないリバプール。前半終了間際には高速カウンターに転じると、サラーの絶妙なスルーパスにボックス右で反応したソボスライがGKの股間を抜くシュートを流し込み、再び突き放して前半を終えた。なお、このアシストで今季リーグ戦10アシスト目となったレッズのエースはプレミア史上初となる年越し前の10ゴール(13ゴール)10アシスト達成者となった。 アウェイチームに勢い、ホームチームにダメージが与えられたこの3点目によって後半はワンサイドゲームとなった。 後半も主導権を握ったリバプールは54分、自陣中央でのボール奪取から相手を完璧に引っくり返すと、ボックス左に抜け出したガクポの折り返しで生まれたゴール前の混戦を制したサラーが冷静に無人のゴールへ蹴り込み、得点ランキング単独トップの14点目を記録した。 さらに、トッテナムが2枚替えを敢行した直後の61分には再び高速カウンターからボックス左に抜け出したソボスライからの丁寧な折り返しを、再びサラーが左足ワンタッチで合わせ、トドメの5点目とした。 これで勝利を確信したスロット監督はマク・アリスター、ガクポを下げてジョタ、カーティス・ジョーンズを同時投入。引き続きカウンターでチャンスを窺いつつ、やや相手に持たせて省エネモードの戦いにシフトする。 一方、敗色濃厚もホームサポーターの前で気概を示したいトッテナムは相手の強力な攻撃に食らいつきつつ、クルゼフスキ、ソランケを中心に疲労困憊のなかでも果敢にゴールを目指す。 すると、72分には左サイドで起点となったクルゼフスキが中央のソランケに預けてゴール前に飛び込むと、浮き球のリターンパスがDFファン・ダイクにディフレクトして落ちてきたところを見事な左足ボレーでゴールネットへ突き刺した。 このゴールを受けて、ホームサポーターからの聖者の行進の大合唱で奮い立ったスパーズは83分、ベリヴァルの左クロスをファーで競り勝ったブレナン・ジョンソンが頭で折り返すと、ゴール前のソランケがDFファン・ダイクごと巻き込むような反転ボレーを流し込み、一気に2点を返した。 これでスタジアムのボルテージが一気に上がったが、前がかりな相手の隙をしたたかに突いたリバプールが突き放す。85分、ボックス手前右でボールを持ったサラーがボックス右のディアスにラストパスを通すと、コロンビア代表FWがグラウンダーの対角シュートを左隅へ突き刺した。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、サラーの2ゴール2アシストの圧巻の活躍も光った首位リバプールがド派手な打ち合いを制してリーグ3戦ぶりの勝利。今節引き分けた2位チェルシーとの勝ち点差を4ポイントに広げた。 トッテナム 3-6 リバプール 【トッテナム】 ジェームズ・マディソン(前41) デヤン・クルゼフスキ(後27) ドミニク・ソランケ(後38) 【リバプール】 ルイス・ディアス(前23、後40) アレクシス・マク・アリスター(前36) ドミニク・ソボスライ(前46) モハメド・サラー(後9、後16) <span class="paragraph-title">【動画】サラーが絶妙アシストに鮮やかカウンターから今季15点目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">サラーからソボスライ<br>前半でリヴァプール3点目<br>サラーはこれで13G10A<br>クリスマス前に<br>二桁ゴール二桁アシストは<br>プレミア史上初<br><br>プレミアリーグ 第17節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/yxMruiQIb9">pic.twitter.com/yxMruiQIb9</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1870886056377425988?ref_src=twsrc%5Etfw">December 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">この試合2G1A<br>エースが止まらない<br>サラーはゴールランクトップの<br>15ゴール目<br><br>プレミアリーグ 第17節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/00Hq5JEl6E">pic.twitter.com/00Hq5JEl6E</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1870892834146209853?ref_src=twsrc%5Etfw">December 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.23 03:34 Mon4
スパーズに敵地で6発のリバプール、スロット監督は3失点にも言及「走る必要がないと思えば…」
リバプールのアルネ・スロット監督が22日に行われたプレミアリーグ第17節、6-3で勝利したトッテナム戦を振り返った。 リバプールは敵地での一戦、オープンな展開となった中、61分までに5-1とリード。その後、トッテナムに2点を返されたが、終盤にダメ押しの6ゴールを決めて勝利した。 スロット監督は6ゴールを挙げたことに満足感を示しつつも3失点したことにも言及した。 「65分までは本当に観ていて楽しかった。前半に関して2-1で終わっていたら我々が作ったチャンスの数に対して見合わないと感じたが、3-1にできてとても満足だ。そして後半に5点目まで挙げ、素晴らしいプレーをしたと思う。しかし、どれだけ質の高い選手が居てももう走る必要がないと思えばこのリーグではやられてしまう。とりわけトッテナムはボールを扱うのがうまいチームで実際2点を返された。最終的に6ゴール目を奪えたことには満足している」 そしてこの試合で2ゴール2アシストの活躍を見せたFWモハメド・サラーについては以下のように称賛した。 「モハメドは優れたサッカー選手であるだけでなく人間性も素晴らしい。彼は常にチームメートをサポートしている。そして3日置きにやってくる試合に対して何が必要かを理解しており、そのために懸命に取り組んでいる。彼のようなトッププレーヤーがクオリティを発揮するためにどれだけ努力しなければならないかを理解していることが、私にとって最も感銘を受けたことかもしれない」 また、1試合消化が少ない中、2位チェルシーに4ポイント差を付けての首位でクリスマスを迎えたことについては次のように話した。 「もちろん、首位に居る方が好ましい。だから意味のあることだと思う。リーグ優勝を一度経験しているが、優勝がいかに難しいかは理解している。継続が大事だ。毎試合、最高のパフォーマンスを発揮する必要がある。ニューカッスル戦では3-3に追いつかれ、2ポイントを失った。今日もチェルシーがポイントを落とすとは思わなかった。それがプレミアリーグだ」 2024.12.23 08:00 Mon5