伊東純也アシストに中村敬斗は再三の鋭い突破! S・ランスがJ1首位の町田撃破でジャパンツアー初勝利【国際親善試合】
2024.07.31 21:36 Wed
31日、『MACHIDA City Cup 2024(町田シティカップ2024)』のFC町田ゼルビアvsスタッド・ランスが町田GIONスタジアムで行われ、ランスが0-2で勝利した。
開幕からの快進撃を継続し、2位以下に5ポイント差を付けてJ1リーグ首位を快走する町田。この中断期間ではフランスの古豪をホームに迎え、中断明けに弾みを付ける勝利を狙った。1-2で敗れた直近の横浜F・マリノス戦からは先発3人を変更。林幸多郎、藤本一輝、エリキに代えて加入後初スタメンの杉岡大暉、芦部晃生、オ・セフンを起用した。
序盤は右サイドのアブドゥル・コネ、伊東を起点に縦への鋭い突破を見せるランスが主導権を握るが、町田も要所で得意のカウンターを繰り出す。そして、芦部のカットインシュートやセットプレー流れでナ・サンホが際どいボレーシュートも放つ。
徐々にテウマや伊東を起点にリズムを掴み始めたランスは17分に日本人コンビで見せ場を創出。右サイドの伊東からの絶妙なサイドチェンジから左サイド深くで仕掛けた中村が細かいステップワークでDFを剥がしてクロスを上げる。だが、ここはGK谷晃生が冷静に対処した。
29分、自陣中央でミッチェル・デュークの落としをカットした流れから右サイドの伊東にボールが渡ると、ランスの背番号7はファウルで止めようとしたDF杉岡を馬力のある仕掛けで振り切って一気に局面を打開。ボックス付近まで運んでグラウンダーで入れたクロスがDF昌子源にディフレクトしてゴール前に流れると、最後はウマル・ディアキテが左足ワンタッチで押し込んだ。
伊東のアシストで先制に成功したランスは、コネの負傷交代というアクシデントこそあったが、前半終盤にかけても主導権を掌握。前半終了間際には中村を起点に左サイドを崩し、ボックス内でアキエメ、ディアキテと続けて決定的なシュートを放つが、ここは町田の日本代表GKが圧巻の連続セーブで阻み、何とか1点差を維持した。
迎えた後半、同じメンバーで臨んだランスに対して、町田はデューク、芦部に代えてエリキ、バスケス・バイロンをハーフタイム明けに投入。その途中投入のアタッカー陣が積極的に仕掛ける姿勢を示すが、ゴールには至らない。
一方、後半は左サイドの中村を積極的に使うランスは背番号17が再三の鋭い仕掛けでチャンスを演出。さらに、51分にはペナルティアーク付近で仕掛けたディアキテが強烈な右足シュートを枠の右へ放つが、ここはGK谷の好守に遭う。
時間の経過と共に前半同様に右サイドを攻撃の起点とするリーグ・アンのチームは、伊東がカットインからのシュートや早いタイミングでのアーリークロスで見せ場を作った。
その後、両チームは69分に一気に9枚を入れ替える。ランスは伊東と中村もお役御免となり、町田も中島裕希、奥山政幸らベテランに高崎天史郎、松本大輔ら若手が投入された。
一連の交代で試合がよりオープンになると、78分にはカウンターから中央を突破したアミーヌ・サラマがDFを振り切ってボックス左まで持ち込んでニア上へ鋭い左足シュートを突き刺した。
2失点目を喫した町田だが、すぐさま反撃を開始。失点直後に中島の鋭いシュートでゴールに迫ると、以降はサイドの深い位置での仕掛けや得意のセットプレーで幾度もいい形を作り出す。そして、完全に押し込む展開のなかで試合終了間際にはボックス中央の藤本一輝が決定的なシュートを枠の左に飛ばすが、これはGKディウフの圧巻のファインセーブに阻まれた。
一矢報いるべき最後まで決死の猛攻を仕掛けた町田だったが、ランスの集中した守備を前にゴールを決めることはできず。この結果、ランスがジャパンツアー3戦目で待望の初勝利を挙げた。
FC町田ゼルビア 0-2 スタッド・ランス
【スタッド・ランス】
ウマル・ディアキテ(前29)
アミーヌ・サラマ(後33)
開幕からの快進撃を継続し、2位以下に5ポイント差を付けてJ1リーグ首位を快走する町田。この中断期間ではフランスの古豪をホームに迎え、中断明けに弾みを付ける勝利を狙った。1-2で敗れた直近の横浜F・マリノス戦からは先発3人を変更。林幸多郎、藤本一輝、エリキに代えて加入後初スタメンの杉岡大暉、芦部晃生、オ・セフンを起用した。
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一方、11日間で4試合を戦う過酷なジャパンツアー中のランスはジュビロ磐田、清水エスパルスとの連戦を1分け1敗の未勝利。とりわけ、清水戦ではJ2のチーム相手に0-3の大敗を喫しており、この一戦ではバウンスバックの初勝利を狙った。ルカ・エルスネル監督は伊東純也、中村敬斗を引き続き両ワイドで起用した。キックオフ1時間前から降り続いた強い雨の影響で約30分遅れての開始となった一戦。町田のスタッフによる懸命な努力によってピッチコンディションにもさほど大きな影響が出ず、立ち上がりから見応えのある攻防が繰り広げられていく。徐々にテウマや伊東を起点にリズムを掴み始めたランスは17分に日本人コンビで見せ場を創出。右サイドの伊東からの絶妙なサイドチェンジから左サイド深くで仕掛けた中村が細かいステップワークでDFを剥がしてクロスを上げる。だが、ここはGK谷晃生が冷静に対処した。
以降は左サイドの中村も内側でボールに絡む機会も増え、よりゴールの匂いをさせるランス。すると、前半半ばに鮮やかなロングカウンターからゴールをこじ開ける。
29分、自陣中央でミッチェル・デュークの落としをカットした流れから右サイドの伊東にボールが渡ると、ランスの背番号7はファウルで止めようとしたDF杉岡を馬力のある仕掛けで振り切って一気に局面を打開。ボックス付近まで運んでグラウンダーで入れたクロスがDF昌子源にディフレクトしてゴール前に流れると、最後はウマル・ディアキテが左足ワンタッチで押し込んだ。
伊東のアシストで先制に成功したランスは、コネの負傷交代というアクシデントこそあったが、前半終盤にかけても主導権を掌握。前半終了間際には中村を起点に左サイドを崩し、ボックス内でアキエメ、ディアキテと続けて決定的なシュートを放つが、ここは町田の日本代表GKが圧巻の連続セーブで阻み、何とか1点差を維持した。
迎えた後半、同じメンバーで臨んだランスに対して、町田はデューク、芦部に代えてエリキ、バスケス・バイロンをハーフタイム明けに投入。その途中投入のアタッカー陣が積極的に仕掛ける姿勢を示すが、ゴールには至らない。
一方、後半は左サイドの中村を積極的に使うランスは背番号17が再三の鋭い仕掛けでチャンスを演出。さらに、51分にはペナルティアーク付近で仕掛けたディアキテが強烈な右足シュートを枠の右へ放つが、ここはGK谷の好守に遭う。
時間の経過と共に前半同様に右サイドを攻撃の起点とするリーグ・アンのチームは、伊東がカットインからのシュートや早いタイミングでのアーリークロスで見せ場を作った。
その後、両チームは69分に一気に9枚を入れ替える。ランスは伊東と中村もお役御免となり、町田も中島裕希、奥山政幸らベテランに高崎天史郎、松本大輔ら若手が投入された。
一連の交代で試合がよりオープンになると、78分にはカウンターから中央を突破したアミーヌ・サラマがDFを振り切ってボックス左まで持ち込んでニア上へ鋭い左足シュートを突き刺した。
2失点目を喫した町田だが、すぐさま反撃を開始。失点直後に中島の鋭いシュートでゴールに迫ると、以降はサイドの深い位置での仕掛けや得意のセットプレーで幾度もいい形を作り出す。そして、完全に押し込む展開のなかで試合終了間際にはボックス中央の藤本一輝が決定的なシュートを枠の左に飛ばすが、これはGKディウフの圧巻のファインセーブに阻まれた。
一矢報いるべき最後まで決死の猛攻を仕掛けた町田だったが、ランスの集中した守備を前にゴールを決めることはできず。この結果、ランスがジャパンツアー3戦目で待望の初勝利を挙げた。
FC町田ゼルビア 0-2 スタッド・ランス
【スタッド・ランス】
ウマル・ディアキテ(前29)
アミーヌ・サラマ(後33)
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伊東純也
林幸多郎
藤本一輝
杉岡大暉
芦部晃生
オ・セフン
ルカ・エルスネル
中村敬斗
アブドゥル・コネ
ナ・サンホ
谷晃生
ミッチェル・デューク
昌子源
ウマル・ディアキテ
バスケス・バイロン
中島裕希
奥山政幸
高崎天史郎
松本大輔
アミーヌ・サラマ
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伊東純也のアシストから中村敬斗の今季初ゴール!スタッド・ランスがナントに逆転勝利で2連勝【リーグ・アン】
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伊東純也のアシストから中村敬斗の今季初ゴール!スタッド・ランスがナントに逆転勝利で2連勝【リーグ・アン】
スタッド・ランスは15日、リーグ・アン第4節でナントと対戦し2-1で勝利した。スタッド・ランスの伊東純也はフル出場、中村敬斗は73分からプレーしている。 前節初勝利を飾ったスタッド・ランスが、無敗を続けるナントのホームに乗り込んだ一戦。日本代表帰りの伊東は3トップの右で先発、中村はベンチスタートとなった。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、スタッド・ランスは28分に失点を許す。ルプナンのパスをボックス左で受けたサイモンが落とすと、走り込んだドウグラス・アウグストがワントラップから左足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。 先制を許したスタッド・ランスが、すぐに反撃に出る。すると34分、フォファナのスルーパスでボックス左深くまで駆け上がったサンギのクロスをムネツィがヘディングシュート。GKラフォンは右手に当てるも弾ききれず、ボールはゴール左隅に吸い込まれた。 迎えた後半も拮抗した展開が続くなか、スタッド・ランスは62分にテウマを下げてカドラを投入。すると68分、ボックス内でボールを拾ったディアキテのパスからボックス右に駆け上がった伊東がマイナスにクロス。これを再び受けたディアキテが右足で合わせたが、シュートは相手GKに防がれた。 勝ち越し点が欲しいスタッド・ランスは、73分にフォファナを下げて中村を投入。すると試合終了間際の91分、アグバドゥの強烈なロングシュートのこぼれ球から二次攻撃を仕掛けると、ボックス右手前からカットインした伊東がムネツィとのワンツーで中央に切り込み、ラストパス。これをボックス中央で受けた中村がコントロールショットをゴール左隅に流し込んだ。 結局、これが決勝点となり2-1で勝利したスタッド・ランスが、今季初のリーグ戦連勝を飾った。 ナント 1-2 スタッド・ランス 【ナント】 ドウグラス・アウグスト(前28) 【スタッド・ランス】 ムネツィ(前34) 中村敬斗(後46) <span class="paragraph-title">【動画】伊東のアシストから中村敬斗が値千金の決勝弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">[速報]<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E6%95%AC%E6%96%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#中村敬斗</a> 値千金の逆転弾!<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リーグ・アン</a> 第4節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%88?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ナント</a> vs <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#スタッド・ランス</a><br><br>/<br>中村敬斗今季初ゴール!!<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E7%B4%94%E4%B9%9F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#伊東純也</a> からのパスを受け取った<br>中村が精密なシュートで試合を決定づける<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMAdeDAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMAdeDAZN</a><a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMA</a></p>— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1835366438670143668?ref_src=twsrc%5Etfw">September 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.16 02:05 Mon2
「いつもニキからや」中村敬斗が伊東純也のお膳立てに感謝、伊東→中村の日本人ラインで後半ATに決勝ゴール!「最高すぎ」「本当にシュート上手い」
日本代表MF中村敬斗、MF伊東純也の日本人ホットラインが開通した。 15日、リーグ・アン第4節が行われスタッド・ランスはアウェイでナントと対戦した。 日本代表として2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦った中村。この試合に伊東は先発も中村はベンチスタートとなった。 試合は28分にナントが先制。それでも34分にマーシャル・ムネツィが同点ゴールを決める。 中村は1-1で迎えた73分にピッチに立つと、引き分けも見えた後半アディショナルタイムに大仕事をした。 ボックス手前右でボールを持った伊東は、ムネツィとのワンツーからダイレクトで中村へパス。ボックス内中央で受けた中村は、DFを前にして右足を振り抜くと、ゴール左隅にシュートが吸い込まれた。 コースを狙った起死回生の逆転ゴールを決めた中村は今シーズン初ゴール。日本代表コンビでの決勝ゴールにファンは「コンビ最高」、「ホットラインで完結は最高すぎ」、「本当にシュート上手い」、「よくあそこでコース狙った」、「これは嬉しすぎる」、「最高すぎる」とコメントが集まった。 伊東も自身のインスタグラムのストーリーズで祝福すると、中村は「いつもニキからや」と伊東のお膳立てに感謝した。 <span class="paragraph-title">【動画】日本人ホットライン!伊東純也のアシストから中村敬斗が今季初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="0lh7iKpsUhk";var video_start = 418;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.16 21:50 Mon3
「キレキレ」「珍しい」伊東純也が待望の今季初ゴール!中村敬斗のお膳立てから最後はヘッドで決める「何度見ても良い」
スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也が今季初ゴールを記録した。 1日、リーグ・アン第3節でスタッド・ランスはスタッド・レンヌとホームで対戦した。 開幕から2試合は勝利がないランス。日本代表に復帰した伊東、そしてFW中村敬斗は先発出場を果たした。 早く今季初勝利が欲しいランスは、13分に失点しビハインドを負うことに。それでも41分に伊東に待望のゴールが生まれた。 ボックス内左で中村のパスを受けたフォファナが粘りながらもクロス。すると、これを伊東がヘディングで合わせ、同点ゴールを記録した。 待望の今季初ゴールにファンは「キレキレ」、「これは嬉しい!」、「素晴らしいゴール」、「珍しいヘディング!」、「待ってました!」、「観たかった景色」、「何度見ても良い」とコメントが集まっている。 試合は48分に伊東のお膳立てからウマル・ディアキテが決めてランスが逆転。待望の今季初勝利も収めることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】伊東純也に今季初ゴール!頭でしっかりと決める</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">[速報] <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E7%B4%94%E4%B9%9F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw"><a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMAdeDAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMAdeDAZN</a><a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMA</a> <a href="https://t.co/VbXoyDc7YH">pic.twitter.com/VbXoyDc7YH</a></p>— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1830277838018392462?ref_src=twsrc%5Etfw">September 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.02 08:30 Mon4
伊東純也&中村敬斗は奮闘もゴールに繋がらず…ルーカス・ブラガの2発、成岡輝瑠のダメ押し弾でJ2清水がスタッド・ランス撃破!【国際親善試合】
27日、国際親善試合の清水エスパルスvsスタッド・ランスがIAIスタジアム日本平で行われ、清水が3-0で勝利した。 明治安田J2リーグで首位を走る清水エスパルス。14日の第24節大分トリニータ戦を2-0の勝利で終え、リーグ戦3連勝のなか、今回の親善試合に臨んだ。 リーグ・アンを戦うスタッド・ランスはジャパンツアー2024で来日。1-1のドローに終わった24日のジュビロ磐田戦に次ぐ日本での一戦となった。 清水は主力や控え組に加え、今夏加入のアブドゥル・アジズ・ヤクブや宇野禅斗といった新戦力も先発。一方のスタッド・ランスは、磐田戦に続き伊東純也と中村敬斗がスタメンに入った。 立ち上がりは清水が積極的に押し込む展開。しかし、6分にはスタッド・ランスが中村敬斗のボール奪取から反撃。ゴール前に走り込んだ伊東に向けてロングボールを送ったが、GK沖悠哉が飛び出して対処した。 これでリズムを掴んだスタッド・ランスは伊東が縦突破からクロス。その後も立て続けのCKでゴールに迫る。 以降は拮抗した時間が続いたなか、20分に中村敬斗にシュートチャンス。伊東からのクロスに右足ボレーで合わせるもブロックに阻まれた。 さらに26分、中村敬斗が左サイドでボールをキープすると、エマニュエル アグバドゥがファーサイドへクロス。伊東が右足で折り返すと右ポストに直撃した。 鋭い速攻を見せていた清水は、28分に先制。前線のアブドゥル・アジズ・ヤクブのポストプレーから、落としを受けたルーカス・ブラガが自らボックス付近へ。左足のシュートが右ポストの内側を叩いてネットを揺らした。 2試合続けて追いかける展開となったスタッド・ランスは36分、磐田戦で同点ゴールを決めていたウマル・ディアキテが思い切ってミドル。これはわずかに左へ外れた。 前半アディショナルタイムにかけても前がかりだったが、またもゴールを奪ったのは清水。右サイドを抜け出したルーカス・ブラガにロングボールが入ると、巧みなトラップで1人かわしてカットイン。左足でゴール右隅に流し込んだ。 両チームともに選手を1人入れ替えて迎えた後半。圧をかけていくスタッド・ランスだが、GK沖と代わったGK梅田透吾の好守に加え、中村敬斗のシュートもバーの上と1点を返せない。 固い守備を見せる清水は58分、さらに4人選手交代。乾貴士や北川航也、矢島慎也、17歳の西原源樹がピッチに立つ。 一方のスタッド・ランスも5分後、一気に選手交代。伊東と中村敬斗はここでお役御免となった。 交代選手が躍動するのは清水。西原が細かいドリブルから2人を抜いてFKを獲得すると、70分には乾のスルーパスから矢島がGKとの一対一に。ループシュートはわずかに左へ外れた。 最後まで1点を目指したスタッド・ランスだったが、途中から3バックに変更した清水の守備を崩せず。後半アディショナルタイムにはショートカウンターから乾が折り返し、成岡輝瑠にダメ押し弾。J2の清水がスタッド・ランス相手に3-0の完勝とした。 清水エスパルス 3-0 スタッド・ランス 【清水】 ルーカス・ブラガ(前28、前45+1) 成岡輝瑠(後45+3) 2024.07.27 20:35 Sat5