G大阪が最多4発で力強い仕切り直しに成功! 横浜FMは4連敗【明治安田J1第22節】

2024.07.06 21:08 Sat
先制弾のファン・アラーノ
©︎J.LEAGUE
先制弾のファン・アラーノ
明治安田J1リーグ第22節の1試合が6日にパナソニック スタジアム 吹田で行われ、ホームのガンバ大阪横浜F・マリノスを4-0で下した。この試合も4バックの3位G大阪だが、出場停止の半田陸に代わって松田陸が右サイドバックに入り、福岡将太がセンターバックに復帰。2列目でも坂本一彩ファン・アラーノがスタートから出場した。横浜FMはポープ・ウィリアムに代わって飯倉大樹が最後尾に。そのほか、加藤蓮植中朝日宮市亮がスタメン入りした。
中2日でのアウェイゲームといえど、勝利がほしい横浜FMだが、G大阪も仕切り直しの一戦というなか、ホームチームが立ち上がりから押し上げ、4分に細かな繋ぎから分厚い攻めに。ボックス左で自らこぼれ球を回収したファン・アラーノが右足コントロールショットをゴール右に流し込み、G大阪が先手を奪う。

出鼻をくじかれてしまった横浜FMだが、すぐさまボールを動かしながら押し返しにかかり、12分に右サイドからのクロスに大外の宮市が右足ダイレクトで合わせるが、左ポスト。18分にもヤン・マテウスが右サイドから持ち運び、最後は逆サイドの宮市が右足ミドルを放っていったりと、攻め切るシーンも増やす。

G大阪が我慢の時間を凌いで、34分に坂本の際どい右足ミドルなどで再び攻めに出るなか、横浜FMも42分に宮市の決定的な右足フィニッシュがクロスバーに嫌われるシーン。そのなか、45+3分にボックス左から仕掛けた宇佐美が右足で浮き球を出すと、ダワンがドンピシャのヘッドを叩き込み、G大阪が突き放す。
後半から加藤聖エウベルを送り込み、前のめりとなる横浜FMだが、G大阪も前でボールを奪い切れないと見るや、ローブロックを敷いて対応したりと臨機応変な戦いで対応。51分に山下諒也を入れたなかで、64分にも坂本が右足ミドルを放つと、ウェルトンがこぼれ球を押し込みにかかる決定機が巡る。

そろそろ1点を返したい横浜FMも66分にボックス右に仕掛けていったエウベルの左足フィニッシュでG大阪ゴールに迫るが、福岡が体を投げ出しての好ブロックで許さず。すると、69分に俊足の山下がボックス右に持ち込むと、対応に入ったエドゥアルドのハンドを誘い、G大阪がPKのチャンスを掴む。

決めれば3点目となるこのPKチャンスを宇佐美が確実に決めてみせ、G大阪がさらなる突き放しに成功。直後の飲水タイムを経て、山根陸塩貝健人の交代策にも打って出た横浜FMが反撃の時間を続け、シュート数を増やしていったが、G大阪も交代で強度を保ちながらうまく時計の針を進めていく。

終盤を迎えても横浜FMがリスク覚悟で前がかるが、抑えるべきところを抑えながら貪欲に次のゴールも目指していったG大阪は途中出場のイッサム・ジェバリが88分にボックス右からの右足シュートを決め、最多失点の翌節に最多4発で3戦ぶり白星を掴み、力強い仕切り直しに成功。横浜FMは4連敗となった。

ガンバ大阪 4-0 横浜F・マリノス
【G大阪】
ファン・アラーノ(前4)
ダワン(前45+3)
宇佐美貴史(後25)
イッサム・ジェバリ(後43)

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連敗で下位に沈む横浜FMに降格の危機?/六川亨の日本サッカーの歩み

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明治安田J1リーグ第25節の1試合が7日にパナソニック スタジアム 吹田で行われ、ガンバ大阪vsFC東京は0-0のドローに終わった。 2位G大阪は宇佐美貴史が累積警告で欠場となるなか、その1トップにイッサム・ジェバリを抜擢。アヤックスでの武者修行帰りの坂本一彩がトップ下に入り、戦線復帰の山田康太はベンチからスタートした。一方、7位FC東京はディエゴ・オリヴェイラがメンバー外となるが、長らく負傷欠場が続いた小柏剛がベンチ入りで復帰。パリ・オリンピック帰りでは野澤大志ブランドンが先発したのに対し、荒木遼太郎はサブからスタートした。 両チームともに攻撃の中心を欠いての一戦となるなか、G大阪が立ち上がりから攻めの主導権を握りにかかり、FC東京に守りを強いる。宇佐美に代わってどれだけ存在感を発揮できるかが注目のイッサム・ジェバリが16分に左足ミドルで襲いかかるなど、フィニッシュの形も作り出していく。 FC東京を押し込み続けるG大阪は23分に左サイドからのクロスにイッサム・ジェバリが決定的なヘッド。ゴール左を突いたが、GK野澤が何とか手で触れたボールは左ポストを叩き、ゴールを割れず。だが、その後もボールの即時奪回も光るG大阪の攻勢が続き、FC東京はなかなか押し返せない。 前半の中盤を過ぎてもG大阪の流れとなり、FC東京の劣勢が続くが、32分にもダワンのフィニッシュをGK野澤が見事なショットストップ。前半の終盤に入っても攻めるG大阪だが、45+2分にボックス左からの折り返しを受けた坂本の左足フィニッシュもサイドネットを揺らすにとどまる。 前半をなんとか踏ん張り、47分に敵陣右サイドで獲得したFKのチャンスから早々に安斎颯馬の決定機を作り出したFC東京だが、G大阪も49分にウェルトンが決定的なヘッド。前半と比べてFC東京が押し返す時間帯を増やしていったが、G大阪が前半からのペースを崩さず、後半も進める。 FC東京が64分に荒木と俵積田晃太の攻撃的カードで試合を動かしにかかったなか、相手の最後をやらせない守りに苦労するG大阪も70分にファン・アラーノをピッチへ。さらに、82分にも交代に動いたG大阪はその1人、ネタ・ラヴィが強烈な右足ミドルもクロスバーを叩いてゴールならず。 対するFC東京も同じタイミングでさらなる交代に動き、復帰戦の小柏が崩しで存在感。そのなかで、G大阪が幾度もフィニッシュの形を作り出していったが、打てどもネットを揺らせず。これで2戦未勝利となり、勝利した鹿島アントラーズに抜かれ、3位に後退。野澤の好守が光り、我慢しきったFC東京も2戦勝ちなしだが、敵地で最低限の勝ち点1を手にした。 ガンバ大阪 0-0 FC東京 <span class="paragraph-title">【動画】FC東京GK野澤大志ブランドンがG大阪攻撃陣に立ちはだかる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ビッグセーブ炸裂<br>\<br><br>イッサム ジェバリがヘディングシュートを放つも<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%87%8E%E6%BE%A4%E5%A4%A7%E5%BF%97%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#野澤大志ブランドン</a> が右手一本でスーパーセーブ‼<br><br>明治安田J1第25節<br>G大阪×FC東京<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> freemiumで無料配信中!<br>視聴<a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/G%E5%A4%A7%E9%98%AAFC%E6%9D%B1%E4%BA%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#G大阪FC東京</a> <a href="https://t.co/2o04PAuptZ">pic.twitter.com/2o04PAuptZ</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1821132943353315683?ref_src=twsrc%5Etfw">August 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.07 21:10 Wed

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G大阪のMF石毛秀樹がNZのウェリントン・フェニックスに完全移籍、背番号「9」で仙台から加入のMF長澤和輝とチームメイトに

ガンバ大阪は2日、MF石毛秀樹(29)がAリーグ・メンのウェリントン・フェニックスに完全移籍することを発表した。 契約期間は2年間で、背番号は「9」をつけることとなる。 2012年に清水エスパルスでキャリアをスタートさせた石毛は、ファジアーノ岡山への2度の期限付き移籍を経験。2022年からG大阪でプレーしていた。 過去2シーズンでJ1通算42試合3得点を記録。YBCルヴァンカップで11試合1得点、天皇杯で3試合に出場していた。 しかし、上位争いをしている今シーズンはJ1で4試合、リーグカップで1試合に出場するにとどまっていた。 石毛はクラブを通じてコメントしている。 「Aリーグに所属するニュージーランドのWellington Phoenix FCへ移籍することになりました。2年半前、日本のビッグクラブでプレーできるチャンスを与えてくださったガンバ大阪にはとても感謝しています」 「タイトルを獲得したいと思い続けてプレーしていましたが、その思いを実現することができず悔しいです。今シーズンは良いコンディションを維持しながらトレーニングに励んでいましたが、出場機会を得られず苦しい思いをしていました。そんな中Wellington phoenixFCからオファーをいただきました。沢山悩みましたがプロの世界にいる以上チャレンジをして自分の存在価値を示し続けたいと思い移籍を決断しました」 「心からリスペクトできる仲間との出会いは最大の財産となりました。初めての海外移籍となりますが、サッカーを楽しみながらしっかり結果を出したいと思います」 「最後に皆さんに直接ご挨拶ができなかったことがとても心残りですが、ガンバ大阪の一員になれた2年半、本当に幸せでした。かけがえのない時間をありがとうございました」 ウェリントン・フェニックスは今夏ベガルタ仙台からMF長澤和輝が加入しており、2人目の日本人補強に。また、2024-25シーズンのAリーグでは浦和からオークランドFCに加入した元日本代表DF酒井宏樹、ウェスタン・ユナイテッドにDF今井智樹、MF檀崎竜孔、FW指宿洋史の3名が所属。パース・グローリーにMF青山景昌が所属しており、石毛が7人目の日本人選手となる。 2024.09.02 10:39 Mon
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ベスト8決定! J1降格圏の鳥栖&札幌はJ2勢に苦杯を喫する…横浜FMは後半ATに大きなドラマ【天皇杯】

21日、第104回天皇杯のラウンド16が各地で行われた。 前回王者の川崎フロンターレは既に敗退している今大会。J1勢が苦しみ、ベスト16には10チームしか勝ち上がれず。残りの6チームはJ2クラブとなった。 前回大会準優勝の柏レイソルは、ヴィッセル神戸と対戦。開始3分に佐々木大樹がゴールを決めて神戸が先制。このゴールを最後まで守り切り、0-1で神戸がベスト8に進出した。 J2勢では、前々回王者のヴァンフォーレ甲府がJ1優勝争い中の鹿島アントラーズと対戦した。 過去2大会連続で対戦し、いずれも甲府が勝利しているこのカード。3連勝を目指した中、甲府は29分に三沢 直人のゴールで先制する。鹿島を相手に互角に戦い続けて行ったが、前半アディショナルタイムに藤井智也がゴールを決めて鹿島が追いつくと、後半も互いにビッグチャンスがないまま終了するかと思われたが、89分に植田直通がCKからヘディングを叩き込み鹿島が逆転。甲府へのリベンジを果たしてベスト8に進出した。 また、J2vsJ1のカードでは、V・ファーレン長崎と横浜F・マリノスが白熱の戦いに。前半は互いにゴールを奪えずにゴールレスで進むと、58分に長崎がフアンマ・デルガドのゴールで先制する。 先制を許した横浜FMだったが、67分に天野純のゴールで同点に。しかし、後半アディショナルタイム2分にマテウス・ジェズスがゴールを奪い、長崎が土壇場で勝ち越しに成功する。 下剋上達成かと思われたが、8分間のアディショナルタイムにはさらなるドラマが、アディショナルタイム8分には加藤蓮のクロスを西村拓真が合わせて横浜FMが同点とすると、アディショナルタイム10分には西村のパスを受けた植中朝日が豪快なシュート。古巣相手のゴールで横浜FMが奇跡の逆転勝利を収めた。 また、J1で降格圏に沈み苦しんでいる2チームは苦しい戦いに。最下位の北海道コンサドーレ札幌はジェフユナイテッド千葉に1-0、19位のサガン鳥栖はレノファ山口FCに0-2とゴールを奪えずに敗戦。また残留争い中の湘南ベルマーレも、優勝を争うガンバ大阪に3-2で逆転負けを喫することに。柏、湘南、鳥栖、札幌と残留争い中のチームが軒並み敗れる中、京都サンガF.C.は大分トリニータに2-0で勝利を収めた。 準々決勝は9月18日に開催予定。J1勢6チームvs J2勢2チームの争いとなる。 ◆準々決勝カード ▽9/18 横浜F・マリノス vs レノファ山口FC サンフレッチェ広島 vs ガンバ大阪 ヴィッセル神戸 vs 鹿島アントラーズ ジェフユナイテッド千葉 vs 京都サンガF.C. ◆ラウンド16結果 V・ファーレン長崎 2-3 横浜F・マリノス 【長崎】 フアンマ・デルガド(後13) マテウス・ジェズス(後45+2) 【横浜FM】 天野純(後22) 西村拓真(後45+8) 植中朝日(後45+10) サガン鳥栖 0-2 レノファ山口FC 【山口】 若月大和(前6) 山本駿亮(前11) サンフレッチェ広島 2-0 愛媛FC 【広島】 トルガイ・アルスラン(後23) 加藤陸次樹(後34) ガンバ大阪 3-2 湘南ベルマーレ 【G大阪】 山下諒也(前14) 福岡将太(前41) 中谷進之介(後31) 【湘南】 奥野耕平(前11) 鈴木章斗(前35) ヴァンフォーレ甲府 1-2 鹿島アントラーズ 【甲府】 三沢直人(前29) 【鹿島】 藤井智也(前45+3) 植田直通(後44) 柏レイソル 0-1 ヴィッセル神戸 【神戸】 佐々木大樹(前3) 京都サンガF.C. 2-0 大分トリニータ 【京都】 松田佳大(後11) 川崎颯太(後36) ジェフユナイテッド千葉 1-0 北海道コンサドーレ札幌 【千葉】 品田愛斗(前45) <span class="paragraph-title">【動画】植田直通が強烈ヘッド! 鹿島が土壇場で逆転に成功!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/Jl8QpHyi44">https://t.co/Jl8QpHyi44</a> <a href="https://t.co/1g1PD5cTLG">pic.twitter.com/1g1PD5cTLG</a></p>&mdash; NHK水戸放送局 (@nhk_mito) <a href="https://twitter.com/nhk_mito/status/1826228091209072764?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.21 21:50 Wed
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G大阪が2019年以来の大阪ダービー勝利! “役者”宇佐美貴史のバースデー弾でC大阪撃破【明治安田J1第12節】

明治安田J1リーグ第12節の1試合が6日にパナソニック スタジアム 吹田で行われ、ホームのガンバ大阪がセレッソ大阪を1-0で下した。 2連敗でダービーを迎える10位G大阪はこの日がバースデーの宇佐美貴史がスタートからのメンバーに戻るなか、カタール帰りの半田陸も即先発。古巣戦の鈴木徳真もボランチの一角に入った。 一方、3位ながらこちらも直近3試合で勝ちなしのC大阪は同じくカタール帰りの西尾隆矢がメンバー外。香川真司、為田大貴とともにスタメン入りし、清武弘嗣はベンチから出番をうかがう。 互いにすっきりしない戦いが続くなかの大阪ダービーはこれが公式戦通算63回目。直近のリーグ戦9試合では7勝2分けのC大阪が5連勝中と完全に支配し、G大阪は2019年5月以来の勝利を期した。 そんなG大阪だが、それぞれフィニッシュの意識高く試合に入ったなか、次第にボールの主導権争いでC大阪が優勢に。相手の繋ぎに走らされる流れが続き、自陣深くでの対応に追われる。 相手ボールになれば前からのプレスもかけるC大阪のリズムだが、G大阪もカウンターで反攻姿勢。25分には高い位置でのボール奪取から坂本一彩に決定機に巡ったりと前の意識を打ち出す。 すると、G大阪が押し返す28分、バイタルエリア中央の宇佐美が毎熊晟矢のズレた横パスをかっさらって、そのまま右足ミドル。今季4得点目をゴール右下に突き刺し、G大阪が先制する。 ミス絡みで失点のC大阪は30分過ぎに右ハムストリングを痛めた毎熊晟矢が交代を強いられ、戦力的にもダメージ。その後もボールを握るが、最後のところでG大阪の粘りが上回る。 後半も前重心のC大阪がまずアクションを起こし、G大阪がどう対応するかという展開に。そのなか、50分過ぎに前半の毎熊に続いて、登里享平の負傷アクシデントにも見舞われてしまう。 その登里の交代タイミングで上門知樹、ヴィトール・ブエノ、柴山昌也を送り出したC大阪だが、大きな変化といかず。66分には最後の交代で今季J1初出場の清武を投入し、勝負をかける。 一歩前に出た状況を保つG大阪は71分の左CKから大外の倉田秋が左足フィニッシュに持ち込んだが、惜しくも右ポスト。続く73分にも坂本が連続してチャンスを迎えるが、仕留め切れず。 76分にも坂本のボール奪取からカウンターチャンスのG大阪はこれもウェルトンが不意に。救われたC大阪だが、その後も攻め切れずにカウンターを浴び、なかなかリズムに乗り切れない。 山下諒也や石毛秀樹も入れ、もうひと刺しを狙うG大阪がチャンスを生かせずにいるなか、C大阪もセットプレー時にキム・ジンヒョンが攻め上がるなど、あの手この手で相手ゴールに襲いかかる。 だが、残る交代カードを駆使して並びも変えたりして凌ぎ切ったG大阪が5年ぶりのダービー勝利で2連敗をストップ。ケガ人も相次ぎ、痛い敗戦のC大阪は4戦未勝利となっている。 ガンバ大阪 1-0 セレッソ大阪 【G大阪】 宇佐美貴史(前28) <span class="paragraph-title">【動画】ガンバエースが大阪ダービーでバースデー決勝弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ハッピーバースデー、キャプテン<br>\<br><br>宇佐美がセレッソのパスミスを逃さず<br>PA手前からスーパーショット<br><br>絶対に負けられない大阪ダービーは<br>キャプテン宇佐美のゴールで<br>ホームのガンバ大阪が先制<br><br>明治安田J1第12節<br>G大阪×C大阪<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/G%E5%A4%A7%E9%98%AAC%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#G大阪C大阪</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#大阪ダービー</a> <a href="https://t.co/z9sW9yjdcQ">pic.twitter.com/z9sW9yjdcQ</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1787343089620726223?ref_src=twsrc%5Etfw">May 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.06 15:06 Mon
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「コーチが一番落ちてる」「球筋えぐい」1人だけ落ち方が違う!G大阪・遠藤保仁コーチのFK講座に反響「ホンマ、上手いな…」

ガンバ大阪のトップチームコーチに就任した元日本代表MF遠藤保仁氏がさすがのキックを披露している。 9日に2023シーズン限りでの現役引退を発表した遠藤氏。26年間のプロキャリアに終止符を打つとともに、古巣G大阪のトップチームコーチ就任が発表されていた。 遠藤コーチも同行し、現在は沖縄でキャンプを行っているG大阪。26日の練習後には、現役時代にFKを得意としていた遠藤コーチによるFK講座が行われたようだ。 参加したのは、DF黒川圭介、MF石毛秀樹、FWイッサム・ジェバリの3選手。FK練習用の壁を並べながら、見事なキックを披露した。 さらに、最後には遠藤コーチ自ら実演。短めの助走から縦に落ちるキックを3本放つと、1本は枠外だったものの2本を成功。周囲からはその上手さに感嘆の声が漏れていた。 その様子がG大阪の公式X(旧ツイッター)でも公開されると、ファンは「ヤットさんは凄すぎる」、「ヤットさんだけ縦落ちなんよね」、「ホンマ、上手いな…」、「コーチ球筋えぐいって」、「コーチの球筋が一番落ちてるw」とコメント。改めてそのクオリティに驚きの声が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】1人だけ落ち方が違う!G大阪・遠藤保仁コーチのFK講座</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">沖縄キャンプ 9日目<br>今日は午前練のみで終了です<br>練習後には遠藤コーチのFK講座<br>最後に講師のデモンストレーションも<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ガンバ大阪</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/GAMBAOSAKA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#GAMBAOSAKA</a> <a href="https://t.co/xNgr900HOh">pic.twitter.com/xNgr900HOh</a></p>&mdash; ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) <a href="https://twitter.com/GAMBA_OFFICIAL/status/1750711517929152876?ref_src=twsrc%5Etfw">January 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.26 19:20 Fri
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両エースがゴールで共演! 神戸とG大阪の上位戦線生き残りをかけた関西勢対決は勝敗つかず【明治安田J1第27節】

明治安田J1リーグ第27節の1試合が17日にノエビアスタジアム神戸で行われ、ヴィッセル神戸vsガンバ大阪は2-2のドローに終わった。 出場停止の扇原貴宏だけでなく、酒井高徳、山口蛍もケガと主力に不在者が続く5位神戸はマテウス・トゥーレル、鍬先祐弥が先発。4位G大阪も引き続きイッサム・ジェバリを欠いての戦いになるが、ファン・アラーノが復帰し、同胞ブラジルのダワン、ウェルトンとともにスタートから出場した。 前回対戦で苦杯の神戸にとってリベンジを期す一戦だが、G大阪が序盤の入りから攻め手に。シュートの形にも持っていけず、リズムに乗り切れない神戸は勝機を手繰り寄せようと我慢の時間帯を続けるなか、16分に武藤嘉紀が腰を痛めたか、プレー続行不可能のアクシデントに見舞われてしまう。 だが、G大阪も崩しの鋭さを欠き、それが神戸の押し返すきっかけにもなると、GK一森純が忙しくなる展開に。すると、45+3分に途中出場の飯野七聖が右サイドからクロスを上げ、井出遥也、広瀬陸斗の連続シュートから、最後はゴール前の大迫勇也がこぼれ球を左足で蹴り込み、神戸が一歩前に出る。 後半の入りこそ神戸の勢いがまさったが、次第にボールを握りながら引き戻したG大阪は54分、左サイドを起点にしたパスワークから、大外の宇佐美が右足フィニッシュ。続く55分にも左サイドでのFKから、宇佐美のクロスに福岡将太がドンピシャヘッドで合わせるが、神戸のゴールに飛ばし切れず。 G大阪は依然としてゴールが生まれずとも攻め切るシーンを増やしていくと、56分に左サイドから縦にボールを持ち上がった宇佐美がバイタルエリア左に差しかかったところで少し中に切れ込み、思い切りよく右足を一閃。相手ゴールから遠い位置だったが、右下に決め、G大阪が4戦ぶり得点で追いつく。 その後、G大阪ゴール裏で急病人発生で試合が一時中断のなるひと幕もあったなか、互いに交代で試合を動かしにかかると、84分に神戸が3人の途中出場者で勝ち越す。84分、ボックス左で佐々木大樹を追い越した初瀬亮が折り返すと、ニアの宮代大聖が左足ヒール。これが福岡に当たってゴールを割る。 ケガ明けの宮代弾で再び一歩前に出た神戸はこのまま試合を終わらせにかかるが、G大阪が90+5分に宇佐美の縦パスでボックス左に抜け出した坂本一彩が強引に右足を振っていくと、ゴール前に攻め上がる中谷進之介にヒット。これがゴールマウスに吸い込まれ、G大阪が土壇場で再び追いついた。 上位戦線生き残りをかけた一戦とあって、それぞれ物足りない結果だが、両エースがゴールで共演するなどの熱戦を経て、1ポイントずつを分け合う結果に。神戸は2連勝ならず。G大阪は3戦連続ドローの4戦勝ちなしとなっている。 ヴィッセル神戸 2-2 ガンバ大阪 【神戸】 大迫勇也(前45+3) 宮代大聖(後39) 【G大阪】 宇佐美貴史(後11) 中谷進之介(後45+5) 2024.08.17 21:15 Sat

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