FC東京が我慢しきって勝ち点1! G大阪が打てどパリ帰りのGK野澤大志ブランドンが好守連発【明治安田J1第25節】

2024.08.07 21:10 Wed
明治安田J1リーグ第25節の1試合が7日にパナソニック スタジアム 吹田で行われ、ガンバ大阪vsFC東京は0-0のドローに終わった。2位G大阪は宇佐美貴史が累積警告で欠場となるなか、その1トップにイッサム・ジェバリを抜擢。アヤックスでの武者修行帰りの坂本一彩がトップ下に入り、戦線復帰の山田康太はベンチからスタートした。一方、7位FC東京はディエゴ・オリヴェイラがメンバー外となるが、長らく負傷欠場が続いた小柏剛がベンチ入りで復帰。パリ・オリンピック帰りでは野澤大志ブランドンが先発したのに対し、荒木遼太郎はサブからスタートした。
両チームともに攻撃の中心を欠いての一戦となるなか、G大阪が立ち上がりから攻めの主導権を握りにかかり、FC東京に守りを強いる。宇佐美に代わってどれだけ存在感を発揮できるかが注目のイッサム・ジェバリが16分に左足ミドルで襲いかかるなど、フィニッシュの形も作り出していく。

FC東京を押し込み続けるG大阪は23分に左サイドからのクロスにイッサム・ジェバリが決定的なヘッド。ゴール左を突いたが、GK野澤が何とか手で触れたボールは左ポストを叩き、ゴールを割れず。だが、その後もボールの即時奪回も光るG大阪の攻勢が続き、FC東京はなかなか押し返せない。

前半の中盤を過ぎてもG大阪の流れとなり、FC東京の劣勢が続くが、32分にもダワンのフィニッシュをGK野澤が見事なショットストップ。前半の終盤に入っても攻めるG大阪だが、45+2分にボックス左からの折り返しを受けた坂本の左足フィニッシュもサイドネットを揺らすにとどまる。
前半をなんとか踏ん張り、47分に敵陣右サイドで獲得したFKのチャンスから早々に安斎颯馬の決定機を作り出したFC東京だが、G大阪も49分にウェルトンが決定的なヘッド。前半と比べてFC東京が押し返す時間帯を増やしていったが、G大阪が前半からのペースを崩さず、後半も進める。

FC東京が64分に荒木と俵積田晃太の攻撃的カードで試合を動かしにかかったなか、相手の最後をやらせない守りに苦労するG大阪も70分にファン・アラーノをピッチへ。さらに、82分にも交代に動いたG大阪はその1人、ネタ・ラヴィが強烈な右足ミドルもクロスバーを叩いてゴールならず。

対するFC東京も同じタイミングでさらなる交代に動き、復帰戦の小柏が崩しで存在感。そのなかで、G大阪が幾度もフィニッシュの形を作り出していったが、打てどもネットを揺らせず。これで2戦未勝利となり、勝利した鹿島アントラーズに抜かれ、3位に後退。野澤の好守が光り、我慢しきったFC東京も2戦勝ちなしだが、敵地で最低限の勝ち点1を手にした。

ガンバ大阪 0-0 FC東京

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FC東京が新国立でのJリーグ最多観客集めた新潟との一戦制す! 荒木&野澤のパリ五輪組に海外移籍の松木を白星で送り出す【明治安田J1第23節】

明治安田J1リーグ第23節のFC東京vsアルビレックス新潟が13日に国立競技場で行われ、ホームのFC東京が2-0で勝利した。 アビスパ福岡、柏レイソル相手に今シーズンのリーグ戦初の連敗を喫した8位のFC東京は、10日に行われた天皇杯3回戦ではJ2のジェフユナイテッド千葉に1-2で敗戦。今季初の公式戦3連敗となった。 その苦境からのバウンスバックを図った一戦ではリーグ前節から先発1人を変更。ベンチ外の俵積田晃太に代えて遠藤渓太を起用。パリ・オリンピック招集前ラストマッチの2選手ではGK野澤大志ブランドンが先発も、荒木遼太郎はベンチ外。また、試合当日に海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、この試合後の離脱が発表された松木玖生はベンチスタートに。 一方、前節サガン鳥栖にホームで3-4の敗戦を喫した14位の新潟は対戦相手同様に天皇杯ではJ2のV・ファーレン長崎に1-6の惨敗を喫した。その公式戦連敗からのバウンスバックを図ったアウェイゲームではリーグ前節から先発2人を変更。サスペンションの舞行龍ジェームズ代役に遠藤凌、松田詠太郎に代えて長倉幹樹を最前線で起用した。 前からプレスをかけ合う主導権争いが続く中で早い時間帯にゴールが生まれる。開始6分、ハーフウェイライン手前でボールを受けたフリーの小泉慶が左サイドで背後を狙う遠藤渓にミドルレンジのパスを通す。そのまま鋭い縦への運びでボックス内に持ち込んだ遠藤渓は狙いすました右足コントロールシュートをゴール右下隅へ突き刺した。 早々に試合が動いたことで、以降はビハインドを追う新潟がボールを握り、FC東京がカウンターで応戦する構図に落ち着く。時間の経過と共に相手の圧力が弱まり、自分たちのリズムでボールを前進。だが、アタッキングサードではなかなか相手のブロックを揺さぶり切れない。 これに対してホームチームは相手を引き込む形からディエゴ・オリヴェイラ、仲川輝人の中央でボールが収まった際には良い形で攻撃がスピードアップ。両ウイングを絡めた形から相手を引っくり返すことに成功。ただ、決定機まではあと一歩という場面が目立った。 膠着した前半半ばからハーフタイムにかけて互いに狙いの形が出始めると、長谷川元希や谷口海斗がライン間でボールを引き出す新潟が幾度かいい形を作り出すが、谷口らのシュートは至近距離でのブロックに阻まれた。 FC東京の1点リードで折り返した試合は互いに選手交代なしでスタート。立ち上がりから新潟優勢の展開が続くと、50分には左サイドでのショートパスの連続から谷口がボックス左に持ち込んで右足シュート。だが、これは惜しくも枠の右に外れる。さらに、良い距離感でのパス交換で相手のプレスをいなしながら背後を取って長谷川元らに決定機が訪れるが、仕留め切れない。 後半に入って防戦一方を強いられたホームチームは61分に選手交代。ディエゴ・オリヴェイラを下げ、これが青赤でのラストマッチとなる松木を投入。これで松木と仲川が2トップ気味の立ち位置を取る。交代直後にはボックス手前で得たFKを松木が直接狙うが、壁にディフレクトしたシュートはGKに難なくキャッチされた。 この交代もあってうまく試合を膠着させたFC東京は徐々にカウンターを繰り出せるようになると、72分には松木が強靭なフィジカルでマイボールにした流れからボックス内でパスを受け直して得意の左足シュート。だが、これはDFトーマス・デンのゴールカバーに遭う。 一方、再び攻撃の活性化が必要な新潟は谷口、長谷川元を下げて松田、小野裕二を同時投入。すると、この交代直後には松田とのパス交換でボックス右に抜け出した藤原奏哉にビッグチャンス。しかし、グラウンダーのシュートはGK野澤の足を使ったファインセーブに阻まれる。 すると、ピンチの後にはチャンスあり。FC東京に待望の追加点が生まれる。78分、右サイドを起点としたカウンターから前線で身体を張った安斎颯馬の落としに反応した小泉が入れ替わりの形で背後へ抜け出し、絶妙なグラウンダーの折り返しを供給。これをファーにドフリーで走り込んだ途中出場の野澤零温が冷静に右足でゴール左下隅へ流し込み、値千金のJ1初ゴールとした。 その後、GK野澤のフィードミスから新潟にチャンスが訪れるも、これを決め切れず。互いに積極的に交代カードを切った後半終盤は膠着状態が続いたが、要所を締めたFC東京が新潟の反撃を無失点で凌ぎ切った。 この結果、新国立でのJリーグ最多となる5万7885人を集めた白熱の一戦を制したFC東京が公式戦連敗をストップすると共に、海外挑戦の松木、パリ五輪に向かう荒木、野澤を白星で送り出した。一方、決定力を欠いた新潟は公式戦3連敗に。 FC東京 2-0 アルビレックス新潟 【FC東京】 遠藤渓太(前6) 野澤零温(後33) <span class="paragraph-title">【動画】途中投入の野澤零温が値千金のJ1初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>待望の追加点は途中出場の若武者<br>\<br>FC東京の見事なカウンター<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E6%85%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#小泉慶</a> のパーフェクトなクロスに合わせた<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%87%8E%E6%BE%A4%E9%9B%B6%E6%B8%A9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#野澤零温</a> がJ1初ゴール<br><br>明治安田J1リーグ第23節<br>FC東京×新潟<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> &DAZN Freemiumで配信中<br>無料視聴はこちら<a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%96%B0%E6%BD%9F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FC東京新潟</a> <a href="https://t.co/YzrYrtRWdH">pic.twitter.com/YzrYrtRWdH</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1812090708926378390?ref_src=twsrc%5Etfw">July 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.13 21:12 Sat
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好調・山田新が3試合連続の2ゴール! 3発の川崎FがFC東京との多摩川クラシコ制す【明治安田J1第26節】

11日、明治安田J1リーグ第26節のFC東京vs川崎フロンターレが味の素スタジアムで行われ、アウェイの川崎Fが0-3で勝利した。 前節のガンバ大阪戦をゴールレスドローで終えた7位FC東京は、多摩川クラシコで3試合ぶりの白星を狙う。G大阪戦からは3人入れ替え、ディエゴ・オリヴェイラらが先発した。 対するは、2連勝中、7試合負けなしと調子を上げている12位川崎F。前節のヴィッセル神戸戦は3-0で勝利していたなか、パリ・オリンピック(五輪)帰りの高井幸大が先発復帰した。 序盤はホームチームが攻勢。高宇洋の右クロスに遠藤渓太が頭から飛び込んだが、わずかに左に外れる。 その後も畳み掛け、12分には左サイドからのスルーパスに抜け出したディエゴ・オリヴェイラがワンタッチシュート。GKチョン・ソンリョンがファインセーブを見せた。 しかし、先にゴールをこじ開けたのは川崎F。マルシーニョが左サイドでボールをキープすると、クロスに合わせたのは山田新。戻りながらのヘディングとなったが、GK野澤大志ブランドンも弾ききれず、今シーズン10点目を記録した。 さらに20分、右サイドのファンウェルメスケルケン際のクロスに合わせたのはまたも山田。再びヘディングでネットを揺らし、3試合連続の2ゴールとなった。 良い入りを見せながら出鼻をくじかれたFC東京は、遠藤が右足で狙っていく。それでも川崎Fがペースを握り、2点リードのまま折り返す。 追いかけるFC東京は後半頭から荒木遼太郎を投入。攻撃に変化が生まれるが、決定機は作れないまま時間が経過する。 川崎Fは64分、左CKから遠野大弥がニアでそらすと、これはクロスバーに直撃。それでも72分、敵陣左寄りの位置でFKを得ると、三浦颯太のクロスから高井がヘディング。勝負を決める3点目を手にした。 FC東京も意地を見せ、84分には荒木のスルーパスから遠藤がシュートに持ち込むが、GKチョン・ソンリョンが一対一を制した。 その後も守護神のセーブがあった川崎Fは、危なげなくクローズ。好調・山田の2ゴールもあったアウェイチームが多摩川クラシコを制し、3連勝とした。 FC東京 0-3 川崎フロンターレ 【川崎F】 山田新(前15、前20) 高井幸大(後27) <span class="paragraph-title">【動画】山田新が3戦6発!この日2点目は右クロスからのヘディングシュート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ゴール量産モードに突入!<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E6%96%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#山田新</a> またまた頭で合わせてこの日2点目<br>なんと3試合連続2ゴールと量産モードに<br><br>明治安田J1第26節<br>FC東京×川崎F<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> &DAZN Freemiumで配信中<br>無料視聴はこちら<a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%B7%9D%E5%B4%8EF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FC東京川崎F</a> <a href="https://t.co/Ay3cfWew44">pic.twitter.com/Ay3cfWew44</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1822589323285319757?ref_src=twsrc%5Etfw">August 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.11 21:27 Sun

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広島がクラブ新の7連勝で首位浮上! トルガイ・アルスランのハットでFC東京を振り切る【明治安田J1第29節】

31日、明治安田J1リーグ第29節のサンフレッチェ広島vsFC東京がエディオンピースウイング広島で行われ、ホームの広島が3-2で勝利した。 前節の柏レイソル戦を2-0の勝利で終え、30年ぶりの6連勝を収めた2位広島。GK大迫敬介が日本代表に選出されたなか、7連勝を狙う今節は塩谷司が外れ、トルガイ・アルスランが先発した。 対するは台風10号の影響で現地入りに苦戦した9位FC東京。5試合勝利から遠ざかっている苦しい状況に不運が重なった。今節は新戦力のエヴェルトン・ガウディーノが初先発し、森重真人や白井康介もスタメン入り。日本代表から招集を受けた長友佑都はベンチスタートとなった。 先にチャンスを作ったのは立ち上がりのFC東京。広島のビルドアップミスを突き、ディエゴ・オリヴェイラが左足シュート。ピンチのきっかけを作ったGK大迫敬介が落ち着いて対応した。 すると5分、広島が先制。満田誠の左クロスからゴール前で混戦が生まれると、セカンドボールを拾ったのはトルガイ・アルスラン。1つかわしてから右足で流し込んだ。 その後は広島がやや優勢ながら一進一退の攻防が続く。そんな状況を打破したのは再びトルガイ・アルスラン。32分、畳み掛けるなかで加藤陸次樹が右サイドからクロスを入れると、一度は防がれながら粘り、こぼれ球にトルガイ・アルスランが反応。右ポケットから振り向きざまのシュートを決めた。 まずは1点を返そうと攻め込むFC東京だが、ファイナルサードをなかなか攻略できず。前半アディショナルタイム前にはエヴェルトン・ガウディーノが切り返しから左足を振るが、強烈なシュートはGK大迫が弾いた。 互いに選手交代なしで迎えた後半は、再びエヴェルトン・ガウディーノがシュート。FC東京が勢いを増していく。 しかし、広島が川辺駿に代えて塩谷司を投入すると、ボックス内で仕掛けた松本泰志がPKを獲得。トルガイ・アルスランが落ち着いて右隅に決め、ハットトリックを達成した。 堪らずFC東京は2枚交代カードを切るが、直後には広島が速攻から新井直人のシュート。殊勲のトルガイ・アルスランらを下げるが、攻撃の手は止まらない。 それでも意地を見せるFC東京。79分、途中出場の俵積田晃太が左サイドを突破すると、折り返しに走り込んだのはこちらも途中出場の小柏剛。押し込んで2点差に詰め寄る。 さらに後半アディショナルタイム、右CKを得ると仲川輝人がショートコーナーを選択。リターンパスを受けてドリブルで切り込み、クロスが相手のオウンゴールを誘った。 選手交代で流れを変えたFC東京だったが、同点は叶わず試合終了。広島がクラブ記録更新の7連勝を達成し、今節引き分けたFC町田ゼルビアと勝ち点55で並ぶことに。得失点差で上回り、首位に浮上した。 サンフレッチェ広島 3-2 FC東京 【広島】 トルガイ・アルスラン(前5、前32、後18) 【FC東京】 小柏剛(後34) OG(後45+1) <span class="paragraph-title">【動画】トルガイ・アルスランがハットトリック! 2点目はGKの股を抜くシュート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>いとも簡単にゴールを決めてしまう<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トルガイアルスラン</a> 今日2得点!<br>ゴール前でのこの落ち着き<br><br>明治安田J1リーグ第29節<br>広島×FC東京<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%BA%83%E5%B3%B6FC%E6%9D%B1%E4%BA%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#広島FC東京</a> <a href="https://t.co/l6Uh3RjOFj">pic.twitter.com/l6Uh3RjOFj</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1829824616149238161?ref_src=twsrc%5Etfw">August 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.31 20:39 Sat
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「これでいいの?」「中止にならない理由は?」広島に移動できなかったFC東京は東京に戻ることに…当日入りで即試合にファンは心配と疑問「健康第一の決断を」「安全第一で」

FC東京は30日、サンフレッチェ広島戦に向けたチーム状況を報告した。 31日に明治安田J1リーグ第29節でFC東京は広島と対戦。アウェイのエディオンピースウイング広島での試合となる。 しかし、台風10号の影響により、全国的に様々な影響が出ており、今週末のJリーグはJ1で4試合、J2で1試合がすでに中止を発表している。 中止となっているのは、徳島、名古屋、磐田、京都、大阪での試合。台風に近い西日本の試合がすでに中止となっている中、広島戦は開催で話が進んでいた。 FC東京は29日に新幹線で移動を試みたが、東海地方の激しい雨の影響で東海道新幹線が運転を見合わせ。その結果、立ち往生することとなってしまい、選手のコンディションの関係から静岡県内で宿泊。しかし、30日は東京と三島、名古屋と新大阪という限定的な運行となっていた。 広島は30日の18時時点で「対戦相手であるFC東京から広島への移動の目途がたったと連絡がありました」と伝え、通常通りの開催を予定していると発表していた。 FC東京は、30日の夜に公式X(旧ツイッター/@fctokyoofficial)を更新。チームの状況を説明し、30日にも移動を試みたものの失敗。東京へと戻り、31日の朝に移動を試みるとのことだ。 ーーーーーー チームは現在、東京都内に戻り待機しています。 本日朝、一時宿泊先の静岡県から広島県への移動を試みましたが、大雨の影響により各種交通手段が利用できず、宿泊施設に戻って長時間待機したのち、終日かけてバスにて東京都内まで戻る形となりました。 本日中に広島県に入る見通しが立たず、移動における安全面、選手の健康に関する懸念等を踏まえ、開催の是非について協議を行いましたが、現時点では開催との判断となっています。そのため、明日朝にチームはあらためて広島県に向けて移動を試みます。 状況が刻一刻と変化するため、遠征に帯同している選手たちは練習を行えておりませんが、スタッフのサポートのもとで可能な限りの準備を続けております。 台風10号の影響が懸念される状況ですので、広島へお越しになるファン・サポーターのみなさまも安全第一での行動をお願いいたします。 ーーーーーー チームからの状況報告にファンは「健康第一の決断を」、「選手の疲労が心配」、「これで中止にならないの?」、「安全第一で」、「選手が心配」、「少しでも休んでください」、「広島の発表と違わない?」、「Jリーグはこれでいいの?」、「中止にならない理由がわからない」、「移動して即試合ってリーグはいいの?」と選手やスタッフのコンディションを気にする他、中止の判断がなされないことへの疑問と不満が集まっている。 2024.08.31 00:10 Sat
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FC東京がJリーグに意見書提出…台風時の試合開催可否判断が不明確だったことを疑問視

FC東京は5日、台風10号の影響による試合開催可否判断が不明確だったとして、Jリーグに意見書を提出したと発表した。 FC東京は8月31日に行われた明治安田J1リーグ第29節で、サンフレッチェ広島と対戦。この試合はエディオンピースウイングスタジアム広島で行われたが、かねてより台風10号の接近が報じられており、試合開催の可否が注目される事態となっていた。 FC東京は29日に東海道新幹線を利用した移動を試みるも、途中で運休となってしまったことで急遽静岡県内に宿泊。30日の移動を試みるも断念し、一度バスで東京へ戻ることになった。 それでも、試合中止の判断はされなかったことで、試合当日となる31日に航空機を利用して近県に到着。これにより、試合自体は無事開催され、FC東京は2-3で敗北する結果となった。 クラブは台風10号の影響による開催可否判断基準が不明確であったことを疑問視。今後の運用改善に向けて、Jリーグへ以下の内容の意見書を提出したと報告している。 ◆今回の問題と捉えていること 1. 試合の実施/中止の判断において、考慮されるべき事柄が軽視されていたこと ・事故等に巻き込まれたアウェイチーム選手への影響 天災による移動時に生じた交通機関停止については不可抗力であり、事故と同様である。今回のケースではこれによって選手の健康状態を大きく損なう形となった。ホーム/アウェイチームの公平性を一定確保すべきであり、特に選手の怪我、故障のリスクが著しく高まる状況下での試合は避けるべきであった。 ・アウェイチームファン・サポーターの安全面の確保 当クラブのヒアリングでは、当節における他の試合の中止(台風10号の影響により5試合が中止)の理由に、アウェイチームのファン・サポーターの移動の困難さや、安全面の確保が考慮されたケースもある。若干状況が異なるとはいえ、当該試合においてもアウェイチームのファン・サポーターにおいて台風の影響があり、考慮されるべきだった。 2.Jリーグが試合の開催可否を判断する権限を持っているが、判断基準や判断日時を明示せず、実施/中止の判断やその対応において、ホームチームとアウェイチームとも振り回されたこと 明確な判断基準や判断のデッドライン等を示さなければ、刻々と状況が変化する側にあるチーム、今回のケースで言えば、アウェイチーム側が全て対応に追われ続けることになる。Jリーグが積極的に状況を把握し、適切な時期に判断を下すべきであった。 ◆要望 Jリーグ規約第62条2項①に「天災地変、公共交通機関不通等」の場合の実施/中止の判断はチェアマンが行うものとされているが、その規定の運用は曖昧である。よって、以下のように要望する。 ・試合の当日までの実施/中止の判断において、より明確な判断基準や判断日時を定めたうえで、Jリーグが主導的に運用に取り組むこと。 ・その判断基準については、ホームチーム、アウェイチームの一定水準の公平性の確保を重視し、特にJリーグがめざす、ピッチ上で最高の作品を見せるためにも、選手ファーストで策定すること。選手を含むチーム、そしてファン・サポーターの安全面の確保を考慮すること。 2024.09.05 16:00 Thu
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FC東京の安斎颯馬が左眼窩底&鼻骨を骨折するなど重傷…復帰時期は手術後に判断予定

FC東京は28日、MF安斎颯馬の負傷を報告した。 安斎は24日に行われた明治安田J1リーグ第28節の京都サンガF.C.戦で負傷。チームドクターの診察および精密検査を受けた結果、左前房出血、左眼窩底骨折、鼻骨骨折と診断されたとのことだ。なお、全治期間については手術後の診察を受けて判断するとしている。 安斎は昨シーズンの特別指定選手としてのプレーを経て、今シーズンに早稲田大学から正式加入。今シーズンは主力の一人として、ここまでJ1リーグで24試合出場2ゴール2アシスト、YBCルヴァンカップで4試合出場、天皇杯で1試合出場の成績を残していた。 2024.08.28 10:15 Wed
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「感謝しかない」「本当にありがとう」紆余曲折経てFC東京が広島入り、試合開催が決定…超過密日程を避けられた広島も感謝「心より感謝いたします」

サンフレッチェ広島は31日、31日に予定されている明治安田J1リーグ第29節のFC東京戦を予定通り開催することが決定したことを発表した。 台風10号の影響で多くの試合に影響が出ると見られていた中、すでにJ1で4試合、J2で1試合の中止が決定している。 そんな中、広島での試合も開催に影響があると見られていた中、29日に移動を試みたFC東京が新幹線の中で長時間立ち往生。運休となり、静岡県内に一泊すると、30日にも移動を試みたものの断念。バスで東京へと戻っていたことを発表していた。 選手の移動やコンディションに関して様々な意見が出ていた中、広島によればFC東京は31日に航空機で近県に到着。試合の開催が可能になったとのことだ。 広島は「FC東京の皆様は一昨日、広島への新幹線がストップし車中で長時間待機する事態になり、改めて羽田からの航空便で今朝がた近県の空港に到着しました。台風に翻弄されても、試合成立のためにご努力いただいた、選手、スタッフの皆様に心より感謝いたします」と感謝のコメントをしている。 広島のファンは「感謝しかない」、「本当にありがとう」、「拍手で迎えます」、「スタッフも関係者もありがとう」と感謝の気持ちを示している。 なお、試合開催が可能となったことでチケットの払い戻しはなしに。東京から向かえないファンは「リセールとか制度を見直した方が良い」、「今回は諦めます」、「選手が無事に帰ってきてほしい」とコメントしていた。 2024.08.31 10:58 Sat

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