6位仙台が下剋上達成! 3位長崎を中島元彦の2ゴールなどで下し昇格PO決勝進出、4年ぶりJ1へあと1勝【J1昇格PO】

2024.12.01 15:09 Sun
2ゴールで勝利に導いた仙台FW中島元彦
©︎J.LEAGUE
2ゴールで勝利に導いた仙台FW中島元彦
1日、J1昇格プレーオフ準決勝のV・ファーレン長崎vsベガルタ仙台がPEACE STADIUM Connected by SoftBankで行われ、アウェイの仙台が1-4で勝利した。
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今シーズンの明治安田J2リーグを3位で終えた長崎。勝ち点「1」差で自動昇格圏内の2位に届かなかったが、リーグ戦は5連勝フィニッシュ。引き分けでも勝ち上がることができ、決勝もホームで迎えられる状況のなか、7年ぶり2度目のJ1の舞台を目指す。対するリーグ戦6位の仙台。最終節で滑り込みのPO進出を手にした。4年ぶりのJ1復帰にはアウェイでの2連勝が求められる状況。まずはリーグ戦で1勝1分けの相手を下しての決勝進出を狙う。
緊張感が漂いつつ、互いにアグレッシブに入った序盤。長崎の秋野央樹がセカンドボールから左足ミドルを狙うと、仙台は中島元彦の直接FKが枠を捉える。

長崎がボールを握る時間が多いながら、互角の攻防で推移。仙台はよりダイレクトにゴールへ向かい、中島の右クロスからエロンのワンタッチパス、飛び出した真瀬拓海がループで狙うというチャンスも作り出す。
すると29分、押し込む仙台は相良竜之介のシュートがヴァウドのハンドを誘い、PKを獲得。中島が中央に蹴り込み、大きな先制点を得た。

ビハインドを背負った長崎は左サイドから笠柳翼がカットインシュート。37分にもロングボールから最終ラインの裏へ飛び出していく。

ハーフタイムにかけて攻勢を強めた長崎だったが、前半アディショナルタイムのエジガル・ジュニオのシュートは枠の右。こじ開けられないまま前半を終える。

1点を追う長崎は後半頭から2枚替え。松澤海斗山田陸を送り出してテコ入れを図る。

しかし、またもネットを揺らしたのは仙台。53分、郷家友太が右サイドのゴールライン際で粘ると、真瀬が中央へラストパス。エロンが右足ダイレクトで合わせ、ニアサイドに決めた。

苦しくなった長崎はイエローカードをもらっていたヴァウドに代えて櫛引一紀を投入。センターバックを入れ替えると直後の61分、エジガル・ジュニオの落としから松澤が切り込んでシュートに持ち込むが、仙台GK 林彰洋がストップする。

仙台は追加点を奪ったエロンがシュート後に足を攣るアクシデント。交代を要求すると、このタイミングでオナイウ情滋松井蓮之と2枚のカードを切る。

すると68分、仙台に大きな3点目。右サイドから崩すとボックス内で真瀬、オナイウ情滋と繋ぎ、シュートのこぼれ球に郷家。胸トラップから勢い良く蹴り込み、アウェイチームがさらにリードを広げる。

窮地に立たされた長崎。残していた2枚の交代カードも使い切ると、76分にようやく反撃。松澤が左サイドで仕掛けると、中央で受けた山田の横パスをマテウス・ジェズスが左足ダイレクトで流し込んだ。

あと2点が欲しい長崎だが、仙台も攻撃の手を緩めず。残していた交代枠も使いつつ、最終盤へと向かっていく。

8分の後半アディショナルタイムに入ると、郷家に決定機が訪れるも長崎GK若原智哉がファインセーブ。しかし92分、ボックス内フリーで受けた中島が切り返しから右足を振り抜き、この日2点目。1-4で試合は終了し、仙台が勝利した。

決勝進出を決めた仙台はモンテディオ山形(4位)vsファジアーノ岡山(5位)の勝者と12月7日にアウェイで対戦する。

V・ファーレン長崎 1-4 ベガルタ仙台
【長崎】
マテウス・ジェズス(後31)
【仙台】
中島元彦(前31、後45+2)
エロン(後8)
郷家友太(後23)



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【J1昇格POプレビュー|決勝:岡山vs仙台】初のJ1か、4年ぶりか…最後の椅子を懸けた決戦

【J1昇格プレーオフ決勝】 2024年12月7日(土) 13:05キックオフ ファジアーノ岡山(J2・5位/65pt) vs ベガルタ仙台(J2・6位/64pt) [シティライトスタジアム] <h3>◆悲願成就へ、最後の仕上げ【ファジアーノ岡山】</h3> 木山孝之監督が率いて3年目を迎えたシーズン。常に上位争いを続けてきた岡山は、ついに悲願のJ1へあと1つとなった。 モンテディオ山形とのPO準決勝では、アウェイゲームとなりながらも2年前のリベンジを達成。岡山の良さを出し、攻め続けての快勝となった。 あれから1週間。今度はホームゲームで仙台を迎えることに。岡山の悲願でもあるJ1昇格をホームのサポーターの前で達成できるか。引き分けなど頭をよぎれば一気にやられることは自分たちが証明済。最後までアグレッシブさを出していきたいところだ。 Jリーグ参入から16年。最後までチャレンジャーという気持ちを持ち、しっかりと勝利でJ1への大きな一歩を踏み出したい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:スベンド・ブローダーセン DF: 阿部海大、田上大地、鈴木喜丈 MF:本山遥、藤田息吹、田部井涼、末吉塁 MF: 木村太哉、岩渕弘人 FW:一美和成 監督:木山隆之 <h3>◆下剋上完結で4年ぶりのJ1へ【ベガルタ仙台】</h3> 森山佳郎監督が率いる仙台は、最下位の6位からの下剋上を目指すことに。アウェイでの大観衆の中、3位のV・ファーレン長崎をしっかりと下し、J1昇格への最後の権利を掴もうとしている。 2連勝のみがJ1への道を切り拓くことになる中で、長崎戦で見せたアグレッシブさをキックオフから出せるのかどうかは、運命の分かれ道と言えそうだ。 安定した戦いを1年間続けてきた岡山との対戦は簡単な試合になるはずもなく、不安定さをシーズン途中で見せたチームとしては、まさに最後の試練と言ったところだろう。 引いた瞬間にやられる可能性もあり、まさに死闘になる予感。とにかく攻守において、相手のペースにならずにやり続けられるかがポイントとなりそうだ。 ★予想スタメン[4-4-1-1] GK:林彰洋 DF:真瀬拓海、小出悠太、菅田真啓、奥山政幸 MF:郷家友太、工藤蒼生、鎌田大夢、相良竜之介 FW:エロン、中島元彦 監督:森山佳郎 <span class="paragraph-title">【動画】J1・20クラブ目はどちらに!? 最後の大一番</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="eqJfcLUW4OI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.07 10:45 Sat
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仙台、今季期限付き移籍で加入のブラジル人FWラファエルソンを完全移籍で獲得

▽ベガルタ仙台は2日、ECヴィトーリア(ブラジル)から期限付き移籍中のブラジル人FWラファエルソン(21)が完全移籍で加入することを発表した。 ▽ラファエルソンは今シーズンから仙台に期限付き移籍で加入しており、ここまでYBCルヴァンカップの1試合に出場している。 ▽完全移籍が決まったラファエルソンは、クラブの公式サイトで以下のようにコメントしている。 「引き続きベガルタ仙台の一員としてプレーできることとなり、とてもうれしく思います。また、ケガで苦しんでいる時にサポートしてくれた選手、スタッフに感謝しています。ベガルタ仙台のさらなるレベルアップに貢献し、チーム一丸となってサポーターのみなさんに多くの喜びを届けることができるように、日々全力でがんばります。これからも応援よろしくお願いいたします」 2018.08.02 15:14 Thu
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「我々の新しい歩みは、まだ始まったばかり」 J1昇格POで下克上叶わずの仙台が声明

ベガルタ仙台がJ1昇格叶わずを受けて声明を出した。 3~6位のクラブで争うJ1昇格プレーオフに6位で進み、下克上での4季ぶりJ1復帰を狙った仙台。V・ファーレン長崎との準決勝こそ突破したものの、7日の決勝でファジアーノ岡山に0-2で敗れ、J1復帰を逃した。 今季の全日程を報告したクラブは振り返りとともに、感謝の言葉を紡ぐ。 「2024シーズンは新しい30年に向けた土台の作り替え、育成と目の前の勝負にも喰らいつくことを目標に戦いました。選手たち、森山監督、そしてコーチ、スタッフは情熱の炎を燃やし続け、プレーオフ進出を勝ち取り、J1への帰還にあと一歩まで迫りましたが手に入れることはできませんでした」 「ベガルタ仙台にはレギュラーシーズンからホーム、アウェー問わず多くのみなさまが応援に駆けつけてくれます。そしてプレーオフ準決勝の長崎、決勝の岡山。我々のホームタウン仙台、宮城からは決して近くない場所でしたが本当に多くの、驚くほどのファン、サポーターに駆けつけていただきました。来場がかなわなかった方々もパブリックビューイングをはじめ、それぞれの場所から応援いただきました。みなさまの熱い思いは確かに届きました。ありがとうございます」 「そしてクラブ設立30年、新しい30年に向けたチャレンジのシーズンを手厚くご支援いただいた多くのパートナーのみなさま、ステークホルダーのみなさまに感謝申し上げます。また、日々クラブを報道いただくみなさまにも感謝申し上げます。特にプレーオフ進出以降の仙台、宮城の盛り上がり、雰囲気の醸成はメディアのみなさまの力添えがなければ実現しませんでした。クラブに関わっていただいた全てのみなさまの応援、ご声援、ご支援に心から感謝申し上げます」 そして、来季にも目をやり、J1昇格、その先の定着も見据え、しっかりとしたチーム作りを誓った。 「我々の新しい歩みは、まだ始まったばかりです。我々は育成と目の前の勝負にも喰らいつくことをやめません。J1で安定して戦い続けられる足腰の強いクラブ、地域に愛され、必要とされ、子どもたちの目標となるクラブを目指すこと、そしていつの時代も、どこかの誰かの希望の光になれる、なり続けられるベガルタを目指してこれから我々は戦ってまいります。これからも共に歩んでください」 2024.12.07 19:40 Sat
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遠藤保仁、柏木陽介、梁勇基ら7名がJリーグ功労選手賞を受賞!12月の2024Jリーグアウォーズで表彰予定

Jリーグは24日、功労選手賞の受賞者7名を発表した。 今回の受賞者は遠藤保仁氏(44)、柏木陽介氏(36)、柴﨑晃誠氏(40)、林卓人氏(42)、南雄太氏(45)、梁勇基氏(42)、渡邉千真氏(38)となっている。 功労選手の受賞基準については、日本人選手はクラブより推薦があった者であり、Jリーグや天皇杯、日本代表の国際Aマッチ、Jクラブ参戦のFIFA及びAFCの国際試合の通算出場試合が500試合以上の者。ただし、原則として、Jリーグ、リーグカップ、天皇杯で400試合以上出場を果たしている選手となる。 また、外国籍選手はクラブの推薦と上記の試合で200試合以上出場であり、母国の代表選手として活躍した者に。ただ、出場試合が500試合以上出場した者は代表活動は関わらないこととなる。 なお、今回受賞が発表された7名は、12月10日に開催される2024Jリーグアウォーズにて表彰される予定だ。 ◆遠藤保仁氏 1980年1月28日(44歳) 出生地: 鹿児島県 ポジション: MF ■所属クラブ 1998年【J1】横浜フリューゲルス 1999年~2000年【J1】京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.) 2001年~2020年【J1/J2】ガンバ大阪 2020年〜2023年【J1/J2】ジュビロ磐田 ■出場試合数:通算1136試合156得点 J1リーグ戦:672試合103得点 J2リーグ戦:104試合10得点 リーグカップ戦:78試合5得点 天皇杯:51試合10得点 その他Jリーグ公式:14試合出場 Jクラブ参加の国際大会:65試合13ゴール 日本代表(国際Aマッチ):152試合15ゴール ◆柏木陽介氏 1987年12月15日(36歳) 出生地: 兵庫県 ポジション: MF ■所属クラブ 2005年〜2009年【J1/J2】サンフレッチェ広島 2010年~2020年【J1】浦和レッズ 2020年~2023年【J3】FC岐阜 ■出場試合数:通算623試合73得点 J1リーグ戦:392試合56得点 J2リーグ戦:31試合4得点 J3リーグ戦:61試合1ゴール リーグカップ戦:51試合6得点 天皇杯:33試合3得点 その他Jリーグ公式:9試合出場 Jクラブ参加の国際大会:35試合3得点 日本代表(国際Aマッチ):11試合出場 ◆柴﨑晃誠氏 1984年8月28日(40歳) 出生地: 長崎県 ポジション: MF ■所属クラブ 2007年〜2010年【J1/J2】東京ヴェルディ1969/東京ヴェルディ 2011年〜2012年【J1】川崎フロンターレ 2012年【J2】東京ヴェルディ 2013年【J2】徳島ヴォルティス 2014年〜2023年【J1】サンフレッチェ広島 ■出場試合数:通算524試合52得点 J1リーグ戦:301試合28得点 J2リーグ戦:139試合16得点 リーグカップ戦:44試合4得点 天皇杯:20試合2得点 その他Jリーグ公式:6試合出場 Jクラブ参加の国際大会:14試合2得点 ◆林卓人氏 1982年8月9日(42歳) 出生地: 大阪府 ポジション: GK ■所属クラブ 2002年〜2004年【J1/J2】サンフレッチェ広島 2005年〜2006年【J2】北海道コンサドーレ札幌 2007年〜2013年【J1/】ベガルタ仙台 2014年〜2023年【J1】サンフレッチェ広島 ■出場試合数:通算614試合出場 J1リーグ戦:329試合出場 J2リーグ戦:183試合出場 リーグカップ戦:40試合出場 天皇杯:29試合出場 その他Jリーグ公式:8試合出場 Jクラブ参加の国際大会:25試合出場 ◆南雄太氏 1979年9月30日(45歳) 出生地: 神奈川県 ポジション: GK ■所属クラブ 1998年〜2009年【J1/J2】柏レイソル 2010年〜2013年【J2】ロアッソ熊本 2014年~2021年【J1/J2】横浜FC 2021年〜2023年【J2】大宮アルディージャ ■出場試合数:通算732試合出場 J1リーグ戦:266試合出場 J2リーグ戦:400試合出場 リーグカップ戦:37試合出場 天皇杯:21試合出場 その他Jリーグ公式:8試合出場 ◆梁勇基氏 1982年1月7日(42歳) 出生地: 大阪府 ポジション: MF ■所属クラブ 2004年〜2019年【J1/J2】ベガルタ仙台 2020年~2021年【J1】サガン鳥栖 2022年~2023年【J2】ベガルタ仙台 ■出場試合数:通算673試合89得点 J1リーグ戦:297試合29得点 J2リーグ戦:280試合47得点 リーグカップ戦:39試合3得点 天皇杯:27試合2得点 その他Jリーグ公式:4試合2得点 Jクラブ参加の国際大会:5試合1得点 朝鮮民主主義人民共和国代表 (国際Aマッチ):21試合5得点 ◆渡邉千真氏 1986年8月10日(38歳) 出生地: 長崎県 ポジション: FW ■所属クラブ 2009年~2011年【J1】横浜F・マリノス 2012年~2014年【J1】FC東京 2015年~2018年【J1】ヴィッセル神戸 2018年~2020年【J1】ガンバ大阪 2021年~2022年【J1/J2】横浜FC 2023年【J3】松本山雅FC ■出場試合数:通算539試合151得点 J1リーグ戦:381試合104得点 J2リーグ戦:23試合2得点 J3リーグ戦:20試合2得点 リーグカップ戦:70試合23得点 天皇杯:36試合16得点 その他Jリーグ公式:1試合出場 Jクラブ参加の国際大会:7試合3得点 日本代表(国際Aマッチ):1試合出場 2024.10.24 18:15 Thu

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