「粘り強いプレーは称賛に値する」今季初先発の遠藤航はまずまずの評価、失点に関与も持ち味を見せる「普段見られない強度があった」

2024.09.26 12:35 Thu
失点に関与してしまった遠藤航
Getty Images
失点に関与してしまった遠藤航
今シーズン初先発を果たしたリバプールの日本代表MF遠藤航はまずまずの評価を受けている。25日、カラバオカップ(EFLカップ)3回戦で、リバプールはウェストハムと対戦した。

アルネ・スロット監督が今シーズンから率いる中、昨シーズンとは打って変わって大きく出番を減らしている遠藤。今季はプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ(CL)共に1分間ずつしかプレーしていない状況だった。
前節のボーンマス戦ではついにメンバー外になるなど、厳しい立ち位置でもある遠藤。この試合は今季初先発となった中、中盤で82分までプレーした。

21分には、CKの流れからボックス内で混戦となルト、遠藤がクリアするもジャレル・クアンサーに当たってオウンゴール。不運な形で失点に絡むも、25分にジオゴ・ジョタのゴールで追いつくと、後半は4ゴールと得点を重ね、5-1で勝利を収めた。
今季初先発の遠藤には、各紙がまずまずの評価。中盤の強度と粘り強いプレーが評価されていた。

◆イギリス『This is Anfield』/ 7点(10点満点)

「またもや今シーズン初先発。公平に言えば、遠藤にできることはあまりなかった。監督が望むような選手でなければ、キャリアのこの段階でプレーを変える余地はあまりない」

「それでも彼は努力して多くの困難を乗り越え、ボールを賢く扱い、肋骨を強打してもプレーを続けていた」

◆イギリス『リバプール・エコー』/ 5点(10点満点)

「彼がプレーしていないときはリバプールの中盤にはおそらく存在しないであろう強度を見せつけた。かなりの数のデュエルに勝利したが、パスはいつも前に進むというものではなかった」

「ウェストハムのゴールをクリアしようとしたが、それがクワンサーに当たってゴールに入ってしまった。まさにパニックだった」

◆イギリス『90min』/ 7点(10点満点)

「時にはアルネ・スロット監督に好かれなかった彼の限界が見られることもあったが、粘り強いプレーは称賛に値するものだった」

◆イギリス『Liverpool World』 / 6点(10点満点)

「前半に重要なヘディングシュートを1本放った。不運にも彼のクリアがクワンサーに跳ね返り、ウェストハムに先制点をもたらしてしまった」

「ボールを上手く扱えているようには見えなかったが、ボールを失うこともほとんどなかった。しかし、ハーフタイム後に激しさを増し、敵陣不覚で完璧なタイミングでタックルしたにもかかわらず、奇妙なことに反則をとられた。82分に交代」

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「たった7分間で非常に良いインパクト」 “クローザー”遠藤航をリバプール指揮官が絶賛、クラブ史上初の就任後10戦9勝には「もっと特別なことをしたい」

リバプールのアルネ・スロット監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 5日、プレミアリーグ第7節でクリスタル・パレスとのアウェイゲームに臨んだリバプール。日本代表MF遠藤航と日本代表MF鎌田大地はそれぞれ終盤からの出場となったなか、ポルトガル代表FWジオゴ・ジョタの序盤のゴールを守りきったリバプールが勝利した。 『Opta』によると、リバプール指揮官就任後、最初の公式戦10試合で9勝はスロット監督が初。試合後にはこの快挙にスロット監督自ら触れた。 「(とても満足しているのは)間違いない。そして、リバプールにどれほど多くの素晴らしい監督がいたかを知っていれば、これがいかに特別なことかもわかる」 「だが、先週も言ったことだが、1年後や2年後、3年後、4年後、5年後、私について彼らがこのことだけしか覚えていないことは望んでいない。我々はもっと特別なことをしたいと思っている」 「そして、ユルゲン(・クロップ)がここで残した結果を継続するために、非常に優れたスカッドや非常に優れたスタッフを引き継げたという私の幸運も物語っている」 また、89分に試合を締める役割を託した遠藤についてもコメント。アイルランド代表GKクィービーン・ケレハーが体調不良によりメンバー外のなか、試合終盤に守護神のブラジル代表GKアリソン・ベッカーが負傷交代し、23歳のチェコ代表GKヴィテツラフ・ヤロシュをファーストチームデビューさせるという難しい状況にあったが、日本代表キャプテンの仕事ぶりに満足感を示した。 「これ(遠藤がベンチにいること)はこのチームで見られる最もポジティブなことの1つだと思う。たとえ5分から7分の出場だとしても、代表チームでキャプテンを務めるビッグプレーヤーが試合終了5分前からの出場だとしても、あるクラブや他のチームでは、『俺を5分か7分しか使わないのか?』といった感じで選手が出場するのを時々目にする」 「しかし、ワタがピッチに入った際の様子に加え、オン・ザ・ボールの上手さやセカンドボールの争いを制していたことなどを見れば、彼がたった7分間で非常に良いインパクトを残したのがわかる」 「これはチームの結束力について多くを物語っていると思うが、間違いなくこの状況におけるワタという人物についても物語っている。5分しかプレーしていないにもかかわらずあのようなパフォーマンスを見せたことは、彼の人柄や、チームの結束力について多くを物語っている」 <span class="paragraph-title">【動画】終盤には日本人対決実現! パレスvsリバプール ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="PtDJQdnRnbE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.06 13:47 Sun
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絶好調リバプールに不安材料…守護神&司令塔がパレス戦で負傷

プレミアリーグ3連勝で首位キープに成功したリバプールだが、クリスタル・パレス戦で2人の負傷者が出てしまった。 リバプールは、5日にセルハースト・パークで行われたプレミアリーグ第7節のクリスタル・パレス戦をFWジオゴ・ジョタのゴールによって1-0で勝利した。 ただ、この試合の後半半ば過ぎにはブラジル代表GKアリソン・ベッカーが右ハムストリングの痛みを訴えて座り込むと、そのままチェコ代表GKヴィテツラフ・ヤロシュとの交代でピッチを離れていた。 同試合後、アルネ・スロット監督は守護神が少なくとも数週間単位の離脱になることを認めた。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。 「最新の状況は不明だが、わかっているのは、プレーヤーがあのような形でピッチを去った場合、通常はブラジル代表チームには合流できず、(インターナショナルマッチウィークの)中断後の最初の試合でもチームに入らないだろうということだ」 「様子を見なければならないが、復帰には数週間かかるだろうと思っている」 この試合ではアリソンの代役をヤロシュが務める形となったが、オランダ人指揮官は不運にも体調不良で欠場となったアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーが代役を担うと明言した。 「アリソンは明らかに我々のナンバーワンで、世界最高のゴールキーパーであり、彼が負傷すると彼自身にとってもチームにとっても痛手だ」 「ただ、すでに良い第2の選択肢がある。クィービーンはすでにそれを示している。だからクィービーンがセカンドGKだ。前回アリソンが負傷したとき、私はクィービーンを起用した。彼は本当によくやった。クィービーンは昨日も今日も体調が悪かったので、我々のサードGK(ヤロシュ)が結果に影響を与えることができたのは嬉しいことだ」 また、スロット監督はアリソン同様にハーフタイムでベンチへ下がったアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターが鼠径部のケガでの交代だったことを明かしている。 「彼は負傷で交代した。どれほどひどいか、現時点で判断するのは難しい」 「ハーフタイムの1秒前にはそんなことは起きていなかったし、あなた方が見たように彼はプレーを続けることができたはずだ」 「だが、彼は少し痛みを感じすぎており、悪化するかもしれないのでプレーを続けるのは良くないと語った。正確な状況はどうなっているのか。彼はアルゼンチン代表に行けるのか? そこでプレーできるのか? 今それを言うのは難しい。(問題は)鼠径部だ」 2024.10.06 07:00 Sun
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「プレーしないよう伝えるのは難しい」好調リバプールには先発固定を指摘する声も?スロット監督はスタメン選びの難しさ強調「質の高い選手が揃っている」

リバプールのアルネ・スロット監督はチャンピオンズリーグ(CL)を前に、メンバー選びの難しさを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 ここまでプレミアリーグで6試合5勝1敗の好成績を残し、CLの開幕節も敵地でミラン相手に勝利したリバプール。良い流れの続いている状態で、2日にはアンフィールドでCLリーグフェーズ第2節のボローニャ戦を迎えることになる。 試合の前日会見に出席したスロット監督は、メンバー選びの難しさに言及。ここまでは先発が固定気味で遠藤航やカーティス・ジョーンズら出場機会を得られていない選手も多いが、指揮官はそれこそビッグクラブの難しさだとしつつ、チーム全体は団結していることを強調している。 「我々が競争できる理由として、非常に質の高い選手が揃っていること、そしてチーム内に強い団結力があることが挙げられる。だから、チームが得点して勝てば、出場していない選手たちもとても満足しているんだ。これは本当にポジティブだと思う」 「(ヌニェスやガクポをチームに入れることについて聞かれ)あなたはその2選手を挙げたが、カーティス・ジョーンズやコスタス・ツィミカス、ジョー・ゴメス、コナー・ブラッドリーも思い浮かぶね。もう何人かは忘れてしまったが、名前を挙げず賢明だったかもしれない!さて、先ほどなぜ今のレベルで戦えるか聞かれたが、それは我々に質の高い選手がたくさんいるからだ」 「ハイレベルな選手、我々を助けてくれる選手がたくさんいる。選手を必要とするたび、彼らがそこに現れてくれるのは本当に嬉しいことだ。これからさらに厳しい試合が控えているのだから、まだ証明しなければならないことがある」 「メンバー選びが難しいのは、彼らが実力を持っているからではなく、彼らが一生懸命練習し、一生懸命働き、チームのプロセスに真剣に取り組んでいるからだ。だから、『よし、この11人を選ぼう』という決断を下すのは難しくなる時もある」 「実力がなければこのクラブでプレーしていない。彼らは全員実力がある。彼らにプレーしないよう伝えるのは難しいことだ。しかし、それが私の仕事の一部であり、彼らの生活の一部でもある。トップクラブに競争があるのは知っての通りだろう。彼らもそれは慣れていると思う」 「彼らは全員、状況を非常にうまく処理している。だからこそ私は、チームには団結力があり、グループに良いエネルギーがたくさんあると言ったんだ。競争に関しては、それが最も重要なことでもある」 2024.10.02 16:50 Wed
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競り勝ったリバプールがリーグ3連勝で首位キープ! 鎌田大地&遠藤航が後半最終盤にピッチ上で共演【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第7節のクリスタル・パレスvsリバプールが5日にセルハースト・パークで行われ、アウェイのリバプールが0-1で勝利した。なお、パレスのMF鎌田大地は88分から、リバプールのMF遠藤航は89分から途中出場した。 パレスは前節、エバートンとの未勝利対決に1-2の逆転負けを喫し、開幕6戦未勝利に。首位チーム相手のホームゲームで初勝利を目指した一戦で鎌田はスタメンを外れてベンチスタートとなった。 一方のリバプールは前節、ウォルバーハンプトン相手に思わぬ苦戦を強いられたが、きっちり2-1の勝利。さらに、チャンピオンズリーグのボローニャ戦も2-0の快勝を収め、公式戦連勝を継続した。首位キープと共にリーグ3連勝を狙うイーグルスとの一戦に向けてはボローニャ戦から先発4人を変更。ロバートソン、ソボスライ、ルイス・ディアス、ヌニェスに代えてツィミカス、カーティス・ジョーンズ、ガクポ、ジョタを起用した。 土曜ランチタイムキックオフの一戦はキックオフ直後にホームチームが決定機を創出。右からの折り返しにゴール前で反応したエンケティアがワンタッチシュートを決めるが、ここは惜しくもオフサイドの判定に。 いきなり冷や汗をかいたものの、リバプールは後ろ重心の相手に対してボールを握って押し込む形を作り出すと、ファーストチャンスをモノにする。9分、ツィミカスの内側を通す絶妙スルーパスで左サイドの深い位置へ抜け出したガクポが正確なグラウンダークロスを供給。これをゴール前に絶妙なタイミングで走り込んだジョタが右足ワンタッチで仕留めた。 開始早々の先制点によってラクな展開となったアウェイチームは失点後の相手の出方を窺いながら、以降もボールを保持してハーフコートゲームを展開。引き続き外回りの攻撃がメインも質の高いコンビプレーで際どいシーンを作り出す。 ボールを失っても即時奪回の形でショートカウンターからもチャンスを作ると、29分にはアレクサンダー=アーノルドの鋭いミドルシュート。34分には右サイドを完璧に破ったアレクサンダー=アーノルドのグラウンダークロスに中央のジョタが反応するが、右足ダイレクトシュートは当たりが薄く枠の左に外れる。 先制点献上にムニョスの負傷でクラインのスクランブル投入を余儀なくされるアクシデントを含め防戦一方の厳しい流れが続くパレス。それでも、何とか2失点目を免れると、前半終了間際にはラクロワからの縦パスに抜け出したサールがボックス付近に持ち込んで鋭い右足シュートでGKアリソンを急襲。1-1での折り返しとはならずも、ようやくファーストシュートを記録して前半を終えた。 迎えた後半、リバプールはマク・アリスターを下げてソボスライをハーフタイム明けに投入。この交代でソボスライがトップ下、ジョーンズがセントラルMFに1列ポジションを下げた。 互いにハーフタイムで修正を施したが、試合展開に大きな変化はなし。引き続き主導権を握るリバプールはボールを動かして相手のスライドのズレを生みながら、隙を窺う。57分にはボックス右で左からのクロスに抜け出したサラーがすかさずシュートに持ち込むが、至近距離からのシュートはGKヘンダーソンの好守に遭う。 一方、ここまで1失点で耐えてきたパレスは60分にミッチェル、ウォートンを下げてマテタとヒューズを同時投入。シャドーのサールを右ウイングバックに移す攻撃的な布陣で勝負に出る。 すると、ここから攻勢を強めたホームチームはエンケティア、エゼと前線の選手が続けて際どい枠内シュートを放つなど、後半半ばから幾度も良い形を作っていく。 これに対して連戦の疲労が出てきたリバプールはサラーを下げてディアスを投入するが、直後に思わぬアクシデントが発生。右ハムストリングを痛めた守護神アリソンがプレー続行不可能となり、頼れるセカンドGKケレハーが体調不良でメンバーを外れていた中、23歳のチェコ代表GKヤロシュをファーストチームデビューさせた。 84分にはパレスにこの試合最大の決定機。自陣ボックス手前でボールを奪ったヒューズからマテタを経由した高速カウンターが左サイドのエゼに展開されるが、やや焦って放ったシュートはGKヤロシュの正面を突いた。 その後、試合終了間際の88分には鎌田、遠藤が同じタイミングで投入されてピッチ上での日本人対決が実現。最終盤の攻防では遠藤が出足鋭い守備や攻撃時の効果的なサポートで存在感を示した一方、なかなかボールに絡めなかった鎌田は後半ラストプレーで前線への縦パスを入れたが、これがDFにカットされてタイムアップとなった。 そして、後半半ば以降は苦しみながらもきっちり勝ち切ったリバプールがリーグ3連勝で首位キープに成功し、インターナショナルマッチウィークの中断期間に入ることになった。 クリスタル・パレス 0-1 リバプール 【リバプール】 ジオゴ・ジョタ(前9) <span class="paragraph-title">【動画】鮮やかな左の崩しからジョタが先制点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">リヴァプールでの<br>公式戦100試合目の先発となった<br>ディオゴ・ジョタが<br>素晴らしいムーブで先制ゴールをゲット<br><br>プレミアリーグ 第7節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/N0OzcgMvQU">pic.twitter.com/N0OzcgMvQU</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1842533320070197334?ref_src=twsrc%5Etfw">October 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.05 22:35 Sat
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リバプール遠藤航は1月退団か…スロット監督がその売却金で「グラフェンベルフのカバーかつ競争促す若い守備的MF」を要望

リバプールの日本代表MF遠藤航(31)はやはり売却要員なのだろうか。 リバプール入り1年目の昨季はユルゲン・クロップ前監督に持ち前のデュエルの強さを気に入られ、公式戦44試合に出場した遠藤。だが、2年目の今季からアルネ・スロット監督に代わり、オランダ代表MFライアン・グラフェンベルフの覚醒ぶりにも押され、序列を落とす。 先のカラバオカップこそ先発したが、プレミアリーグとチャンピオンズリーグではいずれも1分のプレー時間しか巡らずと厳しい現実が表面化するなか、イギリス『Football Insider』が来年1月に遠藤を売却し、新たな6番の獲得費用に充てると報じた。 それをスロット監督がクラブに望むといい、「グラフェンベルフのカバーかつ競争促す若い守備的MF」を求むとのこと。また、「エンドウの契約は2027年までだが、次の市場で売り、その資金の一部をトップクラスの代替選手獲得に充てるつもり」と綴る。 リバプールはこの夏、レアル・ソシエダからスペイン代表MFマルティン・スビメンディを狙ったが、実現せず。したがって、次の市場で改めて6番の獲得に乗り出すのは想像できる。遠藤の去就やいかに。 2024.10.05 09:45 Sat

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