【ラ・リーガ第7節プレビュー】週末ダービー控えるマドリード勢に注目の変則ミッドウィーク開催

2024.09.24 19:00 Tue
週末ダービー控える2強に注目
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週末ダービー控える2強に注目
先週末に行われた第6節はバルセロナレアル・マドリーが共に勝利を飾った一方、アトレティコ・マドリーやレアル・ソシエダ、ジローナといった強豪が取りこぼした。

変則でのミッドウィーク開催となる今節は、ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ初戦を戦う2チームが先週に試合を行っており、FW浅野拓磨とMF久保建英の日本人対決が実現したマジョルカvsレアル・ソシエダはマジョルカの1-0の勝利。レガネスvsアスレティック・ビルバオは、アスレティックが0-2で勝利している。

開幕7連勝が懸かるバルセロナと共に、今節は週末にマドリード・ダービーを控えるレアル・マドリー、アトレティコ・マドリーの2チームの戦いに大きな注目が集まる。
レアル・マドリーは前節、ホームで昇格組エスパニョールと対戦。試合中の微調整を含めたアウェイチームの堅守に手を焼き、後半立ち上がりに先制点まで奪われたが、DFカルバハルの即時の同点ゴールから一気に攻勢を強めると、FWヴィニシウス・ジュニオールとFWロドリゴ・ゴエスの見事な連携弾で勝ち越すと、ヴィニシウスとFWムバッペが続けてゴールネットを揺らし、終わってみれば4-1の快勝。今季初の逆転勝利でリーグ3連勝とした。

難所メトロポリターノでの大一番に弾みを付けたいアンチェロッティのチームは、ホームでアラベスと対戦。前節セビージャ相手に競り勝つなど開幕からすでに3勝を挙げるなど好調を維持する曲者相手にきっちり勝ち切りたい。幾つかのポジションでのターンオーバーも見込まれるが、バロンドール内定報道も出るブラジル代表FWと、公式戦4戦連発中のフランス代表FWの活躍に期待だ。
一方のアトレティコは前節、ラージョ・バジェカーノとの自治州ダービーに臨んだ。決定機の数ではわずかに上回るもラージョのハードワークに苦戦を強いられた結果、MFコナー・ギャラガーの2試合連続ゴールで同点に追いついたものの1-1のドローに終わって3連勝を逃した。

今節は開幕から悪くない戦いぶりを見せるセルタとのアウェイゲームに臨むが、マドリーに比べてダービーへ2日準備期間が少なくなる日程面のディスアドバンテージがあるため、シメオネ監督は引き続きターンオーバーを行いながら週末の大一番へ弾みを付ける戦いを見せたいところ。ラージョ戦では全体的に重さも見受けられただけに、前半で勝負を決めるぐらいの勢いを持って入り優位に試合を進めていきたい。

欧州5大リーグでは4連勝のバイエルンと並んで開幕から全勝を継続するバルセロナ。無敗対決となった前節のビジャレアルとの上位対決では敵地で5-1の完勝を収めた。相手のハイラインの背後を狙う攻撃に苦戦したものの、積極的なターンオーバーを敢行した中でFWレヴァンドフスキとFWハフィーニャのドブレーテ共演に、MFパブロ・トーレにも初ゴールが生まれた。ただ、この試合では守護神テア・シュテーゲンが右膝蓋腱断裂の重傷を負う重大なアクシデントが発生。絶好調のチームに激震が走った。フリーで獲得可能な選手を中心に緊急補強に踏み切る可能性が高いが、代役を担うGKイニャキ・ペーニャの活躍が必須だ。

開幕未勝利のヘタフェをホームで迎え撃つ一戦ではファウルを辞さないタフな相手にこれ以上のケガ人を出したくないところだが、深刻な得点力不足の一方で守備は堅さのある相手に対して、自慢の攻撃陣が守備の不安を払拭するゴールラッシュといきたい。

前節のバレンシア戦ではチャンピオンズリーグ(CL)との二足の草鞋の影響が早くも出たか、絶不調の相手に0-2の敗戦を喫して初白星を献上したジローナ。これでチームは公式戦3連敗と厳しい序盤戦に。アトレティコを苦しめたラージョ相手の中3日の一戦は難しい戦いが想定されるが、何とか勝ち点3を取り戻したい。

その他ではヘタフェと共に開幕未勝利が続くラス・パルマス、下位に沈むセビージャやバレンシアの戦いにも注目だ。

《ラ・リーガ第7節》
▽9/17(火)
マジョルカ 1-0 レアル・ソシエダ

▽9/19(木)
レガネス 0-2 アスレティック・ビルバオ

▽9/24(火)
《26:00》
セビージャ vs バジャドリー
バレンシア vs オサスナ
《28:00》
レアル・マドリー vs アラベス

▽9/25(水)
《26:00》
ジローナ vs ラージョ
《28:00》
バルセロナ vs ヘタフェ

▽9/26(木)
《26:00》
エスパニョール vs ビジャレアル
ラス・パルマス vs ベティス
《28:00》
セルタ vs アトレティコ・マドリー

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途中出場のセルロートが値千金の決勝弾! ヘタフェにウノセロ勝利のアトレティコが11連勝で次節バルサ戦へ【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第17節、アトレティコ・マドリーvsヘタフェが15日にリヤド・エア・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが1-0で勝利した。 前節、セビージャとの壮絶な打ち合いを劇的に制した3位のアトレティコは、15位のヘタフェとホーム開催のオトラ・マドリード・ダービーに挑んだ。直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではスロバン・ブラチスラヴァ相手にグリーズマンの2戦連続ドブレーテなどによって3-1の完勝。公式戦連勝を二桁の大台に乗せた絶好調のコルチョネロスは、その一戦と全く同じスタメンを採用した。 立ち上がりからボールを握って押し込むアトレティコ。メリハリを利かせた[4-5-1]の堅固なブロックを敷くヘタフェの堅守に対して攻め手を窺うなか、右からのクロスを起点に左のリーノが良い飛び出しからゴールへ迫る。だが、いずれも相手の好対応に遭う。 以降も相手陣内でハーフコートゲームを展開していくが、外回りの攻撃を強いられてグリーズマン、アルバレスの強力2トップになかなか良い形でボールが入らない。それでも、相手の攻撃を危なげなく撥ね返していくと、前半終了間際にはアルバレスのミドルシュートに、ハビ・ガランの正確な左クロスにファーで反応したジュリアーノ・シメオネがヘディングシュートを放つが、いずれも先制点には繋がらず。 ゲームは支配したものの、攻めあぐねた印象で前半をゴールレスで終えたアトレティコ。迎えた後半、シメオネ監督はリーノに代えてセルロートをハーフタイム明けに、56分にはシメオネ、ジョレンテを下げてモリーナ、アンヘル・コレアと早いタイミングで選手を入れ替えていく。 一連の交代も攻撃の活性化には至らず、逆に相手のセットプレーから際どいシーンも作られたアトレティコ。すると、63分には好調のグリーズマンを下げてコケを投入する、勝負手を打った。 結果的に指揮官の早めのタイミングでの交代策が嵌る。69分、相手陣内右サイドでボールを持ったモリーナが浮き球の正確なクロスを上げると、ファーに流れたセルロートがコースを狙ったヘディングシュートをゴール右隅に流し込んだ。 これでヘタフェが前に出てきたことで、アトレティコとしてはカウンターから2点目を狙いやすい展開となったが、畳みかける攻撃には至らず。試合は中盤での潰し合いが目立つ膠着状態に陥る。 その後、シメオネ監督はバリオスを下げてル・ノルマンを投入し、5バックの形でヘタフェのパワープレー対策を施し、ウノセロでの逃げ切り態勢に入った。試合終了間際にはボックス手前左の嫌な位置でFKを与えたが、キッカーのミジャのシュートは枠を外れて事なきを得た。 この結果、ヘタフェとのタフなダービーをウノセロで制したアトレティコが公式戦11連勝を達成。マドリーを抜いて2位に浮上するとともに次節のバルセロナ戦へ大きな弾みを付けた。 アトレティコ・マドリー 1-0 ヘタフェ 【アトレティコ】 アレクサンダー・セルロート(後24) 2024.12.15 23:59 Sun
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アトレティコが定位置掴んだラングレの完全移籍望む? バルセロナからレンタル中

アトレティコ・マドリーが元フランス代表DFクレマン・ラングレ(29)の買い取りを望み始めているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。 夏の移籍市場でセンバーバック補強に動いたアトレティコ。スペイン代表DFロビン・ル・ノルマンは確保したが、フェイエノールトのスロバキア代表DFダビド・ハンツコは契約がまとまらず、バルセロナで構想外のラングレをレンタルした。 加入当初はベンチを温める日々が続いたが、10月に行われたラ・リーガ第9節からスタメンに定着。公式戦11連勝中と好調なチームを最終ラインから支えている。 買い取りオプションはないものの、クラブ内ではレンタル終了後の完全移籍を望む声も上がっているとのこと。バルセロナは金額次第で売却を容認する構えであり、本格的に買い取りを検討する可能性があるようだ。 近年はトッテナムやアストン・ビラへのレンタル移籍も経験したラングレ。アトレティコ行きに際してバルセロナとの契約を2027年6月まで1年間延長したとも言われるが、マドリードに腰を落ち着けるのだろうか。 2024.12.21 20:56 Sat
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「愛されていると感じること、求められること…」今夏アトレティコ移籍のアルバレス、シメオネ監督らからの勧誘に「可能性を感じた」

アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが今夏の舞台裏を語った。スペイン『マルカ』が伝えた。 夏の移籍市場でマンチェスター・シティを離れ、アトレティコに加わったアルバレス。アトレティコにとって史上3番目の移籍金、シティにとっては最高売却額となるベース7000万ユーロ(約114億3000万円)での取引となった。 移籍は8月に発表されたものの、アトレティコの関心は6月から噂に。『マルカ』のインタビューに応じたアルバレスは、当時の状況を明かしている。 「それが話題になった時、僕はコパ・アメリカに出場していて、その後はオリンピックに出場した。だからほとんど(記事を)見ていなかった。少しずつその噂が聞こえるようになり、オリンピックで(チームメイトの)ジュリアーノ(・シメオネ)と多かれ少かれ話をしたよ」 「ロドリ(ロドリゴ・デ・パウル)やグリジ(アントワーヌ・グリーズマン)、チョロ(ディエゴ・シメオネ監督)もその頃僕に話しかけてきた…。簡単な決断ではなかった。でもそれについて考えていたし、家族とも話し合い、結局それが実現した」 また、アトレティコ移籍の決め手についても語ったアルゼンチン代表FW。シティではノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの存在もあり、主役になりきれなかったなか、シメオネ監督からは大きな信頼を寄せられたようだ。 「愛されていると感じること、求められること…。それはとても幸せなことだし、自分も愛されていると感じられる。もちろん、すでに知っている人たちがいて、アルゼンチン人が何人かいる場所に来たことも大きな助けになった。そして、それは決断する上で重要なことでもあった」 「彼(シメオネ監督)は僕に、クラブに大きく貢献することができる、そのスペースとチャンスがあると言った。僕は自分が思う最高のサッカー選手になるため、スペースを与えてくれるような場所にいたいと彼に言った」 「そして彼らと話した結果、アトレティコ・マドリーに可能性を感じた。これまでのところは順調に進んでいるけど、今後どうなるか見てみよう」 さらに、グリーズマンのようにアトレティコの顔になることも望まれたとのこと。クラブのためにすべてを捧げるつもりだ。 「僕がチョロと話したこと、そして彼に言われたことは、現在だけでなく、アトレティコ・マドリーの将来のことも考えているということだった」 「僕ならクラブに将来をもたらすことができると言ってくれたし、それは僕にとっても非常に重要だった。決断を下す時、このような偉大なクラブからこのように言ってもらえたことを誇りに思う」 「その準備ができているかどうかはわからないけど、常にベストを尽くすことは確かだ。これまでのすべてのクラブと同様にクラブのカラーを守るつもりだし、常にベストを求めている」 2024.12.21 23:49 Sat

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