川村拓夢が在籍のザルツブルク新監督は前ボーフムのレッシュ氏! クラブを知り抜くドイツ人指揮官

2024.12.18 21:16 Wed
古巣帰還のレッシュ氏
Getty Images
古巣帰還のレッシュ氏
川村拓夢の所属するレッドブル・ザルツブルクは18日、トーマス・レッシュ氏(56)の新監督就任を発表した。契約期間は2027年6月30日までとなる。

ザルツブルクは今シーズン、ユルゲン・クロップ監督の右腕として知られたペピン・リンダース監督(41)を新指揮官として招へい。

シーズン序盤は順調に勝ち星を積み重ねたが、徐々に失速。直近の公式戦10試合では、3勝3分け4敗と負け越しており、15日にシーズン前半戦が終了したオーストリア・ブンデスリーガでは、首位のシュトゥルム・グラーツと10ポイント差の5位と低迷していた。この成績不振を理由に、クラブはオランダ人指揮官を解任していた。
その後任として招へいされたのは、クラブにとってはなじみ深いドイツ人指揮官。

レッシュ氏は2012年にU-16チームの指揮官としてザルツブルクでの仕事をスタートすると、U-18チーム、リザーブチームにあたるFCリーフェリングの指揮官。ファーストチームのコーチ、暫定指揮官も務めた経歴の持ち主。
ここ数年はフィテッセ(オランダ)、直近はボーフム(ドイツ)の指揮官を務め、ボーフムでは川村拓夢のサンフレッチェ広島の先輩にあたる浅野拓磨も指導していた。

古巣帰還となったレッシュ氏は今回の復帰に際して以下のコメントを残している。

「ここに戻って来られてとても嬉しいよ。私にとってレッドブル・ザルツブルクは特別なクラブで、すでに多くの経験を積んできたが、今回監督として復帰することができた。私にとって、チームとして一緒に成長することは重要だ。なぜなら、全員が力を合わせなければ成功できないからだ」

トーマス・レッシュの関連記事

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、ストレートでのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出へ意気込んでいる。スペイン『アス』が伝えた。 公式戦の連勝が「15」でストップしたなか、CLリーグフェーズ第7節のレバークーゼン戦では2-1の逆転勝利を収めたアトレティコ。ターンオーバーしたラ・リーガ第 2025.01.29 19:10 Wed
川村拓夢の所属するレッドブル・ザルツブルクは2日、マインツの元オーストリア代表FWカリム・オニシウォ(32)を獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までとなる。 マインツとの契約を解除しフリーでザルツブルクに加入したオニシウォは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「マインツ時代から親交 2025.01.03 07:20 Fri
浅野拓磨の所属するボーフムは8日、トーマス・レッシュ監督(55)を解任したことを発表した。また、アシスタントコーチのヤン・フィーサー氏(37)も併せて解任されている。 2022年9月に解任されたトーマス・レイス前監督の後任として当時最下位だったボーフムの指揮官に就任したレッシュ監督。就任後はリーグ戦10試合で6勝 2024.04.08 23:15 Mon
浅野拓磨の所属するボーフムは22日、トーマス・レッシュ氏(54)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2024年6月30日までの2年となる。 なお、レッシュ氏は直近までエールディビジのフィテッセを指揮しており、クラブとの契約が今シーズン終了まで残っていたため、ボーフムが違約金を支払うことになるようだ。 2022.09.23 06:07 Fri

ザルツブルクの関連記事

立場が一気に危うくなってしまったシュツットガルトに所属するDFチェイス・アンリ(21)だが、今夏の遺跡の可能性が高まっているようだ。ドイツ『キッカー』が伝えた。 尚志高校を卒業し、Jリーグクラブを経ずにシュツットガルトのセカンドチームへと加入したチェイス・アンリ。今シーズンからは正式にファーストチームに昇格し、ブ 2025.05.09 18:45 Fri
ボルシアMGの元ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグル(29)だが、オーストリアに行く可能性が浮上している。オーストリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 ヴァイグルは1860ミュンヘン、ドルトムント、ベンフィカでプレー。2022年9月にボルシアMGにレンタル移籍で加入すると、2023年7月に完全移籍に切り替わった。 2025.04.17 23:20 Thu
レッドブル・ザルツブルクは10日、日本代表MF川村拓夢の再離脱を発表した。 サンフレッチェ広島から2024年7月にザルツブルクへと完全移籍し、ヨーロッパでのキャリアをスタートさせた川村。しかし、プレシーズン中に左ヒザ内側じん帯断裂の重傷を負いデビューする前に離脱。12月に復帰しデビューを果たしていた。 その 2025.02.11 01:05 Tue
ローマは3日、3選手の補強を発表した。 移籍期限の最終日に獲得したのはトゥベンテのオランダ人DFアナス・サラー=エディン(23)、レッドブル・ザルツブルクのMFリュカ・グルナ=ドゥアト(21)、ガラタサライのデンマーク代表DFヴィクトル・ネルソン(26)となる。 サラー=エディンは、完全移籍で獲得し背番号「 2025.02.04 13:22 Tue
ラス・パルマスは1月31日、リバプールからU-21スペイン代表MFステファン・バイチェティッチ(20)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 セルタの下部組織出身で2021年1月にリバプールのユースチームに加入したバイチェティッチ。2022-23シーズンには多くの離脱者の影響もあってトップチ 2025.02.01 08:25 Sat

オーストリア・ブンデスリーガの関連記事

ボルシアMGの元ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグル(29)だが、オーストリアに行く可能性が浮上している。オーストリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 ヴァイグルは1860ミュンヘン、ドルトムント、ベンフィカでプレー。2022年9月にボルシアMGにレンタル移籍で加入すると、2023年7月に完全移籍に切り替わった。 2025.04.17 23:20 Thu
レッドブル・ザルツブルクは10日、日本代表MF川村拓夢の再離脱を発表した。 サンフレッチェ広島から2024年7月にザルツブルクへと完全移籍し、ヨーロッパでのキャリアをスタートさせた川村。しかし、プレシーズン中に左ヒザ内側じん帯断裂の重傷を負いデビューする前に離脱。12月に復帰しデビューを果たしていた。 その 2025.02.11 01:05 Tue
ローマは3日、3選手の補強を発表した。 移籍期限の最終日に獲得したのはトゥベンテのオランダ人DFアナス・サラー=エディン(23)、レッドブル・ザルツブルクのMFリュカ・グルナ=ドゥアト(21)、ガラタサライのデンマーク代表DFヴィクトル・ネルソン(26)となる。 サラー=エディンは、完全移籍で獲得し背番号「 2025.02.04 13:22 Tue
ラス・パルマスは1月31日、リバプールからU-21スペイン代表MFステファン・バイチェティッチ(20)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 セルタの下部組織出身で2021年1月にリバプールのユースチームに加入したバイチェティッチ。2022-23シーズンには多くの離脱者の影響もあってトップチ 2025.02.01 08:25 Sat
バレンシアは27日、ベルギー人DFマキシミリアーノ・カウフリーズ(27)とのレンタル契約を打ち切ったことを発表した。また、保有元のクレルモンはカウフリーズが今季終了までのレンタルでザルツブルクに移籍することを発表している。 昨夏、在籍2シーズンで公式戦48試合に出場したクレルモンからバレンシアに加入したセンターバ 2025.01.28 11:30 Tue

記事をさがす

ザルツブルクの人気記事ランキング

1

リバプールは長年クロップ監督に仕えたコーチも退任か 41歳リンダース氏に監督業挑戦の可能性

リバプールのアシスタントコーチ、ペピン・リンダース氏(41)が監督業に転身か。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 リンダース氏はオランダ国籍。プロ選手歴は一切なく、19歳の2002年にPSVで指導者キャリアを歩み出し、ポルトではU-18を含む育成年代を指導。2015年に32歳でリバプール入り(※)し、ブレンダン・ロジャーズ前監督、ユルゲン・クロップ監督の下でアシスタントを務めてきた。 (※)2018年1月にオランダ2部(当時)のNECナイメヘンでヘッドコーチ就任も、4カ月で解任され、その直後にリバプール復帰 そんなリンダース氏、長年仕えてきたクロップ監督との別れが近づくなか、自身も監督業挑戦を選んでリバプールを去るという選択肢がある模様。オーストリア1部のザルツブルクが招へいを望んでいるとのことだ。 長年オーストリア国内の覇権を欲しいままにしてきたザルツブルクだが、連覇は昨季の「10」でストップする可能性が。今季も佳境で首位をシュトゥルム・グラーツに譲っており、現在はオヌル・チネル氏が暫定指揮。正式な監督が不在という状況だ。 リバプールとの契約を2026年6月まで残すとされるリンダース氏だが、果たして。 2024.05.14 20:15 Tue
2

平均年齢28.2歳の王者インテル…今後は若手獲得路線本格化でパルマの強靭FWボニーらリストアップ

インテルが少しずつ若手獲得路線に切り替え。世代交代への覚悟がありそうだ。 昨季のセリエA王者にして、充実した選手層、人望が厚いシモーネ・インザーギ監督、ジュゼッペ・マロッタ社長を筆頭とした経営陣と、スキがない組織を築くインテル。 ただ、充実のスカッド(トップ登録27選手)は現時点で平均年齢「28.2歳」と、指揮官がリスクを避けた起用に流れる傾向もあって、セリエA最年長のチームに。最も近いナポリでさえ、平均年齢は「27.4歳」となっている。(※) (※)ミランは25.2歳、ユベントスは25.4歳、エラス・ヴェローナは23.7歳など オークツリー新体制で「今後獲得する選手は若手重視」との姿勢が見えてきたなか、この路線はこれから本格化へ。イタリア『カルチョメルカート』は、インテルがリストアップ中だという獲得候補をいくつか挙げる。 まず、パルマに所属する189cmストライカー、U-20フランス代表FWアンジュ=ヨアン・ボニー(20)。 日本ではGK鈴木彩艶のパルマ移籍により、この「ボニー」を聞くことが増えたが、現地イタリアではまだまだ無名。強靭なフィジカルが特徴で、今季がキャリア初のトップディビジョンとなったなか、1日のナポリ戦でセリエA初得点を記録している若武者だ。 “若手の登竜門”ザルツブルクからは、イスラエル代表MFオスカル・グルーク(20)とコートジボワール代表FWカリム・コナテ(20)に関心。前者は「ムヒタリアン型」と形容され、後者は爆発的な“バネ”を誇る点取り屋だ。 さらに若い選手だと、今夏ニュルンベルクからフランクフルトへ移籍した2005年生まれのトルコ代表戦士、MFジャン・ウズン(18)もリストアップ。攻撃的ポジションを複数こなせる器用なアタッカーで、昨季の2.ブンデスリーガでは30試合16得点を叩き出した逸材だ。 2025年夏、およそ1年後のインテルは、今夏の売却が叶わなかったFWマルコ・アルナウトビッチ(35)、FWホアキン・コレア(30)をフリートランスファーで放出することが確実。 来年1月で売れる可能性は低そうだが、上述のような若きタレントを獲得すべく、2人合わせて1300万ユーロ(約20.5億円)の人件費削減、放出をほぼ100%の確率で実行する。 2024.09.08 22:10 Sun
3

リーズ行きも噂された元ドイツ代表MFヴァイグル、ザルツブルクへ移籍か? レッドブル・グループが関心

ボルシアMGの元ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグル(29)だが、オーストリアに行く可能性が浮上している。オーストリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 ヴァイグルは1860ミュンヘン、ドルトムント、ベンフィカでプレー。2022年9月にボルシアMGにレンタル移籍で加入すると、2023年7月に完全移籍に切り替わった。 ボルシアMGでは公式戦通算89試合で3ゴール6アシスト。今シーズンはキャプテンも務め、ブンデスリーガで28試合に出場し2アシストを記録している。 日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドへの移籍も報じられた中、ヴァイグルはこの数日オーストリアを訪問。レッドブルグループのグローバルサッカーの責任者を務めるユルゲン・クロップ氏、レッドブル・ザルツブルクのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるルベン・シュレーダー氏と会談していたという。 シュレーダー氏とクロップ氏は新シーズンに向けて経験豊富な中盤の選手の補強を検討しているとのこと。その中で、ヴァイグルも候補にあがっていたという。 2028年夏までボルシアMGとの契約が残っているヴァイグルだが、年俸は約300〜350万ユーロ(約4億8500〜5億6500万円)とのこと。ボルシアMGで最も稼いでいる選手の1人となっている。 噂に上がっていたリーズもレッドブルが投資しているクラブの1つ。いずれにしても、レッドブル傘下のクラブに移籍となる可能性が高まっていそうだ。 2025.04.17 23:20 Thu
4

ミラン、194cmCBパブロビッチの獲得を正式発表!背番号は「31」を着用

ミランは7月31日、ザルツブルクからセルビア代表DFストラヒニャ・パブロビッチ(23)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。 パブロビッチは19歳でセルビア代表に定位置を確立した194cmセンターバック。カタールW杯とユーロ2024も全試合先発出場の主軸で、23歳にして通算38キャップを誇る。 クラブキャリアは浅野拓磨と共闘したパルチザン・ベオグラードに始まり、モナコ、セルクル・ブルージュ、バーゼルを経て、2022-23シーズンから現所属のザルツブルクでプレー。守備の要として、2年間で公式戦71試合に出場し6ゴール6アシストを記録していた。 『フットボール・イタリア』によれば、ミランは移籍金としてザルツブルクに1800万ユーロ(約30億円)+アドオンを支払い、パブロビッチには年俸150万ユーロ(約2億4400万円)を支払うとのことだ。 2024.08.01 06:30 Thu
5

ソシエダがクロアチア代表MFスチッチを完全移籍で獲得、ユーロでもプレーした21歳と5年契約

レアル・ソシエダは2日、レッドブル・ザルツブルクのクロアチア代表MFルカ・スチッチ(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年6月30日までの5年間となる。すでにチームに合流しているとのことだ。 スチッチは、オーストリアのリンツで生まれたクロアチア人。ザルツブルクのアカデミーで育ち、セカンドチームに当たるリーフェリングを経て、2020年8月にザルツブルクに加入した。 これまで公式戦で128試合に出場し18ゴール19アシストを記録。ボランチだけでなくサイドハーフなどでもプレーでき、オーストリア・ブンデスリーガで82試合12ゴール17アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)でも22試合で2ゴールを記録している。 また、U-15からクロアチア代表を経験。2021年10月にクロアチア代表デビューを果たすと、これまで10試合に出場。ユーロ2024でもグループステージ3試合に出場していた。 2023-24シーズンはチャンピオンズリーグでソシエダとも対戦しており、イマノル・アルグアシル監督も評価していたとのことだ。 2024.08.02 17:40 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly