途中出場のセルロートが値千金の決勝弾! ヘタフェにウノセロ勝利のアトレティコが11連勝で次節バルサ戦へ【ラ・リーガ】
2024.12.15 23:59 Sun
ラ・リーガ第17節、アトレティコ・マドリーvsヘタフェが15日にリヤド・エア・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが1-0で勝利した。
前節、セビージャとの壮絶な打ち合いを劇的に制した3位のアトレティコは、15位のヘタフェとホーム開催のオトラ・マドリード・ダービーに挑んだ。直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではスロバン・ブラチスラヴァ相手にグリーズマンの2戦連続ドブレーテなどによって3-1の完勝。公式戦連勝を二桁の大台に乗せた絶好調のコルチョネロスは、その一戦と全く同じスタメンを採用した。
立ち上がりからボールを握って押し込むアトレティコ。メリハリを利かせた[4-5-1]の堅固なブロックを敷くヘタフェの堅守に対して攻め手を窺うなか、右からのクロスを起点に左のリーノが良い飛び出しからゴールへ迫る。だが、いずれも相手の好対応に遭う。
以降も相手陣内でハーフコートゲームを展開していくが、外回りの攻撃を強いられてグリーズマン、アルバレスの強力2トップになかなか良い形でボールが入らない。それでも、相手の攻撃を危なげなく撥ね返していくと、前半終了間際にはアルバレスのミドルシュートに、ハビ・ガランの正確な左クロスにファーで反応したジュリアーノ・シメオネがヘディングシュートを放つが、いずれも先制点には繋がらず。
ゲームは支配したものの、攻めあぐねた印象で前半をゴールレスで終えたアトレティコ。迎えた後半、シメオネ監督はリーノに代えてセルロートをハーフタイム明けに、56分にはシメオネ、ジョレンテを下げてモリーナ、アンヘル・コレアと早いタイミングで選手を入れ替えていく。
結果的に指揮官の早めのタイミングでの交代策が嵌る。69分、相手陣内右サイドでボールを持ったモリーナが浮き球の正確なクロスを上げると、ファーに流れたセルロートがコースを狙ったヘディングシュートをゴール右隅に流し込んだ。
これでヘタフェが前に出てきたことで、アトレティコとしてはカウンターから2点目を狙いやすい展開となったが、畳みかける攻撃には至らず。試合は中盤での潰し合いが目立つ膠着状態に陥る。
その後、シメオネ監督はバリオスを下げてル・ノルマンを投入し、5バックの形でヘタフェのパワープレー対策を施し、ウノセロでの逃げ切り態勢に入った。試合終了間際にはボックス手前左の嫌な位置でFKを与えたが、キッカーのミジャのシュートは枠を外れて事なきを得た。
この結果、ヘタフェとのタフなダービーをウノセロで制したアトレティコが公式戦11連勝を達成。マドリーを抜いて2位に浮上するとともに次節のバルセロナ戦へ大きな弾みを付けた。
アトレティコ・マドリー 1-0 ヘタフェ
【アトレティコ】
アレクサンダー・セルロート(後24)
前節、セビージャとの壮絶な打ち合いを劇的に制した3位のアトレティコは、15位のヘタフェとホーム開催のオトラ・マドリード・ダービーに挑んだ。直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではスロバン・ブラチスラヴァ相手にグリーズマンの2戦連続ドブレーテなどによって3-1の完勝。公式戦連勝を二桁の大台に乗せた絶好調のコルチョネロスは、その一戦と全く同じスタメンを採用した。
立ち上がりからボールを握って押し込むアトレティコ。メリハリを利かせた[4-5-1]の堅固なブロックを敷くヘタフェの堅守に対して攻め手を窺うなか、右からのクロスを起点に左のリーノが良い飛び出しからゴールへ迫る。だが、いずれも相手の好対応に遭う。
ゲームは支配したものの、攻めあぐねた印象で前半をゴールレスで終えたアトレティコ。迎えた後半、シメオネ監督はリーノに代えてセルロートをハーフタイム明けに、56分にはシメオネ、ジョレンテを下げてモリーナ、アンヘル・コレアと早いタイミングで選手を入れ替えていく。
一連の交代も攻撃の活性化には至らず、逆に相手のセットプレーから際どいシーンも作られたアトレティコ。すると、63分には好調のグリーズマンを下げてコケを投入する、勝負手を打った。
結果的に指揮官の早めのタイミングでの交代策が嵌る。69分、相手陣内右サイドでボールを持ったモリーナが浮き球の正確なクロスを上げると、ファーに流れたセルロートがコースを狙ったヘディングシュートをゴール右隅に流し込んだ。
これでヘタフェが前に出てきたことで、アトレティコとしてはカウンターから2点目を狙いやすい展開となったが、畳みかける攻撃には至らず。試合は中盤での潰し合いが目立つ膠着状態に陥る。
その後、シメオネ監督はバリオスを下げてル・ノルマンを投入し、5バックの形でヘタフェのパワープレー対策を施し、ウノセロでの逃げ切り態勢に入った。試合終了間際にはボックス手前左の嫌な位置でFKを与えたが、キッカーのミジャのシュートは枠を外れて事なきを得た。
この結果、ヘタフェとのタフなダービーをウノセロで制したアトレティコが公式戦11連勝を達成。マドリーを抜いて2位に浮上するとともに次節のバルセロナ戦へ大きな弾みを付けた。
アトレティコ・マドリー 1-0 ヘタフェ
【アトレティコ】
アレクサンダー・セルロート(後24)
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チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第6節、アトレティコ・マドリーvsスロバン・ブラチスラヴァが11日にエスタディオ・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが3-1で勝利した。 ここまで3勝2敗で15位に位置するアトレティコは、直近の公式戦9連勝中と絶好調。10連勝を目指した今回のホームゲームではCL5連敗で35位に沈むブラチスラヴァを迎え撃った。4-3で勝利した直近のセビージャ戦からはギャラガーに代えてリーノを起用した以外、同じメンバーを継続。アルバレスとグリーズマンの2トップを採用した。 地力で勝るホームチームは立ち上がりからボールを握ると、フィニッシュには至らずも、グリーズマンがボックス内でボールに触ってチャンスの糸口を見いだそうとする。 すると16分、相手陣内左サイドでのリーノの仕掛けからボックス手前左でボールを受けたアルバレスが右足を一閃。ややアウトにもかかったストレート性のミドルシュートがゴール右上隅の完璧なコースを射抜き、好調のアルゼンチン代表FWのゴラッソで先制に成功した。 以降はカウンターからバルセギアンにクロスバー直撃の際どいシュートを打たれて肝を冷やすも、引き続き主導権を握るアトレティコ。ボックス内に人数をかける相手に華麗な崩しとはならずも、前向きな中盤の選手を中心に再三のミドルシュートで追加点を目指す。 決定機まであと一歩という場面が目立ったが、42分にはボックス手前のバリオスが右サイドバックからボックス右へ飛び出したジョレンテへ絶妙な斜めのフィードを供給。ジョレンテが右足で折り返した浮き球のボールをゴール前で競り勝ったグリーズマンが頭で押し込んだ。 鮮やかなチームプレーによって2点リードで試合を折り返したアトレティコはバリオスを下げてコケをハーフタイム明けに投入。だが、立ち上がりにはボックス内での交錯でDFラングレがストレレツを倒してしまい、PKを献上。これをストレレツに決められて1点差に詰め寄られる。 だが、57分にはボックス手前のコケからの高速スルーパスをボックス左で見事に足元で収めたグリーズマンが左足シュートを流し込み、すぐさまリードを2点に戻した。 この得点によって主導権を完全に掌握したアトレティコは前がかる相手を引っくり返しながら、グリーズマンとアルバレスの2トップを中心にゴールへ迫っていく。 さらに、70分過ぎには殊勲の2トップにリーノを下げてセルロート、ギャラガー、リケルメとフレッシュな3選手をピッチに送り出し、ゲームクローズとともにさらなる追加点を目指していく。 セルロートらが幾度かのチャンスを決め切れずも、このまま2点差を維持して試合を終えたアトレティコが、公式戦10連勝を達成。一方、6戦全敗となったブラチスラヴァの敗退が決定した。 また、リールvsシュトゥルム・グラーツは、ホームのリールが3-2で勝利した。 12位のリールと29位のシュトゥルム・グラーツによる一戦は打ち合いの展開に。リールが前線終盤までに2点を先行したが、シュトゥルム・グラーツも前半終了間際と後半立ち上がりの連続ゴールで2点差を追いつく。 以降は一転して一進一退の攻防が続いたが、ホームのリールは途中投入のハラルドソンが81分に値千金の勝ち越しゴールを奪取。このまま逃げ切ったリールが接戦を制して今大会4勝目を手にした。 アトレティコ・マドリー 3-1 スロバン・ブラチスラヴァ 【アトレティコ】 フリアン・アルバレス(前16) アントワーヌ・グリーズマン(前42、後12) 【スロバン・ブラチスラヴァ】 ダビド・ストレレツ(後6[PK]) リール 3-2 シュトゥルム・グラーツ 【リール】 オサメ・サハラウィ(前37) ミッチェル・バッカー(前47) ハコン・アルナル・ハラルドソン(後36) 【シュトゥルム・グラーツ】 オタル・キテイシュヴィリ(前49) ミカ・ビエレス(後2) 2024.12.12 04:46 Thu4
グリーズマンのドブレーテなどでセビージャとの打ち合いを制したアトレティコが公式戦8連勝!【ラ・リーガ】
アトレティコ・マドリーは8日、ラ・リーガ第16節でセビージャと対戦し4-3で勝利した。 公式戦8連勝中の3位アトレティコは、大勝した前節のラージョ・バジェカーノ戦と同じ11名をピッチに送り込むことに。2トップにアルバレスとグリーズマンを据えた[4-4-2]で試合に臨んだ。 リーグ戦2試合負けなしの13位セビージャに対し、アトレティコは6分、ボックス左に侵入したアルバレスの折り返しからグリーズマンがダイレクトシュート。しかし、これはクロスバーを直撃した。 勢いづくアトレティコは10分、ショートコーナーの流れからデ・パウルがクロスを供給。これは相手DFにクリアされたがM・ジョレンテがハイプレスをかけると、ボールを奪い返したデ・パウルがボックス右手前から右足一閃。このシュートがゴール左に突き刺さった 先制したアトレティコだったが、わずか2分で追いつかれる。12分、ショートコーナーを受けたルケバキオにボックス左からカットインを許すと、強烈なシュートをゴール左隅に決められた。 その後は一進一退の展開が続くなか、アトレティコは32分に再び失点する。敵陣でのボールロストからロングカウンターを受けると、キケ・サラスのパスでDFの裏に抜け出したロメロがボックス左から侵入。左足から放たれたシュートはGKオブラクの手を弾き、ゴールに吸い込まれた。 勝ち越しを許したアトレティコは、前半終了間際の44分にアルバレスがゴールネットを揺らしたが、VARの末に直前のプレーでオフサイドがあったと判定され、ゴールは認められず。 迎えた後半は立ち上がりから1点を追うアトレティコがボールを保持する展開となったが、再びスコアを動かしたのはセビージャ。57分、ソウのパスをボックス左手前で受けたサラスがクロスを供給すると、逆サイドから走り込んだフアンルがワンバウンドしたボールを右足でゴールに流し込んだ。 リードを広げられたアトレティコだが、62分に1点を返す。バリオスの鋭い縦パスを相手DFの間のスぺースで受けたグリーズマンがボックス中央右から侵入すると、冷静にゴール右隅にシュートを流し込んだ。 畳みかけたいアトレティコは、63分にギャラガーとデ・パウルを下げてセルロートとコケを投入。すると71分、右サイドを持ち上がったM・ジョレンテのクロスをセルロートがヘディングで合わせたが、これはGKアルバロ・フェルナンデスの好セーブに防がれた。 さらに76分にアンヘル・コレアとリーノを投入したアトレティコは、80分に試合を振り出しに戻す。コケのパスをバイタルエリア中央手前で受けたリーノが右足一閃。狙いすましたシュートがゴール左隅に吸い込まれた。 このまま試合終了かと思われたが、アディショナルタイムにドラマが生まれる。アトレティコは94分、リーノの左クロスに反応したボックス内のグリーズマンがDFサラスと入れ替わると、倒れながらもシュートをゴール右に突き刺した。 結局、試合はそのまま4-3でタイムアップ。グリーズマンのドブレーテなどで2点のビハインドを跳ねのけたアトレティコが、打ち合いを制して公式戦9連勝を飾った。 アトレティコ・マドリー 4-3 セビージャ 【アトレティコ】 ロドリゴ・デ・パウル(前10) アントワーヌ・グリーズマン(後17) サムエウ・リーノ(後34) アントワーヌ・グリーズマン(後49) 【セビージャ】 ドディ・ルケバキオ(前12) イザーク・ロメロ(前32) フアンル(後12) 2024.12.09 07:13 Mon5