デンベレ後半AT弾のPSGが劇的4連覇! 南野拓実がフル出場のモナコは善戦もタイトルならず…【トロフェ・デ・シャンピオン】
2025.01.06 04:00 Mon
トロフェ・デ・シャンピオン2024のパリ・サンジェルマン(PSG)vsモナコが5日にカタールのスタジアム974で行われ、1-0で勝利したPSGが4年連続13度目の優勝を果たした。なお、モナコのFW南野拓実はフル出場した。
2023-24シーズンのリーグ・アン王者とクープ・ドゥ・フランス王者によるフランスのスーパーカップ。昨季はPSGが2冠を達成したため、リーグ2位のモナコとの対戦となった。
当初は開幕前の8月に中国開催予定も当局との交渉決裂によって、1月にカタール開催へ変更されたこの一戦。
3年連続12度目の優勝を狙ったパリの巨人は、バルコラがベンチスタートになったものの、GKドンナルンマ、マルキーニョス、ヴィティーニャ、デンベレら主力がスタメンに並んだ。一方、2000年以来、5度目の優勝を狙ったモナコでは南野が先発復帰。アクリウシュ、ベン・セギル、イレニーエナら若手3選手とアタッキングユニットを組んだ。
試合はPSGが右サイドのハキミを起点に押し込む形でスタート。9分にはモナコのビルドアップのミスを突くと、ボックス内のドゥエにビッグチャンスが舞い込むも、すかさず放った右足シュートは惜しくもクロスバーを叩く。
序盤の守勢を凌いだモナコも時間の経過とともに相手陣内でのプレーを増やしていく。15分には右サイド深くに侵攻したアクリウシュのグラウンダークロスにゴール前の南野が飛び込むが、わずかに届かない。
互いに選手交代なしで臨んだ後半はモナコが良い入りを見せると、南野とアクリウシュを起点にベン・セギル、ヴァンデウソンが続けて決定的なシュートを放っていく。だが、GKドンナルンマの牙城を破るには至らず。
一方、時間の経過とともに押し返す形となったPSGは67分にイ・ガンイン、ネヴェスを下げてバルコラ、ファビアン・ルイスと攻撃の切り札を同時投入。さらに、好調のゴンサロ・ラモスもピッチに送り出して攻勢を強める。そして、ハキミやデンベレを中心に厚みのある攻撃でゴールに迫っていく。
後半終盤にかけてはボールを握って押し込むPSG、カウンターでチャンスを作るモナコと緊迫感のある攻防が続く。そのなかで南野も80分にボックス内への侵入からゴールへ迫るが、ややパワー不足のシュートはGKドンナルンマにキャッチされた。
延長戦はなく即PK戦というレギュレーションもあり、モナコが守備を固めた後半最終盤はPSGの時間帯が続くと、土壇場で王者に劇的ゴールが生まれる。
92分、絶妙なランニングでオフサイドラインをかいくぐったファビアン・ルイスがボックス左で折り返すと、中央のゴンサロ・ラモスには合わずも、ファーにフリーで走り込んだデンベレがきっちり無人のゴールへ流し込んだ。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、モナコとの激闘を制したPSGが大会4連覇を達成した。
パリ・サンジェルマン 1-0 モナコ
【PSG】
ウスマーヌ・デンベレ(後47)
2023-24シーズンのリーグ・アン王者とクープ・ドゥ・フランス王者によるフランスのスーパーカップ。昨季はPSGが2冠を達成したため、リーグ2位のモナコとの対戦となった。
当初は開幕前の8月に中国開催予定も当局との交渉決裂によって、1月にカタール開催へ変更されたこの一戦。
3年連続12度目の優勝を狙ったパリの巨人は、バルコラがベンチスタートになったものの、GKドンナルンマ、マルキーニョス、ヴィティーニャ、デンベレら主力がスタメンに並んだ。一方、2000年以来、5度目の優勝を狙ったモナコでは南野が先発復帰。アクリウシュ、ベン・セギル、イレニーエナら若手3選手とアタッキングユニットを組んだ。
序盤の守勢を凌いだモナコも時間の経過とともに相手陣内でのプレーを増やしていく。15分には右サイド深くに侵攻したアクリウシュのグラウンダークロスにゴール前の南野が飛び込むが、わずかに届かない。
前半半ばから終盤にかけてもPSGが主導権を握ったものの、モナコの集中した守備もあって拮抗した展開が続いていく。PSGはデンベレの個での打開に加え、イ・ガンインや中盤のヴィティーニャ、ジョアン・ネヴェスのミドルレンジからのシュートで再三のゴールを脅かしたが、GKケーンの好守に阻まれる。対してモナコは攻撃機会は少ないものの、積極的にエリア内に入っていた南野が際どいシュートを放つなど防戦一方とはならなかった。
互いに選手交代なしで臨んだ後半はモナコが良い入りを見せると、南野とアクリウシュを起点にベン・セギル、ヴァンデウソンが続けて決定的なシュートを放っていく。だが、GKドンナルンマの牙城を破るには至らず。
一方、時間の経過とともに押し返す形となったPSGは67分にイ・ガンイン、ネヴェスを下げてバルコラ、ファビアン・ルイスと攻撃の切り札を同時投入。さらに、好調のゴンサロ・ラモスもピッチに送り出して攻勢を強める。そして、ハキミやデンベレを中心に厚みのある攻撃でゴールに迫っていく。
後半終盤にかけてはボールを握って押し込むPSG、カウンターでチャンスを作るモナコと緊迫感のある攻防が続く。そのなかで南野も80分にボックス内への侵入からゴールへ迫るが、ややパワー不足のシュートはGKドンナルンマにキャッチされた。
延長戦はなく即PK戦というレギュレーションもあり、モナコが守備を固めた後半最終盤はPSGの時間帯が続くと、土壇場で王者に劇的ゴールが生まれる。
92分、絶妙なランニングでオフサイドラインをかいくぐったファビアン・ルイスがボックス左で折り返すと、中央のゴンサロ・ラモスには合わずも、ファーにフリーで走り込んだデンベレがきっちり無人のゴールへ流し込んだ。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、モナコとの激闘を制したPSGが大会4連覇を達成した。
パリ・サンジェルマン 1-0 モナコ
【PSG】
ウスマーヌ・デンベレ(後47)
ウスマーヌ・デンベレ
南野拓実
マルキーニョス
イ・ガンイン
ジョアン・ネヴェス
ヴァンデウソン
ファビアン・ルイス
ゴンサロ・ラモス
パリ・サンジェルマン
モナコ
トロフェ・デ・シャンピオン
リーグ・アン
ウスマーヌ・デンベレの関連記事
パリ・サンジェルマンの関連記事
トロフェ・デ・シャンピオンの関連記事
記事をさがす
|
ウスマーヌ・デンベレの人気記事ランキング
1
デンベレ後半AT弾のPSGが劇的4連覇! 南野拓実がフル出場のモナコは善戦もタイトルならず…【トロフェ・デ・シャンピオン】
トロフェ・デ・シャンピオン2024のパリ・サンジェルマン(PSG)vsモナコが5日にカタールのスタジアム974で行われ、1-0で勝利したPSGが4年連続13度目の優勝を果たした。なお、モナコのFW南野拓実はフル出場した。 2023-24シーズンのリーグ・アン王者とクープ・ドゥ・フランス王者によるフランスのスーパーカップ。昨季はPSGが2冠を達成したため、リーグ2位のモナコとの対戦となった。 当初は開幕前の8月に中国開催予定も当局との交渉決裂によって、1月にカタール開催へ変更されたこの一戦。 3年連続12度目の優勝を狙ったパリの巨人は、バルコラがベンチスタートになったものの、GKドンナルンマ、マルキーニョス、ヴィティーニャ、デンベレら主力がスタメンに並んだ。一方、2000年以来、5度目の優勝を狙ったモナコでは南野が先発復帰。アクリウシュ、ベン・セギル、イレニーエナら若手3選手とアタッキングユニットを組んだ。 試合はPSGが右サイドのハキミを起点に押し込む形でスタート。9分にはモナコのビルドアップのミスを突くと、ボックス内のドゥエにビッグチャンスが舞い込むも、すかさず放った右足シュートは惜しくもクロスバーを叩く。 序盤の守勢を凌いだモナコも時間の経過とともに相手陣内でのプレーを増やしていく。15分には右サイド深くに侵攻したアクリウシュのグラウンダークロスにゴール前の南野が飛び込むが、わずかに届かない。 前半半ばから終盤にかけてもPSGが主導権を握ったものの、モナコの集中した守備もあって拮抗した展開が続いていく。PSGはデンベレの個での打開に加え、イ・ガンインや中盤のヴィティーニャ、ジョアン・ネヴェスのミドルレンジからのシュートで再三のゴールを脅かしたが、GKケーンの好守に阻まれる。対してモナコは攻撃機会は少ないものの、積極的にエリア内に入っていた南野が際どいシュートを放つなど防戦一方とはならなかった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半はモナコが良い入りを見せると、南野とアクリウシュを起点にベン・セギル、ヴァンデウソンが続けて決定的なシュートを放っていく。だが、GKドンナルンマの牙城を破るには至らず。 一方、時間の経過とともに押し返す形となったPSGは67分にイ・ガンイン、ネヴェスを下げてバルコラ、ファビアン・ルイスと攻撃の切り札を同時投入。さらに、好調のゴンサロ・ラモスもピッチに送り出して攻勢を強める。そして、ハキミやデンベレを中心に厚みのある攻撃でゴールに迫っていく。 後半終盤にかけてはボールを握って押し込むPSG、カウンターでチャンスを作るモナコと緊迫感のある攻防が続く。そのなかで南野も80分にボックス内への侵入からゴールへ迫るが、ややパワー不足のシュートはGKドンナルンマにキャッチされた。 延長戦はなく即PK戦というレギュレーションもあり、モナコが守備を固めた後半最終盤はPSGの時間帯が続くと、土壇場で王者に劇的ゴールが生まれる。 92分、絶妙なランニングでオフサイドラインをかいくぐったファビアン・ルイスがボックス左で折り返すと、中央のゴンサロ・ラモスには合わずも、ファーにフリーで走り込んだデンベレがきっちり無人のゴールへ流し込んだ。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、モナコとの激闘を制したPSGが大会4連覇を達成した。 パリ・サンジェルマン 1-0 モナコ 【PSG】 ウスマーヌ・デンベレ(後47) 2025.01.06 04:00 Mon2
今季初タイトル獲得のPSG、ルイス・エンリケ監督は「良い決勝だった」とご満悦
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が5日に行われ、1-0で競り勝ったトロフェ・デ・シャンピオン2024のモナコ戦を振り返った。 昨季国内2冠のPSGと、リーグ・アン2位によるモナコのトロフェ・デ・シャンピオン。王者PSGが優勢に試合を進めた中、後半追加タイムにFWウスマーヌ・デンベレのゴールが決まってPSGが劇的勝利を収め、4連覇とした。 ルイス・エンリケ監督は結果と試合内容に満足している。 「良いサッカーをする両チームによる素晴らしい試合だった。この結果は妥当で、フランスと欧州における我々の優位性を示している。良い決勝を戦えたし、PSGにとって重要なタイトルだ。カタールで決勝を戦えたのは特別なこと。そしてこのような形で2025年をスタートできたことをとても嬉しく思っている」 2025.01.06 12:30 Mon3
PSGがモナコとの上位対決を打ち合いで制して首位を快走、南野拓実は途中出場で好機も…【リーグ・アン】
リーグ・アン第16節、モナコvsパリ・サンジェルマンが18日に行われ、2-4でPSGが打ち勝った。モナコのMF南野拓実は74分からプレーしている。 前節スタッド・ランスとの日本人対決をゴールレスドローで終えた3位モナコ(勝ち点30)は、南野がベンチスタートとなった。 一方、3日前の前節リヨン戦を3-1で競り勝って2位マルセイユに7ポイント差を付ける首位PSG(勝ち点37)は、リヨン戦のスタメンから3選手を変更。バルコラ、マルキーニョス、ファビアン・ルイスが先発に戻った。 両チームにとっての年内リーグ最終戦。開始3分にハキミのクロスがポストに直撃したPSGが押し込む入りとすると、5分にも決定機。ジョアン・ネヴェスのスルーパスでボックス左まで持ち上がったバルコラがGKと一対一に。しかしシュートはケーンに阻まれた。 続く10分にもCKからジョアン・ネヴェスのヘディングシュートでゴールに迫ったPSGは、17分にシンゴのスパイク裏がGKドンナルンマの顔面に入って交代となるアクシデントに見舞われた中、24分に先制する。 ボックス右ポケットまで持ち上がったハキミのマイナスクロスをドゥエが押し込んだ。 先制後も主導権を握るPSGは42分にハキミがミドルシュートでGKを強襲した中、1点のリードで前半を終えた。 しかし迎えた後半、52分にモナコがPKを獲得。アクリウシュの仕掛けからルーズとなったボールがボックス内のマルキーニョスの手に当たった。 このPKをベン・セギルが決めてモナコの攻勢が強まると、60分に逆転する。ゴロビンのフィードで左サイドを抜け出したアクリウシュのクロスをエンボロが合わせた。 しかし64分、ファビアン・ルイスのボレーシュートのルーズボールをデンベレが押し込んでPSGがすかさず同点に。その後、南野がトップ下に投入された中、終盤の83分にPSGに勝ち越し弾。3分前に投入されていたゴンサロ・ラモスがイ・ガンインの右CKからヘディングシュートを叩き込んだ。 再び追う展開となったモナコはアクリウシュの左クロスに南野が合わせる好機もミートしきれず。さらに追加タイム1分、ボックス右に侵入した南野がシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれなかった。そしてラストプレーでデンベレが4点目を挙げたPSGが打ち合いを制し、首位を快走している。 モナコ 2-4 PSG 【モナコ】 エリーズ・ベン・セギル(後8)【PK】 ブリール・エンボロ(後15) 【PSG】 デジレ・ドゥエ(前24) ウスマーヌ・デンベレ(後19) ゴンサロ・ラモス(後38) ウスマーヌ・デンベレ(後52) 2024.12.19 07:18 Thu4
デンベレが思い描く引き際は「34歳」 引退後のプランも…「アフリカでビルを買う」「スポーツの世界では無理」
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが自身の将来設計を明かした。 2023年夏からPSGでプレーする27歳のデンベレ。フランス代表でも主力として活躍するが、11月の代表活動はヒザの負傷のため不参加となった。 そんななか、レアル・マドリーのフランス代表MFオーレリアン・チュアメニが共同司会を務めるYouTubeチャンネル『The Bridge』が更新。デンベレがバルセロナのフランス代表DFジュール・クンデとともに出演した。 さまざまなトークが飛び交い、終盤には引退後のキャリアが話題に。引退のタイミングについて「どこかの時点でもう十分と言うべき」「34歳だ」とデンベレは主張した。 さらに、引退後のビジネスプランについては、「まずいろいろなところに自分の駒を配置したい」とコメント。収入源を複数確保する意味だと説明している。 「本当の不動産みたいに買うんだ」 「お金を持っていて、キャリアを終えたらアフリカでビルを買う。フランスでも買う。それが利益を生む。わかるでしょ?」 「それがずっと利益をもたらしてくれる。だけど、スポーツの世界では僕には無理だ」 セカンドキャリアはサッカー以外に目を向けているウインガー。8年後の引退を視野に入れているというが、今後どのような選手生活を歩むのだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】デンベレ、チュアメニ、クンデが一同に会しトーク</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MuygHdX2yaI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.18 16:53 Mon5
実はGKもいる!背番号「11」のベストイレブンはこれだ!!
11月11日は「ポッキー&プリッツの日」として有名だが、サッカーが11人同士で戦うことから、「サッカーの日」としても知られている。 今回は、「サッカーの日」に合わせて、2020-21シーズンに背番号「11」を着用している選手たちでベストイレブンを組んでみた。 背番号「11」はもともと左ウイングのポジションに与えられていた番号で、現代サッカーにおいても攻撃的な選手が着用していることが多い。横浜FCの元日本代表FW三浦知良も「11」を長年着用している。 <div id="cws_ad">◆今から31年前、コリチーバ時代の三浦知良のプレー集<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ6dmY0SERPaSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> そんな「11」番だが、実はGKにもわずかながら着用している選手がいる。ウォルバーハンプトンに所属するポルトガル代表GKルイ・パトリシオがその1人だ。 2018年夏にスポルティング・リスボンから加入して以来、ウルブスの守護神に君臨するパトリシオだが、2017-18シーズン終了後に、白血病により31歳で引退した元ナイジェリア代表GKカール・イケメに敬意を払い、クラブは彼の背番号だった「1」を欠番に。それ以降パトリシオは「11」番を着用し続けている。 また、一時は攻撃的なサイドバックが「11」番を着用することも流行。インテルのセルビア代表DFアレクサンダル・コラロフも歴代のクラブで愛用している。 さすがに「11」番を着用しているセンターバックは少なかったため、ローマでセンターバックを務めたこともあったコラロフと、ホッフェンハイムのオーストリア代表MFフロリアン・グリリッチュの2人をセンターバックとして選出した。 また、両サイドにはマンチェスター・シティで左サイドバックとしてプレーするウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコと、本来は2列目の選手だが、ユーティリティ性のあるサウサンプトンのイングランド代表MFネイサン・レドモンドを並べてみた。 また、中盤には躍進アタランタの主軸であるスイス代表MFレモ・フロイラーとパリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアに加え、ドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスというファンタスティックな陣容を揃えた。 ディ・マリアも本来はウイングであるが、「11」番のウイングは激戦区だ。バルセロナのフランス代表FWウスマーヌ・デンベレ、レアル・マドリーのスペイン代表FWマルコ・アセンシオ、クリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハなど、錚々たるウインガーが名を連ねる。 その中でも、プレミアリーグで得点を重ねるリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーとチェルシーのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーをウイングの位置で選んだ。 そして、最前線には今季から背番号を「11」に変更したミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを選出。以前ミランに所属していた2010年夏から2012年夏にかけても11番を着用していたイブラヒモビッチは、今シーズンのセリエAで5試合8ゴールを記録し、目下得点王争いのトップに君臨中だ。 今回名前が挙がらなかった中にも、バイエルンのブラジル代表FWドグラス・コスタやビジャレアルのナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼ、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドといった選手も背番号「11」を着用している。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/fom11_pc.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;"><hr></div> ◆背番号「11」の選手で組むベストイレブン[4-3-3] GK ルイ・パトリシオ DF オレクサンドル・ジンチェンコ アレクサンダル・コラロフ フロリアン・グリリッチュ ネイサン・レドモンド MF レモ・フロイラー アンヘル・ディ・マリア マルコ・ロイス FW ティモ・ヴェルナー ズラタン・イブラヒモビッチ モハメド・サラー 2020.11.11 12:46 Wedパリ・サンジェルマンの人気記事ランキング
1
マンチェスター・Cやレアル・マドリーが関心…ウズベキスタン代表の20歳CBが移籍へ RCランス幹部「今月で離れるだろう」
RCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が1月中にステップアップへ。ウズベキスタン『UZA』が伝える。 クサノフは186cmの右利きセンターバックで、現市場価値は1200万ユーロ(約19.6億円)。 母国の名門ブニョドコルから、ベラルーシのクラブを経て、2023年夏にRCランスへ加入。欧州5大リーグ1年目の2023-24シーズンは控えながらもチャンピオンズリーグ(CL)を経験し、今季に入ってガッチリ定位置を確保した。 また、U-23ウズベキスタン代表としてパリ五輪の全3試合にフル出場し、A代表では19歳から主軸に定着。W杯初出場へアジア最終予選を戦う現チームの根幹たる存在となっている。 昨秋以降、トッテナムやパリ・サンジェルマン(PSG)といった欧州強豪からの関心が明るみになり、次第にマンチェスター・シティやアーセナル、チェルシー、レアル・マドリーといった列強がリストに含めていることも判明した。 一方、RCランスは財政状況が厳しく、2500万〜3000万ユーロ(約41億〜49.2億円)のオファーが届くならすんなり受諾する見通し…と報じられ、このたび幹部が売却の意向を明言。 最高経営責任者(CEO)のピエール・ドレオッシ氏が取材対応で「いずれにしても彼は今月でクラブを離れる。行き先は決まっていないがね。あらゆる提案を検討中だ」とコメントした。 近年新世代が次々と台頭するウズベク。その筆頭格がビッグクラブへ向かうことになりそうだ。 2025.01.07 21:05 Tue2
デンベレ後半AT弾のPSGが劇的4連覇! 南野拓実がフル出場のモナコは善戦もタイトルならず…【トロフェ・デ・シャンピオン】
トロフェ・デ・シャンピオン2024のパリ・サンジェルマン(PSG)vsモナコが5日にカタールのスタジアム974で行われ、1-0で勝利したPSGが4年連続13度目の優勝を果たした。なお、モナコのFW南野拓実はフル出場した。 2023-24シーズンのリーグ・アン王者とクープ・ドゥ・フランス王者によるフランスのスーパーカップ。昨季はPSGが2冠を達成したため、リーグ2位のモナコとの対戦となった。 当初は開幕前の8月に中国開催予定も当局との交渉決裂によって、1月にカタール開催へ変更されたこの一戦。 3年連続12度目の優勝を狙ったパリの巨人は、バルコラがベンチスタートになったものの、GKドンナルンマ、マルキーニョス、ヴィティーニャ、デンベレら主力がスタメンに並んだ。一方、2000年以来、5度目の優勝を狙ったモナコでは南野が先発復帰。アクリウシュ、ベン・セギル、イレニーエナら若手3選手とアタッキングユニットを組んだ。 試合はPSGが右サイドのハキミを起点に押し込む形でスタート。9分にはモナコのビルドアップのミスを突くと、ボックス内のドゥエにビッグチャンスが舞い込むも、すかさず放った右足シュートは惜しくもクロスバーを叩く。 序盤の守勢を凌いだモナコも時間の経過とともに相手陣内でのプレーを増やしていく。15分には右サイド深くに侵攻したアクリウシュのグラウンダークロスにゴール前の南野が飛び込むが、わずかに届かない。 前半半ばから終盤にかけてもPSGが主導権を握ったものの、モナコの集中した守備もあって拮抗した展開が続いていく。PSGはデンベレの個での打開に加え、イ・ガンインや中盤のヴィティーニャ、ジョアン・ネヴェスのミドルレンジからのシュートで再三のゴールを脅かしたが、GKケーンの好守に阻まれる。対してモナコは攻撃機会は少ないものの、積極的にエリア内に入っていた南野が際どいシュートを放つなど防戦一方とはならなかった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半はモナコが良い入りを見せると、南野とアクリウシュを起点にベン・セギル、ヴァンデウソンが続けて決定的なシュートを放っていく。だが、GKドンナルンマの牙城を破るには至らず。 一方、時間の経過とともに押し返す形となったPSGは67分にイ・ガンイン、ネヴェスを下げてバルコラ、ファビアン・ルイスと攻撃の切り札を同時投入。さらに、好調のゴンサロ・ラモスもピッチに送り出して攻勢を強める。そして、ハキミやデンベレを中心に厚みのある攻撃でゴールに迫っていく。 後半終盤にかけてはボールを握って押し込むPSG、カウンターでチャンスを作るモナコと緊迫感のある攻防が続く。そのなかで南野も80分にボックス内への侵入からゴールへ迫るが、ややパワー不足のシュートはGKドンナルンマにキャッチされた。 延長戦はなく即PK戦というレギュレーションもあり、モナコが守備を固めた後半最終盤はPSGの時間帯が続くと、土壇場で王者に劇的ゴールが生まれる。 92分、絶妙なランニングでオフサイドラインをかいくぐったファビアン・ルイスがボックス左で折り返すと、中央のゴンサロ・ラモスには合わずも、ファーにフリーで走り込んだデンベレがきっちり無人のゴールへ流し込んだ。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、モナコとの激闘を制したPSGが大会4連覇を達成した。 パリ・サンジェルマン 1-0 モナコ 【PSG】 ウスマーヌ・デンベレ(後47) 2025.01.06 04:00 Mon3
今季初タイトル獲得のPSG、ルイス・エンリケ監督は「良い決勝だった」とご満悦
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が5日に行われ、1-0で競り勝ったトロフェ・デ・シャンピオン2024のモナコ戦を振り返った。 昨季国内2冠のPSGと、リーグ・アン2位によるモナコのトロフェ・デ・シャンピオン。王者PSGが優勢に試合を進めた中、後半追加タイムにFWウスマーヌ・デンベレのゴールが決まってPSGが劇的勝利を収め、4連覇とした。 ルイス・エンリケ監督は結果と試合内容に満足している。 「良いサッカーをする両チームによる素晴らしい試合だった。この結果は妥当で、フランスと欧州における我々の優位性を示している。良い決勝を戦えたし、PSGにとって重要なタイトルだ。カタールで決勝を戦えたのは特別なこと。そしてこのような形で2025年をスタートできたことをとても嬉しく思っている」 2025.01.06 12:30 Mon4
PSGがクワラツヘリア獲得へ本腰! クラブ間・個人間で交渉が進行中
パリ・サンジェルマン(PSG)がジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)獲得の動きを本格化させている。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏ら複数メディアが報じている。 ナポリとの契約が2027年夏までとなっている23歳は、昨年から契約延長交渉が行われている一方、昨夏の段階からPSGから熱視線が注がれていた。さらに、ここにきてマンチェスター・ユナイテッドなどプレミアリーグのクラブも獲得レースに参戦の構えを見せている。 そんななか、フランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(26)の今冬退団が濃厚とみられるPSGは、前線補強を画策。昨夏からのターゲット獲得へ本腰を入れ始めている。 報道によると、PSGとナポリは8000万ユーロ(約130億円)前後の金額での交渉を行っており、選手サイドとはナポリで受け取る現行給与の4倍近くの好条件を掲示。クラブ間・個人間の双方で交渉を進めている段階だ。 なお、一部ではPSGが構想外であるスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)の譲渡を契約に盛り込むことで、移籍金の減額を目指しているとの報道もあるが、ナポリ側はあくまで前述の移籍金を売却条件に設定している模様だ。 また、クワラツヘリアの流出を覚悟するナポリでは、リールのコソボ代表FWエドン・シェグロヴァ(25)、トッテナムのスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ(24)、ユベントスからリバプールにレンタル中のイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)らを後釜候補としてリストアップしているという。 2025.01.10 15:16 Fri5