PSGがクワラツヘリア獲得へ本腰! クラブ間・個人間で交渉が進行中

2025.01.10 15:16 Fri
PSG行きに現実味のクワラツヘリア
Getty Images
PSG行きに現実味のクワラツヘリア
パリ・サンジェルマン(PSG)がジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)獲得の動きを本格化させている。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏ら複数メディアが報じている。

ナポリとの契約が2027年夏までとなっている23歳は、昨年から契約延長交渉が行われている一方、昨夏の段階からPSGから熱視線が注がれていた。さらに、ここにきてマンチェスター・ユナイテッドなどプレミアリーグのクラブも獲得レースに参戦の構えを見せている。

そんななか、フランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(26)の今冬退団が濃厚とみられるPSGは、前線補強を画策。昨夏からのターゲット獲得へ本腰を入れ始めている。
報道によると、PSGとナポリは8000万ユーロ(約130億円)前後の金額での交渉を行っており、選手サイドとはナポリで受け取る現行給与の4倍近くの好条件を掲示。クラブ間・個人間の双方で交渉を進めている段階だ。

なお、一部ではPSGが構想外であるスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)の譲渡を契約に盛り込むことで、移籍金の減額を目指しているとの報道もあるが、ナポリ側はあくまで前述の移籍金を売却条件に設定している模様だ。
また、クワラツヘリアの流出を覚悟するナポリでは、リールのコソボ代表FWエドン・シェグロヴァ(25)、トッテナムのスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ(24)、ユベントスからリバプールにレンタル中のイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)らを後釜候補としてリストアップしているという。

クヴィチャ・クワラツヘリアの関連記事

リバプールとの契約に関して話題を呼んでいるエジプト代表FWモハメド・サラー(32)だが、フランスの巨人が目をつけているようだ。フランス『レキップ』が伝えた。 リバプールのエースとしてチームを長らく牽引してきたサラー。ここまで、リバプールでは公式戦369試合に出場し224ゴール100アシストを記録している。 2024.12.02 21:25 Mon
ナポリのアントニオ・コンテ監督が勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 直近のアタランタ戦、インテル戦で1分け1敗と首位陥落の危機にあったナポリ。インターナショナルマッチウィーク明けの24日に行われたセリエA第13節では、クラウディオ・ラニエリ監督へ指揮官交代したローマとのデルビー・デル・ソーレ 2024.11.25 15:58 Mon
ナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアが、スクデット獲得への自信を語った。 今季から就任したアントニオ・コンテ監督の下で、現在セリエA首位と好調のナポリ。29日に行われたセリエA第10節のミラン戦では、開始早々にロメル・ルカクのゴールで先制に成功すると、43分にはクワラツヘリアの得点で2点差に。後半 2024.10.30 10:45 Wed
ミランのパウロ・フォンセカ監督が、0-2で敗れたナポリとの上位対決を振り返った。 ミランは29日、サン・シーロで行われたセリエA第10節でナポリと対戦。前半立ち上がりにFWロメル・ルカク、前半終盤にFWクヴィチャ・クワラツヘリアに決められた2点が最後まで響き、ホームで0-2の敗戦を喫した。 26日に開催予定 2024.10.30 10:00 Wed
ナポリのアントニオ・コンテ監督がスクデットへの野心を示した。 ナポリは29日、敵地サン・シーロで行われたセリエA第10節でミランと対戦。FWロメル・ルカク、FWクヴィチャ・クワラツヘリアが前半に奪ったゴールを守り切って2-0の快勝を収めた。 これでセリエA5連勝を達成したパルテノペイは、暫定ながら2位インテ 2024.10.30 09:30 Wed

パリ・サンジェルマンの関連記事

RCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が1月中にステップアップへ。ウズベキスタン『UZA』が伝える。 クサノフは186cmの右利きセンターバックで、現市場価値は1200万ユーロ(約19.6億円)。 母国の名門ブニョドコルから、ベラルーシのクラブを経て、2023年夏にRCランスへ 2025.01.07 21:05 Tue
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が5日に行われ、1-0で競り勝ったトロフェ・デ・シャンピオン2024のモナコ戦を振り返った。 昨季国内2冠のPSGと、リーグ・アン2位によるモナコのトロフェ・デ・シャンピオン。王者PSGが優勢に試合を進めた中、後半追加タイムにFWウスマーヌ・デンベレのゴールが決 2025.01.06 12:30 Mon
トロフェ・デ・シャンピオン2024のパリ・サンジェルマン(PSG)vsモナコが5日にカタールのスタジアム974で行われ、1-0で勝利したPSGが4年連続13度目の優勝を果たした。なお、モナコのFW南野拓実はフル出場した。 2023-24シーズンのリーグ・アン王者とクープ・ドゥ・フランス王者によるフランスのスーパー 2025.01.06 04:00 Mon
パリ・サンジェルマン(PSG)のスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)にトルコからオファーがあるようだ。 インテルでセリエA屈指の守備者として評判を高め、2023年夏にパリ行きを決断したシュクリニアル。PSGからすれば、インテルとの契約が切れるタイミングで有力センターバックを獲得した格好だ。 そん 2025.01.01 18:45 Wed
クープ・ドゥ・フランスのラウンド32が21、22日に行われた。 今ラウンドからリーグ・アン勢が参戦となるなか、前回王者のパリ・サンジェルマン(PSG)はアウェイでRCランスと対戦し、1-1で90分が終了。その後のPK戦を4-3で制したPSGがベスト16進出を決めた。 来年初めのトロフェ・デ・シャンピオンの影 2024.12.23 08:20 Mon

リーグ・アンの関連記事

ウォルバーハンプトンは9日、スタッド・ランスのコートジボワール代表DFエマヌエル・アグバドゥ(27)が完全移籍で加入することを発表した。 契約期間は1年間の延長オプションを含む4年半契約となる。 アグバドゥは、オイペンから2022年7月にスタッド・ランスに完全移籍。日本代表MF伊東純也やFW中村敬斗らとチー 2025.01.09 23:55 Thu
マルセイユは8日、メディ・ベナティア氏(37)をスポーツ・ディレクターに昇格したことを発表した。 現役時代にモロッコ代表、ウディネーゼ、ユベントス、ローマ、バイエルン、アル・ドゥハイルなどでセンターバックとして活躍したベナティア氏。 2021年11月に現役引退後、代理人を経験した後の昨年11月30日にユース 2025.01.09 13:30 Thu
オセールは7日、チャンピオンシップ(イングランド2部)のバーンリーからフランス人MFハン=ノア・マセンゴ(23)の買い取りオプション付きレンタル移籍加入を発表した。移籍期間は2025年6月までとなる。 モナコの下部組織育ちで、各年代のフランス代表経験もあるマセンゴ。17歳時の2018年11月にリーグ・アンとチャン 2025.01.08 23:24 Wed
スタッド・レンヌは8日、RCランスのフランス代表GKブライス・サンバ(30)の完全移籍加入を発表した。契約期間は2029年6月までとなる。 フランス『レキップ』によると、移籍金は1200万〜1500万ユーロ(約19億6000万〜24億4000万円)。サンバは12月末から退団希望を表明しており、7日にランスがマルセ 2025.01.08 22:36 Wed
RCランスは7日、マルセイユから元スペイン代表GKパウ・ロペス(30)を買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得した。 エスパニョールでプロキャリアをスタートさせたパウ・ロペスは、トッテナム、レアル・ベティス、ローマを渡り歩き、2021年夏にマルセイユ入り。マルセイユでは通算127試合の出場数を誇り、昨季も公式 2025.01.08 08:10 Wed

記事をさがす

クヴィチャ・クワラツヘリアの人気記事ランキング

1

「他や順位表ではなく…」ダービーで3試合ぶり白星のナポリ、首位陥落回避にコンテ監督「すべての試合が刺激に」

ナポリのアントニオ・コンテ監督が勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 直近のアタランタ戦、インテル戦で1分け1敗と首位陥落の危機にあったナポリ。インターナショナルマッチウィーク明けの24日に行われたセリエA第13節では、クラウディオ・ラニエリ監督へ指揮官交代したローマとのデルビー・デル・ソーレに臨んだ。 優位に試合を進めたナポリは、ゴールレスで折り返すも53分に先制。イタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォの抜け出しから、古巣対戦のベルギー代表FWロメル・ルカクがクロスを押し込んだ。 その後はスペイン人DFアンへリーニョのFKからウクライナ代表FWアルテム・ドフビクのクロスバー直撃のヘディングシュートも浴びたが、1点を守りきって勝利。勝ち点「3」を積み上げ、首位キープに成功した。 コンテ監督は自分たちの戦いに集中することが大事だと試合後に強調。改善点も挙げつつ、勝利を喜んだ。 「取り組んでいることを改善するため、選手たちには他や順位表ではなく、自分たちにだけ目を向けるよう言った。レベルを上げるためのステップを踏む必要がある」 「チームは75分間試合を支配していたが、もっと冷静になることもできた。ローマは良いチームだったし、セットプレーからクロスバー直撃のシュートも許した。それでも私は満足している。すべての試合が刺激になるはずだ。暫定的に4位だったのだから…」 「選手交代後のローマには素晴らしいモチベーションがあった。後半のいくつかの状況にはもっとうまく対応できたかもしれない」 また、67分に下げたジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアにも言及。ケガを避けるためにもブラジル代表FWダビド・ネレスに代えたと明かしている。 「彼は素晴らしい前半を過ごした。私のなかではおそらく最高のものの1つだった。彼は代表チームから疲れて戻ってきており、後半はチームのためだけでなく、彼のためにも選択を迫られた」 「筋肉の面でリスクを冒すことに意味はないし、ネレスもベンチにいる。我々は全員が幸せかつ満足にこの道を進まなければならない。このまま成長し続けなければならない」 <span class="paragraph-title">【動画】ルカクが古巣相手の決勝弾! ナポリvsローマ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="01HPv0-iCkE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.25 15:58 Mon
2

リバプール退団がちらつくサラー、PSGが夏に獲得か?

リバプールとの契約に関して話題を呼んでいるエジプト代表FWモハメド・サラー(32)だが、フランスの巨人が目をつけているようだ。フランス『レキップ』が伝えた。 リバプールのエースとしてチームを長らく牽引してきたサラー。ここまで、リバプールでは公式戦369試合に出場し224ゴール100アシストを記録している。 今シーズンもプレミアリーグで13試合に出場し11ゴール7アシストと首位を走るチームを牽引。現在は6試合連続ゴール中と絶好調だ。 そのサラーは今シーズン限りでリバプールとの契約が満了を迎える中、契約延長の話がある一方で、本人はクラブからの話はなく、退団する流れだとコメントし、大きな話題をさらった。 まだまだ衰えを見せないサラーだが、サウジアラビアへの移籍が度々報じられる中、パリ・サンジェルマン(PSG)も関心を寄せているという。 PSGは夏にエースのフランス代表FWキリアン・ムバッペがレアル・マドリーへと移籍。2023年夏にはロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)、2024年夏にはクヴィチャ・クワラツヘリア(ナポリ)とストライカー獲得に動いていた中、今はサラーに注目しているという。 まずは、来夏フリーになるということ。そして、ウインガーが欲しいというクラブ事情があり、リバプールに残留する可能性が下がっていると感じているサラーは、新天地としてPSGに扉を開く可能性があるという。 ただ、PSGはコスト削減にここ数年動いており、ネイマール、リオネル・メッシ、ムバッペ、アンヘル・ディ・マリア、セルヒオ・ラモス、ケイロル・ナバス、マルコ・ヴェッラッティと高額サラリーの選手が軒並みチームを去っている。 1月には交渉が可能となるサラーだが、果たして本人の気持ちはもうリバプールから離れているのか。リバプールも一体どういった態度をとるのかが注目される。 2024.12.02 21:25 Mon
3

好調ナポリがクワラツヘリアとの新契約を希望、代表ウィーク中に交渉開始か

現在セリエAで好調のナポリが、ジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)との新契約を検討しているようだ。 今シーズン、新たに就任したアントニオ・コンテ監督の下でセリエA首位に立つナポリ。先週末に行われた第7節のコモ戦も3-1で勝利を収めており、公式戦7試合無敗で10月のインターナショナルマッチウィークに入っている。 イタリアの移籍市場に精通するマッテオ・モレット氏によると、ナポリはこの代表期間中に主力選手との契約交渉を始めたい様子。その選手とは、今シーズンセリエAで7試合3ゴール2アシストの好成績を残すクワラツヘリアだという。 クワラツヘリアはナポリとの契約を2027年夏まで残すが、今夏にはパリ・サンジェルマン(PSG)からの関心が報じられるなど、ビッグクラブから注目の的に。ナポリとしては、2025年夏に契約が切れる状況ながら今シーズンはガラタサライへのレンタルが決まったナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの二の舞を避けるべく、クワラツヘリアと早い段階で契約交渉を進めたい構えのようだ。 また、モレット氏によると今回の新契約では契約解除条項が含まれる可能性もある模様。現段階でクワラツヘリアはナポリに満足していると伝えられているが、果たして。 2024.10.08 11:10 Tue
4

ナポリがインシーニェ後釜のジョージア至宝クワラツヘリアを獲得

ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は27日、ルビン・カザンのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(21)の獲得が決まったことを明かした。 アゼルバイジャン代表として活躍したFWバドリ・クワラツヘリアを父親に持つクワラツヘリアは、母国のディナモ・トビリシでキャリアをスタート。その後、メタルルギ・ルスタヴィへの完全移籍、ロコモティフ・モスクワへのレンタル移籍を経て、2019年にルビン・カザンへ加入した。そして、ルビン・カザンではここまで公式戦73試合に出場し、9ゴール18アシストを記録している。 左ウイングを主戦場に2列目の全ポジションでプレー可能な183cmの右利きのアタッカーは、爆発的な加速力と緩急を付けたドリブル突破が最大の持ち味。また、正確なラストパスやパワフルなミドルシュートも兼備する、伸びしろ十分の大器だ。 昨夏辺りからミランやローマ、トッテナム、アーセナル、リーズといったセリエA、プレミアリーグ勢から興味を示されていたが、イタリア代表FWロレンツォ・インシーニェが今季限りで退団するナポリがジョージアの至宝を手中に収めた。 なお、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、クワラツヘリアは3月25日より今季終了までのレンタルで母国ディナモ・バトゥミでプレー。リーグ戦4試合の出場で3ゴール1アシストを記録している。 2022.04.27 23:30 Wed
5

クワラツヘリアが急性腰痛でアタランタとの上位対決を欠場

ナポリは4日、ジョージア代表MFクヴィチャ・クワラツヘリアが5日に行われるセリエA第13節アタランタ戦を欠場すると発表した。離脱期間は明かされていない。 クワラツヘリアは1日に行われたチャンピオンズリーグ・グループA最終節リバプール戦では先発、83分までプレーしていた。 今夏、ナポリに加入したクワラツヘリアは鮮烈なパフォーマンスを披露して一躍、時の人に。セリエAではここまで12試合出場6ゴール7アシスト、CLでは5試合出場2ゴール3アシストと圧巻のスタッツを残している。 2位アタランタとは4ポイント差、重要な上位決戦をクワラツヘリアを欠いてナポリは挑むことになった。 2022.11.05 06:00 Sat

パリ・サンジェルマンの人気記事ランキング

1

マンチェスター・Cやレアル・マドリーが関心…ウズベキスタン代表の20歳CBが移籍へ RCランス幹部「今月で離れるだろう」

RCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が1月中にステップアップへ。ウズベキスタン『UZA』が伝える。 クサノフは186cmの右利きセンターバックで、現市場価値は1200万ユーロ(約19.6億円)。 母国の名門ブニョドコルから、ベラルーシのクラブを経て、2023年夏にRCランスへ加入。欧州5大リーグ1年目の2023-24シーズンは控えながらもチャンピオンズリーグ(CL)を経験し、今季に入ってガッチリ定位置を確保した。 また、U-23ウズベキスタン代表としてパリ五輪の全3試合にフル出場し、A代表では19歳から主軸に定着。W杯初出場へアジア最終予選を戦う現チームの根幹たる存在となっている。 昨秋以降、トッテナムやパリ・サンジェルマン(PSG)といった欧州強豪からの関心が明るみになり、次第にマンチェスター・シティやアーセナル、チェルシー、レアル・マドリーといった列強がリストに含めていることも判明した。 一方、RCランスは財政状況が厳しく、2500万〜3000万ユーロ(約41億〜49.2億円)のオファーが届くならすんなり受諾する見通し…と報じられ、このたび幹部が売却の意向を明言。 最高経営責任者(CEO)のピエール・ドレオッシ氏が取材対応で「いずれにしても彼は今月でクラブを離れる。行き先は決まっていないがね。あらゆる提案を検討中だ」とコメントした。 近年新世代が次々と台頭するウズベク。その筆頭格がビッグクラブへ向かうことになりそうだ。 2025.01.07 21:05 Tue
2

デンベレ後半AT弾のPSGが劇的4連覇! 南野拓実がフル出場のモナコは善戦もタイトルならず…【トロフェ・デ・シャンピオン】

トロフェ・デ・シャンピオン2024のパリ・サンジェルマン(PSG)vsモナコが5日にカタールのスタジアム974で行われ、1-0で勝利したPSGが4年連続13度目の優勝を果たした。なお、モナコのFW南野拓実はフル出場した。 2023-24シーズンのリーグ・アン王者とクープ・ドゥ・フランス王者によるフランスのスーパーカップ。昨季はPSGが2冠を達成したため、リーグ2位のモナコとの対戦となった。 当初は開幕前の8月に中国開催予定も当局との交渉決裂によって、1月にカタール開催へ変更されたこの一戦。 3年連続12度目の優勝を狙ったパリの巨人は、バルコラがベンチスタートになったものの、GKドンナルンマ、マルキーニョス、ヴィティーニャ、デンベレら主力がスタメンに並んだ。一方、2000年以来、5度目の優勝を狙ったモナコでは南野が先発復帰。アクリウシュ、ベン・セギル、イレニーエナら若手3選手とアタッキングユニットを組んだ。 試合はPSGが右サイドのハキミを起点に押し込む形でスタート。9分にはモナコのビルドアップのミスを突くと、ボックス内のドゥエにビッグチャンスが舞い込むも、すかさず放った右足シュートは惜しくもクロスバーを叩く。 序盤の守勢を凌いだモナコも時間の経過とともに相手陣内でのプレーを増やしていく。15分には右サイド深くに侵攻したアクリウシュのグラウンダークロスにゴール前の南野が飛び込むが、わずかに届かない。 前半半ばから終盤にかけてもPSGが主導権を握ったものの、モナコの集中した守備もあって拮抗した展開が続いていく。PSGはデンベレの個での打開に加え、イ・ガンインや中盤のヴィティーニャ、ジョアン・ネヴェスのミドルレンジからのシュートで再三のゴールを脅かしたが、GKケーンの好守に阻まれる。対してモナコは攻撃機会は少ないものの、積極的にエリア内に入っていた南野が際どいシュートを放つなど防戦一方とはならなかった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半はモナコが良い入りを見せると、南野とアクリウシュを起点にベン・セギル、ヴァンデウソンが続けて決定的なシュートを放っていく。だが、GKドンナルンマの牙城を破るには至らず。 一方、時間の経過とともに押し返す形となったPSGは67分にイ・ガンイン、ネヴェスを下げてバルコラ、ファビアン・ルイスと攻撃の切り札を同時投入。さらに、好調のゴンサロ・ラモスもピッチに送り出して攻勢を強める。そして、ハキミやデンベレを中心に厚みのある攻撃でゴールに迫っていく。 後半終盤にかけてはボールを握って押し込むPSG、カウンターでチャンスを作るモナコと緊迫感のある攻防が続く。そのなかで南野も80分にボックス内への侵入からゴールへ迫るが、ややパワー不足のシュートはGKドンナルンマにキャッチされた。 延長戦はなく即PK戦というレギュレーションもあり、モナコが守備を固めた後半最終盤はPSGの時間帯が続くと、土壇場で王者に劇的ゴールが生まれる。 92分、絶妙なランニングでオフサイドラインをかいくぐったファビアン・ルイスがボックス左で折り返すと、中央のゴンサロ・ラモスには合わずも、ファーにフリーで走り込んだデンベレがきっちり無人のゴールへ流し込んだ。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、モナコとの激闘を制したPSGが大会4連覇を達成した。 パリ・サンジェルマン 1-0 モナコ 【PSG】 ウスマーヌ・デンベレ(後47) 2025.01.06 04:00 Mon
3

今季初タイトル獲得のPSG、ルイス・エンリケ監督は「良い決勝だった」とご満悦

パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が5日に行われ、1-0で競り勝ったトロフェ・デ・シャンピオン2024のモナコ戦を振り返った。 昨季国内2冠のPSGと、リーグ・アン2位によるモナコのトロフェ・デ・シャンピオン。王者PSGが優勢に試合を進めた中、後半追加タイムにFWウスマーヌ・デンベレのゴールが決まってPSGが劇的勝利を収め、4連覇とした。 ルイス・エンリケ監督は結果と試合内容に満足している。 「良いサッカーをする両チームによる素晴らしい試合だった。この結果は妥当で、フランスと欧州における我々の優位性を示している。良い決勝を戦えたし、PSGにとって重要なタイトルだ。カタールで決勝を戦えたのは特別なこと。そしてこのような形で2025年をスタートできたことをとても嬉しく思っている」 2025.01.06 12:30 Mon
4

ポルトガルフットボール界のレジェンド、アルトゥール・ジョルジェ氏が78歳で逝去…

ポルトガルフットボール界のレジェンドであるアルトゥール・ジョルジェ氏(享年78)が病気によって22日に逝去した。ポルトガル『レコルド』が訃報を伝えている。 ポルト生まれでFCポルトでプロキャリアをスタートしたアルトゥール・ジョルジェ氏は、現役時代にポルトガル代表でも活躍したストライカー。ポルト、アカデミカ、ベンフィカという国内クラブにアメリカのロチェスター・ランチャーズでもプレー。キャリア全盛期を過ごしたベンフィカ時代には2度のリーグ得点王に輝き、4度のプリメイラ・リーガ制覇に貢献した。 現役引退後は古巣であるポルト、ベンフィカ、パリ・サンジェルマン(PSG)、テネリフェ、アル・ヒラル、アル・ナスルFCといった国内外のクラブチーム、ポルトガル、スイス、カメルーンの3つの代表チームの指揮官を歴任。ポルトで3度のプリメイラ・リーガ制覇、PSGでリーグ制覇を成し遂げた。 2024.02.22 23:34 Thu
5

PSGがモナコとの上位対決を打ち合いで制して首位を快走、南野拓実は途中出場で好機も…【リーグ・アン】

リーグ・アン第16節、モナコvsパリ・サンジェルマンが18日に行われ、2-4でPSGが打ち勝った。モナコのMF南野拓実は74分からプレーしている。 前節スタッド・ランスとの日本人対決をゴールレスドローで終えた3位モナコ(勝ち点30)は、南野がベンチスタートとなった。 一方、3日前の前節リヨン戦を3-1で競り勝って2位マルセイユに7ポイント差を付ける首位PSG(勝ち点37)は、リヨン戦のスタメンから3選手を変更。バルコラ、マルキーニョス、ファビアン・ルイスが先発に戻った。 両チームにとっての年内リーグ最終戦。開始3分にハキミのクロスがポストに直撃したPSGが押し込む入りとすると、5分にも決定機。ジョアン・ネヴェスのスルーパスでボックス左まで持ち上がったバルコラがGKと一対一に。しかしシュートはケーンに阻まれた。 続く10分にもCKからジョアン・ネヴェスのヘディングシュートでゴールに迫ったPSGは、17分にシンゴのスパイク裏がGKドンナルンマの顔面に入って交代となるアクシデントに見舞われた中、24分に先制する。 ボックス右ポケットまで持ち上がったハキミのマイナスクロスをドゥエが押し込んだ。 先制後も主導権を握るPSGは42分にハキミがミドルシュートでGKを強襲した中、1点のリードで前半を終えた。 しかし迎えた後半、52分にモナコがPKを獲得。アクリウシュの仕掛けからルーズとなったボールがボックス内のマルキーニョスの手に当たった。 このPKをベン・セギルが決めてモナコの攻勢が強まると、60分に逆転する。ゴロビンのフィードで左サイドを抜け出したアクリウシュのクロスをエンボロが合わせた。 しかし64分、ファビアン・ルイスのボレーシュートのルーズボールをデンベレが押し込んでPSGがすかさず同点に。その後、南野がトップ下に投入された中、終盤の83分にPSGに勝ち越し弾。3分前に投入されていたゴンサロ・ラモスがイ・ガンインの右CKからヘディングシュートを叩き込んだ。 再び追う展開となったモナコはアクリウシュの左クロスに南野が合わせる好機もミートしきれず。さらに追加タイム1分、ボックス右に侵入した南野がシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれなかった。そしてラストプレーでデンベレが4点目を挙げたPSGが打ち合いを制し、首位を快走している。 モナコ 2-4 PSG 【モナコ】 エリーズ・ベン・セギル(後8)【PK】 ブリール・エンボロ(後15) 【PSG】 デジレ・ドゥエ(前24) ウスマーヌ・デンベレ(後19) ゴンサロ・ラモス(後38) ウスマーヌ・デンベレ(後52) 2024.12.19 07:18 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly