セリエA11連勝のアタランタが前線拡充を模索…ダニエル・マルディーニら候補に
2024.12.29 21:00 Sun
アタランタが前線の拡充を模索中。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。
昨季のヨーロッパリーグ(EL)制覇が、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ体制の“集大成”ではなかったことを証明する今季のアタランタ。
セリエA開幕5試合で3敗も、第7節から破竹の11連勝…28日のラツィオ戦ドローで12連勝ならずも、今日現在、暫定ながらも首位に立つ。
来年1月のマーケットではスカッド拡充を目論んでいるようで、スポーツ・ディレクター(SD)が「チャンスがあれば動く」と語れば、指揮官も「我々は攻撃陣の頭数が少ない」と明言。多くのアタッカーをリストアップしている模様だ。
まず、マルディーニ家の“3代目”、モンツァの攻撃的MFダニエル・マルディーニ(23)。ミランでは伸びずも、モンツァへのレンタルで才能が開花し、祖父と父に続くイタリア代表入りもモンツァの一員としてである。
そのほか、サッスオーロの元イタリア代表FWドメニコ・ベラルディ(30)、リバプールで冷遇されるイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)、マンチェスター・ユナイテッドで立場が揺らぐオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)、エバートンのポルトガル人FWベト(26)、ナポリで不遇のイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)が獲得候補とみられている。
健全経営の“優良企業”が欧州カップ戦まで制し、資金力には余裕があるとみてよさそうなアタランタ。欲しい選手であっても膨大なコストを割くことはなさそうだが、今後の展開やいかに。
昨季のヨーロッパリーグ(EL)制覇が、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ体制の“集大成”ではなかったことを証明する今季のアタランタ。
セリエA開幕5試合で3敗も、第7節から破竹の11連勝…28日のラツィオ戦ドローで12連勝ならずも、今日現在、暫定ながらも首位に立つ。
まず、マルディーニ家の“3代目”、モンツァの攻撃的MFダニエル・マルディーニ(23)。ミランでは伸びずも、モンツァへのレンタルで才能が開花し、祖父と父に続くイタリア代表入りもモンツァの一員としてである。
マルディーニについては、アタランタの財布を握る最高経営責任者(CEO)、アントニオ・ペルカッシ氏が「マルディーニは我々が見習うべき優れた選手」とコメントするなどお気に入り。
そのほか、サッスオーロの元イタリア代表FWドメニコ・ベラルディ(30)、リバプールで冷遇されるイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)、マンチェスター・ユナイテッドで立場が揺らぐオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)、エバートンのポルトガル人FWベト(26)、ナポリで不遇のイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)が獲得候補とみられている。
健全経営の“優良企業”が欧州カップ戦まで制し、資金力には余裕があるとみてよさそうなアタランタ。欲しい選手であっても膨大なコストを割くことはなさそうだが、今後の展開やいかに。
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「あのばかげたゴールで試合は変わった」敗れたインテル戦の判定に憤るガスペリーニ監督…主力ベンチの起用法にも言及
アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、敗戦に終わったインテル戦でのいくつかの判定に憤りを示した。 昨シーズンのコッパ・イタリア準優勝チームのアタランタは2日、スーペル・コッパ準決勝で大会3連覇中の王者インテル相手にファイナル進出を懸けて激突した。 前半は相手に圧倒されながらも、守護神マルコ・カルネセッキの再三に渡るビッグセーブによって最低限のゴールレスで試合を折り返した。 だが、後半立ち上がりに続けて与えたCKの流れでDFデンゼル・ダンフリースに見事なバイシクルシュートを決められると、さらにカウンターからダンフリースに強烈な右足ダイレクトシュートを突き刺されてドッピエッタを許した。以降は相手を押し込んで決定機を作り出したが、MFエデルソンのゴールが際どいオフサイド判定で取り消しになるなど、不運な判定の影響もあってゴールをこじ開けることはできず。0-2の敗戦となり、無念の準決勝敗退となった。 同試合後、ガスペリーニ監督は公式会見の場でインテル戦を総括。自チームに不利に働いたいくつかの判定に対する憤りを露わにした。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。 「インテル相手にチャンスを作るのは簡単ではないが、存在しないコーナーキックでのあのばかげたゴールで試合は変わった」 「あれはコーナーキックではなかった。ステファン・デ・フライはオフサイドでゴールキーパーの前に立っていた。さらに、ダンフリースが両手でジョルジョ・スカルヴィーニを押したという非常に明白なファウルがあった」 「これはイタリアがVARの悪いバージョンを輸出した例だ。(エデルソンのゴール時に)チャールズ・デ・ケテラエルのオフサイドを7分間チェックしたが、この3つの明らかな状況はどれも見逃した」 前述の判定がアタランタにとって不運だったことに異論はないものの、この試合ではFWアデモラ・ルックマン、FWチャールズ・デ・ケテラエル、エデルソンと3人の主力をベンチスタートとした指揮官の選手選考に少なからず批判的な意見も出ていた。 その起用法に関する質問に対しては「我々はやりたいことをやった」と主張しつつ、今後の戦いや過密日程を考慮した末のやむを得ない決断だったと説明している。 「インテルの罠に陥って簡単にボールを失ったこともあったが、彼らは素晴らしいチームで、彼らとの差を縮めた。ニコロ・ザニオーロは今シーズンまだ先発しておらず、ラザール・サマルジッチも数回しか先発しておらず、この機会に彼らを先発させる必要があった」 「デ・ケテラエルとルックマンを毎試合先発させるわけにはいかない。それが問題だ。ここでの問題は、なぜこれらのプレーヤーを先発させないのかといつも聞かれ、私が彼らを起用すると、なぜ他のプレーヤーがプレーしないのかと聞かれる。この考え方から抜け出すことはできない」 「私はプリマヴェーラのプレーヤーや完全な控えのプレーヤーではなく、代表プレーヤーを起用した。彼ら全員がアタランタのメンバーだ」 また、今回の敗戦によってアタランタは対インテル7連敗に。現在、1ポイント差で3位に付けるネッラズーリ、同勝ち点で並ぶ2位ナポリとの壮絶なスクデット争いにおいて、その対戦成績の悪さは悲願のスクデット獲得へ解決すべき課題だ。 その点について明確な解決策はないとしながらも、チームとして差を埋める努力が必要だと感じている。 「難しいのは、インテルには素晴らしいプレーヤーがいて、組織力もしっかりしていることだ。我々は常に勝つためにプレーしているが、8月は0-4で負けてひどい結果になった。だから、そういう状況では、再びチームを立て直し、相手の価値を認識し、もっと競争力を発揮するよう努めなければならない」 なお、一足先にサウジアラビアからイタリアに帰国するアタランタは11日にセリエAのウディネーゼ戦に臨む。 2025.01.03 19:30 Fri3
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