ガッリアーニCEOが今季のモンツァに言及「マルディーニがインテル?」「それはすぐに役立たなくなるぞとネスタに…」

2024.10.25 21:10 Fri
モンツァのアドリアーノ・ガッリアーニCEO
Getty Images
モンツァのアドリアーノ・ガッリアーニCEO
モンツァの最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏が、自軍モンツァについてあれこれ語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。

シルヴィオ・ベルルスコーニ氏と二人三脚でミランの黄金期=イタリアサッカーの黄金期を築き、現在はモンツァのCEOを務めるガッリアーニ氏。御年80歳の重鎮だ。

現役でクラブの要職に就く一方、取材対応では気さくにカルチョのあれこれを語る氏は今回、21日に今季セリエA初白星を挙げたばかりの自軍・モンツァについて語った。
アレッサンドロ・ネスタ(監督)の仕事ぶりを評価すればいいんだね? ああ、彼を連れてきたのは私だから責任重大だ(笑) いやいや、彼の立場を危険に晒したことはないよ」

「しかしだ。どういうわけか、FWミラン・ジュリッチはロングボールが来るたびにボールへ向かって全力疾走し、いつもゴールを外してしまう。リーグで最も空中戦の勝率が高い選手なんだがね…いつか良いことも起こるだろう」
「ネスタには私見を伝えることがある。GKからのロングスローとジュリッチ頼みが唯一の戦略になっている感があるとね。『それはすぐに役立たなくなるぞ』とも言ってある」

一方、イタリア代表初招集などで人気銘柄となりそうな“マルディーニ一族の3代目” FWダニエル・マルディーニ(23)に言及。一部で報じられるインテルなどへの売却噂を否定している。

「おかしいな。マロッタ(インテル社長兼CEO)とダニエルについて話したことなど一度もない。私は毎日ダニエルと話すがね(笑) 当事者たちが話していないことは存在しないものなのだよ」

最後に、ガッリアーニCEOは今季のスクデット予想を問われ、「ナポリかユベントスかインテルかミランが優勝する」と答えたそうだ。

アドリアーノ・ガッリアーニの関連記事

モンツァが10日、アレッサンドロ・ネスタ氏(48)の指揮官復職を発表した。 現役時代は黄金期セリエAで世界最高のセンターバックと称えられたネスタ氏。ラツィオ、ミランでスクデットに輝き、チャンピオンズリーグ(CL)優勝は通算2回…イタリア代表としては2006年ドイツW杯の優勝メンバーである。 指導者業転身を経 2025.02.10 20:48 Mon
イタリア代表FWダニエル・マルディーニ(23)のアタランタ移籍が決まったようだ。 祖父と父の背中を追いかけ、昨年とうとうイタリア代表まで這い上がってきたマルディーニ。ミランでは伸び悩むも、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が編成を統括するモンツァで成長機会を与えられ、今季完全移籍に切り替わった。 このところアタラ 2025.01.31 20:35 Fri
モンツァのイタリア代表FWダニエル・マルディーニ(23)が再びマーケットを賑わせている。イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。 偉大な祖父と父の背中を追いかけ、昨年とうとうイタリア代表まで這い上がってきたマルディーニ。ミランでは伸び悩むも、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が助け舟を出す形で、ミラノ近郊のモンツァにて 2025.01.29 15:25 Wed
現在無所属のクロアチア代表MFイバン・ペリシッチ(35)にモンツァが接触しているそうだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 現役クロアチア代表の35歳ペリシッチは先月、所属するハイドゥク・スプリトで出場機会が少ないことに不満を爆発させ、チームメイトにも悪影響を及ぼすほど不穏な空気をもたらしたとして排除される 2024.09.12 21:05 Thu
モンツァは7月31日、ミランからイタリア人FWダニエル・マルディーニ(22)を完全移籍で獲得。契約期間は2026年6月30日までとなる。 マルディーニ一族の“3代目”、ダニエル・マルディーニ22歳。 祖父の故チェーザレ氏、父のパオロ氏に続き、ミランの一員として2020年2月にトップチームデビュー。初得点を決めた際 2024.08.01 08:00 Thu

モンツァの関連記事

セリエA第29節、モンツァvsパルマが15日にU-POWERスタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。なお、パルマのGK鈴木彩艶はフル出場した。 直近2戦未勝利で残留圏内ギリギリの17位に位置するパルマは、3試合ぶりの白星を目指して最下位のモンツァとの残留争い直接対決に挑んだ。 立ち上がりから拮抗した展 2025.03.16 01:03 Sun
インテルのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキが負傷した。 ジエリンスキは8日にホームで行われ、3-2で逆転勝利したセリエA第28節モンツァ戦の70分から出場。そのわずか1分後、何も接触のないところで自ら右ふくらはぎを触って手を挙げ、ピッチに倒れ込んでしまった。 そのまま交代となったジエリンスキだが、『 2025.03.09 12:00 Sun
インテルのシモーネ・インザーギ監督が8日にホームで行われ、3-2で逆転勝利したセリエA第28節モンツァ戦を振り返った。 前節ナポリとの天王山を引き分けで終え首位をキープしたインテルは、3日前のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのフェイエノールト戦を2-0で先勝。3日後には再戦を控える中、最下位モ 2025.03.09 11:45 Sun
インテルは8日、セリエA第28節でモンツァをホームに迎え、3-2で逆転勝利した。 前節ナポリとの天王山を引き分けたものの、首位をキープしたインテル(勝ち点58)は、3日前のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのフェイエノールト戦を2-0で先勝。3日後には再戦を控える中、3選手のみを変更。テュラム、 2025.03.09 07:58 Sun
セリエA第26節、ローマvsモンツァが24日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが4-0で快勝した。 9位のローマは前節、パルマとのアウェイゲームにウノゼロ勝利。さらに、ヨーロッパリーグ(EL)では1-1のイーブンで臨んだポルトとのホーム開催の2ndレグを3-2で勝利。ベスト16進出を決めた。 2025.02.25 06:41 Tue

セリエAの関連記事

ミランは30日、元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チークが急性膿瘍性虫垂炎のため腹腔鏡による虫垂切除手術を行ったと発表した。イタリア『MilanNews.it』によると回復までに1カ月、復帰までに2カ月かかる可能性があるとのことで、その場合は今季絶望となる。 ロフタス=チークは同日、セリエA第30節ナポリ戦 2025.03.31 14:30 Mon
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が30日にホームで行われ、1-2で敗れたセリエA第30節ナポリ戦後に会見でコメントした。 代表ウィーク前、2試合連続逆転勝利を収めて勢いに乗りかけていたミラン。しかし開始1分過ぎに電光石火被弾を浴びると、19分に追加点を献上。前半はナポリの前に成す術なく2点のビハインドを負った。 2025.03.31 13:30 Mon
ナポリのアントニオ・コンテ監督が30日にホームで行われ、2-1で逃げ切り勝利としたセリエA第30節ミラン戦を振り返った。 首位インテルを3ポイント差で追う2位ナポリが、9位ミランをホームに迎えた一戦。代表ウィーク明けの一戦に向けてナポリはMFスコット・マクトミネイがインフルエンザにより急遽欠場に。 代わって 2025.03.31 12:15 Mon
インテルのシモーネ・インザーギ監督が30日にホームで行われ、2-1で勝利したセリエA第30節ウディネーゼ戦を振り返った。 代表ウィーク前の前節アタランタ戦を制して首位を堅守したインテルは、FWラウタロ・マルティネスを負傷で欠いた中、12分に負傷明けのMFフェデリコ・ディマルコの左クロスからラウタロの代役FWマルコ 2025.03.31 11:15 Mon
アタランタは29日、セリエA第30節でフィオレンティーナとのアウェイ戦に臨み、0-1で敗れた。 代表ウィーク前の前節ではスクデットを争うインテルに敗れた3位アタランタ(勝ち点58)は、代表戦をコンディション不良により辞退したレテギが先発。ルックマン、デ・ケテラエルと前線を形成した。 前節ユベントスに快勝して 2025.03.31 08:09 Mon

記事をさがす

アドリアーノ・ガッリアーニの人気記事ランキング

1

マルディーニのアタランタ移籍が決定的に 実現なら保有権50%をキープするミランも資金ゲット

イタリア代表FWダニエル・マルディーニ(23)のアタランタ移籍が決まったようだ。 祖父と父の背中を追いかけ、昨年とうとうイタリア代表まで這い上がってきたマルディーニ。ミランでは伸び悩むも、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が編成を統括するモンツァで成長機会を与えられ、今季完全移籍に切り替わった。 このところアタランタ行きが報じられていたなか、イタリア『カルチョメルカート』によると、モンツァとアタランタの交渉が水面下で成立。移籍金1300万〜1400万ユーロ(約20.8億〜22.4億円)の完全移籍になるという。 この契約が公にされ次第、現在マルディーニの保有権50%を持つミランにも、移籍金の半分が入ることに。うち補強資金として650万〜700万ユーロを使えるといい、ウワサのストライカー獲得へ転用できる可能性もあるようだ。 今季のマルディーニは、モンツァで前線の様々なポジションをカバー。数字としては、セリエA20試合出場で3得点1アシストを記録し、年明け以降の4試合ではうち2得点を決めている。 2025.01.31 20:35 Fri
2

「ロッカールームには…」ミラン退団から10年、33歳パトが当時を懐かしむ… モンツァ行きも示唆?

元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトがミラン時代を懐かしんだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 インテルナシオナウ時代の2006年に17歳で出場したクラブワールドカップにて“肩ドリブル”を披露し、一躍全世界にその名を轟かせたパト。翌年夏には当時の欧州王者だったミランへと移籍し、クラブ通算150試合で63得点を記録した。 2013年1月のミラン退団後は選手キャリアの下降が早かった印象があり、今年1月にオーランド・シティSCを退団してからは無所属に。今年9月で34歳と引退が近づきつつあるが、イタリア『カルチョメルカート』のインタビューではミラン時代を懐かしんでいる。 「当時のロッカールームにはレジェンドがいたね。それも1人や2人ではない。彼らから学んだのは日頃の練習にも試合と同じような態度で臨むということ。本当に美しいことだね」 「パオロ・マルディーニのトレーニングをお目にかかれる環境にいたことは本当に幸運だったと言える。彼は毎日110%さ。チームメイトよりも先に練習場に到着し、全体練習後も体を動かした。カフーやイブラも同じだよ」 マルディーニ氏やカフー氏、41歳にして現役のズラタン・イブラヒモビッチといった長いキャリアを築くレジェンドへの敬意を語ったパト。不振に陥る現在のミランへはエールを送っている。 「とにかく最善を尽くすだけだろうね。今の状況を見れば、スクデットを獲得した昨季を忘れるべきなのは間違いない。だけど、ステファノ・ピオリ(監督)なら強いミランをすぐに取り戻せると確信しているよ」 一方、シルヴィオ・ベルルスコーニ元会長、アドリアーノ・ガッリアーニ元副会長にも言及。それぞれ86歳、78歳となった現在も飽くなき情熱をモンツァに捧ぐミラン時代からのコンビに深い愛を示した。 「モンツァの快進撃を喜んでいるよ。彼ら2人はいつだって僕の心の中にいる。きっとモンツァは数年後にミランやインテルに挑戦状を叩きつける存在になるさ。実はセリエAに昇格する前から2人と話してたんだ。そろそろ僕の電話が鳴るかもしれない…」 2023.02.05 21:02 Sun
3

「解任を取り消します」ネスタ氏がモンツァ指揮官に1カ月ちょっとで再登板…クラブ発表「頑張ってくれアレッサンドロ!」

モンツァが10日、アレッサンドロ・ネスタ氏(48)の指揮官復職を発表した。 現役時代は黄金期セリエAで世界最高のセンターバックと称えられたネスタ氏。ラツィオ、ミランでスクデットに輝き、チャンピオンズリーグ(CL)優勝は通算2回…イタリア代表としては2006年ドイツW杯の優勝メンバーである。 指導者業転身を経て、今季からアドリアーノ・ガッリアーニ氏が牽引するモンツァの指揮官となったが、開幕からうだつの上がらぬ戦いが続き、昨年12月23日に解任の憂き目に。 ところがモンツァは、ネスタ氏の後任となったサルバトーレ・ボッケッティ監督体制でも巻き返せず、現在残留ラインと勝ち点「8」差の最下位。迎えた10日、ボッケッティ監督の解任、ネスタ氏の再登板が、同時に発表された。 俗に言う「イタリアでしか起きないこと」。 おそらく契約が残っていたのであろうネスタ氏は2カ月足らずで復職することとなり、モンツァは「“解任”を取り消しました。頑張ってくれ、アレッサンドロ!」という形で発表した。 2025.02.10 20:48 Mon
4

ユベントスで残念な終わり方も…引く手数多な様子のアッレグリ氏

ユベントスを去ったマッシミリアーノ・アッレグリ氏(56)。次なる指揮官職を希望するなら選択肢は少なくないようだ。 コッパ・イタリア決勝における投げやりな言動・行動で即刻解任されたアッレグリ氏。もとより今季着任のクリスティアーノ・ジュントリSDと関係が悪く、リーグ戦の不調ぶりも際立っており、シーズン後の解任ならある意味妥当だったろうが、やはり残念な終わり方である。 ともあれ、カルチョにおける長い指導者キャリアで培った人脈があり、次なる指揮官職を希望するなら選択肢は少なくない模様。 イタリア『コリエレ・デラ・セーラ』いわく、モンツァの最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏が、ミラン時代の仲間に対し、ユベントスでの解任劇を笑い飛ばしながら「ウチの監督ポストが空くから頭に入れておいて」と電話をかけたという。 モンツァは躍進の立役者となったラッファエレ・パッラディーノ監督(40)が、来月の契約満了に伴う退任を決意。ガッリアーニCEOは水面下で後任を探し、アレッシオ・ディオニージ氏(44)、アレッサンドロ・ネスタ氏(48)とともに、アッレグリ氏も候補の1人とされる。 また、高待遇を求めるならサウジアラビア行きという選択肢も。つい先日、アッレグリ氏のマネージメントを担当する代理店が、リヤドでアル・イテハドとミーティング。会談内容の詳細こそ不明も同クラブはマルセロ・ガジャルド監督(48)との契約解除が確実視される。 アッレグリ氏の“師匠”であり、個人アドバイザーも担うイタリアサッカー界の長老、ジョバンニ・ガレオーネ氏は最近、自身の一番弟子について「欧州内でオファーがあるだろうけどね」とコメントしつつ、来季いきなりの現場復帰については否定的な見解を寄せた。 振り返ると、アッレグリ氏はユベントスで第1次政権を終えたあと、2年間のブランクを経て再登板。ここ10年、ユベントス以外で指揮を執ったことがない。 再登板後はユベンティーノにほとんど良い印象を与えなかったアッレグリ氏だが、純粋に、他クラブで指揮を執ってどのような采配を振るうか、見てみたい。 2024.05.27 20:50 Mon
5

ペリシッチがセリエA復帰? 風紀を乱して無所属となった35歳に接触したのは…

現在無所属のクロアチア代表MFイバン・ペリシッチ(35)にモンツァが接触しているそうだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 現役クロアチア代表の35歳ペリシッチは先月、所属するハイドゥク・スプリトで出場機会が少ないことに不満を爆発させ、チームメイトにも悪影響を及ぼすほど不穏な空気をもたらしたとして排除されることに。 結果、1月に母国復帰で加入したばかりのハイドゥクを契約解除。ユーロ2024で腕章を巻くこともあったベテランの身勝手さは、クロアチア国内で冷笑の対象とされてしまっている。 考えうるに、強豪ハイドゥクを去るなら、国内で受け皿となれそうなクラブは敵対するディナモ・ザグレブしかなく、それは非現実的。よって現役続行なら国外再挑戦一択となり、そこへモンツァが接触してきたという。 モンツァはフリートランスファー市場を抜け目なくチェックし、“獲るならベテラン”と35歳ペリシッチに着目。もちろん、アドリアーノ・ガッリアーニCEOの推進するリストアップだ。 ただ、どうやらコモもペリシッチと連絡をとっているようで、ガッリアーニCEOはペリシッチと同時期にインテルでプレーした元イタリア代表MF、アントニオ・カンドレーバ(37)も念頭に置いているとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】利き足の概念がなく、ヘディングも強いペリシッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> Just how good was Ivan Perisic at the 2018 <a href="https://twitter.com/hashtag/WorldCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WorldCup</a>?<br><br> We hope the player who covered the most distance at Russia 2018 has an equally good 32nd birthday<br><br> <a href="https://twitter.com/HNS_CFF?ref_src=twsrc%5Etfw">@HNS_CFF</a> | <a href="https://twitter.com/Inter_en?ref_src=twsrc%5Etfw">@Inter_en</a> <a href="https://t.co/b9lRg2jU1X">pic.twitter.com/b9lRg2jU1X</a></p>&mdash; FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) <a href="https://twitter.com/FIFAWorldCup/status/1356512176144412672?ref_src=twsrc%5Etfw">February 2, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.12 21:05 Thu

モンツァの人気記事ランキング

1

アタランタがFWダニエル・マルディーニをモンツァから獲得! 昨年10月に祖父、父に続くイタリア代表デビュー

アタランタは1日、モンツァからイタリア代表FWダニエル・マルディーニ(23)の完全移籍加入を発表した。 『フットボール・イタリア』によると、契約期間は2029年6月までで、移籍金は1000万ユーロ(約16億1000万円)+ボーナス300万ユーロ(約4億8000万円)となった。 ダニエル・マルディーニは元イタリア代表DFチェーザレ・マルディーニ氏の孫で、元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏の息子。両者が活躍したミランの下部組織で育ち、2020年2月にファーストチームデビューを飾った。 2021-22シーズンはセリエAで待望の初ゴールを奪うも、なかなか出番を得られず2022年7月にスペツィアへレンタル移籍。2023-24シーズンは前半をエンポリ、後半をモンツァで過ごした。 2024年7月にミランからモンツァへ完全移籍。今シーズンはレギュラーとしてプレーし、セリエAで20試合3ゴール1アシストを記録。レンタル期間も含めた在籍1年間で、通算32試合7ゴール2アシストの成績を残した。 2024年10月にはイタリア代表に初招集され、イスラエル代表戦でデビュー。マルディーニ家はイタリア代表史上初の親子3世代でプレーしたファミリーとなり、ダニエル・マルディーニはここまで2試合キャップを記録している。 2025.02.01 23:40 Sat
2

最下位モンツァに逆転勝利のインテル、S・インザーギ監督はCL狭間の難しさを強調「ドイツ勢は全て苦戦していた」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が8日にホームで行われ、3-2で逆転勝利したセリエA第28節モンツァ戦を振り返った。 前節ナポリとの天王山を引き分けで終え首位をキープしたインテルは、3日前のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのフェイエノールト戦を2-0で先勝。3日後には再戦を控える中、最下位モンツァ相手に3選手のみを変更して臨んだ。 しかし前半のうちに2失点する展開に。それでも追加タイムにFWマルコ・アルナウトビッチが1点差とするゴールを決めて試合を折り返すと、後半の64分にMFハカン・チャルハノールの見事なボレーで同点とした。 そして78分、DFカルロス・アウグストのクロスボールがオウンゴールを誘って逆転勝利とした。最下位に沈むモンツァではあるものの苦しめられたことをS・インザーギ監督は認めた。 「モンツァはサン・シーロで素晴らしいプレーをしたから彼らを祝福しなければならない。一方で逆転した我々の選手たちも祝福したい。守備のしっかりしたチームを相手に簡単ではなかったが、今日はシュート数が今季最多だったし、冷静さを保てていたと思う。私の頭の中にある唯一の考えは全ての試合に対して敬意を表してファンを喜ばせること。それは簡単ではないが、選手たちは素晴らしい精神力を持っている。1試合ずつ頑張り、数日後のフェイエノールト戦に戻ってくるよ」 また、CLフェイエノールト戦の狭間で難しい試合だったことにも触れている。 「CLの試合後に戦うのは簡単ではない。今日、CLを戦ったドイツ勢が全て苦戦しているのを見た。それでも72時間後に重要な再戦があり、その後にアタランタ戦がある。我々は前進し続ける必要がある」 2025.03.09 11:45 Sun
3

マルディーニのアタランタ移籍が決定的に 実現なら保有権50%をキープするミランも資金ゲット

イタリア代表FWダニエル・マルディーニ(23)のアタランタ移籍が決まったようだ。 祖父と父の背中を追いかけ、昨年とうとうイタリア代表まで這い上がってきたマルディーニ。ミランでは伸び悩むも、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が編成を統括するモンツァで成長機会を与えられ、今季完全移籍に切り替わった。 このところアタランタ行きが報じられていたなか、イタリア『カルチョメルカート』によると、モンツァとアタランタの交渉が水面下で成立。移籍金1300万〜1400万ユーロ(約20.8億〜22.4億円)の完全移籍になるという。 この契約が公にされ次第、現在マルディーニの保有権50%を持つミランにも、移籍金の半分が入ることに。うち補強資金として650万〜700万ユーロを使えるといい、ウワサのストライカー獲得へ転用できる可能性もあるようだ。 今季のマルディーニは、モンツァで前線の様々なポジションをカバー。数字としては、セリエA20試合出場で3得点1アシストを記録し、年明け以降の4試合ではうち2得点を決めている。 2025.01.31 20:35 Fri
4

「ロッカールームには…」ミラン退団から10年、33歳パトが当時を懐かしむ… モンツァ行きも示唆?

元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトがミラン時代を懐かしんだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 インテルナシオナウ時代の2006年に17歳で出場したクラブワールドカップにて“肩ドリブル”を披露し、一躍全世界にその名を轟かせたパト。翌年夏には当時の欧州王者だったミランへと移籍し、クラブ通算150試合で63得点を記録した。 2013年1月のミラン退団後は選手キャリアの下降が早かった印象があり、今年1月にオーランド・シティSCを退団してからは無所属に。今年9月で34歳と引退が近づきつつあるが、イタリア『カルチョメルカート』のインタビューではミラン時代を懐かしんでいる。 「当時のロッカールームにはレジェンドがいたね。それも1人や2人ではない。彼らから学んだのは日頃の練習にも試合と同じような態度で臨むということ。本当に美しいことだね」 「パオロ・マルディーニのトレーニングをお目にかかれる環境にいたことは本当に幸運だったと言える。彼は毎日110%さ。チームメイトよりも先に練習場に到着し、全体練習後も体を動かした。カフーやイブラも同じだよ」 マルディーニ氏やカフー氏、41歳にして現役のズラタン・イブラヒモビッチといった長いキャリアを築くレジェンドへの敬意を語ったパト。不振に陥る現在のミランへはエールを送っている。 「とにかく最善を尽くすだけだろうね。今の状況を見れば、スクデットを獲得した昨季を忘れるべきなのは間違いない。だけど、ステファノ・ピオリ(監督)なら強いミランをすぐに取り戻せると確信しているよ」 一方、シルヴィオ・ベルルスコーニ元会長、アドリアーノ・ガッリアーニ元副会長にも言及。それぞれ86歳、78歳となった現在も飽くなき情熱をモンツァに捧ぐミラン時代からのコンビに深い愛を示した。 「モンツァの快進撃を喜んでいるよ。彼ら2人はいつだって僕の心の中にいる。きっとモンツァは数年後にミランやインテルに挑戦状を叩きつける存在になるさ。実はセリエAに昇格する前から2人と話してたんだ。そろそろ僕の電話が鳴るかもしれない…」 2023.02.05 21:02 Sun
5

ポリターノ&クワラツヘリア弾のナポリが快勝で首位浮上【セリエA】

ナポリは29日、セリエA第6節でモンツァをホームに迎え、2-0で快勝した。 前節ユベントスに引き分けて連勝が3で止まったナポリは、3日前のコッパ・イタリア2回戦ではセリエBのパレルモに5発圧勝とした。そのパレルモ戦で移籍後初弾を挙げたマクトミネイがリーグ戦2試合連続スタメンとなった。 今季3分け2敗の未勝利で19位と苦戦するモンツァに対し、ユベントス戦同様に[4-3-3]を継続したナポリは序盤の主導権争いを経て、徐々にポゼッションを高めると、22分に先制する。ルカクとのワンツーでボックス右に侵入したポリターノがシュートを決めきった。 攻勢をかけるナポリは33分、リードを広げる。GKトゥラティのミスパスをカットした流れからマクトミネイのシュートのルーズボールをクワラツヘリアが蹴り込んだ。 2-0として迎えた後半、54分にCKからマクトミネイのヘディングシュートで3点目に迫ったナポリが試合をコントロールするなか、75分にはクワラツヘリアをお役御免に。 終盤にかけてもモンツァの反撃を許さなかったナポリが2-0で快勝。首位浮上としている。 ナポリ 2-0 モンツァ 【ナポリ】 マッテオ・ポリターノ(前22) クヴィチャ・クワラツヘリア(前34) 2024.09.30 05:41 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly