アドリアーノ・ガッリアーニ Adriano Galliani

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アラウホに関してバルセロナ贔屓紙が社説「矢面に立たされる彼を見るのが悲しい」「絶対に売ってはならぬ」

バルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ(25)に関し、スペイン『ムンド・デポルティボ』が「絶対に売ってはならぬ」と社説を立てた。 バルセロナの最終ラインで主力を担う一方、バイエルンやマンチェスター・ユナイテッドからの引き抜き噂が絶えないアラウホ。ここ最近は敗戦や失点に直結するプレーがそれに拍車をかけ、SNS上では日本人からもアラウホへの心無い言葉が投げかけられている。 カタルーニャ州のバルサ寄りメディア『ムンド・デポルティボ』は、そんなアラウホの獲得に向け、バイエルンが8000万ユーロ(約133億2000万円)の正式オファーを贔屓クラブに提示済みだと紹介。ただ、歴史を引き合いに、「売却ダメ絶対」とバルサへ呼びかける。 “今世紀初頭のバルサは勝てなかった…物事がうまくいかない時代は、いつだってラ・マシアが繁栄する余地がある。若き日のカルレス・プジョルが頭角を現し、あっち側へ行ったルイス・フィーゴを徹底マークで抑え込んだ。あの日、クレの心はプジョルで満たされた” “そんなプジョルを求め、ミランからアドリアーノ・ガッリアーニという男がやって来た” “イタリア人は序列、高額な給与、良い住宅、税制優遇…何もかもプジョルに与えるつもりだった。しかし、プジョルはミランではなくバルサを選び、バルサもプジョルを選んだ。これは、クラブ124年史で最も偉大なキャプテンが誕生した物語のキーポイントだ” “さて、現バルサはアラウホへのオファーを保留中。バイエルンの提示はおそらく8000万ユーロに達するもので、ユナイテッドの比ではない額だ” “ロナルド・アラウホ、彼に近いセンターバックは世界を見渡してもそう多くない。スピード、空中戦、勝ち気なメンタリティ、猛烈なハングリー精神…期待感に満ちた男だ。PSG戦の退場とバレンシア戦のPK献上はその勢い故なわけだが、この2つが利用される形で矢面に立たされる彼を見るのが悲しい” “バルサがオファーを受け取っている現状だから尚更だ。アラウホを売って、ファイティングポーズもカラーも彼より劣る新しい選手を連れてきたらいい? 大きな間違いだ。安物は結局大きな代償をもたらす。バルサはこれまでの経験から学んでいるはずだ” 2024.05.02 16:00 Thu

シュチェスニーの後継者探すユベントス、イタリア代表入りも見えるモンツァGK獲得へ

ユベントスがモンツァのイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)の獲得に迫っている。イタリア『トゥット・スポルト』が報じた。 長らく正守護神を務めるポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーとの契約が2025年6月までとなっているユベントス。昨年9月あたりから契約延長交渉へ動いていると報じられた一方、イタリア代表入りが囁かれるディ・グレゴリオや、アタランタのイタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(23)が後継者候補に浮上している。 シュチェスニーの年俸を650万ユーロ(約10億9000万円)+ボーナスから引き下げたいユベントスは、現在も契約更新に至っておらず。また、控えの元イタリア代表GKマッティア・ペリン(31)も先発を望んで移籍の可能性があるという。 チャンピオンズリーグ(CL)復帰が濃厚なユベントスは、シュチェスニーとディ・グレゴリオの2人体制で来シーズンに臨み、2025年夏のシュチェスニー退団にも備えるプランを立てている模様。24日にはユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏とモンツァの最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏がミラノで会談し、インテルやミランも注目する守護神の移籍に向け、交渉を行ったようだ。 ディ・グレゴリオに対しては、1月の移籍市場でニューカッスルが2000万ユーロ(約33億6000万円)を用意したものの、選手本人が移籍を拒否。モンツァはユベントスに同額の2000万ユーロを求めているようで、1500万ユーロ(約25億2000万円)+ボーナスなどの形もありえるという。 また、ユベントスはイタリア代表MFアンドレア・コルパーニ(24)にも好感。対するモンツァはU-21イタリア代表MFファビオ・ミレッティ(20)がかねてからお気に入りで、レンタルを望む可能性があり、両クラブの話し合いは今後も続きそうだ。 2024.04.26 17:25 Fri

モンツァがネスタ招へいを検討か? 今季はセリエBのレッジャーナを指揮

モンツァが、アレッサンドロ・ネスタ氏(48)の招へいを検討しているようだ。 現役時代にラツィオ、ミランで活躍した元イタリア代表DFは2015年に引退。その後、アメリカのマイアミFCで監督業をスタートし、ペルージャ、フロジノーネの指揮官を経て、今シーズンからセリエBのレッジャーナを指揮。ここまでチームはセリエBで12位に位置している。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏など複数国内メディアによると、そのネスタ氏に関してモンツァが招へいに関心を示しているという。 今季ここまでのリーグ戦で11位に位置し、2シーズン連続のセリエA残留が決定的なモンツァでは、ラッファエレ・パッラディーノ監督に引き抜きの噂が絶えず。ナポリやフィオレンティーナ、トリノといったクラブへのステップアップが既定路線となっている。 これを受け、クラブはすでにジェノアのアルベルト・ジラルディーノ監督を始め、マントヴァのダビデ・ポッサンツィーニ監督、アレッシオ・ディオニージ氏ら複数の後任候補をリストアップしている。 そういった中、ミラン時代からモンツァの現CEOであるアドリアーノ・ガッリアーニ氏と旧知の仲にあるネスタ氏が新たにリストアップされた模様だ。 なお、ネスタ氏が率いるレッジャーナは昨年8月に行われたコッパ・イタリアでモンツァに勝利を収めていた。 ネスタ氏とレッジャーナの契約にはセリエB残留を果たした場合、延長オプションが行使される条項が盛り込まれているが、モンツァ行きに向けては大きな障害とはならないとのことだ。 2024.04.17 07:00 Wed

ベルルスコーニ・グループがモンツァの株式過半数を売却へ ガッリアーニCEOは続投

「ベルルスコーニ・グループ」がモンツァの株式過半数を売却へ。 “ベルルスコーニ”が指すのは、もちろん故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏のこと。のちにイタリア共和国首相も務める実業家は1986年にミランを買収。氏がもたらしたミラン栄光の時代は、すなわちイタリアサッカー栄光の時代を指すものだ。 近年はミラノ近郊のモンツァを買収し、クラブ史上初のセリエA昇格を果たすなど、80代を過ぎても衰え知らずの情熱がそこにあったが、昨年6月、白血病のため亡くなった。 現モンツァは”盟友”アドリアーノ・ガッリアーニCEOが残り、実弟パオロ・ベルルスコーニ氏が兄から会長の座を受け継いでいる。 ただ、イタリア『カルチョメルカート』いわく、弟パオロ氏らオーナー陣は株式の過半数売却を目指しており、「オリエンタ・キャピタルズ・パートナーズ・ファンド」と1億ユーロ(約163億9000万円)相当の交渉が順調に推移しているという。 どうやらパオロ氏は少数株主としてモンツァに残ることを望んでおり、今後数週間以内に交渉がまとまる見通し。ガッリアーニCEOは職を継続するようだが、パオロ氏としては自身も高齢であり、「ベルルスコーニ・グループ」としてクラブをけん引するのは潮時と判断したようだ。 なんとも、時の流れを感じさせるニュースだ。 2024.04.15 18:55 Mon

モンツァがミランから初白星! 亡きベルルスコーニ元会長に捧ぐ歴史的勝利「少年たちの躍動を喜んでいるはずだ」

モンツァのラッファエレ・パッラディーノ監督が亡き会長を偲んだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 モンツァは18日、セリエA第25節でミランを本拠地U-POWERスタジアムに迎え入れ、4-2と勝利。2-2で迎えた試合終盤の90分から2得点…初昇格から2シーズン目にしてvsミラン初白星を手に入れた。 ホームタウン・モンツァはミラノと直線距離にして約15km。隣町のビッグクラブを倒しただけでも意味ある白星だが、なんと言っても今季開幕前の昨年6月に亡くなったシルヴィオ・ベルルスコーニ元会長へ捧ぐ白星だ。 元イタリア共和国首相の故ベルルスコーニ氏は1980年代〜2000年代初頭にかけてミランのオーナー・会長を務め、5度の欧州制覇を筆頭に黄金時代を形成。2018年にモンツァを買収(※1)し、クラブをセリエA初昇格へと導いた。 (※1)現在は弟のパオロ・ベルルスコーニ氏が事業を引き継ぎ しかし、昨季途中から体調が悪化し、モンツァが“敵地サン・シーロ"でインテルを撃破する試合は病室からTV観戦。その後、シーズン終了後に白血病により、86歳でこの世を去った。 パッラディーノ監督はミラン戦後、「この勝利をベルルスコーニに捧ぐ」と語る。 「全てがエキサイティングだった…ひとえにこのような素晴らしい試合を目の当たりにできて本当に嬉しい」 「モンツァの選手たちは試合前から自分たちを信じて疑わなかったのだ…ベルルスコーニは、少年たち(選手)がまるでかつてのミランの11人のように戦ったことを喜んでいるはずだ。我々は今日のパフォーマンスを継続したい。地に足つけて一歩一歩成長していく」 また、ベルルスコーニ氏とミラン時代からタッグを組んだ“盟友”アドリアーノ・ガッリアーニSD(79)についても「いま裏で大興奮しているよ(笑) ロッカールームでは皆で彼を祝福した」とコメント。モンツァにとって単なる1勝ではないことがよくわかる。 2024.02.19 14:20 Mon

CL決勝でペップ・シティに挑むインテル、バストーニは団結力に自信「互いに全てを捧げてこの舞台を掴んだ」

インテルのイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニが、チャンピオンズリーグ(CL)制覇に向けて闘志を掻き立てている。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 好不調の波が激しいシーズンを送りながらも13年ぶりのビッグイヤーに王手をかけたインテル。運命の決勝戦は10日、トルコ・イスタンブールでプレミアリーグ王者のマンチェスター・シティと対戦する。 イタリア国内ではクラブの垣根を超えた期待がインテルに注がれているようで、元ミラン幹部のアドリアーノ・ガッリアーニ氏(現・モンツァ)までもがインテルを応援するため、シティ戦を現地観戦すると明言。欧州での復権を目指すイタリアサッカー界の希望の星となっている。 運命の決勝戦が刻一刻と近づくなか、インテルで主力として活躍するイタリア人選手・バストーニも気合十分。イタリア『メディアセット』のインタビューでは、チームの団結力を武器にシティを倒したいと語った。 「もしシーズンの初めに『CL決勝に進出できるか?』なんて問われていれば、同意は難しかっただろう。無数のプレーヤーがいるなか、この舞台に立てる人数は限られているからね。だけど、今なら答えは違う。決勝進出は達成すべき目標であり、その決勝でもうまく戦いたいと思っている」 また、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティについて、記者が「まるでTVゲームの世界のように強いチームだ」という印象を伝えると、バストーニは頷きながらも闘志を掻き立てる材料に変えて見せた。 「確かに。そう思わないのはむしろ不自然だ。だけど、僕たちインテルも素晴らしい冒険の末にここまで来た。チーム一体となって強敵を打ち負かしたからここにいるんだ。シティ戦でも同じことを達成すべく努力するつもりさ」 「僕たちはサッカー選手である以前に、全員が1人の男だ。お互いを見つめ、問題点を議論し、なんとか克服してきた。特に今年1月以降は全員が同じ方向を向けたと思う。互いが互いに全てを捧げるという原点に戻った結果、この舞台を掴み取った」 2023.06.06 13:53 Tue

元ミラン幹部のガッリアーニ氏、CL決勝に臨むインテルの応援で現地へ 「イスタンブールに行く」

モンツァのマネージング・ディレクター(MD)、アドリアーノ・ガッリアーニ氏がイスタンブールへと向かうようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 セリエA初挑戦の今季、最終節1試合を残して10位につける大躍進を遂げたモンツァ。選手やコーチ陣の奮闘はもちろんだが、開幕前にインテルからイタリア代表MFステファノ・センシ、アーセナルからスペイン人DFパブロ・マリを獲得するなど、セリエAに相応しいスカッドを作り上げた78歳のガッリアーニ氏が今季のMVPと言って差し支えないだろう。 そんなガッリアーニ氏と言えば、長年のカルチョファンにとってはミラン時代から馴染みの深い人物。来季に向けては今夏のミラン退団が確実となっているスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(41)の獲得が噂されている。 30日に自伝出版記念のイベントに登壇したガッリアーニ氏はイブラヒモビッチ獲得のアイデアを否定せずも、「現役を引退し、コーチとしてミランに留まる可能性もあるのでは?」という記者の問いかけに同意している。 「イブラをモンツァで1年プレーさせる? わからんよ。ミランの選手たちは28日にユベントスと戦ってから、すぐに数日間の休息を貰ってビーチへ行ったらしい。彼らは海にいて、私はここにいる」 「我々はロマンチックなことについて議論している。イブラがミランのスタッフになるかどうかはあまり考えていないが、少なくともパオロ・マルディーニは何かを考えていることだろう」 また、古巣ミランのライバルであるインテルにも言及。インテルは来月10日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦でマンチェスター・シティと戦うが、ガッリアーニ氏も決戦の地・イスタンブールで試合を観戦するようだ。 「イスタンブール? UEFAに招待されているから必ず行く。もちろん私は永遠のミラニスタだが、イタリアのクラブがCLファイナルでプレーするのは、ミラノの街とイタリアサッカー界にとっても素晴らしいこと。勝てばなおさらだ」 現在でも時折、サン・シーロでミランのホームゲームをプライベート観戦しているガッリアーニ氏だが、センシを獲得するなどインテルとの付き合いも良好。応援を躊躇する理由はなさそうだ。 2023.05.31 14:47 Wed

ガッリアーニCEOは涙…モンツァにとって敵地でのインテル撃破は特別、指揮官も大感激 「信じられない」

モンツァのラッファエレ・パッラディーノ監督がインテル撃破を喜んだ。 モンツァは15日にアウェイで行われたセリエA第30節でインテルと対戦。シュート数で7-26と圧倒されたなか、78分にDFルカ・カルディローラがCKから先制点をマークすると、この1点を最後まで守り抜き、0-1の大金星を挙げた。 ミラン時代からのコンビであるオーナーのシルヴィオ・ベルルスコーニ氏、最高経営責任者(CEO)のアドリアーノ・ガッリアーニ氏が束ねるモンツァにとって、敵地でのインテル撃破は特別な意味を持つ。試合終了直後にはスタンドで感極まるガッリアーニ氏の様子もカメラに捉えられた。 今季セリエA初昇格のチームをシーズン途中から率いるパッラディーノ監督もクラブ史に残る歴史的勝利に大感激。試合後のイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューでは、勝利をガッリアーニ氏、そして白血病で入院中のベルルスコーニ氏の2人に捧げるとし、選手への感謝を口にした。 「今日は信じられないゲームだった。今の感情を言葉で言い表すことは不可能だよ。チャンピオンズリーグ(CL)も戦うインテルの士気は非常に高かったように見えた。それでも、我々が素晴らしいゲームをしたんだ」 「選手たちは皆、注意深く、何よりバランスが取れていた。カウンターアタックも見事だったね。我々はこの勝利で歴史を作ったのだ。選手たちにはこの上なく感謝し、この上なく満足している」 2023.04.16 18:35 Sun

「ロッカールームには…」ミラン退団から10年、33歳パトが当時を懐かしむ… モンツァ行きも示唆?

元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトがミラン時代を懐かしんだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 インテルナシオナウ時代の2006年に17歳で出場したクラブワールドカップにて“肩ドリブル”を披露し、一躍全世界にその名を轟かせたパト。翌年夏には当時の欧州王者だったミランへと移籍し、クラブ通算150試合で63得点を記録した。 2013年1月のミラン退団後は選手キャリアの下降が早かった印象があり、今年1月にオーランド・シティSCを退団してからは無所属に。今年9月で34歳と引退が近づきつつあるが、イタリア『カルチョメルカート』のインタビューではミラン時代を懐かしんでいる。 「当時のロッカールームにはレジェンドがいたね。それも1人や2人ではない。彼らから学んだのは日頃の練習にも試合と同じような態度で臨むということ。本当に美しいことだね」 「パオロ・マルディーニのトレーニングをお目にかかれる環境にいたことは本当に幸運だったと言える。彼は毎日110%さ。チームメイトよりも先に練習場に到着し、全体練習後も体を動かした。カフーやイブラも同じだよ」 マルディーニ氏やカフー氏、41歳にして現役のズラタン・イブラヒモビッチといった長いキャリアを築くレジェンドへの敬意を語ったパト。不振に陥る現在のミランへはエールを送っている。 「とにかく最善を尽くすだけだろうね。今の状況を見れば、スクデットを獲得した昨季を忘れるべきなのは間違いない。だけど、ステファノ・ピオリ(監督)なら強いミランをすぐに取り戻せると確信しているよ」 一方、シルヴィオ・ベルルスコーニ元会長、アドリアーノ・ガッリアーニ元副会長にも言及。それぞれ86歳、78歳となった現在も飽くなき情熱をモンツァに捧ぐミラン時代からのコンビに深い愛を示した。 「モンツァの快進撃を喜んでいるよ。彼ら2人はいつだって僕の心の中にいる。きっとモンツァは数年後にミランやインテルに挑戦状を叩きつける存在になるさ。実はセリエAに昇格する前から2人と話してたんだ。そろそろ僕の電話が鳴るかもしれない…」 2023.02.05 21:02 Sun

無差別刺傷事件に巻き込まれたパブロ・マリは命に別状なし! 保有元アーセナルが声明を発表

ミラノで発生した無差別刺傷事件に巻き込まれたモンツァのスペイン人DFパブロ・マリだが、深刻なケガを負っていないことが確認された。 保有元であるアーセナルは27日、パブロ・マリに関する声明を発表し、代理人との連絡を通じて命に別条がないことを明かした。 「イタリアでの刺傷事件についての恐ろしいニュースを聞き、私たちは皆ショックを受けています。これにより、レンタル中のセンターバック、パブロ・マリを含む多くの人々が入院しました」 「私たちはパブロの代理人と連絡を取り合っており、彼は入院しており、深刻なケガはしていないと語っています」 「私たちの思いは、この恐ろしい事件に巻き込まれたパブロと他の犠牲者と共にあります」 イタリア『Rai』など複数国内メディアによると、事件は現地時間27日午後にミラノ郊外のミラノフィオリ・ディ・アッサーゴ・モールにあるスーパーマーケットの『カルフール』で発生。 46歳の男が棚からナイフを持ち出し、店内の人々を無差別に刺し始めたと見られている。すでに同容疑者は警察に身柄を拘束されて逮捕されたが、刺された6名の内、レジ係と思われる男性1名が死亡。また、3人が重体と伝えられる。 そして、家族と共に偶然現場に居合わせたパブロ・マリは負傷し、近くの病院に緊急搬送されていた。そして、モンツァのアドリアーノ・ガッリアーニCEOと、ラファエレ・パッラディーノ監督が病院に駆けつけており、現在も付き添っているという。 かつてはマンチェスター・シティに在籍し、2020年1月にフラメンゴからアーセナルに加入したパブロ・マリ。昨シーズンはウディネーゼ、今シーズンはモンツァにいずれもレンタルで加入。ここまではセリエA8試合に出場し、1ゴールを挙げている。 2022.10.28 05:00 Fri
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